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1月, 2014の投稿を表示しています

保険金詐欺で逮捕!!金額は190万円、実際割にあうのだろうか?

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保険金詐欺で6人逮捕 交通事故を自作自演 – 静岡新聞社 – JChere中国ニュース速報 追突事故を起こし保険会社から保険金をだまし取ったとして28日、6人の男が詐欺の疑­いで逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは住所不定の送迎アルバイトの男(65)ら6人です。警察に­よりますと男らは、おととし6月、2台の車に分かれて乗り、浜松市西区舞阪町の路上で­故意に追突事故を起こし、保険金あわせて190万円をだまし取った疑いがもたれていま­す。警察の調べに対し、男ら5人が「身に覚えがない」などと容疑を否認、1人が容疑を­認めているということです。警察では男らの余罪についても調べを進めています。   保険金詐欺のニュースです。   事故について この事件は、自動車で追突事故を故意に起こし、保険会社から保険金をだまし取っていたというもの。 金額は、なんとたったの190万円。   割に合うのだろうか? 金額の問題か?という意見もありそうですね。 ルール違反という意味では、金額の大小にかかわらず、ルールは守らなければならないでしょう。 ただしかし、別な角度から見た時に、割に合うのだろうか?ということも気になります。 たったの190万円で刑事被告人となり、起訴され、有罪となれば、前科がつくでしょう。 そして、詐欺をやった人という世間の認識になる。当然、実刑になれば刑務所暮らし。 どーですかみなさん!? そもそもルール違反なわけですが、あえて考えるとすれば、最悪の費用対効果ですよね。   そういう意味では意味の分からない事件は結構ある 例えばですけど、以前話題になった、タクシー強盗。 それから、牛丼のすき家の数々の強盗事件。 あと、コンビニとか、ドラッグストアとかの強盗事件。 この辺は大抵余分にお金を置かないようにしているでしょうから、せいぜいあっても数万円とか・・・。 レジに何十万、何百万は置かないですよね。 何百万でも充分な金額とは思いませんが・・・。   あえて言うなら狙いが悪い というわけなんで、そもそもとして、批判を恐れずに言えば、狙いが悪すぎますね。 冷静になって考えれば、リスクが高い割には、成功したところで、元々大した儲けはないわけです。 なので、こういうことを金欲しさでやる人というのは賢い人はいないでしょうね。 もっとハッキリ言えば、頭の悪い人ということで。 楽し

75歳の女性、赤信号無視の自転車にはねられ死亡、4,700万円の賠償命令 が出た!!

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自転車にはねられ死亡、4700万円賠償命令 東京地裁  :日本経済新聞 昨年の7月にこれまでの自転車事故での最高記録となる9,500万円の賠償命令が裁判所から出たことについて、 以前に取り上げています が、またまた自転車での高額判決がでました。   事故の概要 今回の事故は、 75歳の主婦の女性 が横断歩道を 歩行中 、 赤信号を無視 した スポーツタイプの自転車 を運転していた 男性(46) にはねられ 死亡 。その女性の遺族は、自転車を運転していた男性に約1億円の損害賠償を求め提訴。判決で、 東京地裁は 28日、約 4700万円の支払いを命じた。 というのが今回の事故の概要です。 というわけでですね、赤信号無視の事故ということもあり、被害者ご本人ならびにご遺族の方にとっては、誠にお気の毒なことで、まずは、ここにご冥福をお祈り申し上げる次第でございます。   人とぶつかる可能性は普通にある ただしかし、こういったことは誰にでも起こりうることなんですよね。 赤信号無視はいけませんが、現実には自転車の信号無視はケースにもよるでしょうが結構います。 また、無視をしていなくても人とぶつかる可能性は普通にあるのです。 そういう意味では、これまでに何度も書いてきましたが、気をつけることは大前提ですが、人間のやることですから、常に完璧の結果をだせるわけではありません。 従って、保険に入っておくしかないんですよね。対策は。   結論 なので、最低限、自転車を運転する人は賠償保険(相手に対して)。 あと、自分の方は、必要に応じて傷害保険や医療保険に入っておきましょう。  

病院の入院時のベッド代は色々?

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さて、先日のことになりますが、入院費用について話をしていました。そしたら、一泊の値段の話になったんですが、今一ハッキリした結論に至りませんでしたので、気になった私は、いろいろと調べてみることにしました。 差額ベッド代 突然ですが、みなさんは、差額ベッド代をご存知でしょうか? 差額ベッド代というのは、一部屋あたりのベッド数が4つ以下の場合などに、病院側が患者に自由に請求できるものらしく、通常の入院基本料にさらにプラスで料金が発生するものです。 金額は自由なので、この辺で病院ごとに、部屋ごとに、大分料金が変わるということが分かりました。 まさに、旅館のごとくこの部屋は、基本料+5,000円です、とか。+1万円です。場合によっては・・・。みたいな話ですね。 どのぐらい違うのか 調べましたところ、上は20万、下は0円と実に様々でした。 具体的には、0円、500円、3,000円、5,000円、1万円、2万円、3万円、10万円、20万円とか本当にバラバラです。 さすがに、10万以上の部屋は多くはないみたいでしたが・・・。 差額ベット代は健康保険が効かない というわけで、差額ベット代は健康保険が効きませんから、ここが非常にポイントとなってくるところなのです。 ちなみに、入院費用の相場は健康保険が一切効いた場合は、一日5,000円程度の負担になるようですよ。 これは先日TVタックルでやっていましたが、国から病院に支払われるのが、一泊16,000円程度なのだそうで、その3割(健康保険の自己負担分)なので5,000円ぐらいになるのではないかと思うところです。 なので、差額ベット代が発生する場合は、大雑把な話、最低の5,000円+差額ベッド代となる模様です。 結構かかる可能性が ですから、差額ベッドが5,000円なら、合わせて1万円とか、1万円なら15,000円とかになりますね。なので、500円位とかでもなければ、合わせると結構かかることがわかります。 また、高額療養費制度を使える場合は、一日あたりにすると最低の部分が5,000円より安くなる場合もあるでしょう。(高額療養費制度はもちろん差額ベッド代は対象外です) ちなみに、先日テレビでやってたんですけど、一入院あたりの平均は、健康保険の効かない分とトータルで、一回あたり30万ぐらいということのようです。 差額ベットの支払い義務 なんかネ

自動車保険の代車特約は、特に提案しない

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さて今回は、自動車保険の代車特約についてやります。   代車を借りるための費用がでる特約 代車特約は、いわゆる、事故があり、修理などをする際に、代車を借りるときの費用が補償される特約です。 値段はケースにもよりますが、年間で何千円という感じ。 この何千円について、安いと見るか高いと見るかはそれぞれだと思いますが、入らなくても困らないのでしたら、入らないで済ませたいと思いませんか? そうですよね。入らなくて済むのなら、タダではないわけですから、それに越したこはないですよね。   うちでは提案していない 当然、あらゆる事態を想定した時に、必要だと判断した場合は、提案します。 しかし、そうではありませんので、うちでは特に提案まではしないのです。   提案しない理由 理由は簡単。 入らなくても困る可能性は、まずないからです。 リーマンショック以降、いくらか状況は変わったものの、それでも事故で車を修理に出す際に、代車費用を別途請求されるケースは、ある程度車を購入しているところであれば、まず無いようです。 もちろん絶対とは言えないのでそういった場合も想定する必要はあるわけですが、そういった場合で、もし無料のほうが良ければ、代車費用が無料の整備工場を紹介することも可能ですので、無いと困る可能性はまず無いのです。 従って、契約のときに顧客に対して、代車特約も契約しておいた方がとは言わないというわけです。   最後に 今回のご紹介した、 代車特約を提案しない理由 は、あくまでも我々の状況の場合ですが、参考にできる点はあるでしょう。 また、今どきはどこも同じようなことをやっていたりしますので、事故時に無料の整備工場を紹介してもらうことが可能という保険会社は割りと普通なのではないかと思うところです。 そこについては、ハッキリしませんので、予め確認しておくといいでしょう。 それでは、ご参考に。

保険金を請求するにはどうしたらいいのか?

