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12月, 2014の投稿を表示しています

【自動車保険】飲酒運転をして、事故を起こした場合、対象になる部分とならな い部分がある まあ、実際、違和感はあるんだけどね・・・

今回取り上げるのは、こちら。 年末年始に増加する飲酒運転事故…… 自動車保険は適用される? 飲酒運転をして事故を起こした場合に、自動車保険は通常通り、保険として機能するのか?という点。 いきなり 結論 を言うと、一般論として通常、現在は、 対象になる部分と、ならない部分がある 。もう少し具体的に言おう。 自動車保険の機能は主に3つ 自動車を運転し、事故を起こした際の、 ・ 相手に対して :人や物を、壊したりケガなどを負わせてしまった場合の 損害賠償 ・ 自分の車 :自分の車の 修理費 などの補償 ・ 自分などのケガ :自分などがケガをした場合の 治療費もろもろなど の補償 という構成になっている。 飲酒運転でも対象となる部分 で、飲酒の場合、明らかな違法行為であるが、そのうちの 一番上(相手に対して)だけは対象 となる。なので、下2つ(自分の車と自分などのケガ)は、普通、対象外(免責)である。 普通に考えたら、酒を飲んで車を運転し、事故を起こすなどというのは、自業自得であり、公序良俗にも反する。なので、現在、相手に対してだけでも対象となっていること自体が、契約という意味においては、本来、違和感のある話。 しかし、相手への救済という意味合いから、これまではそうしてきた経緯があるのだ。ちなみに、こういった場合について、 相手に対して も対象外とする契約約款を、当局に認可を申請した場合どうなるのかは、定かではない・・・。 保険会社は一民間会社 やっぱりこういうのが日本らしいなぁと思うところなんだよね。調べていないので想像でしかないが、例えばアメリカ辺りだと、「そんなの関係ねぇ!!」みたいな感じがしてならない。あくまで当事者間の契約だと。そんな救済なんて、そんな立場にないから!!!!!みたいなね。笑 ホントそうなんだよね。 単なる民間会社 なんだから。いくら公共性が高いとは言っても。ちなみに、割合的には、そう多くはないだろうけど、そうした事故で支払われる保険金というのも、当然みなさんから集めた保険料から、支払われるのだ。 なので、そのことで、その分保険料の上昇という方向に少なからず影響しているのである。 従って、一民間会社が他のユーザーへの保険料負担が増えるようなことをしてまで、違法行為を働いた(刑事罰もあるので、犯罪者とも言える)人間の救済を図るというのは、一民間会社とし

「【悲報!!】妊娠中に海外旅行を断行し、出産費1億円超えに」医者だけじゃな く保険会社にも相談しときゃ良かったね。。。

大変気の毒なニュースが入ってきたので、取り上げないわけにはいかない。 ハワイに旅行中の出産で、1億円を超す費用を請求されることに このニュースは、妊娠中にハワイに旅行に行った夫婦が、その旅行先で予期せぬ出産をすることとなる。しかし、そのかかった費用は、なんとその額1億円以上請求されたという話しである。結局その夫妻は、自己破産あるいは保険会社への訴訟を検討しているということだ。 詳しい詳細 以下に、もろもろの詳細を引用する。 カナダ・サスカチュワン州在住のジェニファー・ハクラックさんは妊娠6か月であった昨年秋、Blue Crossという米大手保険会社の健康保険に加入し、医師の許可を得て夫とともにハワイ・マウイ島に旅行した。だが現地で破水してホノルルの大病院に空輸搬送され、早産の末に赤ちゃんはNICU(新生児集中治療室)へ。その出産および入院、超低体重で誕生した赤ちゃんの2か月にわたるケア、空輸などもろもろを合わせた費用はなんと95万ドル(約1億1400万円)。しかし保険会社は支払いを拒否した。ジェニファーさんは妊娠中に膀胱感染症で治療を受けたことがあり、「ハイリスク妊婦でありながら海外旅行に出かけた」とみなしたのである。 というわけで、医者には相談のうえOKをとって旅行へと行ったわけである。が、保険会社はというと、 過去に妊娠中に治療を受けたことがあった=ハイリスクをとって海外旅行に行った という理由で、免責(対象外)という判断を下したということだ。 つまるところ、そういったリスクをあると解ったうえで行った的な。重大な過失的な判断であろう。 日本の海外旅行保険はどうなっているのか ちなみにだが、2社ほど調べてみた。したら、やはり原則ダメということだった。 参照: 補償内容 | 新・海外旅行保険【off!(オフ)】 | 損保ジャパン日本興亜 参照: よくあるお問合せ:契約前-AIU海外旅行保険について| 海外旅行保険ならAIU保険会社 最後に 今回のポイントって、妊娠中ということも、もちろんあったわけだが、 一番のポイント は、単に、医者には相談したけれど、 保険会社には相談をしなかった ということなんだよね。事前に確認していれば、状況は変わっていただろう。 あと、日本だと公的な健康保険がある。なので、海外に旅行に行った場合でも、海外滞在中に支払った医療費は、「海外療養

27.1~高額療養費制度が変更に これにより一層生命保険への加入の必要度がダ ウンするなぁ

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日本には、高額療養費制度という制度があるが、これが 平成27年の1月 から変わる。従って、もうまもなくで、その新しい内容に変わるので、どう変わり、どういう影響がありそうなのかを、書いておく。 高額療養費制度とは、 簡単に言うと、病院で治療をしてもらってかかった医療費が、一定以上の額(所定の計算式に基づいて算出)がかからない(戻ってくる)制度。詳しくは こちら を。 現在の制度 現在はこんな風になっている。 ※ ↓の画像は 協会けんぽ さんからお借りしました。(以下、同) 27.1以降の制度 で、今後はこんな感じ。 具体的には、 なので、現在だと、収入が普通ぐらいの人は、 8万円位+α を超えた医療費は、かからないと。※ 制度の対象となる治療費が前提(以下、略) あと、収入がちょっと多めの人は、 15万+α を超えた医療費は、かからない。 それが、27.1からは、上記のように区分が増えるため これまでよりも、負担が少なくて済む 人と、 多くなる 人がでるということに。ちなみに、これは70差未満の人の話。なので、70歳以上75歳未満の人は、また違って、現在は以下。 で、書いてあるように、 70歳以上75歳未満の人は今回変更はない ということだ。あと、75歳以上の人は、後期高齢者医療制度なので、制度としては区別されているようであるが、制度の中身としては、ざっと見たところ、 75歳未満とそう変りはないようだった 。たぶんこちらも変更は無さそうだ。 計算例 医療費が単純に100万円かかった場合。計算式に当てはめて計算すると、 こういう感じですわ。余程高額にならなければ、一番左の金額ぐらいで済むということですな。あと、入院が長期間になり、 多数該当 に該当すれば、さらに低い額で済む。 最後に これまでは、収入があまりない人などは、C。普通ぐらいの人は、B。多めの人はA。という3区分だったのが、間ぐらいのと、さらに上のが加わった形。なので、普通の収入の人は、より一層、医療費の心配が少なくなるわけである。 つまり、 生命保険の必要度が少し下がる と。それと、以前と同様だけど、自治体により違うようだが、収入が一定以下など要件を満たせば一番下のやつだからね。(例えば東京都23区だと年収が100万円までは非課税ということのようなので、一番下ということに) ただ、気を付けたいのは、差額ベッ

『医療保険料ランキング 首位は、やっぱり、イチロー選手なんかも以前プレー していたあそこだった』こっちは結構保険料差ついたね

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前回、がん保険料ランキング を紹介したが、それに引き続いて、今回は、医療保険料ランキング。 そんで、こういうわけ。 ※ ↓も同様に、ダイヤモンド・オンラインさんからお借りしました。 記事: 医療保険はオリックスが最安値 60日型ならネット生保も検討 で、ランキングの比較条件は、 終身医療保険の保険料ランキングの前提条件 商品は終身払いの終身医療保険、入院給付金1万円/日、月払い、口座振替、1入院当たり限度日数120日(該当なしの場合は近似値の商品)、通算入院限度日数1000日(同)、優良体を除く。 主契約のみで特約は含まない。死亡保険金が複数設定できる場合、最低額とする(例:死亡保険金を10万円、100万円、解約返戻金相当額の3パターンから選択できる商品の場合、死亡保険金は10万円とする)。手術給付金が複数設定できる場合、最高額とする(例:入院給付金の0倍、5倍、20倍の3パターンから選択できる商品の場合、手術給付金は20倍とする)。保障内容は生命保険各社のパンフレットを基に記載。 以上の条件で株式会社トータス・ウィンズに保険料の算出を依頼した。 という按配。ズラズラーっと字が並んでいるだけだと見づらいので、見やすくすると、 ・ 保険の種類      :医療保険 ・ 保険期間       :終身 ・ 保険料の払込期間   :終身払い ・ 入院給付金      :1万円/日 ・ 払込方法       :月払い(口座振替) ・ 1入院当たり限度日数 :120日(該当なしの場合は近似値の商品) ・ 通算入院限度日数   :1000日(同) ※ 優良体を除く。 こんな感じで。 で、 前回のがん保険料ランキング では、1位~3位までの保険料差は、100円もなかったんだけど、今回は、それに比べると1位と2、3位の差が結構ある。 ・2位:4,380-3,900(1位)=480円 ・3位:4,430-3,900(同) =530円 という風に、月に一度なんか食いに行けるぐらい違うと。笑 なので、2位と3位ではそう変わらないんだけど、1位が大分先を言っているんだね。というか、オリックス安すぎでしょ。入ろうかな・・・笑 あと、ライフネットとの価格差はどうなのか知りたいとこ。同等の内容での比較が可能なのか不明だけど。ただ、前回同様、これは、一つの比較条件に基づく結果なので、絶対的な結果では

