保険の契約を頼むときに気をつけたいこと

Googleアラートのフィードから以下のような記事が届きました。

内容は、信頼できる人に出会えて良かったという内容でした。

しかし、気を付けたいところがありますので、その辺を書いてみます。

以下、引用。

(*・●・)損害保険の約款オタク 保険スペシャリストと話する – (謝^o^謝)誰もあるが自分で気づきにくい究極『認められたい欲』 – Yahoo!ブログ

夏に紹介され
前から会って話がしたいと思っていた
損害保険代理店の社長さん

通称 約款オタク
火災保険とがん保険の相談を
しました。

損害保険を見直し
変えることにしました。

私も保険は勤務していたし
共済も全労済に勤務していたので
だいたいのことはわかるけど
約款を暗記レベルまで熟知
おかしいところ本社に指摘
結果、本社が約款内容に
その方の指摘を加え変わった

いるもんですね。
損害保険のスペシャリスト
かなり参りました(¬_¬)
こういう方から加入している保険は
何か起きても安心
保険はいつ変えてもいいように
年払いでしてが
全前払いするわ☻

ということでですね、まずは、信頼できる人に出会えたことは、率直に良かったでしょう。

ただ、気を付けたいこととして、約款を暗記しているレベルがどれほど重要なのか?ということなのです。そもそも約款を暗記しているレベルとはなんなのか分かりません・・・。

制度の内容や保険契約上の双方の権利義務をしっかり理解しているということと、書いてある文字を暗記しているということは、必ずしもイコールではなく、本来、保険業務を行うえで、重要なのは暗記ではなく、理解していることなのです。

単に言葉のあやならいいのですが・・・。

そして、ポイントは、当然最低限必要な知識は無くてはなりません。そこがクリアされていることは、もちろん大前提なわけですが、あとは、その人の人間性が特に重要なのです。

考え方とか、責任感とか、誠実さ、と言ったものです。

そこが担保されていなければ、いくら詳しくても、自分の利益にかなう提案や助言をしてもらえるとは限りません。その契約約款に詳しい = 人間性が良い、といことは全く関係ありませんので・・・。ですから、単に詳しいだけで、悪徳なケースだってあるでしょうし、約款内容を良く知っているだけで、提案力や良い助言をするための発想力がなかったりすることも普通にあるでしょう。

従って、ここはあらゆるケースで言えることですが、最終的には、その人なんですね。その人が、要するにいい人なのか?悪い人なのか?あるいはどちらとも言えない感じなのか?

ですから、相談相手も含めて、保険の契約を頼むときには、その辺の見極めが重要なのです。

別にこのブログ記事を批判したいわけではありません。

ただ、偶然にもGoogleアラートから今回この記事が届きまして、結構誤った認識の人がいるのかもしれないと感じたので、不幸な目にあうかもしれない人を一人でも減らせたらと思いこのエントリーを書くに至ったのでした。

そういうわけなので、この記事を見てみなさんの人生が豊かになるための合理的な保険活用に役立てば嬉しいです。

それと相談相手の選び方については、以前にもエントリーを書いていますので、こちらもあわせてご覧ください。

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