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今回は、保険金請求の仕方についてご紹介します。 ちなみに、こののエントリーを書くきっかけは、うちのカミさんからの質問でした。 そして、さらに言えば、今回は何について書くかなかなかネタが浮かばなくて、うちのカミさんに何かネタを考えてくれと言ったところ、今回のテーマに行き着いたんですね。ありがたい。 というのも、このブログでは、今のところ、エントリーの内容を保険に関することに限定している関係上もあって、浮かぶときは、次々に書くネタが浮かんでくるんですが、そうでない時は、なかなか大変なわけです。 さて、改めまして、保険金の請求の仕方について書いていきます。   電話をするだけ いきなりですが、保険の種類はいろいろありますが、 結論は基本的には保険会社(保険代理店含む)に電話をするだけ です。 具体的には、電話をして、対象になるのかも含め保険金の請求をしたい旨伝えれば、あとは、必要書類も含め具体的な案内があるはずですから、その案内に従って、やるだけです。 例) 入院した場合なら、「入院したので、対象になるなら保険金の請求をしたいのですが」という感じで言えばOK 特に難しいことはありません。 用意する書類は、その保険の種類や事故の種類によっても違いますが、そんなには多くはないです。あと、請求書など保険会社側で用意したものを記入するぐらいです。こちらもボリュームは通常大したことはありません。   かかりつけの保険代理店があれば、なお楽 用意するものや記入する書類自体は大したことはなくても人間知らない人に電話をし、場合によっては、質問をしたりなど話をすること自体がストレスだという人も少なくないでしょう。日頃から、社交的であったり、様々な人と話をする機会の多い職業の人などであれば比較的抵抗が少ないかもしれませんが、そういう人ばかりではありませんからね・・・。 なので、できるだけ面倒見のいい保険代理店から契約しておくと楽でしょう。 もちろん、その会社によっては差があるでしょうけれど、専任の担当者がつくようなところでしたら、話も通じやすいでしょうし、初めて喋るストレスもないはずです。   請求期限 それと、請求の期限は?みたいなこともカミさんから質問を受けました。 これも現行の法律上は、 3年で時効 にかかるということになってますので、ある程度時間的には余裕があります。 ただ、保険会社

家財道具には、どの程度保険をかけるべきなのか?

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今回は、家財道具に火災保険をかけるときにどの程度かければいいかについて書きたいと思います。   評価額 さて、早速ですが、どの程度やればいいのか?ということで、その辺ついて語っていきたいと思いますが、ザックリ言って家財って、その家庭や家族構成によってマチマチなんですよね。 これは、収入云々だけではなく、その人の好みによっても大分かわります。 特にこだわりはなく使えればいいという人。とてもこだわっている人。それぞれ大分変わりますのでね。 で、一応目安として、 こんなのはありますが・・・ 「えっ、こんなに!?」 と思われた方は少なくないのではないかと思うところです。 ちなみに、これは、新品基準で、全て同等のものを再度買い直した場合の目安です。   あくまで目安 しかし、あくまでも目安ですから、実際は、冒頭にも言いましたようにかなり個人差があるのです。 年齢と家族構成で一律のわけはないですからねw しかも、ある程度の年齢になってくると、その個人差は広がっていくでしょうし。 そして、もう一つ言えば、この表の根拠(内訳)を前に見たことがありますが、ハッキリ言って、物価とか所有しているものとか平均的な人とは大分開きがある感じでした。 というわけで、実際は、あくまで目安ということでかなり調整が必要でしょう。   保険料を少なく抑えるための考え方 そっくりそのままという決まりは特にない ちなみに家財道具の範囲は、基本的に、衣類から、電化製品から、家具から、かなり広範囲にわたって、大概のものが家財に含まれます。なので、全て同等のものをそっくり、再度取得となると、表にあるぐらいかかるかは別にしても、それなりにかかるでしょう。 しかしですね、全くそっくりそのままのものを全て取得しなければならないという 決まりは特にありません。 さらに、参考までに実務感覚で言えば、そっくり取得することを前提で検討したいという人も、ほとんどいないのが現実です。 しかし、それはまあ、あくまでも それぞれの判断した結果にすぎない ので、人は人なのですが・・・。   いくら出れば納得か なので、実際の判断にあたっては、 自分がどうしたいのかが重要 です。 そして、できるだけ保険料を抑えるためには、そっくり戻すためにはいくら必要かという考え方に立つのではなく、 いくら保険から出れば納得できるのか? という考えにたっ

自動車保険の他車運転特約は制約がいっぱいなのでススメません

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今回は、自動車保険の他車運転特約についてご紹介します。   他車運転特約とは 他車運転特約は、自動車保険を契約している自動車ではない、 臨時に借り受けた 、例えば、車検や修理などのときの代車などで事故を起こした場合に、契約自動車の補償を使うことができる特約です。 解りにくいと思うので、大雑把に言いますと、借りた車で事故を起こした場合でも、別に自分などの車に契約している保険で補償して貰えるというものです。   自動付帯 この特約は、 乗用車等 で、さらに契約自動車を主に利用している人(記名被保険者)が 個人 であれば、通常自動付帯ですので、希望するも、しないも関係なく付帯されます。   注意点およびススメない理由 で、一見するととても便利に感じると思います。 借りた車でも補償して貰えるわけですからねー。 しかし・・・、 とても制約が多い。 我々が取引をしている保険会社に関して言えば、今年の7月以降始期の契約から大分使い勝手が良くなるなんて話もありますが、今現在について言えば、かなりいろいろと要件があります。   例えば、 ・自分などのケガは補償されないケースが ・車両保険を契約している場合でも、その借りた車の修理代はあくまでも走行中しか補償されないとか ・借りる車の所有者などに条件が ・職場の業務のために運転した場合は対象外 とか・・・。   まとめ というわけで、いろいろと使い勝手が悪かったりするし、トラブルの原因にもなるので、基本的には、この特約はあてにしないことをススメています。 もしも、あてにする場合は、そのケースごとに事前に確認したうえで慎重な対応が必要ですね。 ですから、先日も問い合わせが来ましたが、その車自体に保険をかけることをオススメしました。 ちなみに説明したらその方も納得され、その方向で検討すると言っていました。 解り易さも含め、基本的には、その車ごとに補償をつけるのがいいですね。 ですから、その特約自体は、一応自動付帯でついていたりはするので、それについては大雑把に覚えておく程度でいいでしょう。 基本はあてにしなくても、何らかのミスで役立つときは来るかもしれませんから。

東京海上、消費増税に伴う保険料値上げについてコメント

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これまでに散々予測してきました通り、早速、東京海上HDが消費税の増税後の保険料の値上げについてコメントしていますので、ご紹介します。 参考記事 ・保険料には消費税がかからないので、増税の影響をうけないというのは甘い! ・消費税増税の影響で、間違いなく保険料が上がる ・やはり予想通り、消費税増税で1000億円超の収益悪化、各社値上検討へ 秋以降の保険料上げ検討=消費増税、転嫁なら—東京海上HD – WSJ.com 東京海上ホールディングス(HD)は21日、4月の消費税率引き上げを受けて、今年秋以降の自動車保険料値上げを検討していることを明らかにした。損害保険契約は非課税取引に当たり、保険料そのものに消費税は掛からない。ただ自動車の修理工場に支払う費用、保険販売代理店に支払う手数料や物件費などには増税分が上乗せされ、損保会社にとっては収益圧迫要因になる。 同社は、消費税率の5%から8%への引き上げで、主力の自動車保険を中心に年間200億円程度の減益要因になると試算している。経費削減など経営努力で吸収に全力を挙げるが、限度を超える負担は「保険料値上げも選択肢」(永野毅社長)とし、契約者へのコスト転嫁を求める。 ただ、引き上げる場合のタイミングは、昨年10月に高齢ドライバーの事故増加などによる採算悪化を受けて自動車保険料を値上げしたばかりのため、永野社長は「4月に値上げすることは考えていない」と明言。秋以降の引き上げの是非と、適切な料金体系について、今年度中に判断する考えだ。火災保険料なども値上げの可能性がある。 [時事通信社] 保険料そのものに消費税は掛からなくても保険会社が支払う各種費用には増税分が 以前から何度も書いてますし、今回のニュースにもでているわけですが、 損害保険契約は非課税取引に当たり、保険料そのものに消費税は掛からない。ただ自動車の修理工場に支払う費用、保険販売代理店に支払う手数料や物件費などには増税分が上乗せされ、損保会社にとっては収益圧迫要因になる。 というわけなんですね。 努力も流石に限界が ですから、再三このブログでも申し上げてきたわけで、それが現実になってきたというわけです。 同社は、消費税率の5%から8%への引き上げで、主力の自動車保険を中心に年間200億円程度の減益要因になると試算している。経費削減など経営努力で吸収に全力を挙げるが、限度