『がん保険料ランキング 首位は損保系生保』というか、自分からすると誤差の 範囲だけど・・・

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ダイヤモンド・オンラインに、がん保険の保険料ランキングが出ていたので、紹介してみよう。 ※ ↓は、 ダイヤモンド・オンライン さんからお借りしました。 記事: がん保険料ランキング あんしん生命が首位 というわけで、東京海上あんしん生命が一位という結果に。ちなみに、このランキングの比較条件としては、以下との通り、 ランキングの前提条件 商品は終身払いの終身がん保険、入院給付金1万円/日、診断給付金100万円、再発保障あり、月払い、口座振替。上皮内がんにも対応。 原則として主契約のみで特約を含まない。ただし、条件を合わせるため、AIG富士生命にはがん入院・手術および上皮内新生物診断給付金、アフラックは診断給付金複数回支払いを特約で付加。保障内容は各社のパンフレットを基に記載。 以上の条件で株式会社トータス・ウィンズに保険料の算出を依頼した。 少し見づらいので、解りやすく整理すると、 ・保険の種類     :がん保険 ・保険期間      :終身 ・保険料の払込期間  :終身払い ・入院給付金     :1万円/日 ・診断給付金     :100万円(再発保障あり) ・払込方法      :月払い(口座振替) ・上皮内がんについて :対応 という感じ。なので、前提が変われば、ランキングも変わる可能性はある。しかも、ランキングを見れば判るのだけど、それぞれの差というのが数十円で、100円もないのだ。つまり、あんまりは変わんないんだよね。 なので、もちろん保険に入る人は、良く検討して好きな奴に入ればいいわけだけど、自分からすると誤差の範囲かと。で、商品改定とかがあれば、このランキングも直ぐに変わるわけだし。 ただ、医療事情は常に変わっていくので、それによって、この手の医療保険や、がん保険の保険料は今後も変わっていくだろう。

「国内生保VS外資系&損保系生保の戦いについて」つけいるスキがありまくりな んで、かなり順調に行き易かったんだろうなーという感じ

国内系生保VS外資系生保~各々の歴史と戦略の攻防を振り返ってみた~  っていう記事があった。内容は、 ・保険の営業マンは大変な仕事? ・日本の保険営業の歴史 ・外資系保険会社の参入と当初の苦戦 ・国内系生命保険会社の弱点 というような小見出しでの構成だったので、大体予想は付くだろう。で、自分からすると、外資系+損保系というのが正しい。ということで、ちょっと思うことをツラツラと書いてみる。 まず、記事には、なかなか大変な戦いだったようなことも書いてあった。これは、もちろんそうだろうと思う。後から参入しているわけだから、まったく楽勝みたいなことには、相手が勝手に自爆でもしまくってくれない限りムリだろう。 だから、そうなんだろうとは思うが、ただね、国内生保に関して言えば、ある意味つけいるスキがありまくりなんで、かなり順調に行きやすかったんだろうなーという感じ。 理由1 国内生保は、普通に同等の内容の保険でも かなり保険料(以下、料金)が高い。 理由2 国内生保は、 メチャクチャやる人が普通にいる から。 というようなのが主なところ。だって、自分がこの世界に入った時から、メチャクチャ評判悪いもの。。。自分は、生保の取扱のウェイトは、損保から見ると大分低いのだが、それでも、よろしくない評判を多数聞いてきた。 別に直接的な恨みとかはないが、 このブログは、ユーザー向けに役立つ情報を発信していくブログ なので、事実だから紹介してみよう。 独身なので、ほとんどいらないと何度言っても死亡タップリの内容で提案してきたという話 その人は自動車保険の顧客だったんだけど、独身の40代女性。加入していた生命保険は、死亡保障5,000万円の定期保険がメインで、入院の保障とかも幾らか付いていた感じだった。 それで、これを独身で、もちろん扶養家族も何も特に無いということで、死亡とかほとんどいらんから、少なくして、今(当時)の自分に必要な保障だけにして欲しいと言ったと。が、何度言ってもその生保の担当者は、死亡タップリの内容で提案してきたのだそう。 で、最終的に、「なぜ、オーダーに沿った内容で、設計して来てくれないのか?」と問い質したところ、 「それじゃあ、わたし(担当者)の手数料が少なくなるからダメなのよ!!!」 と、平然と言ってのけたってんだから・・・。まあ、ここまで堂々と言ってこられると、ある意味

プロゴルファーがゴルファー保険の保険金詐欺!?、って、保険金詐欺なんて全 然良いビジネス(?)じゃないからやめといた方がいい

所謂ゴルファー保険の保険金詐欺をプロゴルファーなどが働いたとして起訴された裁判についてのニュースが有ったので、コメントを書いてみる。 ホールインワン詐欺で初公判 「ラウンド代に使った」起訴内容認める 神戸地裁 事件内容について この事件では、プロゴルファーの被告人(21)を始め(23)の被告人他計4名で保険金を騙しとったとされるもの。金額は235万円ということ。ちなみに、騙して得た金は、仲間内でゴルフをやったり、飲み食いに使ったようである・・・。 で、手口は、 ホールインワンの事実を捏造して保険金を請求した ということだ。(検察冒頭陳述、起訴状など(記事より))そして、それを過去3回に渡り実行と。。。で、4被告人はいずれも起訴内容を認めたそうである。 4人で、大変なリスクをとって、売上は235万円 ちなみに、この事件は、プロゴルファーが、それもゴルファー保険の詐欺をやったゴルフ繋がりな感じだから、尚更ニュースになったのだろう。変な話4人で、大変なリスクをとって、売上は235万円。一人頭均等なら、60万円弱、って、本当にかるーい気持ちで最初はやったんだろうね。。。 で、一度やると2回も3回も同じになっちゃって、やったんではなかろうかと・・・。いい年してね。。。他3名は何だか判らないけど、1人はプロゴルファーってんだからね。余談だけど、プロゴルファーってなるの大変なんじゃないの!?(はず)そこに行くまでにも時間もエネルギーもそして、お金ねもね。 まあ、なったあとも大変らしいけど・・・。でも、こんな、ゴルファー保険の詐欺を働くようなプロゴルファーは、もう、選手生命は終わりなんだろうね。 多く感じたのは交通事故 というわけで、自分は、このブログを書くためも含めて、保険に関する情報の集収を日々ネットを中心に行っているのだけど、今年はホント保険金詐欺に関するニュースが多かった気がする。データとか見たわけじゃないので、あくまで感覚的なものだけど。 中でも、 多く感じたのは交通事故 ね。交通事故は、車だと、普通修理代など、実際にかかる費用しか請求できないので、儲かるどころか単にヒマだれするだけの性質のものなんだけど、ケガしてると、治療費などの他に慰謝料を請求できるから、その分で儲けようとするのだろう。 あと、印象的だったのは、防大生ね。しかも、医学部の方だったんじゃなかったかと。だ

【追記あり】「損保ジャパン日本興亜で事務ミスによる保険料の過大徴収が判明 と発表」こういうのは、仕組みでキチントするしかないだろう。

保険についてのブログを書いているのならやはりこの話題を取り上げないわけには行かないだろう。 自動車保険取りすぎ、最大4億円 損保ジャパン日本興亜 自分のところでも取引のある大手損害保険会社である(現)損保ジャパン日本興亜で、過去に自動車保険の保険料を過大に徴収していたことが判ったと同社が発表した、と朝日新聞が報じている。 発覚した問題の詳細 記事によると、この件は、 システム上の不備で2001年10月から今年9月までの間、最大約6500人の契約者から自動車保険料を多く取りすぎていたと発表した。過大に受け取っていた保険料は最大で計4億円に上るという。 それと、 同社の他、前身である安田火災海上、日産火災海上、大成火災海上、第一ライフ損保の車両保険付き自動車保険に加入していて、車の盗難や火災、落書きなどで保険金の支払いを受けた契約者が該当する可能性がある。 というわけで、結構前からのことなので、同社が合併前のときからの可能性があるということである。 解説 で、少し解説すると、自動車保険は通常等級制度になっている。それで、普通は保険を使うと、次の更新の時に等級が 所定の数 だけ下がると。そうすると、割引率が少なくなるので通常保険料が高くなるという仕組みになっているのだが、これのいわゆる 所定の数 というのが、何種類かある。 前だと、 ・3等級ダウン ・据え置き ・ノーカウント 今だと、 ・3等級ダウン ・1等級ダウン ・ノーカウント というように、事故の種類によって取扱が異なる。あと、これは、事故によっての区分なので、長期契約の場合だと、更新の時に、これがそのまま反映されるわけではない。 それで、今回判明したのは、記事では各社1等級ダウンと一律に報じているが、13年前からということであれば、「1等級ダウンまたは据え置き」を3等級ダウンと取扱ってしまったという話。なので、本来の割引率よりも少ない割引率で更新になっていると本来の正規の保険料との差額が生じるというわけである。 理由 は、保険会社の保険金支払の担当者の事務ミス(入力ミス)ということのようである。それで、今年の9月にようやく気付いたと。。。 で、保険代理店の担当者が更新の時に気づくケースもあるだろうけど、100%というのは厳しそう・・・。結構マニアックなことなので、客側が気付くということも難しそうだし。なので、こう

