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「あのネット生保の苦戦」の記事についての感想

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ネット生保である、ライフネット生命が苦戦していると話題になっています。 ネット生保の先駆、ライフネット苦戦の理由 出口治明会長、忸怩たる思いを率直に語る | 週刊東洋経済(ビジネス) – 東洋経済オンライン そこで今回は、ネット生保についての感想を書いてみたいと思います。 というか、自分がちょいちょい利用している「news picks」というニュースアプリにもコメントは書いたんですが、 そもそも保険というものの性質として、ネットで契約するということが馴染むのかという問題が有ります。 「news picks」で目に止まったコメントの一部抜粋 自分の感想を書く前に、各業界の著名人のコメントを見てみましょう。 前述の「news picks」のコメント欄の内容を、一部ご紹介しますと、 ・自分も含め、そもそもあまり安くない、とか ・保険料の運用先が「日本国債一本」なので日本の財政悪化リスクを指摘する声が ・保険は解約自由なので、長期契約を前提にしたEVは机上の空論 ・価格だけで勝負してしまった点を苦戦の理由に挙げる声 ・志は好きだが、商品性は必ずしも高くないと思う、とか パッと目に止まったところで言えばこういった声が目に止まりました。詳しくは こちら を御覧ください。 うーん、商品が微妙、価格が微妙という声が・・・。この点なんですけど、自分も先日価格について、ちょっと試算をする機会があったので、記事にしています。 こちら: https://takahasinorihiko.com/post-5634/ 詳しくは、そちらを見てもらうとしても、そんなに安くもないんですよね。というか、他所が頑張っちゃってんのかもですが。安くもないどころか高いケースも。それも結構な感じのものも・・・。 自分の感想 ある意味納得 いずれにしても、ネットで申し込む場合は通常、「利便性と価格」がポイントになって来ますので、これは苦戦するわけだと、まあ、普通に思いますよね。言っちゃえば、価格がそう変わらないとすれば、通常の保険会社がネットでも入れます(同じような値段で)と言っているのと何ら変わらない。 いや、それなら、ネット以外でも入れる分そちらの方がいいではないかと・・・。 そもそも論として、保険って、万が一のリスクに対しての準備(対策)ですよね。しかし、一般の人にとっては、良くわからないもの。そういうも

地震保険を安く契約したい方に朗報です!

地震保険が値上がりする ってことで、 前にも紹介した ことがありますが、地震保険を少しでも安く契約する方法を紹介しちゃいます。 で、地震保険の割引制度って、いくつかの割引が用意されているのですが、割引によっては、結構その要件に当てはまりづらいものも割りとあります。ですので、今回は 簡単 なやつを紹介しますね。 これは、本当に簡単です。中には、家を建てる時点で、評価する制度(住宅性能表示制度)に参加していないとダメなものもあります。 実は、自分の家は、3割ぐらい割引になる要件を家自体は満たしているのですが、その建てる時点での制度に参加していなかったので、割引を適用するための確認資料が提出できず、残念な結果となっています。 たぶん、そういう人は、多いんじゃないかと。なんせ、前に調べたときで、その制度に参加するにあたって「30万円ぐらい」かかるって話だったので。 当時判っていれば検討したかもですけど、判っていなかったので、やる意味が見出せず、普通にほとんど検討もせず、やらないという判断をしました。というか、記憶すらほぼない・・・。 ただ、地震保険料にもよりますが、年間で1万円ぐらいだとしたら、3割安くなっても3,000円なんですよね。したら、30万かけてその制度に参加して、割引適用できても・・・、100年!? トントンになるまで、100年かかるんですよ。倍の保険料でも50年wwwwww ホント意味分かんない制度ですね。 本題に入ります はい、すいません、話がそれました。では、本題に。 なので、簡単な面倒臭くないやつを紹介するんですが、まずそれの 要件 から。 ・地震保険をかける建物(もしくは、家財を収容する建物)が、 昭和56年6月1日 以降に 新築 された建物であること。 この一点のみです。 あと、そもそも、一般的に言う国の制度である地震保険は、住居じゃないと、入れないので、そこはその前提です。 そして、 提出が必要なもの は、上記要件を確認できる公的書類のコピーです。 代表的なものですと、 ・登記事項証明書 ・建築確認通知書 とかです。あと、他にも結構いろいろありますが。 見当たらない場合は、「登記事項証明書」ですと、法務局で、現在600円かかりますが、発行して貰えます。細かいことを言えば、市役所とかで発行してくれる証明願とかの方が安いです。全部調べたわけではないです