生命保険に入るときに将来いくら必要とか言ってみても現実収入で考えるしかし ょうがない

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今回は、生命保険の契約プラン(保障内容)を考える際のポイントについて書きます。 本末転倒な考え方 生命保険のプランを検討する際に、やたらと積み上げていくような考え方があります。 今でもどことは言いませんが、こういった手法で必要額を算定し、相談者である顧客へプランの提案を行っているところがあるようですね。 また、頭の硬いなんかの教科書に書いてあるようなことをそのまんま誰にでもあてはめているような人もいるみたいですね。 要は、プランを検討する際に、子供が二人(予定含む)なので、将来の教育費が各1,000万で、もしもの生活費が月30万で、葬儀費用として、500万であと学資保険が・・・医療保険が・・・みたいにドンドン必要な金額分、保障を積み上げていくんですよ。 ちなみに、このやり方は「積み上げ型」なんて呼ばれたりします。 何が問題なのか 普通の人は、現実に稼ぎ出した収入の範囲内で、買い物をしたり、遊びに行ったりと生活します。従って、多くの人がそうであるように、不幸にも短命で生涯を終えるようなことなどがなければ、子供の教育費など基本的には一切の費用をその収入で賄っていくわけです。もちろんローンを活用することはあるでしょうけれど、それも基本的には自分の収入から返していきますよね。 つまり、いくら必要でも、その収入を超えるような保障額を設定するというのは、 その人が亡くなったほうが経済的に豊かになり、生き続けると予定が狂うみたいな矛盾が生じてしまう のです。 積み上げ型 そして、多くの場合この積み上げ型ですと、そうなる傾向があります。 それはそうですよね、自分達の実力よりも先に理想と言いますか、 いくらかかりそうか?とい方を先に考えているわけですから。 現実の収入や予算も考えずに・・・。 みなさんも買い物をするときには、予算内で買い物をされると思いますが、それと似たような話です。 先立つものがないのに予算を超えるようなものばかり検討していてもどうしようもありません。 しかも保険金を受け取る確率はわずか なので、実際の生命保険のプラン作成にあたっては、 現状の生活レベルを上限に その範囲内で維持するための保障を 無理の無い予算で 検討するのが現実的でしょう。 むしろ、死亡率等を考えれば、いかに少なく済ませるかと考える方が合理的で、様々な公的制度やご本人の生活費等できるだけ引けるもは

車で事故を起こしたときの対処の仕方まとめ

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今回は、自動車で事故を起こしてしまった場合の対処の仕方をご紹介します。 人によっては、今更と思うかもしれませんが、世の中慣れていない人の方が大半だと思います(慣れている人ばかりでもある意味怖いですね)ので、そう思った人は軽い感じでスルーしてください。 それと、自動車保険のパンフレットなどには、普通にでていることですが、パンフレットを常時持ち歩いている人ばかりではないでしょうし、今時は何かあればスマホで検索というスタイルが多くなってきているとも思いますので、わたしのブログでも載せておくことにします。   もしも事故が発生したら 1.負傷者の救護 ▷ 119:救急車を呼ぶ ↓ 2.路上の危険防止 ▷ 他の自動車のジャマにならないように自動車を安全な場所へ移動。必要に応じてハザードランプなどをつける。 ↓ 3.警察へ連絡 ▷ 110:事実をできるだけ具体的に伝える。 ↓ 4.自動車保険の契約先の保険会社(担当の保険代理店含む)へ連絡 ▷ 事故の詳細、相手の詳細が必要です。   実際のところ 上記では、流れをある程度丁寧に書きましたが、実際の話として、大雑把には救急車を呼ぶほどのケガ人がいる場合は、 119で救急車を呼び、その後110で警察を呼ぶ。 119するほどのケガ人がいない場合は、 110で警察を呼ぶ。 という点だけ最低限押さえておけばOKです。 なぜなら、通常余程でなければ、ジャマなところに車を放ったらかしにしておくことはないでしょうし、もし、そうでもすごく渋滞したり、クラクションをガンガン鳴らされたりや、怒られたりすると思いますから、移動しなきゃと考えるハズです。 あるいは、警察にもどかすように言われるはずですので。 それと、警察を呼べば、あとはその警察から、いろいろ質問受けるので、それにありのままに正直に答えればOKで、それが終われば、警察から、相手と連絡先を交換してくださいとか、保険会社に電話してくださいとか、普通は案内がありますから、細かいことを覚えていなくても、普通は大丈夫です。 なので繰り返しますが、必要に応じて119と、110さえ覚えておけば大丈夫ですね。   最低限注意すべきこと これもある程度はお解りの方は多いかもしれませんが、いわゆる無承認示談なんて言い方しますけれど、事故が起きた時に、相手の方と解決内容(示談内容)について、ご自分の判断で話をつ

火災保険にも付帯サービスがついている場合が

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今回は、火災保険の付帯サービスについて書いてみます。   火災保険の付帯サービス 単に付帯サービスと言っても、 ??? という感じですよね。 自動車保険では、もう既に当たり前になっている、車にトラブルが発生した時に業者が駆けつけて来てくれて、レッカー移動やトラブルの手当をしてくれるサービス(ロードサービス)が保険についていますよね。 そういう保険本来の機能以外のサービスが、この頃は 火災保険にも付帯されていたり します。 24時間365日無料でいつでも来てくれる わたしの取り扱っている火災保険でも全てではありませんが、住宅用の火災保険で、そういったサービスが付いているものがあります。 内容は、水道管のトラブルやトイレのトラブル、玄関のカギのトラブルなどに対して、24時間365日、所定の電話番号に連絡すれば、いつでも応急処置をしに無料で来てくれるというものです。 こういったサービスは、夜などの通常どこの業者も来てくれないような時間帯にトラブルが起きた時に非常に役立ちます。事実、既にそういったケースがあり、実際に役立ち感謝されたことがありました。 予め知っていなければわからない しかし、そうしょっちゅうあることでもありませんので、その存在自体を忘れてしまうかも知れません。また、契約の時に良く説明して貰えてなかったり、ご自分でも良く確認していなかったりで、そもそもそういうサービスが付帯されていること事自体認識していないこともあるでしょう。 誰が悪いみたいな話は、ここではしませんが、いずれにしても、まだまだ一般的ではないでしょうから、予め知っていなければ、 火災保険にこのようなサービスがついているとは思わない でしょうね。 最後に というわけで、火災保険にもこういうサービスが付いている場合がありますから、一度ご自分の契約内容を確認してみましょう。 そして、こういったサービスが付いている場合は、覚えておいていざという時に是非利用するようにしましょう!! それでは今回はこの辺で。

一番メリットがわかりやすい生命保険はアノ保険

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保険というとどうしても形のないものですし、料金先払で、もしもがあれば品物(保険金)を受け取れるという制度ですので、一般の物やサービスと比べるとどうしてもメリットを感じ辛い面があるかと思います。 そこで本日は、生命保険の中でもメリットを感じやすい保険をご紹介します。   いずれ絶対に受け取れる保険です 何の保険かと言いますと、それは、 終身保険 です。 通常、終身保険は、一生涯保障が続く死亡保険。そして、短期払いの場合は払込期間が過ぎれば、解約した場合でも、払ったよりも多く返戻金が戻ってくるのが特徴でもあります。   死なない人はいない 基本的なこととして、現状死なない人はいませんから、保障が一生続く=いずれ保険金の請求権が発生するということになるわけで、年金保険や養老保険などの積立タイプの保険を除く大半の種類の生命保険は保険金を受け取らずに終わるのに対して、この保険だけは、ちゃんと保険料を払い続ければ、いずれ保険金を遺族が受け取ることができるのです。   払ったよりも多く受け取れる 先ほど説明しましたように、短期払いの場合は、払込期間を過ぎれば、解約しても通常、払ったのよりも多く返戻金がでますが、ご本人が亡くなって 保険金で受け取った場合の方が、通常、多い のです。 従って、経済的な事情がなければ、解約ではなく、 死亡保険金として受け取ったほうが得 になります。   終身保険のメリットまとめ 1.死なない人はいないため、保険金はいずれ絶対に受け取れる(無駄な感じがない) 2.払った金額よりも保険金を多く受け取れる 3.貯蓄機能があるので、急遽入用になった場合は、お金を使うことができる 4.短期払いで払込期間を過ぎれば、解約しても払った金額より多く返戻金が戻る。(運用機能がある。)   最後に というわけなので、この保険は非常にメリットがわかりやすい保険です。 あまり生命保険が好きじゃない人でも、この保険ならいいのではないかと。 お葬式代の準備など、確実に遺族にお金を残すのに持ってこい。