ブリヂストンサイクルで自転車保険が無料でついてくる自転車を発売へ が、し かし、これはきっかけに過ぎない・・・

ブリヂストンサイクルが12月中旬に賠償保険と傷害保険が無料で付いた自転車を発売するようだ。 ブリヂストンの通学自転車に傷害保険を無料付与…チューリッヒ保険 内容としては、 保険期間 :6ヶ月 賠償 (相手):最大1,000万円 傷害 (自分のケガ):自転車事故を原因とするケガで5日以上入院した場合、一時金が支払われる(金額不明) ということ。保険会社はチューリッヒ保険と提携する。 というわけで、昨今の相次ぐ自転車事故での高額賠償判決、自転車保険の加入を義務付ける条例制定の動きなどの世の中の流れに沿った対応と考えられる。なので、こうした動きというのは、世の中にとって大変結構なことなので、率直に評価できる。 が、しかし一番肝心である賠償保険の額が 1,000万円限度 というのは、ちと少な過ぎる。というのも、人をケガさせれば、重度の障害などとなった場合、普通に 2億円 とかになる可能性があるからである。 昨今の判決でも約1億円と約5,000万円であった。なので、理想としては無制限もしくは、3億。最低でも、充分ではないが少なくみて5,000万円ぐらいはないと、必要額の半分もないという話である。 なので、この無料で半年程付く保険は、実際は、 キチント入るためのきっかけに過ぎない だろう。これまでも繰り返し他のエントリーで述べてきているが、以前よりも値上がりはしたが、相変わらず個人の賠償保険などたいした値段ではない。 具体的には、間に合うぐらい入っても年間で数千円の世界である。で、通常無制限で入ることが可能なのは、自動車保険に特約で入るというやりかたのみ。それ以外は、無制限はないのが普通。 で、割安なのも自動車保険の特約で入るやり方(年間2,000円ぐらい)なので、これまでも散々言ってきているけど、現時点ではこれがベストなやり方である。しかも、なんせいいのが、電話で入れちゃうということ。改めて契約するのではなく、あくまで特約を途中で付帯するという位置づけになるので。あくまで自動車保険に入っていないとダメだけど・・・。 なので、わざわざそれなりの時間をさく必要がないのがうれしい。担当の人に電話をして、個人賠償特約を付けたいと言えば普通それで完了しちゃうのだから。自転車乗る人はぜひどうぞ。

今度は、海外旅行保険の自販機が宮城県の仙台空港で登場!

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※ ↑画像は、 FlyTeam ニュース さんからお借りしました。 つい先日、山岳保険の自販機が長野で登場したと 紹介した が、今度は、別な種類の保険の自販機が宮城県で登場している。 仙台空港、Wi-Fi利用で申込できる海外旅行保険の新型自販機が登場 今回、登場した場所は、宮城県の仙台空港である。保険の種類は、海外旅行保険。 で、この自販機は、スマホ専用で、周辺約30メートルに申込み画面に自動的に接続する無線Wi-Fiエリアが形成。スマホなどWi-Fi対応機器で申込ができるということ。従って、申込書の記入や順番待ちが必要なくなるのだ。(最大30人が同時接続可能) というわけで、山岳保険に続いて、海外旅行保険の自販機も登場というわけである。で、山岳保険の方は、アナログな感じだったが、こちらは、スマホと今風な感じだ。なので、スマホやタブレットが無ければ加入することができないようなので、その意味では対象者が限られる。 まあ、今のスマホが急激に普及してきている現状を考えればかなりの割合の人が対象となりそうではあるが・・・。 最後に で、最後に一言言えば、おそらくこれは、かなり簡単な感じで、海外旅行保険に加入出来るシステムになっているのだろうと思われるが、が、ただ、スマホがある人が対象ということは、そもそも普通にネットで入ることも可能と言える。 なので、入り慣れている人ならそうすると思われるので、そうでない人が空港に行って、たまたま自販機を見かける。または申込み画面へ自動接続される無線Wi-Fiエリアに偶然入り、たまたまスマホをいじっていたら「あ、入っとくか・・・」みたいなのが初めは多いのではないかと。 なので、2回めからは、リピートということもあるかもしれないが、自分の場合なら、入る気なら、おそらく予め前もってスマホやPCで入っておくだろう。

ペット保険のアンケート結果についての感想 10万とか30万の医療費がそんなに 高額だろうか?

ペットの医療費などのアンケート結果についての記事を発見したのでコメントしてみる。 ペットを飼って困ったことの1位は「高額な入院費」 ◆ペット医療で一番困ったことは「高額入院費」、au損保調べ [2014.12.16] このアンケートは、20代から60代の犬か猫の飼い主が対象ということなんだけど、中でも以下のような内容が出ていた。 ペットを飼って困ったことの1位は「高額な入院費(37.9%)」で、4人に1人が10万円以上の入院費を払った経験があると回答。 ペットオーナーの約6割は、ペットの入院経験があり、そのうち医療費が高額になりやすい手術を伴う入院は4割以上。実際には25.4%の人が10万円以上の入院費を支払っており、中には30万円以上支払ったという回答もあった。 実際の各割合はグッと下がるものと推測 だから、ちゃんと保険とか考えた方がいいよぉ、という話なのかもしれないが・・・ そうかなぁ??? むしろ自分なら、だから、 ちゃんと保険とか考える必要はないね!! 、である。「4人に1人が10万円以上の入院費」「中には30万円以上支払ったという回答」って、そんなに、高額というほど高額の医療費だろうか? しかも、これはあくまでも アンケートに回答した人の中での割合 の話なので、「ペットオーナーの約6割は、ペットの入院経験があり」って、実際そんなにいたら、そこらじゅうで、入院経験があるペットばかりだから!なので、実際の各割合はグッと下がるものと思われる。 あくまで手段、何でもかんでも保険に入るのはNG で、もし仮に10万~30万程度の経済的リスクをどのぐらいの頻度か知らないが、多少負っているとしよう。その場合でも、まさか毎年とか3年に1回とかの確率ではなく、せいぜい犬の一生で1度、多くて2度ぐらいあるかないかがいいとこなのではないかと、データとか見てるわけじゃないけど、勝手に推測する。 そして、その前提で考えた時に、本当に保険に入っとかないと!って思えるのかという話。保険というのは、一定の確率計算のもとに、保険料が設定され、そこには、運営費(利益含む)も当然乗ってくるものである。 従って、手段としては使い勝手がある場合もあるのだが、何でもかんでも向いているのか?というとそんなわけはない。 ペット保険は完全に好みの世界 これまでに何度も書いてきたのだが、 保険の価値 というの

雪による「家」などの損害についての保険の取扱について

前回 、雪による「車」の損害についての保険の取扱について書いたので、今回は「家」などの場合について書く。 で、これも普通は火災保険に入っていれば出るんだけど、まず、家の範囲について確認しておこう。 一般常識としては、家と言えば、その建物そのものを指すと考えられるが、保険約款上は普通違います。具体的には、 ・家そのもの ・門 ・塀など ・カーポート ・自転車小屋 ・物置 など、敷地内であれば、それらも建物の範囲に含まれる。 従って、ガッツリ雪が積り カーポートや自転車小屋 が潰れた場合、その損害に対して、保険会社に請求することが、普通は可能なのである。で、 普通は と付けたのは、家以外のものを範囲に含めないことも出来るので、そうやっている人は、ほとんどいないと思われるが、その場合は当然対象外。 ただ、普通は料金同じなので、そういう人はまずいないのではないかと・・・。 保険会社に請求する場合の要領 一般的には、 写真と見積 が必要。なので、壊れたものの写真をパシャっと撮って、あと、壊れる前の状態に修理するための見積をとって、保険会社や代理店に電話をすると。その場合、修理不可能と言われたら、同等のものを新たに設置するための見積でOK。 補償額について その際の保険金なんだけど、火災保険は、入り方やその入っている金額によっても出方が違うので、シンプルにこうですとは言えない。なので、今風の保険約款のものに入っている場合について。それだと、補償限度額の範囲なら、修理費相当額が。 修理不可能なら、同等品を再度取得するための金額程度がでる。つまり、新しく設置するのに必要な額が基本全額出るわけである。 最後に というわけで、ちゃんと今風のに入っていれば、そんなに雪を経済的な意味で、恐れる必要はない。なので、今風じゃなかったり、そもそもちゃんと入っていなかったりという場合は、もちろん、ちゃんとでないので、キチンとしておくべきだろう。

雪による「車」の損害についての保険の取扱について

最近、めっちゃ雪降ったんで、雪による車の損害についての取扱をとりあえず書いておく。 雪による車の損害として、主に考えられるとすれば、 ・カーポートが雪で潰れて、停めておいた車が壊れる ・建物などの屋根などに積もった雪が車に落ちる の2点だろう。で、これらはいずれも、通常、 物体の落下飛来 というケースにあたるので、自動車保険のうちの 車両保険に入っていれば普通はでます。 まあ、補償範囲をかなり狭い範囲に限定していれば出ないケースも有ると思われるが、通常の2タイプでは、いずれも普通は対象である。 そして、その場合の 等級 は、次回 1等級 ダウン。ただ、複数年で契約している場合は、各社取扱が異なるが、 等級はダウンしないケースもある 。自分のところは、そう。で、あと、一応書いておくと、修理代金が補償限度額の範囲内であれば、 普通は修理費相当額が出る ことに。 なので、そうなった時は、担当の代理店でも保険会社の所定の窓口でも、どちらかに 電話すればOK 。あとは、必要な案内をしてくれます。あと、事故状況以外に、 いつ、どこで修理するか聞かれる ので、予め決めておくとスムーズです。 ※ 雪による「家」などの損害についての保険の取扱については 次回 書きます。