【最近の事例紹介】被害者なんだけど、あることが理由で、車を修理するのに充 分な賠償を受けられなかったという話

これ、ホント気の毒なんですけど、少なくとも日本の損害賠償制度ではこうなっちゃうんですよね・・・。 それは、普通に道路を直進していた時のことでした。極普通に、走っていただけなんですが、脇の細い路地からいきなり車が出てきて、車の真中辺をポッコリやられちゃったんです。 で、この場合の過失割合なんですが、 1~2割程度 は、直進側も責任を負うのが妥当なケース。この件については、それ自体も道徳的に考えれば、「なんだかな~」という感じはしてしまうわけですが、そんな話以前の問題が起きてしまったのでした。 評価した結果最悪なことに その直進をしていたほぼ責任がない側の車は、距離を結構走っていた。年式もそう新しくなかった。車検もあまりなかった。などなど、車の評価をしてみたところ、要するに、 必要な修理費用が、車の評価額(時価額)を遥かに上回ってしまった のです。 普通に被害者なんですけどね・・・ 想像しただけでも胸が張り裂けそうな。というか、何か恨みとかあるんですか・・・みたな・・・。 そうですね、例えるなら、ただただ、普通に気を付けて安全運転していただけなんだけど、ある日突然一方的に、自分の「大切な時間」と「お金」を奪い、大変な精神的苦痛(ストレス)を与えられた、という感じでしょう。そのままでした・・・。笑 現在の法律、判例的なとこでは、こういったケースでもいくらかは直進側でも責任を負うのが通常とされているわけですが。が、もうね、パーフェクトな、文句のつけようがない運転をしていたとしても、避けようのないケースってあるんです。 そして、今回のこのケースもおそらくそう。自分はその場で、その瞬間をじっくりと見ていたわけではありませんので、「おそらく」を付けておきますが、このドライバーさんが反省をするべき点というのは、まあないでしょうな。 だから、こういうようなとき自分は顧客に、気にする必要はないけど、制度的にこうなってしまう、と説明をし、あまり気にしないよう言います。 しかし、こうい場合でも警察では、注意が足らなかったとか、変なことを平気で言ったりするんですが・・・。立場的に、ある程度言う必要があるのは解りますが、こういうケースで無理矢理に言っても流石に説得力がありません。 相手の保険の内容によってはなんとかなる場合も そういうわけでして、その顧客はかなり自腹で、修理をしたわけです。で、

沖縄で事故が増え、各社自動車保険を◯◯割程度値上げへ

沖縄で値上げのニュースです。ちなみに、↑の画像は、宮城県の松島の海ですがwww 時事ドットコム:沖縄で自動車保険10%値上げ=10月、事故増加で-損保各社 伝えられているのは、「損害保険各社が、沖縄県で適用する自動車保険料を10月に値上げする方針を固めた」ということです。予定されている 値上げ幅 は、「平均10%前後」となる見込みとでています。 値上げの理由 としては、「事故の増加」(自動車保有台数や観光客数の伸び。台風による車両の一部損壊などの増加。)ということです。 それと、今回 値上げをする損害保険会社 としては、 沖縄県内で自動車保険事業を手掛ける大同火災海上保険(那覇市)のほか、損害保険ジャパン日本興亜、東京海上日動火災保険、三井住友海上火災保険など大手各社もそろって保険料を引き上げる見通し。 となっているので、基本的に大手はみんな上げるんでしょうな。というか、沖縄県のシェアは判らないけど、大手がそろって上げるということは、ほぼ全体的に上がるということだろう。 ただ、それでも記事によれば、値上げ後も沖縄県内での自動車保険料は全国平均を下回るらしい。 さいごに これ、わざわざ「沖縄県で~」と書いてあるわけだから、沖縄県に限った話なんだろう。そして、一気に1割上げるって言うのは結構なことだ。それだけ、保険金の支払いが増えたってことだろう。 あと、沖縄には、そこの地元の損害保険会社があるんだね。その辺が沖縄らしい。ググったら出てきました。非上場みたい。 http://goo.gl/WKtpdY