裁判所が支払い命令、暴力団組員に生命保険金3,300万円

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珍しいニュースがあったんでご紹介。 抗争死?組員に保険金 福岡地裁、3300万円支払い命令 2014年01月17日(最終更新 2014年01月17日 01時55分) 暴力団抗争とみられる事件で刺殺された男性組幹部=当時(43)=の遺族が、暴力団員であることを理由に生命保険の支払いが受けられないのは不当として、全国生活協同組合連合会に対し、計約3300万円の支払いを求めた訴訟の判決で、福岡地裁は16日、遺族の請求を認め、全額の支払いを命じた。府内覚裁判官は「契約時に反社会的勢力でないことを調査したとはうかがえない。暴力団関係者と契約しないことも明言していない」と指摘した。 判決などによると、2011年4月、指定暴力団旧九州誠道会(現浪川睦会)系組幹部が福岡市で何者かに刃物で刺されて死亡。遺族は03~07年の複数の生命共済契約に基づき、保険金に当たる共済金の支払いを求めたが、拒否された。 連合会側は「組員であり、所属団体が抗争を繰り広げていた男性との契約は公序良俗に反し無効」などと主張。判決は「契約当時、反社会的勢力を排除する重要性が次第に認識されていたが、組員であることや抗争を繰り返したことのみで契約無効とする見解が共通認識だったとは認められない」と判断した。 連合会は「暴力団排除の約款の新設を含め、対応を検討する」とコメントした。 =2014/01/17付 西日本新聞朝刊= このニュースは、被共済者が暴力団組員で、所属団体が抗争を繰り広げていたことを理由に、契約していた共済金の支払いを拒否された。しかし、訴訟になったら、裁判所は、遺族の訴えを認め、支払い命令が全国生活協同組合連合会に対して出てしまったというニュースです。 つまり、裁判所は、契約は有効だと認定したんですねぇ。   あくまでも地裁 で、記事には判決が確定したとは書いていないので、その辺は定かではありません。 ですから、第2ラウンドに移行する可能性はあるでしょう。 というわけで、あくまでも1審で判決が出ただけなので、最終的にはまだわかりません。 しかし、生命保険(共済)とか入ってたんだ・・・。   現在は通用しない これはあくまで、昔の契約だったから、出た判決なんですね。 今現在は、通常、暴排条項入っていますから、こうはならないはずです。   最後に というわけで、実際にこういう判決が出ていますので、暴力

教育資金の一番良い貯め方は何なのか?

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教育資金は「学資保険」で貯めるのが正解? | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉:日経BPオールジャンルまとめ読みサイト 前野 :こんにちは。ファイナンシャルプランナーの前野彩です。 編集部 :ズバリお聞きしますが、教育費を貯めるときの一番良い貯め方は何ですか? 前野 :実は… 誰にとっても「良い」貯め方というのはありません。例えば、元本保証はないけれど増える可能性がある投資信託を「良い」と思う人もいれば、大きく増えなくてもいいから元本保証の預貯金が「良い」と思う人もいますよね。だから「良い商品」というのは、「自分の性格や希望に合った商品」ということなんです。 編集部 :なるほど~。でも、教育費というと学資保険のイメージが強いですし、わたしたちの親世代も「学資保険に入ったの?」と気にしていることが多く、孫の教育費は学資保険で考えているようです。 前野 :親世代が学資保険について考えていた時代では、支払う保険料の合計よりも受け取る保険金の合計額の方が多かったので、どの学資保険でも大差なかったのですが、今は支払った保険料総額よりも少ないお金しか受け取れないものもあります。商品性を理解したうえで納得して加入していれば問題ないのですが、ご相談者の中には実際に元本割れしていることに気付いていなくて、相談時に驚く方も多いのです。   ちょっと面白いやりとりがでていたのでご紹介。 この記事、タイトルである程度お判りのように、子供の教育資金を貯める方法について書かれた記事なんですね。 で、編集部の方の、 編集部 :ズバリお聞きしますが、教育費を貯めるときの一番良い貯め方は何ですか? という質問に対して、この前野さんという人は、 前野 :実は… 誰にとっても「良い」貯め方というのはありません。例えば、元本保証はないけれど増える可能性がある投資信託を「良い」と思う人もいれば、大きく増えなくてもいいから元本保証の預貯金が「良い」と思う人もいますよね。だから「良い商品」というのは、「自分の性格や希望に合った商品」ということなんです。 という風に答えています。 わたしも保険の活用の仕方についてアドバイスをしたり、プランを考えたりするわけですが、あまりに可笑しかったもんで、記事にしてみました。ww   基本何も答えていない 全文を読むためには、会員登録が必要だったので、あくまで全文は

新成人、自動運転車肯定派は64%、自動車保険料も安くなるかも

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ソニー損保で、新成人に将来実現するかもしれない自動運転車について調査を行ったところ、全体の64%が「運転しなくていいからラク」と答えていることがわかりました。   「運転しなくていいからラク」新成人の6割超は自動運転肯定派…ソニー損保調べ | レスポンス ↑レスポンスさんより   いずれスタンダードになる こういったアンケートは聞き方によっても大分結果が変わるわけですが、基本的には、あってもジャマにならない機能ですから、キチンとした性能と経済的な問題がなければ、いずれスタンダードになるでしょうね。 嫌なら何も使わなければいいわけですからね・・・。 使いたいなぁ~と思った時だけ使えばいいのですから。 疲れているときとか。サイコーでしょうね。ww おそらく一度使ったらやみつきになるでしょうね。 わたしなどおそらく基本自動にします。www その時間は、仕事をしたり、ニュースや本を見たり、疲れているときは眠ったりといろいろなことに時間を使えますからね。   休日の過ごし方も変わる また、寝ることが可能となれば、休日の過ごし方も変わってきます。 これまでは、行ってもせいぜい片道1時間半~2時間ぐらいの距離のところに出かけていたのが、その倍とかでも苦にならなくなるかもしれません。 ノンビリと好きなことをやっていられるのでしたら、かなり状況は変わってきますね。 喋ったり、ブログを書いたり、酒を呑んだり、昼寝をしたり、映画を観たり、本を読んだり・・・。   いつも、はじめは高くてもいずれ安くなる その自動運転の機能があるのと無いのとで、全然値段が変わるのであれば、検討の余地は出てくるでしょうけれど、そうでなければ普通はね。 というか、いつも新しいものが出るときは、はじめは高目でもあとダンダン安くなって、最終的には標準になるパターンなので、繰り返しますが、将来的にはスタンダードになることは、ほぼ間違いないハズ。   あなたは、自動運転機能は欲しいですか? というわけで、このブログでもアンケート。ww 冒頭、言いましたようにアンケートは聞き方によって結果が左右されますので、具体的な前提を設定します。 前提1.少なくとも人間が運転するよりは安全で、安心して任せることが出来る性能があること。 前提2.自動運転機能付きの自動車を購入するにあたり経済的な問題はなく、価格としても機能なしのもの

保険金不払い、大手を抑え堂々のナンバーワンはアソコだった!!

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こんな記事見つけちゃったんで紹介してみます。 結構すごい記事なので、紹介するかどうか一瞬考えたんですが、ユーザーの利益という意味では、契約選択の際の一つの参考になるだろうという思いから、ご紹介することにしました。 アヒルガーガー保険金を支払わない保険会社。   記事の内容 要するにですね、保険金の支払が悪い保険会社であるといことを指摘されているようです。 そして、以下のデータが掲載されていました。 このデータを見る限り、凄い数字ですね。 それと件数ベースなので、分母が判りませんから、一概に論じるのが難しいのですが・・・、にしてもシェアの多い大手も並ぶ中、それらを抑え堂々のナンバーワン!   調べたら出てくる出てくる で、今時は簡単に調べられますし、全く調べないのもなんなので、調べてみました。 Googleでこのデータ画像を画像検索しました。 そしたら、とりあえず 141件ヒット。 で、その中で ダイヤモンド・オンラインさんの記事 がありました。 アフラックの“欺瞞”にメス 金融庁が前代未聞の長期検査 |Close-Up Enterprise|ダイヤモンド・オンライン なので、裏は取れました。   取引の際は相当慎重な判断が必要に わたしどもは、現在、アフラックさんとは取引がありません。そして、2011年のデータのようなので、現在はどうなのか判りませんが、ちょいちょいうち(アフラックさん)とも取引をしてもらえませんか?という電話が事務所にあります。 今のところ、そういった考えは無いものの、今後、そういった検討をするタイミングになった際は、このデータも参考にしながら、かなり慎重に判断する必要がありそうです。 当然、ユーザーの方から依頼があった際に、提案するための商品を提供する保険会社は選ばなければなりません。   最後に というわけで、データから言えば、問題がある保険会社の可能性が高いですので、今契約中の人も含めて、今後の参考にしてください。