【保険に入る場合のポイント】微妙な人は、自分、自分、自分……、とそればっか りなので、絶対に頼まない方がいい

12/15付けの日経新聞に、 知識なくても見分けられる 入らない方がいい保険 という記事が出ていたので、紹介してみよう。 ポイントは3つ ・商品名が長い ・費用対効果が分かりづらい ・頼んでいないのに勧められる という3点が挙げられている。ちなみに、記事の最後では、以下のように結んでいる。 これら3つに該当しない保険は検討に値する保険商品であることも多いはずです。つまり商品名も費用対効果もシンプルで分かりやすく、一般には積極的に売られていない商品は、保険会社のもうけと加入者の損する度合いがそう大きくないと考えられるからです。保険会社で働く人でも愛用者が多い、割安な団体保険がいい例だと思います。 3点どころか一点でも該当すれば微妙 特に、面白いと思ったのは、1番目。保険に関して言えば、あまりそういう視点で考えたことがなかった。が、たしかに言われてみると、やたら長いということは、いろいろな内容がセットになっていそうだ。というか、考えたことがなかったというより、こんなこと考えないといけないような状況になったことがないので・・・。 あと、 ・変にゴチャゴチャしたやつで ・メリットとデメリットがハッキリしないものを ・頼まれもしないのに熱心に勧める だとか、自分自身やったことがないので、考えもしなかったなーと。皮肉なことに、やはり、人間こういう体験がなければ、そういうこと自体考えないものなのだ・・・。 というか、自分からすると、3点どころか一点でも該当すれば微妙だと考える。保険に入るならキチント納得をして「入りたい」「入ろう」と素直に思えるものに入るべきである。まあ、その場合、ベストではなくベターという場合もあり得るだろうけど。 いずれにしても良く検討をしたうえで選択をするということが何かを選択する場合の基本だ。特に保険の場合は。 まともな人は相手目線 で、これは、ほぼ国内生保のことを言っているのではないかと。じゃなければ今時そんなに名前が長くなるというのもあまりないだろう。国内生保は、アカウント型とか言って、なんかゴチャゴチャしたセットみたいな奴が通常なので。 今の主流は、もう大分前から、保障機能ごとの別契約になっている単品のような契約。というか、国内生保以外は普通そんな感じになっているけど。 あと、メリットとデメリットがハッキリしないって・・・それは、お客の側が普通の人で

ペヤングやきそばのまるか食品が無保険だった件について考えてみた 高額なリ スクは最低限押さえるべき

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企業向けリコール保険拡充 東京海上や損保ジャパン  補償額引き上げや加入条件緩和  大手損害保険会社は欠陥などが原因で企業が製品回収するリスクに対応した保険の取り扱いを広げる。東京海上日動火災保険は来年1月から補償額を引き上げる。損害保険ジャパン日本興亜は対象の商品を広げ、加入条件も緩める。 リコール保険は企業が製品を回収する輸送費や信頼回復のための広告費を補償する。タカタのエアバッグの不具合問題や、まるか食品の虫混入問題などを背景に企業の関心は高まっている。 というわけで、リコール保険についての記事である。で、自分は。リコール保険を実際に取扱ったことはないのだが、こういう機会なので、リコール保険というかリスクマネジメント全般について考えてみたい。 ご存知のように、ペヤングやきそばでお馴染みのまるか食品は、同社が製造している商品である ペヤングソースやきそば への虫の混入が発覚し、今般問題になっている。自分もこの頃はご無沙汰であるが、これまでの人生の中で、大変お世話になって来た。 少し余談だが、Amazonで今検索してみたが、ほぼ出てこない。なんとか出てくるやつと言えば、こういうマニアックなやつだけ。 ペヤング 濃口ソースやきそばヴァンガード 148g x 12個 あと、こういうオモチャとか。 ペヤング やきそば まろやか~ スイング 4種 ソースやきそば全4種 1 ソースやきそば 2 大盛ソースやきそば しかし、良く出来てるもんだねぇ。 ペヤング やきそば まろやか~ スイング 4種 ソースやきそば全4種 1 ソースやきそば 2 大盛ソースやきそば 見事に本物を再現されている。 ペヤング やきそば まろやか~ スイング 4種 ソースやきそば全4種 1 ソースやきそば 2 大盛ソースやきそば しかし、いずれも在庫切れとなっていて現在買うことは出来ないのであるが。 どんなに気を付けていても一定確率で起こり得る問題 さて、話を戻そう。例のまるか食品のペヤングやきそば。好きなんで今後も気にせず買って食べると思う。しかしねぇ、保険に未加入だったってんだからこれは、経営上いただけない。 初動誤り経営直撃…まるか食品、甘かった危機管理 リコール保険も未加入 食料品関係をやっていれば、どんなに気を付けていても一定確率で、こういう問題が起こるだろう。誰か外部の人間から不幸にも、いた

【生命保険】夫が不幸にも亡くなってしまった場合の、必要保障額の計算方法 2/2

※  1/2からの続きです。 今の生活レベルを保つのに必要な金額はいくらか考えよう なので、こういう金額を検討するときは、今の生活レベルを最低限カバーするためにはいくら必要か?と考えるのが正しいのである。でなければ現実と矛盾してしまう。しかも、そうなる確率は極めて低い。なので、「でも、多めに入っておきたいわ!」という人は別次元の好みの話なので、それはそれでいいだろう。 だから、繰り返すが、この手のことを考えるときには、現在の生活レベルを保つのに必要な金額はいくらか考えるわけだが、上記には出ていないのが、夫がいなくなることで減る分のコスト。大人が1人いなくなれば、食費とか光熱費はもちろん、車などの交通費関係もかからなくなる。これは大きい。当然、一台減れば、車検やら保険やら税金やらと、一台分一切かからなくなるわけなので。あと、もちろん小遣いとかも。 というわけで、もろもろかからなくなるので、そういった分は、生活費がダウンする。で、それってどん位か?って話だと思うけど、一般的には 2~3割程度 と言われている。ちなみに、自分のを計算したら、3割でほぼあっていた。なので、個人差はあるにしても、大抵は3割であいそうな感じが。 あと、 住宅ローンがある場合 だけど、夫が無くなると、ローン返さなくて良くなるようになっている場合も多いので、その場合は、その分のお金も不要に。 計算した結果 というわけで、自分のやり方だと、この家の月の生活費を、月25万とした場合で、住宅ローンなしなら、 25万×0.7-10万(遺族年金など、おおよその金額で)=  75,000円  となりました。で、奥さんは、実際月で大体 8万 ちょっとの収入があるので、 間に合う ということに。そんで、 これは住宅ローンがない場合 なので、ある場合で、払わなくて良くなる場合は、その分余裕が生まれる。 なので、あとは、現在の社会保障制度だと、65歳から年金なので、夫が65歳まであと何年あるのか(65-夫の年齢)で入る期間を設定すればOK。あとは、好みで調整しよう。 最後に いかがだっただろうか?このようにキチント合理的に、且つ現実的に算定すれば、余程贅沢な暮らしをしているのでなければ、そんなに死亡保険に入る必要は無いのである。繰り返すが、しかも、そうなる確率はかなり低い。まあ、こういう風にユーザーの保険料負担を最小限

【生命保険】夫が不幸にも亡くなってしまった場合の、必要保障額の計算方法 1/2

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今回は、一家の大黒柱である旦那さんが、もしも不幸にも亡くなってしまった場合の保障が、どのぐらい必要か?その必要額の出し方について考えてみたい。 で、丁度良くこういう記事を今朝見かけたんだけど、この記事での考え方では、 夫が万が一のときの死亡保障は足りているか ※ 以下の画像は、上記の日経デュアルさんからお借りしました。 こんな風な考え方に基づいて算定するようだ。で、これはあくまでも一考えなので、一例として紹介してみたまで。なので、別にこれはこれなんだが、自分の考え方はいくらかというか大分違うのである。まあ、生命保険の人にありがちなのだが・・・。 夫が亡くならないと予定が狂うみたいな設定はおかしい この考え方だと、例えば、家族構成及び年収が、 ・夫、妻、子2人 ・夫の年収300万 ・妻の年収100万 とする。 で、上記の考え方に基づくと、言い換えれば、予算があるかどうかも判らないのに、必要だからといって全部買う前提みたいな話になる。もう少し具体的に言おう。つまり、総支出の中に教育費が入っている。あと、細かい点は後程解説していくが、まあ、大体教育費を、ある程度間に合うように想定すると、1人1,000万とかで考えるようになるだろう。 従って、子供2人なので、2,000万円と。 これは、一見なるほど!と思いがちであるが、どうだろうか?今時、特に年功序列も終身雇用もない、加えて先のことは判らない。そしたら、普通今の年収、あるいは普通の一般的な収入程度を前提に考えるべきなのである。つまりだ、この設定での家計の収入を考えると、どこからか、降ってでも来ない限り、教育費に2,000万も捻出するというのは、まず不可能な話なのだ。 なので、こういう形で保険に入るのであれば、夫が亡くならないと予定が狂うみたいな話になるのである。ローンを組むにしても何にしても、普通は収入の範囲内で、お金を支出するわけなのだから、教育費にしても同じ。 >>【2/2に続く】<<