地震保険が来秋にも◯~◯割程値上げへ

地震保険の値上げのニュースが出ています。 地震保険料2~3割上げ 家庭向け、来秋にも 政府、損保と調整 巨大地震の支払いに備え :日本経済新聞 政府と損害保険各社は共同で運営する家庭向けの地震保険(総合2面きょうのことば)について、来秋以降、保険料を段階的に平均2~3割引き上げる方向で調整する。南海トラフや首都直下地震の最新のリスク評価を織り込み、保険金の支払い余力を高める。巨大地震への備えを固める狙いだが、昨夏に続く値上げで家計には負担増になりそうだ。 値上げの時期は、 来秋 ということなので、来年の秋となる模様。上げ幅は、「段階的に平均2~3割引き上げる方向」ということです。 みなさんご存知のように、昨年の7月に地震保険の値上げが行われました。そして、そこから2年でもう一度値上げが。当時は、3.11の関係で値上げをしたと記憶をしていますが、自分の住んでいる福島県は、3割程値上がりしました。 ただしかし、都市部から見れば元々が大した金額ではありませんでしたから、そこから3割り上がっても、差ほどでも無かったわけです。 で、この地震保険なんですけど、国の制度なんですよ。ですから、民間保険会社がそれぞれ出しているものとは違うんです。ですので、自賠責同様どこの保険会社を経由して入っても同じわけです。 それと、法律かなんかで、一度に値上げできる上限が3割までとなっているんですよね、たしか。ググったんだけど、ちょっと出てこなかったけど、たしかそうだったはずです。 だから、昨年上げたときも、福島あたりは、上限一杯までやっているわけだけど、全然足りていないんだろうな、とは思っていて、また直ぐに上げるんだろうとは思っていました。 ていうか、最終的にどの辺で落ち着く感じなのか知りたいですね。 うーん。最近も震度5クラスの地震は各地でチョイチョイ起こってきているし、火山のニュースもチョイチョイ出ているので、いつどうなるかは判りません。なので、何もパーフェクトにやらなくても、多少は予めそういったケースに準備をしておいた方がいいでしょう。

【最近の事例紹介】あまりの相手の態度の悪さに耐え切れず訴訟へ

はい、えーそれは、とある駐車場内での出来事でした。結構大きな駐車場でしたので、同一方向に進む車線が2車線。2台の車は完全に並んでいたわけではありませんが、近い位置で走っていました。 そしたら、左側を走っていた車が、左折をしようとしたわけですが、右側の車に気づいていなかったんでしょうね。その車は、左折する際に、「少し右に切ってから左折」したのです。 どうなったか。そうです、右の車線に少し入ってから、「膨らんだ」感じで、左折しましたから、右の車線を走行していた車に「ぶつかった」のです。右側を走っていた車は、いきなりなので、当然避けきれませんでした。 で、我々の元へ連絡が・・・。 で、駐車場内ですので、公道ではありません。ですので、通常の道路での事故とは必ずしも同じではないので、お互い様的な面はあるのは事実。で、公道でのケースを準用した場合でも、残念ながら、1割り前後は、責任を負うというのが妥当なケース。 ただ、最近のドライバーさんは、結構そういったことを承知をしている人が多いですね。で、その人もそうで、そんなに、相手に対して「俺は悪くねぇーーーー。ふざけんなーーーー。」みたいな感じでもなかったんです。当初はね・・・。 なので、ぶつかったと言っても、そんなに大した感じでもなかったので、さっさと終わらせようと思っていたら、これが相手がもうすごい人で可哀想に、「わたしは、悪くなーーーい!!!」みたいな人だったと・・・。 そんな感じなもんで、顧客は頭にきちゃって、「じゃあ、いいよ・・・」と戦闘モードにスイッチが入ってしまったというお話。そんなに、親しいわけじゃないんで、良くは知らないんですけど、その人の知人から偶然聞いた話では、かなり真面目で、まともな人だって言うんですね。 だから、全然変な人とかではなく、かなり常識的な人なんだとか。まあ、だから尚更火が付いちゃったのかもだけど・・・。なので、最初は、少しは責任を負うのもやむ無しという感じで、サッサと終わりにしようと考えていたようです。 それで、「じゃあ、いいよ・・・」ということで、どうなったかというと、その人の自動車保険には「弁護士特約」がありましたから、変な話気軽に弁護士を雇えるわけです。なので、そうしたと。 というわけで、現在係争中なんですけど、2ヶ月に一度のペースで裁判が進行しているそうなので、まだまだかかりそうですね。