「認定保険代理士 髙橋 則彦のちょっと使えそうな話 平成26年1月号 (28)」

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世界をまたにかける人の考えや言葉に触れるのは非常にいいもの 私の名前は高城 剛。住所不定、職業不明。 本号の1番目は、以前世間を騒がせたあの高城剛さんの著作をご紹介しちゃいます。高城さんについては、特にファンというわけでもなく、むしろなんだか解らない人という印象でしたが、何かで高城さんについて見て、この本を読んでみようと思ったのでした。 ちなみに キンドル版 がかなりお買得。興味がある方は是非。 読んだ印象は、率直に人生を楽しんでいるとか、やりたいことをやりまくっている人的な印象でした。著名な人に多いですね。それから世界をまたにかけて仕事をしている人の考えや言葉に触れるのは非常にいいものだと感じました。それと言っていることもかなり同意できる点が。 それでは以下に印象に残ったところも含めて一部ご紹介します。 1.「物を9割処分したら、気持ちが軽くなった」 いわゆる自動車や家財だけでなく、あらゆる面で、所有物的なものが多いと何かと重くなるような面はありますよね。わたしもできることなら極力軽くしておくべきだと思います。 2.「日本の夏休みと世界各国の夏休み」 これ、前から言われていることですが、なんか、いろいろな国の夏休み(夏季休暇)の期間のデータが載っていまして、そこに載ってる国は、みんな一ヶ月位は休むんですね。しかし、日本は5日……。(笑)日本人は、働き過ぎです。自分で好き好んで、選択しているのでなければ、もっと休むべきでしょう。 3.直感を大事に 高城さんは、直感を大事にされているそうです。基本、直感を頼りにしていると。まあ、これについては別な本で読んだんですが、直感の8割は正しいなんてデータもあるみたいなんで、直感だけでは微妙ですが、基本は、直感でいいのだと思います。なのでわたしもこの頃は結構直感を大事にしています。あと、直感だと楽なんですよね。 4.不景気なのに儲けよとすることはどこか間違っている 不景気なのに儲けよとすることはどこか間違っているとこの本にありました。確かにそうなんですよね。新しいベンチャービジネスとかなら解りますが、既存のものだとすれば、物凄い勢いで流れている川の流れとは逆の方向を小さな舟で目指す。 もしくは、雨も降っていないのに路上でたくさんの傘を売ろうとするみたいなもので、そうしたいのでしょうけれど、非効率なだけですね。ハッキリ言って無理が

東京海上あんしん生命、ペーパーレスでの生命保険申込手続きが可能に

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東京海上日動あんしん生命保険、アジャイルとHTML5で保険申し込みシステムを開発 東京海上日動あんしん生命保険(以下、あんしん生命)は、従来は紙で行っていた生命保険申込手続きを、スマートデバイス上で実現するペーパーレス生命保険申込手続きシステム「らくらく手続き」を開発し、本格運用を開始した。富士通が手がけた。   東京海上日動あんしん生命さんで、生命保険の契約手続きを従来の紙の書類を使った手続きではなく、PCやタブレットなどのデバイスで手続きできるようにシステムを開発し、運用を開始したそうです。 時代を感じますね。   生命保険では未だに紙 我々は、損害保険については、既に数年前から、PCなどでの契約手続きを既に行っているわけですが、生命保険については未だに紙です。あんしん生命さんとは、今のところ取引がないので、今回の件での直接的な影響は、我々にはありませんが、ユーザー側にとっても、サービスを提供する側にとっても本当に素晴らしいものだと思います。 本当に便利になっていきますね。そして、便利なもの、快適なものには直ぐ慣れる。ww と、同時にますます無人化が進んでいくわけですが・・・。   診査もその場で完結に また、同社のグループ会社で、損害保険会社である東京海上日動社の某社員から、以前独自に聞いたところによると、このあんしん生命さんの契約時の健康状態の診査も契約の申込時にその場で判るようになるということでした。 その時期については定かではありませんが、いずれそのようになる模様です。   最後に というわけで、今回ご紹介したのは、特定の保険会社についてですが、いずれどこの保険会社もそういったものがスタンダードになり、業界全体としても、今後ドンドン、スピディーに物事が完了するようになっていくことは間違いないでしょう。

保険代理店の再委託問題、金融庁約一年で是正させる方針

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こちらのエントリー(金融庁からの突然のXmasプレゼントで保険業界激震!!!あなたの担当者も変わるかも) で書いた、いわゆる保険代理店の再委託について、昨年末に金融庁が保険業法違反にあたると判断し、今後その再委託を禁止することとする件について、具体的な期限についてのニュースが発表されました。 時事ドットコム:14年度末までの是正を要求=保険代理店の販売再委託-金融庁  金融庁は10日、保険代理店による販売の再委託の実態を2015年3月末までに保険業界に是正させる方針を固めた。保険会社への監督指針を改正し、禁止を明確化する。保険会社や代理店による教育や指導が行き届かない再委託先の募集人が、販売手数料の高い保険を薦めるなどの不適切な販売を防ぐ。 今月15日にも生命保険と損害保険各社に対し、保険業法に基づく報告命令を出し、改善状況を是正後に提出するよう求める。(2014/01/11-00:11)   是正期限は一年 ニュース記事によれば、2015年の3月末までということなので、要するに年度で言うと2014年度中ですから、金融庁は約一年で何とかさせる考えのようです。   散々このやり方が使われてきた なんせですね、全国的にこの再委託(業務委託契約)というやり方でもって、組織を拡大してきたところ(保険代理店)もありますし、保険会社サイドもこのやり方でもって、業務の効率化、人件費の削減、代理店の統廃合等々を進めてきた経緯がありますのでね、そういった人達は、かなりイヤな感じだろうし、相当面倒臭いと思っていることでしょう。 また、このやり方が使えなくなると、今後の計算といいますか、やり方も変わってくることは間違いないです。   最後に というわけで、1年間で、どうにかするしかなくなりそうなわけなので、これからの一年良くも悪くもいろいろとありそうです。 これが吉と出るか凶と出るかは、判りませんが、注意深く今後を見ていきたいと思います。

ホールインワンで提訴、請求可能か事前に要件を確認しよう

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ホールインワン保険金 支払求め提訴 鳥取の男性 ゴルフでホールインワンしたのに保険金が支払われないのは不当として、鳥取市内の70代の男性が9日までに、三井住友海上火災を相手に保険金40万円の支払いを求める訴えを鳥取地裁に起こした。 訴状によると、男性は昨年3月、ホールインワンした際の祝賀会などに要する費用について上限40万円の保険金が支払われる特約付きのゴルファー保険に加入。同年6月に岡山県美作市のゴルフ場でホールインワンを達成した。 男性は保険金の支払いを求めたが、カップにボールが入っているのを確認した先行組のプレーヤーについて同社は「原告が打った瞬間やボールが入る瞬間は見ていないので(支払い要件の)『第三者の目撃』に該当しない」として拒否した。 男性の代理人弁護士は「約款には明記されておらず、解釈が合理性を欠く。(キャディーのいない)セルフプレーが9割といわれる中で、特約そのものの意味が問われる」と話している。 三井住友海上火災広報部は「コメントは差し控える」としている。   支払い要件満たさなかったんですね~、気の毒に。   ゴルフの慣習 わたしゴルフやってみたいとは思うときはあるんですけど、いまのところwiiのやつぐらいしかやったことないんで、ゴルファー保険について知るまで知らなかったんですけど、ゴルフの慣習で、ホールインワンすると、した人は、そのプレイしたメンバーにご馳走しなくちゃいけないんだそうですよ。   ゴルファー保険 なのでゴルファー保険という保険が存在し、実際に入っている人もいます。 ゴルファー保険の内容は、もちろん入り方にもよりますが、 ・自分のケガ(傷害保険) ・自分のゴルフ用品(物保険) ・第三者への賠償(賠償保険) ・ホールインワン・ アルバトロス についての費用 という感じです。   支払要件 当然、契約なので支払要件があります。 どの保険会社もピッタリ同じというわけではないでしょうけれど、そんなには違わないのではないかと。 一応参考までに、以下に 我々が取引をしている保険会社の支払要件 を、 その保険会社のホームページ から以下に引用しておきますので、ご参考にどうぞ。   【契約時の注意点】 ・「ホールインワン・アルバトロス費用」のお支払いについて 「ホールインワン・アルバトロス費用」は、国内の9ホール以上を有し、施設の利用について料

アノ保険会社の社員が取引先保険代理店にパワハラで訴えられ敗訴

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ちょっとこれまでなかったようなニュースがありましたのでお伝えします。 しっかし、年が明けたら毎日毎日ブログネタに持って来いなニュースばかりで本当にありがたい次第です。 引き続きブログネタになりそうなニュースを提供して頂けたらと思うところなのでございます。w パワハラ:損保社員に賠償命令 代理店経営者へ15万円−−地裁 /岡山   社員が訴えられたw あいおいニッセイ同和損害保険の社員が、その取引先である保険代理店に対して、強引に委託契約の解除を迫ったとして、パワハラで訴えられ、その訴えが認められたという記事なんです。 で、その社員自体を訴えたみたいで、社員に賠償命令がでたようです。(笑) そして、控訴しなかったので、既に判決は確定したということでした。   やっぱり「あいおい」だった しかしですね~、やっぱりあいおいさんなんですよね。w わたしも事故の対応のイメージで言えば、どうしてここは・・・と思うぐらいにふっかけてきたり、 とにかく癖が悪い 印象があります。 また、なかなか進まないので、当時、直接相手保険会社(あいおいさん)の事故の担当者に電話をして、どうなっているのか聞いて、こちらの考え方を説明したことがありました。そしたらですね、まともな反論はなかったんですよね。 で、その後やっぱり進展はないは、連絡は寄越さないは、挙句電話をすれば、 取り次がなくなって、連絡取れなくなった んですよ。www まず、メチャクチャ。   金融庁さんからアドバイスを貰いアッサリ解決 そんで、事故の解決ならないんで、困りましてね。 保険業の所管官庁は金融庁ですから、そこに電話して、不届き者がいて困っているのでということで、指導を要請したわけです。 そしたら、「あいおいさんの本社の苦情の窓口に電話をすると問題は解決すると思う、それでダメなら再度ご連絡いただけますか」、と金融庁さんからアドバイスを貰いまして、そこの電話番号まで教えて貰いました。 そしたら、要するに アッサリ解決 しちゃったんですけど・・・。 もしも、こういったことで困ったことがあったら参考にしてくださいね。   そんなに珍しいケースではない 電話した後、直ぐに責任者と名乗る人から電話来ましたもんね。www というかいくらなんでも、居留守とか電話に出ないとかはないでしょ。 厳しい保険業の免許要件をクリアしている会社とは到