「損害保険トータルプランナー 髙橋 則彦のちょっと使えそうな話 平成26年 12月号(39)」

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このエントリーは、主にわたしの顧客に対して毎月月刊で発行しているニュースレターのWEB版です。ですので、そもそもは、わたしの顧客に向けて書いているもの。ですが、ネット上に普通に公開してあるものですので、誰でも見ることが可能です。ご希望の方はお気軽に御覧ください。 今号のラインナップ 1.クロスバイクは、ママチャリの倍のスピードが出るらしい 2.肉を柔らかくするミートソフターが素晴らしい とても美味くなる 3.高城剛さんのメルマガの1,000万円分書籍を買って一年で読破するという回答が面白かった件 4.ハードオフが便利すぎだった件 5.自分で組み立てる自転車小屋が結構立派なのに安くていい感じ 6.おわりに 1.クロスバイクは、ママチャリの倍のスピードが出るらしい クロスバイク(自転車)はママチャリの倍のスピードが出るという話をプロブロガーのイケダハヤトさんって人の記事で見ました。これって率直に凄いことだと思ったので、ちょっと書いておきます。 で、そのクロスバイクだとメチャ速いので、普通にこいでも、スイスイとママチャリを抜いていく感じなんだとか。まあ、倍の速度ならそうだろうなーと普通に思うところですが、それって凄いことだと思いませんか?同じエネルギーで、倍の効果。メチャクチャ効率いいです。 というわけで、早速 Amazon で調べてみることに。そしたら、出てくる出てくる お買い得そうな感じのやつが盛りだくさん 。笑 で、取り敢えずデビュー戦ならこれとか、 トップワン(TOP ONE) シマノ6段ギア搭載 クロスバイク 26インチ [鍵・ライト付き] ブラック MCR266-29-BK これ辺りがコスパ的にも、お手頃さ的にもいいのではないではないかと。 LIG(リグ) 700Cクロスバイク シマノ7段変速[サムシフター] 前輪クイックリリース 前後キャリパーブレーキ LIG MOVE ブラック その人の話では、なんせ快適らしいので。往復10キロとかなら楽勝ということで、それぐらいなら車ではなく自転車の距離だという話。なので、相当楽しみで仕方がない自分です。まだ、注文も何もしていないのですが・・・。自転車小屋も結構いい感じのやつが出来たし、近いうち買うことになるのではないかと思われます。なぜか人ごとな感じですが。笑 あ、もちろん自転車の事故でも出る賠償保険は既に入っています

【金融庁、乗合代理店一斉検査】その業界のイメージは、その業界の人で決まる ので、こういうの大迷惑だな~と思った件 2/2

※  1/2の続きです。 結局は人種の問題 例の大手乗合代理店の問題にしても、他の人にしてもそうだが、保険会社から、保険の契約に応じて手数料を貰う仕組みということはあるけれど、最終的には人種の問題だわね。例えば、いくら勤めていても、そういうやり方をしなければならないのなら、嫌なら辞めるもの普通に。 なんか、そういうのよりも大事なものってあると思うんだけど、平気で目先の自分勝手な金儲けに熱心な人が、特に生保の方は昔から後を絶たないのをみると、相変わらずそういう人種の人がいて、集まってくるということだろうね。 というか、そんなんで楽しいのかな?自分なら直ぐ飽きるし、そんな稼ぎ方で稼いでも全然嬉しくもなんともなく、むしろ、やな感じだけど。というわけで、そこは最終的に好み。人種の問題であると結論づけます。 なので、どうにもこうにも業種の性質として、どうしても集まり易いんだろうなぁ。まあ、でもコンプライアンスだ、コンサルティングだ、ということで、少しずつではあるが、大分マシにはなってきている感じはするので、世代交代とかが進めば、ダサい感じの人の割合は徐々に減っていくのではないかと。(期待も込めて) あとは、半分(もしくは、全部)客を騙したような感じで、己の目先の利益追求だけに熱心な輩達を減らしていければ(犯罪と同じでゼロには、まず無理なので)大分マシになりそう。 あ、あと、もう一つ言えば、保険の業者なのに保険に疎い人がいるんだよね。え?!何屋さんなんですか??としか思わない。ホント勘弁して欲しーーーー。。。。。。 最後に というわけで、自分の目先の利益にしか興味が無いような人も結構いるので、みなさん気を付けてください。しかも、平気で騙したような感じでやるなど、手段を選ばないので。 >>【1/2はこちら】<<

【金融庁、乗合代理店一斉検査】その業界のイメージは、その業界の人で決まる ので、こういうの大迷惑だな~と思った件 1/2

金融庁、保険代理店10社程度に来年1月にも一斉立入検査へ 最終的に行政処分ということも普通にありえそう まあ、保険と一口に言っても損害保険と生命保険とでは幾らかというか、大分違うわけだが、その内の生命保険では、昔から、日本ではユーザーの利益ではなく提供側の目先の利益追求がかなり強くなされてきた歴史があるのは、事実だろう。 なので、人と話した時に、生命保険に対して抵抗を持っている人が少なからずいる。また、あとから参入した外資系生保(主に男性)の営業職員に対しても、怪しいイメージを持っている人もいる。まあ、実際こちらは、比較的いい感じにやっている人が多いと承知をしているところではあるが、中にはそういう人もいるのだろうと。 悪い人ばかりいる業界となる そんで、何が言いたいのかというと、それは、タイトルに書いた通りなんだけど、その業界とか、働いている人のイメージって、そこにいた人達が作り出すもんなんだよね、と。だから、悪いことばっかりやっている人が多ければ、悪い人ばかりいる業界と見られるし。半分客を騙したような感じで、ボッタクった感じで、保険を提案したりしてれば、あそこは、あいつらは、とんでもない!!となるんだよね。 ホント迷惑だわ。なので、自分達は常にしっかりまともなことをやっていけば、逆にチャンスと捉えることが出来るわけだけど、でも、やっぱりこの業種のイメージが悪くなるんで嫌だね。おそらく、というか普通に業務妨害罪は成立しないだろうけど、気持ち的にはそんな感じ。 残念ながらプロフェッショナルという言葉とは程遠い人が多いのも事実 どうせなら、あの職業の人達は、素晴らしいとか、かっこいいとか思われるようになりたいもの。しかし、この際だから言っちゃうけど、ダッサイ人が多いですな。少なくとも自分の知っている範囲では。これは、見た目の問題は致し方無いとしても、マインドがまずダメ。あと、勉強しないのね。知識とか提案力とかで飯食っているのに。 たぶんだけど、月に一冊も本とか読まない人はザラではないかと。だから、無知無能な感じの人がギッシリ。見た感じで既に思考停止、情弱風(?笑)みたいな。(まあ、実際事実なんでね。。。)だから、業界としてもそういう風に見られるんだろうな。 >>【2/2へ続きます】<<

自動車保険の見直し頻度は43%が毎年 未加入理由に約1割近くが知らなかったか らというのも

パーク24というところで実施した、 自動車の任意保険 (以下、自動車保険)についてのアンケートの結果が、発表されていたので紹介してみる。 自動車任意保険加入者、約4割が毎年見直し…パーク24調べ 記事によると、このアンケートが、どんな感じで実施されたのかというと、 ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に「自動車任意保険」についてのアンケートを実施、 調査は、2014年1月1日以降に入会した、直近のタイムズ駐車場利用者を対象に、7月9日から7月13日の5日間、非公開型インターネットアンケートで実施。6200人の回答を得た。 ということ。 で、内容をまとめると、 ・9割の人がクルマを所有 ・内99%は自動車保険に加入 ・その人達の自動車保険の見直し頻度は 43%が毎年 ・5年未満に1度は見直しを行っている人が全体の 7割超 (5人に1人は長期にわたり自動車保険の見直しを行っていない模様) ・自動車保険に未加入の理由が →  54.5%が保険料が高い から(9.1%が 知らなかった から) ・運転時の心配は、87.3%が 事故 という感じ。 最後に 任意保険に未加入の人の理由が、半分以上が高いからということ。これはたしかにな、と思う所。ドンドン上がっているし。自分たちは、生活必需品なので、やむを得ない面が強いが、車をせめて、昔のように一家に一台に戻すことが出来れば、大分生活コストが下がるのになぁと思うことはチョイチョイある。もう既に、贅沢品の部類に入ってきている。都会は以前からだろうが、地方でも。 あと、 1割近くの人が、自動車保険を知らなかった という結果が・・・。これは、非常に怖い。知っていても知らなくても入っていなければ、事故った時の結果は同じでも、その前の段階での心構えや事故った時の驚きがぜんぜん違うだろう。とは言え、相手にとっては、スムーズに責任をとってもらえなければ、いずれの場合でも迷惑でしか無いだろうけど・・・。 それと、見直し頻度が、43%が毎年というのはちょっと意外だ。これもどの程度からが見直しと捉えているのかは疑問であるが、実務感覚で言えば、そういう実感は無い。まあ、実際ほぼ9割9分、毎年とかの感じの顧客は自分にはいない。だって、そんなにしょっちゅう検討するようなこと普通ないよね実際。 あと、運転時の心配は、特に違和感はなかった。

【自動車保険】弁護士特約があったので、すんなり訴訟に移行できたという話

車を運転していて、事故を起こした場合などに、相手との交渉が上手くいかないと、場合によっては、選択肢が事実上なくなることがある。ということを 以前から 書いてきた自分であるが、つい先日、正にそうならずに済んだケースがあったので、書いてみる。 事故の概要 その人は、施設の駐車場内を走行していた。走行していた道路は2車線で、その人は右の車線を走行中だった。が、そのときに、左の車線を走行していた車が、左折をするため、やや右の車線にハミ出してから左折しようとしたのだ。なので、あまりにいきなりだったので、避けきれず事故に。 この場合のそれぞれの責任 実際こういう事故ってそう珍しいことでもないのだが、何が腹立たしいかって、通常一般の常識論と法的な取扱とギャップがあるという点である。ドライバーも含めて、一般的な常識感覚だと、こういったケースでは、相手が全責任を追うのが当然と考えても何らおかしいこともなく、素直にに考えた場合、むしろそう考える人は少なく無いだろう。自分もそうである。 しかし、一般論として、法的にはそうならない。まあ、実際 1~2割程度は、右側を走っていたドライバーも責任を負う というのを前提での交渉となるだろう。ちなみに、普通に道路を走っていて、道路沿いのコンビニの駐車場あたりから、いきなり出てきてポッコリやられた場合も同様である。 すんなり提訴へ で、このドライバーさんは、それでは納得しなかった。「ふざけんじゃねーよ」と。しかし、相手側も法的に妥当な範囲を超えて払うということは普通しないので、交渉が前に進まなくなる。で、この人は、車両保険には入っていなかったので、やむを得ず自分の車両保険に請求する、という道はなかったんだけど、弁護士特約には入っていたのだ。 というわけで、弁護士特約の出番と相成ったわけである。ほんで、弁護士特約だけ使う分には通常、次回等級は下がらない。なので、ある意味気軽に使うことが出来るのだ。それで、ちょっと弁護士が代わりに相手側と喋ったんだけど、特に話が進まないので、現在係争中という具合。 最後に このケースでの事故っていうのは、基本的に上述のように、相手に一切の責任を求めるのはそもそもとして無理があるケースではある。なので、実際は時間的なロスを考えると、やむを得ない面が強い。しかし、最終的には、本人の好みといったところなので、本人が望むのなら、