【最近の事例紹介】建物のガラスが割れて、保険金を請求

最近実際にあった事故の事例を紹介してみます。 保険の種類は、 火災保険 です。 その事例は、「建物のガラスが割れた」っていう話なんですけど、もう少し具体的には、一般住宅とかではなく、ちょっと、というか結構大きめの建物でした。 で、テナントとして企業に貸しているお部屋の「外に面した窓のガラス」に、ヒビが入っていることが、テナントさんからの連絡で、オーナーさんが知って、自分の方に問合せが入ったわけです。 たまに、火災保険は、名称が「火災」のせいか、火事だけが対象と思っている人がいます。なので、自分は、常日頃から、「いろいろ出ますから何かあったら取り敢えず問合せてください」と言っています。(もちろん、契約の時には丁寧な説明もします。) なので、今回もそのノリで問合せが入ったというわけです。取り敢えず「そういうことがありました」と連絡さえ貰えば、コメントできますからね。ナイス問い合わせでした。 で、結構高さのある場所の窓だったので、足場代やらなんやらで、「数十万円かかる」という話になったわけですけど、問題なく認定できました。むしろ、費用保険金と言うのがありますので、実際の保険金の支払額は、結構必要額よりも多めになって、変な話顧客は、喜んでた(?)というか恐縮気味でした。 支払っていた料金に対する正当な、契約約款に基づく保険金なので、保険会社が、特別に色をつけた(違法です)わけではないのですが、まあ、気持ちは解ります。 で、今回のは、パンフレットとかに出ているような表現で言うと、「建物外部からの物体の落下・飛来・衝突など」というケースに該当するものです。 このケースで補償してもらうには、もちろんこの内容にも入っていなければなりませんが、まあ、結構該当する人は多いと思うので、有りましたら、取り敢えず加入先に問合せてみてください。

医療保険を生保各社が安く提供できる理由

もうずーーーーーっと、生命保険的な保険で言えば、「医療保険」のブームが続いているように感じますね。 厳密に言えば、医療保険は、生命保険でも損害保険でもなく、その間の第3分野という位置づけではあるんですが。まあ、どうでもいいですが、どちらでもないというか、どちらの要素もある保険ではあります。 やっぱりですね、自分が生きていく上でのものなので、結構解りやすいからニーズがあるんでしょうな。 保険料が低めな理由 で、今回はその保険がなんで安いのか?という話を少々。若い人だと月2、3千円でもそれなりのまともな内容に入れちゃいますからね。子供とかだと1,000円ぐらいだったり。 で、理由なんですけどね、一つは「競争原理」が働いているってことはあるでしょう。ただ、ポイントはですね、「保険の仕組み」なんですよ。 どういうことかと言いますとね、保険料(料金)ってどうやって決定されるのか?って言うと、「どのぐらい支払いがありそうか?」ということで決まって来るんです。保険金のね。 それは、過去のデータとかで判断をするわけです。従って、抽象的な言い方をすると、「沢山払うことになりそうな場合」は、当然それなりの保険料に。逆に、「あまり払うことにならなそうな場合」は、低めに、となるのです。 従って、保険料が低め=保険金を請求するような事態になったとしても「金額的に受取る額が少ない」可能性が高い。あるいは、高額になる可能性はそれなりにあったとしても、そもそも保険金を請求する状況になる可能性が、「かなり低い」と考えてまず間違い有りません。 保険ほど値段なりのものはないですから。激しく競争原理が働いたとしても、そんなに著しく保険料は安くはなりません。 入院事情の関係が つまり、医療保険の基本部分は、「入院したらいくら」です。最近は、ていうかもう結構なりますが、政府の社会保障政策の関係で、病院もあまり入院をさせると赤字になるようになっています。 ですので、医療技術の進歩もあるでしょうが、入院は全般的に短めになっているんですよ。なので、保険会社は、医療保険の契約を引き受けても保険金を支払うケースはそれなりにあるでしょうが、金額はそんなには多くないはずです。 だから、保険料を低めに出来る、ということなんです。あと、内容的に、手術に関する保険金はあまり出ないようになっていたりと、内容自体が薄くなっているもの