金融庁からの突然のXmasプレゼントで保険業界激震!!!あなたの担当者も変わる かも

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なんか、昨年のクリスマス辺りから突然、業界内の雲行きが変わってきまして、あまり急激な変化がない保険の業界もついに再編といいますか、急激な変化が起こるのではないかと、期待も込めても思っているわたくしでございます。 そこで本日は、その内容と今後のみなさんに影響する可能性についてご紹介したいと思います。   業界激震!!!金融庁いきなりのクリスマスプレゼント なんか関係記事の見出しでは、 「激震!!!」 とかってなってるものもありますが、どうやら昨年の暮れ頃(クリスマス)にですね、保険会社を監督するお役所である 金融庁 の審議会(制度について話し合われるところ)で、保険代理店の人の雇い方についてこれまでのやり方の見直しと言いますか、明確化と言いますか、要するに今現在行われている「 委託 」というやり方は要するに現行の保険業法に違反するという決定がなされたらしいんですよ。今更ながらww 以下、引用。 金融庁の豹変で保険業界激震 迫られる代理店運営の見直し 長らくグレーゾーンながらも認められてきたと思われた委託型募集人。ところが年末、金融庁は豹変し、保険業法違反だと断じた。1月には保険会社に対して報告徴求命令を出し、実態把握に乗り出す。 損保制度を生保代理店が準用 グレーゾーン拡大解釈の歴史 委託型募集人は損保代理店の委託型使用人に端を発しており、その歴史的背景を抜きには語れない。話は1996年にまでさかのぼる。56年ぶりに保険業法が改正され、これまで業界横並びだった保険業界に、規制緩和や自由化による競争の促進、生損保の相互参入が解禁された年のことである。   保険代理店が行っている委託について 委託と言っても実際様々 ここで、いきなり委託とかいわれても解りにくと思うので、簡単に説明しておきたいと思います。 委託という言葉は、比較的一般的になっては来ていると思いますが、実際は良く解っていない人が大半でしょう。 一口に委託と言っても様々です。 損害保険の場合と、生命保険の場合でもその委託範囲は違いますし。   代理店の代理店みたいな感じ 民法で規定されている契約形態で言えば、委任なんですね。任せる的な。 ですから、保険代理店の代理店みたいな感じなので、これも民法の規定で言えば、復代理人的な位置付けになります。なので、基本、個人事業主です。 なので、散々やってきて全国各地で相当使

運送業は許可後は自動車保険の加入義務はない、無保険のトラックもそう珍しく ないなんて話も

すっごいニュース見つけちゃったんで、これはブログで紹介するしかないと思いましたんで、紹介します!!! ハッキリ言って全然笑えませんが、知っておいた方がいいニュースです。   任意保険の矛盾に一石 許可得れば義務消滅?   許可取得後は加入義務なし!? なんでも、トラックなどの運送業についてのことなんですが、驚くべきことに、営業許可を取得後は、自動車保険(任意保険)の加入義務はないのだそうです。以下にその記事を引用します。 「いったん事業を開始すれば、その後に加入状況をチェックされることはない」との指摘があることも事実で、 行政当局の担当者も「(許可を取得した後は)任意保険の加入義務はない」という理解しづらい見解を示す。 「 任意保険の加入状況は指導対象の項目に含まれておらず、保険証券を見せてもらうような場面はない 」と打ち明ける。 行政処分の「基準日車数」表にも記されていない のが実情で、事故防止と同レベルで重要な営業ナンバーの責任である 被害者救済の根拠を定期的にチェックする機能は存在しない。 トラック運送では 新規開業に際して前述した通り、一定額以上の対人 保険に加入することで損害賠償能力を求めてきた 。保有車両が101台以上の場合は例外となるが、いきなり100台を超える規模で開業することは考えにくく、実質的には新規許可を受けようとする 全てのケースで加入義務が発生する ことになる。 現場担当の運輸支局は「 任意保険の問題は性善説 に基づいていると思う。ただでさえ監査のチェックポイントは多く、行政処分と直結する項目を慎重に調べなければならない(から時間を要する)」と説明。一方、国交省の「対人無制限の対象は(12月1日以降の)新規許可申請が対象であり、既存事業者は含まれない。また、 加入義務は許可申請時のもの 」(貨物課の担当官)と、 営業を開始した後は「義務ではなくなる」 とする説明には驚くしかなかった。   目的は一体何なのか 基本的な話として、全く意味がわからないですよね。 当局の担当者もとかって、じゃあ加入時に確認する意味はあるのか。ないですよね。 目的は一体何なんなのでしょう。 常識で考えれば、万一の責任を果たせるようにということですよね。どう考えても。 それが、 「(許可を取得した後は)任意保険の加入義務はない」 とかって、全然意味がわかりませんね。

保険料値下げと言ってもアノ辺の保険会社は元々が高いからね

日本生命、4月に保険料値下げ 若年顧客開拓狙う 日本生命保険は7日、死亡保険と医療保険などを組み合わせた主力商品の保険料を、4月から値下げすると発表した。新たな顧客開拓のため、若年層の値下げ幅を高めにする。20歳代の保険料は、標準的な契約で月々700円程度安くなり、値下げ幅は7%程度となる。 他の生保も昨年に相次いで値下げしており、少子高齢化で縮小している国内市場での競争が激化しそうだ。 値下げするのは、死亡保険と医療や介護保険を組み合わせた商品。30歳代では6%程度、40歳代では5%程度と、年齢が上がると値下げ幅は縮まる。若年層の保険加入を促し、将来の収益拡大につなげる狙いがある。(朝日新聞デジタルさんより)   国内大手の日本生命が4月から保険料の値下げを行うと発表しています。 ニッセイが本格的に値下げするのは、バブル期以来だとか。   ユーザーにはいいことではあるが元々凄く高い わたしの感想としては、ユーザーにとっては、いいことであることは確かだと思います。 しかしですね、これニッセイさんや他の国内生保の人には悪いんですけど、元々凄く高いんですよね。値段(保険料)が・・・。 今みたいに自由化する前は、自分達しかいなかったでしょうから、それが普通だった。 ところが、自由化され、外資系やら損保系やらダイレクト系やらいろいろな保険会社が参入してきた。 そしたら、当然後から参入する側は、これ何屋さんでも同じですけど、「うちのは、内容はしっかりしていますが、だいぶ安いでっせ!!!」とやってくるわけです。   後の方がスタンダードになった で、そんなところが大半になってくれば、世の中のスタンダードは、そっちに切り替わるわけで、はじめのうちは、元々の国内生保がスタンダードで、後の方が、安い、という位置付けだったのが、いくらかすると、後から参入した方が普通で、元々あった国内生保は高いという位置付けにどうしてもなるんですよね。世の中の認識は。 人はどうしても、自分に都合のいい、心地いいことには直ぐに慣れますからね。 でも、ずっと国内生保は、そういう競争には参加してこなくて。(たぶん) 相変わらず、昔からやっている分、これまでに蓄えてきた保有契約はタップリあるんだけど、新規の契約高は、ここ数年ガッタガタになってきて、ようやくここに来て、動き始めたという印象ですね。何でも年間あたり