金融庁、保険代理店10社程度に来年1月にも一斉立入検査へ 最終的に行政処 分ということも普通にありえそう

今日取り上げるべきニュースと言ったら、やはりこのニュースだろう。というわけで、当初予定していたエントリーをずらして、この件について書いてみる。 保険の乗り合い代理店を一斉検査 金融庁方針、来月にも10社 早いもので、保険代理店の再委託を禁じる保険業法に違反していると、金融庁が各社に通告してから、早一年。で、予定では今年度中に改善することとなっているはずである。まあ、ほとんどは、今年中にやっていると思われるが。 で、今度は、一斉検査と。特定のところについては、前から報じられていたが、今度は 10社 と拡げてきている。この背景には、やはり、当局として相当問題視していることが判る。それと、改正保険業法の施行まで、1年ちょっとぐらいになってきたことも関係していそうだ。(改正法の施行については、2016年春の見通しと 以前報じられた ) 記事によると、検査に乗り出すことを決定した背景は以下の通り、 商品説明が不十分だったり、手数料目的で必要以上の保険を契約させたりするとの懸念があることを踏まえた。代理店の実態解明に向けて、初の一斉検査に乗りだす。 乗り合い代理店の販売規模も大きくなっており、利益重視で販売手数料を基準に商品を選んでいないかなどを重点的に点検する必要があると判断した。(共同通信) それと検査の対象に挙がっているのは、以下の3社は既に報じられている。 検査対象には、最大手の「ほけんの窓口グループ」のほか、「みつばち保険グループ」「保険見直し本舗」が含まれるもよう。 最後に 今後の改正法の施行により、一説によると、 保険代理店の数が1/5 になるなんて見方もあるようだ。これは、以前の、従事者数は変わらず、代理店数だけ減ったような形ではなく、従事者も同時に減ると思われる。既に、当局からの再委託についての指摘で、代理店と従事者との契約形態が変わり、給与面など様々な問題が出てきているようでもある。 【参考】 ・ 大手保険代理店の委託型募集人の収入が4割近く減少へ 普通に予想通りだった ・ 何かとお騒がせの保険の窓口グループで、今度は、社内トラブル(給料)が というわけで、金融庁は、保険代理店10社程に対し、来年1月にも立ち入り検査を行うということである。今回検査を受ける約10社は、そもそもの体制的にも、慣れという意味でも、当局への対応に万全の状態では無いと思われるので、最

保険の自動販売機が長野で登場!今時、原始的な感じもあるが、なんか新しい

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保険の自動販売機ということで、一般的な保険とは違うものの、新しかったので、取り上げてみる。 長野)上高地で山岳保険の自動販売機が好評  北アルプスの登山口の上高地で、自動販売機による山岳保険の販売が今秋から始まった。登山届の提出が加入条件で、御嶽山噴火事故の影響もあり、安全対策の一つとして注目を集めている。 自販機は上高地登山相談所横に設置され、10月10日からサービスが始まった。料金は500円。登山者が領収書を指定の登山計画書(登山届)に貼ってポストに提出すると、遭難時の救助費用(最高100万円)の補償が受けられる。 補償期間は1カ月で、事故1回が対象となる。保険料のうち、50円が「ふるさと信州寄付金」に充てられ、安全対策などに使われる。 保険の種類は、上記引用の通り、山岳保険と言って、山登りをする人のための保険である。この保険の細かな内容は判らないが、普通は、ケガによる、 ・死亡・後遺障害 ・入院、通院 あとは、 ・賠償 ・携行品 ・救援者費用等 と言った感じの項目が補償される。 で、それが、自動販売機で500円で販売されていると。 これ見た瞬間ちょっとおもしろい感じがしたんだけど、何でいままで無かったんだろーなーという感じがした。しかも、もっといろいろな種類があっていいと思う。例えば、一番真っ先に出来そうなのが、自賠責。あんなの、内容は一律で車種によって値段が違うだけなので、簡単にできそう。 ちなみに、あまり知られていないかもしれないが、車検の無いバイクなら、コンビニでも入れる。あと、ネットでもOK。 最後に というか、なんか面白かったんで取り上げたんだけど、コンサルが必要ない場合は、今時はネットだよね。ネットを使わない人にとっては、こういうのもいいだろうけど。

【トップは語る】東京海上あんしん生命社長・広瀬さんのコメント 常に先を見 て早め早めに投資をする姿勢は流石

長年損害保険業界のトップに君臨し続けてきた東京海上社。その同グループである東京海上あんしん生命の社長の広瀬さんのコメントが、SankeiBizに出ていたので印象的だった部分を紹介する。 【トップは語る】東京海上日動あんしん生命保険社長・広瀬伸一さん(54) --前年度の保有契約件数が業界11位となり、創業18年でトップ10が視野に入ってきた 「国内の生命保険会社では1、2位を争うスピードで成長できたと思う。原動力の一つは商品戦略だ。医療技術の進歩や高齢化を背景に顧客のニーズは変化し、伝統的な医療保険や死亡保険だけでは賄い切れない。こうした保障の空白領域を狙い、病気で就業不能になった際の保険や介護と終身保険を組み合わせた保険など新たな市場をつくりだす革新的な商品を開発してきた」 --業務プロセス改革の進捗(しんちょく)は 「顧客への商品提案などに使う端末の機能を今年拡充し、顧客の健康状態をその場で自動的に査定して提示できる仕組みを業界で初めて導入した。保険契約がすぐに成立するので、契約者への保険証券の送付が従来よりも1週間弱早まる。代理店への導入を順次進めていく」 最後に 確かに同社の姿勢というのは、常に先を見て、システムや商品の開発に思いきった投資をしているという印象だ。例えば、生保も損保も含めて、基本全ての商品が、PCやタブレットなどのデバイスで簡単に契約の手続きが出来るシステムが、もう何年も前から存在している。こういうシステムの導入は業界では一番最初で、基本全ての商品というのは、未だに同社だけだろう。 加えて、記事にも出ていたが、昨今では、生保の診査結果がその場で出るようになったという。診査の結果が早く出るというのは、顧客利便性という意味でも、提供する側としても、いいことである。診査がOKであれば、直ぐに契約の手続きを完了させることができれば、時間的にもお互い無駄がない。この点は、率直に評価できる。いずれ業界ではこれがスタンダードになってくるのだろう。 あとは、商品。率直にいい商品と思うかどうかは別にしても、ここの会社はなんか変わったやつを出してくる。自分のところにも事務所に同社の社員がパンフレットを持ってきたことがあったが、他社がやっていないような商品を出して来たりするのだ。 つまり、システムにしても商品にしても、他社がやっていないようなことを先にやっているの

メルマガがあまりに見づらかったので、「夜間飛行」から購読するようにした ら、快適度がハンパなかったという話

有料メルマガを何本か購読しているのだけど、Kindle本やニュースアプリ辺りから見ると大分見づらく、以前からちょっとストレスだった。Gmailで見ると、行間が狭めであることが主な理由と思われるが、今時は、ブログやニュースなど、WEBで見ると、画像やら文字の大きさやらと、とても見やすいものが多いことも理由だろう。 これまでに、メールで来たやつを、Kindleに入れて見たりもしたことがあるが、いちいち面倒で。それも結局やらなくなった。で、せっかくなの快適に楽しみたいし、見づらいからといってやめてしまうのも極端。なので、以前から、他の購読手段もあることは知っていたので、これを機に調べてみることに。 そしたら、幾つかあったうちの中で、一番良さそうと思えたのが、 夜間飛行 なる購読手段である。 なんと、 夜間飛行だと、Kindleに自動配信になる のだ。少し設定があるが、大した面倒な程でもなかった。実際にKindleで読んでみたが、普通にKindle本と同じような感じだった。なので、これからは、定期的に予約したKindle本が配信されるような感じで届くので楽しみである。 また、これまでは、文中に画像のリンクが貼られていたが、今度はリンクではなく画像そのものが貼られているので、スムーズに画像を見ながら文字を読むことができ、非常にクオリティーの高さを実感。これはKindleを持っていない人でも、スマホやタブレットがあれば、アプリで同じことが可能だ。 なので、今どきの画面大き目のスマホなら特に、こちらの方がオススメだ。断然クオリティーが高い。それと、少し余談だが、購読しているメルマガの内一本だけ、夜間飛行からの配信がなかった。なので、やむを得ず、そっちは、 BLOGOS から、購読することに。 で、感想は、大分良くなった。BLOGOSだと、普通にWEBで見れるので、前よりは大分見やすくなったのだ。今までは、 まぐまぐ 、から見てて、まぐまぐもWEBで見ること出来るんだけど、凄い見づらかったのである。ほぼメールで見るのと変わらなかったし、URLとかあってもリンクになってなかったり、スマホ対応もしてなくて・・・。 なので、一本だけ残念だったけど、前よりは快適度が増したので、とりあえず良かったということで。 というわけで、まぐまぐさんお世話になりました。もっとクオリティーが良くなったらま