長期で割安に火災保険を契約したい人は早めにしといた方がいいですよ

おそらく各社一斉と思われますが、今年の10月以降始期の契約から、10年を超える火災保険の契約ができなくなります。 その理由は、具体的にやっているとかなり長くなりそうなので、ザックリと。「 損害保険料率算出機構 」の関係です、ということです。ここの決定が、事実上保険料の関係やなんかに大きな影響があります。 一応、損害保険各社は、法的には拘束されるものではありませんが、各社そこで出したデータといいますか、数字(参考純率)などを参考にしているので、かなり影響が出るわけです。それと、なので保険料がどこもほとんど同じになるということも有ります。 で、今回のは、以前に朝日新聞なんかも報じていますが、要するに昨今、自然災害なんかも激しい奴が結構有り、変化が激しいので、そんな何十年も先のことまで予測することは不可能と判断したのです。というか、10年でも凄いと思うけど。大丈夫なんだろうか的な・・・。 保険料の基準を計算する損害保険料率算出機構が7月、10年を超える分については「自然災害の将来予測に不確実な要素が増えている」として、基準を作るのをやめた。このため、損保各社が扱いを停止することになった。 出典: http://goo.gl/cCnJZH というか、機構のサイト見たら普通に詳しく出ていた。 これ: http://goo.gl/2wZZhP というわけで、他所のことはそんなに詳しくはないけど、今は通常36年くらいまでは出来るので、引き続き長く契約して「割安」にやりたい人は、とっとと中途更改するとかした方がいいですよ。あと、これから新規にやる気の人も早めにやらないと✕になるんで。 さいごに というか、特別な事情もないのに自ら進んで、30年とか35年でやりたいって人ってまずいないんだよね。 じゃあ、どういう人かというと、最近はそうでもないけど、以前は、住宅ローン組むと、銀行で、「ローンと同じ期間の火災保険に、それも一括で入ってください」という融資条件でやっているところが結構あった。 なので、客は、否応なくそれに応じるほかなかったと。だって、いくら通常割安でもそんな先の分まで払いたいって人いないもの。自分の顧客で、ローンとか無関係の人では、一番長くても10年。 前は5年でやってたんだけど、面倒だからって、「一括になりますけど」って言ったらそれでもいいということで、そうした人が1人だ

車が盗まれたので保険金を請求したらウソ臭いと拒否られ訴訟に、裁判所の出し た結論は???

保険金請求絡みで、少し珍しいニュースが有ったので、紹介します。 高級車窃盗「自作自演の疑い」保険金請求を棄却 事件の概要 どんな内容かというと、これはたぶん自動車保険についてのものなんですね。自動車保険には、自分の車の修理代なんかを補償する「車両保険」という機能がありますよね。 この事件は、それに対して、車が盗まれたってことで、保険会社に保険金を請求したんだけど、内容がウソ臭かったため、保険会社は、補償しなかった。なので、しかたなくかなんか知りませんけど、訴訟を起こすわけです。 が、裁判所としても、 「おまえ自分でやったんじゃね???」 ※ 当たり前ですが、こういった意味のことを言ったということで、そのまんま言ったわけではありませんので・・・。 という判断をしたと。つまり、請求棄却となったそうです。判決が確定したとは書いていないので、第2ラウンドに移行するのかどうかは判らないですが、一応今のところこんな感じみたいです。 細かいな詳細 ・高級車の盗難被害を理由に保険金請求 ・請求金額:450万円 ・訴えを起こしたのは青森市の産業廃棄物処理業者 ・青森地裁:“自作自演”の可能性を指摘し請求棄却の判決(5/12付) ・2013年10月頃の出来事 さいごに なんか、その男性は法廷で当時のことを説明したらしいですが、車の写真や車の鍵を置いておいた場所についての主張も不自然だったようです。それと、当初保険会社や警察にした説明とも違っていたらしい・・・。鍵を置いた場所とか・・・。

電力会社と保険会社が提携し割引を検討へ

東京電力が損保ジャパン日本興亜との提携を検討しているようです。 東京電力:損保ジャパン提携へ セット割引契約を検討 来年4月の電力小売りの全面自由化に向け、電気と保険(生命保険や自動車保険など)の契約を組み合わせた「セット割引」が導入されるかもしれません。 ちなみに、両社は、損保ジャパン日本興亜の前進の安田火災時代から、関係が深く、損保ジャパン日本興亜から提携案を示したということです。 で、先日、東電は、SoftBankとの提携(やはりセット割)を検討中とも報じられている。「なんとか割り」みたいなのは、通信事業会社はお馴染みなので、東電と提携して、新たな割引を展開したとしても、全然驚きはない。 が、保険会社がそういう割引をやるというのは、お馴染みではなく、実現すればかなり新しい展開になるだろう。 ただ、どうだろう。最近も◯◯光とか言って、いわゆる「光サービス卸」が始まったところだけど、ユーザーの反応としては正直面倒といった感じなのではないだろうか。 とりあえず、自分の周りでの反応は、差ほどでもない。「そういうの得意だよね」みたいな・・・。たぶんというか、そうなんだけど、メリットの裏側にはデメリットがしっかりとあったりするからだろう。 詳しく調べてはいないが、ガッチガッチになって身動きが取りづらくなることが目に見えている。なので、今のところ自分は、そういう光に関する割引はやっていないのだ。 まあ、なので保険の方はどうい条件なのかわからないけど、割引がスタートしても、ユーザーのリアクションは、あまりないかもね。いつもながら。(笑) 取り敢えず内容がハッキリしたら、また記事書きますね。メチャクチャお得かもしれないしwww

あの大手生保が、中堅保険代理店を買収し、ショップ事業に参入!!