一番入る意味がありそうなのはアノ保険

はじめに 今回は、様々ある保険の中で一番意味がありそうな保険について、(もちろん)本音で語ってみたいと思います。   一番入る意味がありそうな保険 さて、今時はみなさんせっかちで、そんなに待てないと思うので、それではいきなり 結論 から。 はいっ、それでは、わたしが一番意味があると思うのは、 自動車保険(任意保険)です!!!!!   理由 一つ目の理由 一つ目の理由は、 示談交渉 の問題ですね。 ここは本来、保険の機能ではありませんが、今となっては一般的になっていますね。 実にその何割でしたか。 え~とですね、たしか前に見たデータによると9割以上だったと思いますが、そのほとんどが、保険会社経由で示談、解決となっているわけです。 そういったことを飯のタネにしている職業の方々にとってはたまったものではないでしょうね。(笑) さて、そんなわけなんで加入する価値があると考える理由の一つ目は、この示談交渉があるからという点です。 相手があることだと何かと大変ですからね。   二番目 二番目が、やはり、事故の確率が高目ですし、最近では特にですが、修理代が高騰して来ています。そういう意味でも入っておかないと面倒なことになるでしょう。   保険制度について で、ここで触れておきたいことですが、保険の制度仕組みについてです。 これまでも他のエントリーでちょいちょい触れていますが、保険の仕組みは、みんなでお金を出し合って、で、みんなして事故るということは可能性として相当低いので、要するに、いざというときに少しの人がお金を使わせてもらいましょうと、それで成り立っている制度なんですね。 なんか税の仕組みにも似ていますが。   保険料の決まり方 で、保険料は、基本的に集まった保険料(料金)と、支払った保険金のバランスで決まります。 なので、それなりに保険金の支払いが多ければ、それなりの保険料になってくるわけなのです。(つまり、高くなっていく) そう考えると、自動車保険も示談交渉の点を除けば、結局それなりの保険料を払うことになり、運転が得意な人は、保険に入らない方が得かもしれないという考え方も成立しなくはないでしょう。(かなり極端ではありますが・・・)   自動車保険は今のところ基本割安!!! しかし、自動車保険は毎年なんだかんだで各社値上げをしていますが、基本的にずーーーっと各社赤字経営をや

生命保険は作戦によっては、実は定期型がベスト

生命保険の契約タイプには、 定期 タイプと 終身 タイプがあります。 そして定期タイプには、10年更新型みたいに、10年毎とかに更新をしていくものと、全期型と言って、定年時期あたりなど所定の期間まで予め期間が設定されるものとがあります。   ここ数年ぐらいの定番 で、昨今の主流は、通常一生涯必要になる、 ・葬儀費用の保障 ・医療保障 については、 終身型 。 家族への生活費ための保障 は、→ 定年時期までの 全期型 。(収入保障保険を活用) という感じの設計が主流になっています。   管理が非常に楽で多くの方に気に入って貰えるはず どんなに優れたプランにも必ずメリットデメリットはあるものの、わたしとしてもこのやり方は、多くの人にあうと思います。 なんせ、一度入れば、基本、更新とかありませんからね。 いわゆるほったらかしでも値段が上がったりしませんし、保障もずっとある。 管理も面倒臭く無くていいんですよ。 多くの方に気に入って貰えることでしょう。   完璧なものはない ただし、当然欠点もあるわけで、更新が無い分見直す機会もないんですよ。 ですから、きっかけは保険会社側からの案内だったり、ご本人の希望だったりといろいろあるでしょうけれど、とにかくある程度ご本人の方で定期的なチェックに前向きじゃないと、放っておいても保険料がグッと上がったり、契約が変な時期に終了したりしないわけですから、そのままになりがちです。   今回ご紹介するのは確率的には、一番合理的な方法 で、今回なんですけど、ちょっと違う考え方を、書いてみます。 人々の死亡や病気になる確率、保険制度の仕組みということを考えれば、特別病弱であったりしない限り、確率的には、一番合理的な方法です。 で、その方法なんですけど、基本的な考え方として、 できるだけ保険に入らずに済むようにする ということです。   要は、経済力の問題 要するに、なぜ保険に入る必要があるのか?ということですけど、経済力の問題なんですね。なので、ガンやその他の医療費に対しても間に合うぐらいお金があれば保険に入らなくて済みます。 そして、おそらく 多くの場合、そのお金を使うことなく生涯を終えることに なるでしょう。 また、家族への生活費のための保障というとそれなりの額になりますから、なかなかいきなり、その分のお金を確保するというのは現実的ではあり

自転車事故で9,500万の賠償命令が

はじめに 今回は、昨年7月に、当時小学5年生の少年が散歩中の女性(67)を自転車でひいてしまい、その事故についての監督責任として、その少年の母親に対して、その女性へ3,500万円、保険会社へ6,000万円の合計9,500万円の賠償を命じる判決を裁判所(神戸地裁)が出した話をご紹介します。 ニュース記事   女性へ3,500、保険会社へ6,000 まず、触れておきたいのは、この点である。 読者の方にとってはあまり気にならない方もいるかもしれないが、「なぜ??」と思った方も少なからずいると思うので、解説しておきたい。 そして、ニュース記事には、そこまで具体的に書いていなかったので、あくまでも推測ということになることについては予めご了承頂きたい。   実際には全額 損害の一部をその女性の保険から既に支払われていた それでは、改めて、なぜ、被害者である女性へ全額ではないのか?という点について解説しよう。 これは、実際には全額だと思います。でなければ、意味が解らないので・・・。 どういうことかと言いますと、既に、その女性が入っている傷害保険等(人身傷害や被害事故補償などと思われる)で、その保険会社から6,000万円がその女性に支払われているのでしょう。 その場合、その女性が有する、損害賠償請求権の一部を保険金として支払ったその保険会社が代位取得しますので、求償権行使と言いますが、その女性と一緒に提訴したので、こういう判決になったというわけだと思います。   事実関係まとめ(推測) 非常に判り辛い表現になりましたので、解り易い感じで再度書きます。 1.本来この件は、その女性と少年側の問題だった。 2.2008年の事故ということを考えると、当事者間で、スムーズに解決しなかった。 3.その女性は傷害保険等に入っていた。 4.従って、その女性は保険金を請求し、おそらく6,000万円の給付をその保険会社から受けるに至った。(その女性の被害状況は深刻であり、様々な費用が発生していたこともあるだろう。) 5.従って、本来払わなければならない立場ではない保険会社が支払ったことで、ある意味少年側の債務(義務)を代わりに果したような形になった。(肩代わり的な感じ。) 6.従って当然その保険会社は、「あなた(少年側)の払わなくちゃならない分を一部わたしの方(その保険会社)で払っておいてあげたから、

スキー・スノボを楽しむために大人として最低限の準備を

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本日は、昨日、この頃わたしのお正月の恒例行事と化してきた、わたしの家族+カミさんの兄弟とで、スノボを楽しんで参りましたので、お正月らしくそのレジャーの話と、そこに絡んだ楽しむためのリスクへ準備しておきたいことについて書いていきたいと思います。   大変リーズナブルな値段で楽しむことができた 珍しい、リフト3時間券 今回は、 リステルスキーファンタジア というわたしの自宅から、1時間と少しのところにあるスキー場に行きました。 ちなみにそこのスキー場へ行くのははじめて。 大型のスキー場ではありませんが、そこそこ楽しめました。 特に他所と比較して、珍しかったのは、リフト券が「3時間券」なるものがあり、なんとたったの1,500円と大変リーズナブルな価格で販売されていたのでした。   子供はアプリのクーポンでタダに そして、子供の分は 「わたしをスキーに連れてって」 というアプリのクーポンで、 タダ になり、夫婦と子供のリフト券が、何だかんだで、たったの3,000円しかかりませんでした。(あまり知られていないっぽいです。) 3時間みっちり滑って、あと撤退というのもなかなかいい過ごし方でしたよ。 結構オススメなんで良かったら、一度行ってみてお試しを。   帰りは近くで美味しいラーメンと蕎麦を そして、帰りに直ぐそばの 来夢 さんでラーメンを食し、さらに、その直ぐそばのベニマルさん(スーパー)で、わたしの自宅周辺では売っていない美味しい蕎麦(清水屋製麺さんの猪苗代 生そば)を買って帰りました。このどちらも非常にオススメです。     楽しさの影には必ず魔物が さて、そんなわけで、おかげさまで、お正月のいい思い出になったわけですが、改めて、その楽しさの影に潜む、恐ろしい魔物の姿を現場で再認識してきました。 これは、どこのスキー場でも多かれ少なかれあることなわけですが、ゲレンデのど真中に数人で、普通に腰を下ろして陣取っていたりすることが普通にあります。 また、小さな子供や大人でも不慣れなスキーヤー、ボーダーが足の踏み場も無いぐらいコケまくっていたりして、非常にヒヤヒヤする場面がチョイチョイあったりもします。 正に、道路のど真ん中で、人がたむろしていたり、歩行者や自転車の人が転んでうじゃうじゃといるようなものですね。   当たり所が悪ければ深刻なケースに発展することも普通に 一般の方は

旅行に行くときに保険に入るべきなのか?