【自転車保険条例】そもそも、自転車のリスクや保険料について、あまり知られ ていないであろうことがポイント

高額判決がチョイチョイ出ているため、昨今話題になっている兵庫県での自転車保険義務付け条例。罰則は設けない方向だということなので、あまり効果が期待できないと 以前否定的な意見(エントリー)を書いた 。が、 弁護士ドットコム に必ずしもそうではないという割と反対の意見が出ていたので、取り上げてみよう。 重長弁護士のコメントによると、 「罰則のない法律や条例は、今回の条例案に限ったものではありません。 そのような法律や条例でもきちんと守らなければ、行政上の許可が下りなかったり、条例違反が原因となって損害が発生した場合に『民事上の責任の根拠』となって、賠償を命じられることがあります。かならずしも罰則がないからといって、機能しないわけではありません。 そもそも罰則を設けることは、ある意味で、市民の行動の自由を制限し、人権侵害にもつながるおそれがあります。罰則がなくても、政策目的が実現できるならば、わざわざ設けるべきではないでしょう」 ということ。 最後に まあ、そもそも論として、自転車に乗ることでのリスクの大きさやそれをカバーするための保険料がいかほどなのか、というようなことが、そこまで広く知られていないであろうことが、一つのポイント。なので、まずは条例もいいけど、猛烈にその辺の認識を広めるべくPRというか発信しまくることが重要だろう。 その話題作りのための条例という意味もあるのかもしれないが、時間などもろもろかかることを考えれば、その前に発信しまくって、効果を見てからでもいいような気もする。加えて、最終的には、どの程度の加入率を目指すのかで大分やり方が変わる。 つまり、飲酒運転などが非常に解り易い例である。自分が運転免許を取ったばかりの頃は、今程、飲酒運転の罰則も厳しくなかった。それが、現在では、あれよあれよと物凄く厳しい、大変なものになっている。その背景には、当然悪質な事件なども関係しているわけである。なので、極論すれば、ある程度高い加入率を目指すのであれば、同様に罰則を設定し、徐々に引き上げるなどは必要になってくるだろう。 というか、やっぱりなんか中途半端感があるんだよね。 【参考】以下のエントリーも参考になるでしょう。 ・自転車事故で9,500万の賠償命令が ・75歳の女性、赤信号無視の自転車にはねられ死亡、4,700万円の賠償命令が出た!!

保険会社はあくまで保険金を支払うまで。あと、どう使うかは本人の自由なの で、予めキチント協定しておくべし 2/2

※  前回(1/2) の続きです。 そもそも論として詰めが甘すぎ この話のポイントというのは、保険が云々ではない。離婚をする際に、キチントお互いの権利関係を協定していたのか?ということである。記事の内容からすると、少なくとも、この学資保険についてはしていなかったようだ。なので、本来であれば、この学資保険から出る金額ぐらいのお金をあてにするのであれば、そこを含めての養育費の額、あるいは、別途、節目毎に予め額を決めて、支払われるような内容で協定しておく必要がある。 で、それを実現する手段としては、元夫が判断すればいいことなので、保険を引き続き活用するなり、定期預金でもするなり、それは好きにすればいいこと。あるいは、手段まで決めてしまってもいいだろう。つまり、今回の話というのは、勝手に元妻が貰えるものだと思い込んでいたというのが、そもそもの原因なのである。 最後に 日本は法治国家。なので、交通事故でも、お金の貸し借りでも、今回のような離婚でも、トラブルが無いようにするためには、予めキチント具体的に文書で合意内容を確認しておくということが基本である。それをやったとしても、相手がキチント契約を履行してくれず、回収に苦労することが度々起こるわけだから。 まあ、なので、離婚なんてそう日常茶飯事にしょっちゅうあることではないので、少々費用がかかっても、あとあとのトラブルの防止料として、専門家に手伝って貰ったほうが無難だろう。 >>保険会社はあくまで保険金を支払うまで。あと、どう使うかは本人の自由なので、予めキチント協定しておくべし 1/2<<

保険会社はあくまで保険金を支払うまで。あと、どう使うかは本人の自由なの で、予めキチント協定しておくべし 1/2

昨日付の日経新聞に離婚に伴う学資保険のトラブル?悲劇?について出ていた。 離婚で悲劇 学資保険、保険金が受け取れない で、本当に可愛そう!とか言ってみてもタメにならないと思うので、誤解を恐れず、あえてハッキリと言う。 話の中身 要は、子供の将来のために、保険で 積立をしていた んだけど、その積立金の受取人が、元夫であったために、元妻は受取ることが出来なかったという話である。なので、子供の大学に入るためのお金として、あてにしていたが、それは、元夫から貰えなかったので、予定が狂ったと。 ちなみに、 保険料を払い続けてきたのも、もちろん元夫。 なので、 積立をしていた と書いたが、元妻がしていたわけではない。それと、養育費は毎月4万円程元夫が元妻に支払っていたようだ。 保険金をどう使うかは本人の自由 学資保険というのは、本来は子供の養育費の積立などを目的とした保険である。従って、普通は、そういったことに使われるのだろう。しかし、それはあくまで保険会社側がそういう感じで提供しているだけ。なので、保険会社は保険金の支払義務を負うだけなのだ。従って、その保険金を受け取った側が、使い道についてなんら制約を受けるものではないのである。 つまり、どう使うかはその人の勝手だと。例えば、物なんかだと割りとあることだ。新聞紙を何かに利用したりとか。グラスに、何か物を入れたりなど。まあ、いくらでもある。だから、それと同じようなイメージだな。加えて言えば、毎月養育費は払っているわけだし。お金に色はない。 ※ 長くなったので、 次回(12/8) に続きます。

医療保険は、いずれやめるつもりなら、出来るだけ早くやめるべき理由

医療保険は、料金の割にそこまでの金額を世話になる可能性は低いので、早めに必要なぐらいお金を貯めて、解約してしまう方が合理的論がある。これについては自分も結構賛成だ。ただし、やめる前提なのであれば出来るだけ早めにやめないと逆に損な可能性が生じるので気を付けたい。 入院するリスクというのは、高齢になればなるほど高まるもの。また、今流行りの終身タイプで契約している場合は特にだ。払込期間が完了している場合や、まもなく完了するとか。または、終身払いの場合にしても、これまで散々払ってきて、まさに今からというときに、やめてしまうのはただただ勿体無だけの場合もあるのだ。 掛け捨てでないものなら、必ずしもそうではないが、医療保険は掛け捨てタイプで契約するケースも多い。なので、その場合は、解約することで変わるのは、月々の料金の支払がなくなるという点だけ。それであれば、上述の払込期間が設定されているタイプであれば、そのままにしておいた方がどう考えてもいい。払込期間が終われば保険料の支払はなくなり、保障はずっと続くのだから。 また、終身払いのケースでも、若い頃から入っているのであれば、料金は安いはず。ならば、世話になる可能性が高まってくるタイミングで、しかも解約返戻金もないようなものを本当にやめてしまっていいのか良く検討する必要がある。 最後に つまり、やめるかどうかは、そのタイミングによって損だったり得だったりするので、その辺はくれぐれも良く考えた方がいい。

そもそも「保険は□」という点がメリットなので、費用対効果を語るならそこも 含めて評価すべき

医療保険について、 費用対効果が良くない というような記事を見かけたので、自分の意見を書いてみる。 そもそも、保険で費用対効果が良いものってどれぐらいあるだろうか?まあ、終身保険については、保険金でも、解約返戻金(払込期間を過ぎた場合)でも、ある程度多めに貰える印象はあるが……。しかし、それでも費用対効果という点で見れば、他に良い手段はいくつもあるだろう。 というかそもそもとして、保険のメリットってなんだろうか?その内の一つとして言えば、良く言われる表現として、預金は⊿、保険は□と言うことだ。つまり、預金だと、貯まるまでにある程度時間がかかるので、いきなり入院費用に備えたい、遺族の生活費を確保したい、とか思っても来月からとかそんなわけには行かないのが普通である。 しかし、保険ならどうだろうか?これは、契約が完了し、保障が発生(開始)した時点から、準備万端となるのだ。解りきっていることではあるが・・・。つまり、車や不動産と言ったある程度高額なものを直ぐに購入したいと思った時に、金利を負担してでもローンを組めば、直ぐに購入が可能となるというイメージに近いと思われる。 なので、それに対して、費用対効果とか考える事自体どうなのだろうか。つまり、それを言うなら、保険は□という点も含めて評価すべきなのである。 最後に 保険はあくまで手段。上手に活用することで、いかようにも変わってくる。なので、ただ、損だ得だという話ではなく、使いようなのである。

10月に沖縄地方に接近した台風19号での保険金支払額が約9億円に 支払件 数は2,606件

10月に沖縄地方に接近した台風19号での保険金支払額の調査結果を損保協会沖縄支部が、発表したと沖縄タイムスが報じている。 台風19号の保険金支払額 8億9千万円 支払金額は、10月31日時点での 支払見込み額 で、以下の通り。 10月31日時点での支払見込み額は8億9720万円で、支払件数は2606件だった。 で、その内のほとんどが、火災保険が占める。割合的には、金額ベースでは約9割。件数ベースでは約8割が火災保険。次に多かったのが自動車保険で、あとその他ということである。  内訳は、家屋や家財の破損などに対応する「火災保険」が2067件で8億1566万円。「自動車保険」は486件の5862万円、 最後にひとこと 沖縄って言うと、台風がよく直撃するイメージ。飲食店なんかでは、雨水を貯めて利用しているなんて話も聞く。とは言え、流石に9億円の被害というと、その被害の凄まじさを感じる。保険金支払いベースではなく、実際の総損害がどのぐらいなのかは判らないが、保険に入っていた人はせめてもの救いだろう。 3.11以降特に日本国内は、強力な自然災害が増えているので、保険などの備えはキチントしておくべきである。