業界大手の日本生命が、保険ショップ(乗合保険代理店)事業に参入すると話題になっています。 ・ 日生、保険ショップ買収 中堅ライフサロンを10億円で ・ 日生、乗り合い代理店買収 販路拡大が狙い ・ 日本生命が保険ショップ「ライフサロン」を買収 ・ 日生が「保険乗り合い」に参入=中堅代理店を買収 第三者割当増資を引き受け、株式の9割超を約10億円で取得することで、中堅のライフサロン(全国に約50店舗を展開)を買収するということ。 それと、買収後も複数の保険会社の商品を取り扱うようだ。「ライフサロンは、首都圏、京都府、北海道などに約50店舗を構える保険ショップ」なんだそうで、ニッセイを初め、生保16社、損保11社の保険商品を取り扱っているらしい。 そして、今後は当然ニッセイから人を送り込み、今後10年で300店舗まで増やすつもりということ。その他、若年層などへの販売ルートの拡大や迅速な商品開発につなげる考えのようだ。 さいごに 記事を読む限り、取り敢えずは純粋に保険ショップをやり、あとは、自社の商品開発などに役立てていくみたいだ。しかも、改正保険業法も近々スタートするわけなので、偏ったやり方をするのも難しいだろう。 可能性としては無い話ではないが、保険会社(しかも、大手生保)が保険代理店を買収して、保険代理店事業をやるって、珍しいケースだな・・・。大手生保なら元々直販文化だし、割りとすんなり行きそうな。 今後、こういう流れが加速するかもしれない。

福岡で保険金詐欺が、手口は虚偽の◯◯◯を提出

交通事故による保険金詐欺のニュースを西日本新聞が報じています。 交通事故で休業損害保険金だまし取る 容疑で3人逮捕 福岡県警 事件があったのは、「平成25年1月ごろから4月ごろまでの間」。それと、「福岡県警暴力団犯罪捜査課と宗像署」となっているので、その辺りの地域であったのでしょう。 そして、いったい何があったのかというと、交通事故が原因で、収入にも損害が生じたとして「休業損害保険金」を騙しとった疑いがあるとしています。で、北九州市の30代と20代の男性計3名が逮捕された模様です。 その3人は、「虚偽の休業損害証明書」などを保険会社(東京都)に提出し、約78万円をだまし取った疑いということ。 あ、あと、「3人は共謀し、交通事故に遭ったことを悪用し、」となっているので、交通事故自体は虚偽じゃないっぽいです。 さいごに 自営業だから、やりやすかったんでしょうね。書類の虚偽作成とか。しかし、毎回思うのが、こういう交通事故で、しかも少額のケースで、犯罪に手を染めてしまうわけだ。そして、いい大人が。この間のプロゴルファーのとかもなかなかだったけど・・・。 というか、犯罪だと思っていないのだろうか・・・。こういう感じのって、見つかっていないのも含めると全国でどのぐらいあるんだろう。なんか多そうだなぁ・・・。