うちでは現在ほとんど引受を行っていませんが、旅行保険と呼ばれている保険があります。 国内旅行保険とか、海外旅行保険とか。   ほぼ入る意味が分からない で、国内旅行保険は、いわゆる傷害保険なので、ケガが原因で入院や通院した場合、不幸にも亡くなったり、障害者になってしまった場合などに、通常、保険金が給付されます。 ※.海外旅行保険の場合は、病気についても補償されるものもあります。 あとは、特約で、賠償事故に関する補償なども通常付けることができます。 保険はあくまで手段なので、最終的には、入る人の好みという面はありますが、合理性の観点からみれば、これらの保険って海外の高額な医療費について備える場合などの特殊な場合を除けば、ほぼ入る意味が分かりません。   日常と旅行の時で分ける必要性 本当の意味で、補償が必要なのか?ということを検討した場合に、旅行の時だから必要で、日常生活の時は不要という論理は矛盾します。 もちろん、普段と違いなれないところに行くから、リスクが高いというロジックはあるでしょうけれど、余程険しいところでもなければそこまでのリスクの違いがでるでしょうか? 従って、多くの場合は、旅行に限らず、常時入るか、常時入らないかという選択の方が論理矛盾がありません。   既に加入している保険 日本では、生命保険の加入率が統計上9割ぐらいあります。従って、これは、保障額の大小は問いませんが、既に加入しているもので、入院の保障や亡くなった場合等の保障を持っておられるケースは、少なくないでしょう。 従って、そういったところを良く検討すれば、さらに傷害保険を改めて入る必要の無い場合も結構あるはずです。 また、現在は、自動車保険でも、車外のケガを一定のケースでカバーされる場合がありますので、そこも併せて検討するといいでしょう。   公的医療保険 民間保険には全く加入していない人でもこの保険には、通常の場合は義務ですから、入っているはずです。従って、「私は特別入っていないのよね!!」と、もし思った方でも忘れているだけで、既に入っているわけです。 なので、そんなに高額なものではなく、少し出ればいいので、何かに入っておきたいというあなたは、どうぞご安心下さい。こちらの保険ですと、負担割合はありますが、様々なケースで役立ちます。しかも、少しどころではなく保障されます。   まとめ とい

古い車で事故った場合に起き易い問題と対策

はじめに 今回は、古い自動車で事故が起きた場合の問題と対策についてご紹介します。   間に合うぐらいの修理代が請求できない可能性がある 事故のケースは大きく分けると2つ 自動車で事故が起きた場合の自動車自体の損害額は、基本的に元に戻すための費用となります。つまり、修理代です。 この点について一つ問題があります。 事故のケースというのは様々ありまして、   ・どちらかが一方的に悪い事故 ・お互いいくらかずつ悪い事故 とまあ、程度はいろいろあるにせよ大きく分けると、以上の2つに分かれます。   車が古ければ古いほど発生し易くなる問題 で、一方的に修理代を払ってもらうケースにせよ、自分の車両保険も使うケースにせよ、修理代が、賠償義務を超える場合や車両保険でしたら補償の限度を超えてしまう場合があるわけです。 これはですね、さほど大きな事故でなくても、古い車であればあるほど発生し易くなります。 一方的に被害にあわれた場合などは特に、気の毒に思います。 まあ、100円ぐらいなら、比較的、不幸中の幸と言ったところでしょうけれど、何十万単位になれば、本当に最悪なことですね。 しかし、日本の現状の法律などでは、このようなルールになっています。   対策 車両全損修理時特約という特約があります。 この特約を予め契約しておけば、通常の車両保険の限度額よりもさらに50万余計に補償を受けることが出来ます。 ですから、絶対に間に合うということではありませんが、かなり、対策としては有効になるでしょう。 また、この特約の名称および内容は、あくまで我々の取り扱っているものの話しですので、他所さんは必ずしも同じではない可能性が普通にあります。おそらく同じようなものがあるかと思いますが、その点は、詳しくは直接お問合せください。   最後に というわけで、修理代が間に合わない場合の対策として車両保険をパワーアップさせる特約をご紹介してみました。 自損事故などのように自分が主に悪いようなケースでは、比較的いいでしょうけれど、被害事故の場合は本当にキツイですよね。 それと、自損事故などだけではなく、被害事故についても、自分の保険で対策するのは、不本意な面はあるでしょうけれど、しかし、確実にこういったリスクは存在しますので、古目の車を乗っている方は特に、対策として、この車両全損修理時特約を検討しましょう。 また

そもそも示談交渉は保険会社から依頼されていない

今回は以前、保険会社のアンケート経由で届いた意見とそれに対する、わたし(当社)の考えをご紹介します。   目次 1.Kさん(福島市在住、男性、54歳、自動車保険)のコメント 2.わたし(当社)の考え    2-1.親切な対応を当然努めています    2-2.そもそも示談交渉は保険会社から依頼されていない    2-3.当社の方針:伝言ゲームになるので基本やらない    2-4.法律で禁じられている    2-5.直接報酬を得なくてもアウト    2-6.保険会社の義務は保険金を支払うこと    2-7.保険金を支払うための示談交渉    2-8.保険会社と弁護士の違い    2-9.自分が払う金額は自分でということで決着 3.最後に   1.Kさん(福島市在住、男性、54歳、自動車保険)のコメント 万が一事故を起こした場合には、担当の保険事務所を頼りにします。その際は、まず、そこに電話をしますが、その時は親切な対応をして欲しいと思っています。 それから、事故の内容の確認だけそこの保険事務所でやって、あとは契約している保険会社で対応というのはとんでもないです。   2.わたし(当社)の考え 2-1.親切な対応を当然努めています 基本的に実際にあったことについてのご意見なのか、今後事故が起きた場合の気持ちで、実際にあったわけではないのかハッキリしませんが、親切な対応を望んでいる方は、多いと思いますし、当社としてもある程度親切な対応をするのは、当然だと思いますので出来る限りそのように努めています。   2-2.そもそも示談交渉は保険会社から依頼されていない それから「あとは契約している保険会社で・・・。」ということですが、そもそも保険事務所の主たる業務は、契約事務になります。従って、たまに誤解されている方がいらっしゃいますが、双方の過失割合(事故の当事者同士の責任の割合)の交渉や賠償額の交渉、修理代金の交渉などについては、取引保険会社との契約上、通常どこの保険事務所も引き受けていないのです。従って、事故の際の直接的な交渉については保険会社との契約上も保険約款上も保険事務所の義務としても権利としても明記されていません。 従って、それをやらなければならないどころか、やることになっていないのです。要するに、野球などで言えば、そこのポジションは頼まれていないわけです。ですから、や

今後ドンドン保険金の支払いスピードが速くなる

死亡保険金を即日全額払い 第一生命、業界初 葬儀費用を想定   (リンク切れのため) 2013.12.29 17:42 第一生命保険は29日、死亡保険金を請求した当日に全額を受け取ることができる新たなサービスを導入すると明らかにした。2014年9月末までに始める。葬儀費用などを払うため、遺族が一刻も早くまとまったお金を必要としている場合の利用を想定している。金額に上限を設けない「即日全額払い」は業界初という。 大手生保では、死亡保険金の請求から数日後に全額を支払うケースが一般的。生保業界ではサービス競争が激化しており、他の大手が追随する可能性もある。 新サービスでは、死亡保険金の受取人が死亡診断書や被保険者の住民票といった必要書類を持参して、全国に74カ所ある第一生命の窓口を訪問。平日の午前10時半までに手続きを終えれば、その日のうちに保険金が口座に入る。第一生命は保険金詐欺などの不正行為を防ぐため、(1)契約からの期間が2年超(2)日本国内での病死(3)20歳以上などの条件を満たした受取人が自分で請求する-を即日払いの条件とする。(産経ニュースさんより)   顧客利便性という意味で評価できるニュースがありましたのでご紹介します。   どんなものでもスピードは重要 これは率直に評価できるニュースですね。 基本的な話しとして、どんなものでも大抵スピードは重要です。 むしろ顧客はそこにお金を支払っていたりもします。   例えば、 ・ファーストフード ・新幹線や飛行機など交通手段 ・インターネット ・レトルト食品や各種食料品 ・銀行よりも利息の高い金融機関 と、ざっと挙げただけでも結構あります。   遅いと、また行こうと思わない わたしは、ラーメン屋さんに割りと良く行きますが、オーダーから、出来上がって届くまでのスピードが、昔よりも最近のお店の方が、平均的に速いところが多いように感じますね。 時間は有限 ですし、普通に 待つのが嫌い ですので、 速さは重要 です。逆に、美味しいお店であっても、あまりに遅いと、また行こうと思いませんからね。 これは、全員とまでは言いませんが、多くの人が同じような傾向にあるでしょう。 なので、繰り返しますが、そういう意味では、何屋さんもスピードは重要なのです。    今回ほど具体的に顧客の利益に貢献できることをやった記憶はない そして、今回の