火事で多額の損害が出たが火災保険金が支払われなかった不自然な点がある家具 会社の話

昨日付の日経新聞の記事で、不幸にも火事で家具が燃えてしまったが、保険金が支払われず、訴訟で争っている家具会社の記事があった。 倉庫全焼で保険金請求 不可解な事実が示すのは… この記事一見すると、保険会社がとんでもなくて、その家具会社がかわいそう。というようにも見えてしまうのだが、実際記事の内容を読んでいくと、必ずしもそうではなかった。 保険会社は気分で支払をするのではない 記事の内容に触れる前に、予め確認しておこう。メチャクチャ当たり前の話として、保険会社が、保険金の請求を受けた時に、該当するかどうかは、 契約約款の内容から判断される。 そこには、該当にならない場合と、なる場合が書いてあるので、基本的な話としては、保険会社の裁量で、判断されるものではない。 で、事実がハッキリとしない場合は、調査をするなりして、保険会社としての結論を出すわけだが、それだって、出来るだけ払わないように払わないようにとやっているわけではない。少なくとも自分はそんな風に感じたことは、これまでにはなかった。大昔は判らないが、むしろ、出来るだけ払う方向である。 裁判所は一審で全面的に退けた で、困った家具会社は、訴訟に持ち込むしか無かった。しかし、結果は、 地裁は判決文で「いささか不自然」と首をひねった。 「火災は自らか、意を通じた者による放火が原因の可能性が高いといわざるをえない」。地裁は列挙した事実の帰結としてこう断じ、家具会社側の訴えを全面的に退けた。 というわけである。詳しくは、記事を見てもらえればと思うが、理由として挙げられるのが、 ・当時やたらと在庫が多かった ・従業員の過去 などが挙げられる。つまり、これも当然の話しであるが、それなりの根拠があっての、保険会社および裁判所の結論なのである。そして、その従業員の過去については、かなり裁判所の判断に影響を与えたということだ。 地裁の判断に決定的な影響を与えたのは、家具事業のために新たに雇い入れた社員の過去だった。 受取る側の事前の配慮は重要 実際の真相というのは、これは、誰かの仕業なら、その誰かしか判らないこと。誰の仕業でもなく本当に事故でも、それは、こうなってしまうともう事実は闇の中で、どうだったのか判らなくなってしまう。なので、これだけネタが上がってしまうと、本当に事故で、本来対象になるものであったとしても正直致し方ない面はかなり

生命保険は契約期間が長いのが普通 トータルで比較すれば、少しの差が直ぐに それなりの差に

たまーになんだけど、生命保険で◯◯社と××社では、◯◯◯万円も保険料に差がある!というようなサイトの記事だとか、雑誌の記事だとかを見かける。実は先程も……。PR記事だったのかもしれないな。にしても、客観的に見てそこまで差がないものを、無理やり差があるかのように書くのはどうだろうか……。 で、何を言いたいかというと、トータルで比較すれば、僅かな差でも、それなりの金額に見えるという話。もちろん、わざわざ、高い保険会社を選ぶ必要はないけど、あんまり、神経質になりすぎても、もっと本来重要なものを見失いかねない。あと、率直に面倒だし、入ったあとから出たやつに、一喜一憂するのも疲れるだけだ。 もっと具体的に言おう。例えば、生命保険の場合、30歳で加入して、65歳まで払うとすると、軽く払込期間が35年とかになる。なので、トータルで◯◯◯万円も差がある!とか言うけれど、35年とかでみれば、直ぐに少しの差がそれなりの差に見えてくる。 いくつかの金額のトータルを見てみよう。 ・月々100円の差の場合 100円×12ヶ月×35年= 42,000円 ・月々300円の差の場合 300円×12ヶ月×35年= 126,000円 ・月々500円の差の場合 500円×12ヶ月×35年= 210,000円 ・月々700円の差の場合 700円×12ヶ月×35年= 294,000円 ・月々900円の差の場合 900円×12ヶ月×35年= 378,000円 というような結果が出た。つまり、月々1,000円以下の差でも、トータルで見れば数十万円ぐらいの差には直ぐになってしまうのである。ちなみに、いつぞや見かけた記事では、「トータルで10万円も違う!!!」とかやってたけど、完全に・・・という感じだね。既に示したように、例えば35年なら、月300円も行かないぐらいで、変わってくる金額なのだ。 月300円とか言ったら、ちょっとした保障内容の違いで、ホント直ぐに変わる金額なので、そこはホント誤差の範囲ということで、一喜一憂する意味はないだろう。 最後に いかがだっただろうか?最終的に、 じゃあ、いくらぐらいなら? というのは、それぞれの価値観の問題もあるので、各自判断すればいい。しかし、内容的なメリット・デメリットを良く理解したうえで、変えるなら変えないと、生命保険は診査もあるし、契約年齢で保険料が変わるので、後から

『生命保険料控除』の対象となる人の要件を解りやすく解説したよ

今朝ニュースを見ていたら、年末調整の時期かして、生命保険料控除についての記事があった。で、控除の対象となる人の要件について書かれていたんだけど、書き方が物凄く分かりづらかったので、同じように感じる人もいるだろうから、そういった人のために解りやすく解説してみる。 ちなみに、その記事は、 こちら 、です。なぜか、このサイトの記事は、チョクチョク、えっ!?ちょっと酷くない?と思うものがある。いくらなんでもちょっと考えたほうがいいだろう。外人が書いたのか、あるいは子供が書いたのかと思うレベルの時がある。。。 さて、それでは本題に。 生命保険料控除の要件については、 国税庁のウェブサイト に以下のように出ている。 生命保険料控除の対象となる生命保険契約等とは、一定の生命保険契約等で、その保険金等の受取人のすべてをその保険料の払込みをする者又はその配偶者その他の親族とするものをいい、契約者が誰であるかは要件とされていません。したがって、この要件が充たされている限り、保険料を支払った夫の生命保険料控除の対象になります。 (所法76) つまり、もっと解りやすく整理すると、ポイントは、 保険料を払っている人(通常は契約者)とその契約の保険金受取人との関係 である。 従って、 ・保険料を払っている人 = 保険金受取人 ・保険金受取人が、 保険料を払っている人の → 配偶者 ・保険金受取人が、 保険料を払っている人の → 親族(厳密には、6親等以内の血族及び3親等以内の姻族のようだが、普通は大丈夫だろう) のいずれかであれば、 その保険料を支払っている人が 、所得の控除を受けられる。なので、普通は契約者と保険料を支払っている人は=なので、契約者と受取人の関係で判断すればいい。しかし、ならば、なぜ最初からそのように書かなかったのかと言うと、実際に負担している人間と契約上の本来義務を負っている人(契約者)が、事実として違うことも考えられるからだ。 その場合は、 実際に負担している人を基準として判断 する。その人と受取人の関係が、要件を満たせば、OKということに。なので、逆に言えば、形式上あっていても、実態が違う場合は、アウトというわけである。ただしかし、当局に指摘を受けた場合を考えると、客観的にその事実が確認できる必要があるので、保険料の引落し口座や契約名義というのは、キチントしておくべきだ

ライフネット生命の意識調査で夫が働けなくなるリスクについてのものがあったけど、今時は失業→転職による収入減の方がコワイ

東洋経済ONLINEに以下のタイトルの記事があったので、ちょっとコメントしておく。 ~ライフネット生命保険 主婦1,000人に聞いた、夫が働けなくなるリスクに関する意識調査~ 取り敢えず、記事の具体的な内容は、さて置き、まあ、この点について、一瞬も考えたことがないという人は、ほぼいないだろう。で、自分はそれについて何を思ったか? 今時は失業→転職による収入減リスクの方が高い 特別な事情がなければ、結果的にほとんどの場合考える意味はないと。(考えても考えなくても一緒)だって、そうなる確率は相当低いのだから。かなりね。だから、極論すると全く考えず、生命保険とか一切対策もとらなかったとしても、「考えとくべきだった~(泣)」とは、通常ならずに、何事も無く老後を迎えると。特に死亡リスクは。 で、これはあくまで極論。なので、このテーマについて考える意味が全くないとまでは言わないが、気にするべきリスクは他にもあるという感じ。それで、この問題は、働けなくなるというより、 収入が途絶えるというリスク なので、単に亡くなるとか、病気やケガで働けなくなるという以外に 失業 という問題が今時特にある。 で、もっと言うと、失業してずっと無職ということでは普通はないのだが、 収入がグッとダウン するということは普通に有り得ることである。つまり、ゼロになるわけではなくても、以前まであった内の一部が無くなれば、額の違いであって、他のケースでの収入減と同じような話なのだ。 で、こちらのリスクの方が確率論で言えば高いだろうと。ただ、死亡だとか、病気・ケガにより働けないというものについては、通常、保険で対策はとれるのだが、失業による収入減リスクについて、直接的にカバーする保険ってないのよ。少なくとも自分は知らない。 ポイントは、環境に適応しやすい体制 なので、そこに備えたい人は直接的ではないけど、一定程度の預金とか金融資産とか、換金性の高い資産を持っておくということぐらいしかないだろう。ある程度あれば、そうなったときに考える時間も出来るし、冷静にじっくりと仕事を探すことができる。 ただ、基本的には、収入の範囲内で実力にあった暮らしをしていくしかないのである。なので、いずれの場合でも、もしもそうなった時に環境に適応しやすいような体制で臨むということがポイントになる。経営とか、投資的な感じで言うと、リスクを