詐欺?横領?元保険代理店従業員が客の金約4,000万を着服

保険代理店の元従業員による、保険料の着服のニュースが出ています。 損保ジャパン代理店の元従業員、4千万円着服 伝えられているのは、(現)損保ジャパン日本興亜と取引のある保険代理店の元従業員の男性が、当時勤めていた2007年12月~14年11月の間に顧客から支払われた保険料計約4000万円を着服したということです。 記事では、「顧客から火災保険や傷害保険などの申し込みを受け付けたのに契約手続きをせず、13人、計31件分の保険料を着服」となっています。で、こういうケースでは、お決まりなんですが、顧客からの問合せで発覚ということ。 ※ 同社問い合わせ窓口(0120・250・283) これ、 NHKあたりの記事 を見ると、「そんぽ24」とも取引があったようなので、ユーザーにとっては、今となってはどうでもいいことかもだけど、元の日本興亜と取引のあった保険代理店に勤めていたんだと思われます。今は、保険会社が合併をしているのでね。 そして、この件を少し解説をすると、これは変な話、業界では最も伝統的(?)というか、これまでにも結構あったパターンなんです。保険の種類としても「火災保険や傷害保険」とあるので、おそらく積立型の保険と考えてまず間違いないでしょう。 さいごに 実際どうなんだろう、新聞各社の報じ方を見ると、 「保険料と偽って預かった金(かね)を着服」 「顧客から支払われた保険料を着服」 「申し込みを受け付けたのに契約手続きをせず、保険料を着服」 「保険契約を結ぶ手続きを行っていないのに、保険料として金を受け取るなどして、着服」 「保険契約を結んだと偽り、保険料として着服」 出典: http://goo.gl/4Y2s4r 、 http://goo.gl/rUuHbV 、 http://goo.gl/J1bmtT なんか微妙に違うんだよね。まあ、そこまで深く考えて記事書いていないのかもだけど・・・。 何を言いたいのかと言うと、横領なのか詐欺なのかということで、客にとっては大分違うんだよね。 横領の場合 根拠となる書類や、お金の流れを示す根拠などを、客観的に見て、契約の手続きは、「キチント」なされているのなら、契約は有効と考えられる。なので、その場合、実際上言えることは、単にその男性が使い込んだ。証券が届いていないだけ、で契約は存在している、ということ。 従って、そうなら、客とし

名前の超長いあそこの生保でネット販売を開始へ

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普通に知らなかったんですけど・・・。たぶん、ていうか特に連絡は来ていないはず。 自分のところでも取引がある、損保ジャパン日本興亜のグループ生保で、名前のもっと長い「損保ジャパン日本興亜ひまわり生命」(正式名称:損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険株式会社)が、なんと、この「7月から」生保のネット販売もやると伝えられています。 ネットで生命保険、ひまわり生命参入へ 大手損保系で初 ※ ちなみに、長すぎて一々入力していられないので、予めユーザー辞書に登録してあります。だから、「そん」で変換するとズラズラっとでてきます。こんな風にwww (長い時オススメ。) ていうか、これまでも地味にやってなかったっけ?という感じなんだけど・・・。いや、やっていたな。 要は、かなり本格的に力を入れてやっていきます、ということだろうか。 で、アフターフォローは、保険代理店と連携してやるつもりらしい。 ネット販売後も代理店を通じ、アフターケアや新商品紹介をする。ネット専業の生保も、代理店と提携して窓口相談に応じる動きを広げているが、高橋社長は「入り口はネットでも、全国の代理店でしっかりフォローできるのが我が社の強み」と話す。 とりあえず、既存の医療保険2商品からネット販売を始めるらしく、その後順次投入していくということだ。そして、スマホでも申し込めるようにすると。 「大手損保系生保では初」となっていますが、果たしてどうなるのでしょうか。あと、当然のことながら「代理店経由より安い商品を売る予定」という話です。 さいごに う~ん、ネット生保各社は、既に伸び悩んでおり、銀行窓販などへの委託を進めている状況。つまり、もうネットでの加入を希望するような層は大体加入済みということなんだよね。 なので、それで後から参入して、それなりの成果を上げる気なら、既存のネット生保よりも価格や内容などの面で、かなりユーザーに刺さるようなものを用意して、他のネット生保の顧客をターゲットにする他なさそう。 どこまでやる気なのか知らないけど。あと、アフターフォローは代理店でとかって、報酬の面とかどうする気なのだろうか。なんせ全然知らなかったので・・・。

【生命保険】現状ある程度お金があっても、少しは入っておくのも一つである理 由

世の中には、様々な考え方の人がいて、医療保険不要論や生命保険自体不要という考えの人がいます。 自分も保険はあくまでも「手段の一つ」でしかないので、別な手段でリスクに備える。あるいは、そもそもそのリスクをカバーするだけのお金が間に合うだけあれば、そのお金で何かあった時に対応できます。 ただし、注意したい点が有るんです。 それは何かというと、「使ったら無くなる」ということです。余程の資産家で、資金が潤沢も潤沢な人で、必要額の何十倍も何百倍もある人は別ですが。 例えば、一度の入院で純粋に自己負担しなければならない金額の平均って、以前厚労省のデータあたりで見ましたが、これは30万ということなんです。 つまり、逆にいうと、30万円あると1回の入院リスクをカバーできるというわけです。あくまで平均ですが。 しかしですね、注意したいのは、30万しかなければ、一度の入院は間に合っても、その時点で、リスクへの備えが無いということです。60万なら2回分ですね。 で、その時点でどうするのか、ということですが、 「じゃー、そんときゃ保険に入りゃーいいじゃん」 という声が聞こえてきそうですね。 そうですね、正に急遽車を買わなければならなくなった。が、金が無い。 じゃあ、ローンを組むか!的なのと一緒ですね。 その考え方は、間違いではありません。が、「診査」の問題があるんです。 車のローンは、どこで組むかにもよりますが、収入があって、余程過去に事故とか起こしていなければ、どこかでは組めるでしょう。信販系とかは、緩いですし。 しかし、健康状態は、どうでしょうか。しかも入院後とかでは尚更その心配が出てきますね。 従って、入院リスクに備えていたお金がなくなったので、生命保険で備えよう。と思っても、思惑通り診査が通らずに、入ることが出来ない可能性もあるのです。 また、診査が通っても条件付きになり、一部の病気は不担保(対象外)となる可能性もあります。それこそ、加入を検討する直前に入院したときのやつとか。 また、限定告知型など、診査が緩いタイプのものもありますが、当然割高です。 というわけで、0か100かという発想だと大変極端なんですよね。ですから、その辺も踏まえて、現状ある程度お金があっても、少しは入っておくというのも一つでしょう。

「漢字の名前の生命保険会社には気をつけろ!?」についての感想

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かなり強烈なタイトルの記事があったので、ところどころ紹介したいと思います。 日生、第一、住友、明治安田…漢字の名前の生命保険会社には気をつけろ!?  これ、そもそも本の紹介なんですよね。 実名大公開! 入ってはいけない生命保険 「実名大公開」とかって、結構大胆で、すごいですね。Amazonで調べたら、Kindle版は無いようでしたので、取り敢えず 欲しいものリスト に入れておきました。おそらく、いずれ読むと思います。それまでにKindle版が出てくれると助かるのですが。出版社さんよろしくです。 では、早速。 まずこの本は、保険会社にいた人が書いた、「気をつけろ!」という本のようです。 「漢字系生保に気をつけろ」と警鐘を鳴らすのが、「保険会社を退職し、生命保険の改善を目的とする」活動をしている著者による本『実名大公開!入ってはいけない生命保険』(三田村京/宝島社) そして、生保会社は3つに分類されるという点について。 実は、生命保険会社は漢字系、カタカナ系、ひらがな系の3つに分類される。 「漢字系」というのは、日本生命、第一生命、住友生命、明治安田生命、富国生命、朝日生命、大同生命などの昔からある大手保険会社。 カタカナ系というのは、プルデンシャル生命、アリコ、アフラックなどの外資系やソニー生命、オリックス生命などの後発の生命保険会社。 「ひらがな系」というのは、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険、東京海上日動あんしん生命、三井住友海上あいおい生命保険などの損害保険会社の子会社の生命保険のことだ。 で、上記のうちの漢字系。つまり、国内生保ともいいますが、そこについて次のように紹介されています。 この漢字系生保の姿勢が生み出したのが、「ダメ保険」の典型である「定期保険特約付終身保険」だ。 「定期保険特約付終身保険」とは「満期保険金がない」定期保険に「満期保険のある」養老保険を組み合わせた「抱き合わせ保険」のこと。 それまでは貯蓄を志向する人は[養老保険]を選び、保障だけを重点に考える人は[定期保険]を選ぶという2大潮流だったが、生保会社は抱き合わせ販売を行うようになる。 「この保険は[養老保険]と[定期保険]が1対1の比率の組み合わせでしたが、保険会社が絶対にもうかる掛け捨ての[定期保険]の比率がどんどんエスカレートしていきました。 (略)さらに、[養老保険]は満期が

時効まで約2週間ど~なる空き家の火事の件

松本清張の小説ばりにドラマチックな、そして保険がらみのニュースがあったので紹介します。 10年前の空き家放火 時効直前、火災保険金受け取った男ら逮捕 宮崎県警「地道に調べた」 事件があったのは、宮崎県えびの市。そして、その時期は、今から10年前。 10年前(平成17年)の5月に、当時空き家だった建物が全焼するという事件があったと。県警(捜査1課)では、その建物に火の気がないことから、放火の疑いで捜査。が、ずっと犯人を見つけられなかったというわけだ。公訴時効の成立は、5月30日。 それがこの程(6日)空き家の所有者だった無職、轟木市雄容疑者(71)と知人の黒木梅次容疑者(67)を「逮捕」。容疑は、「非現住建造物等放火」の疑い。 轟木容疑者は、当時、「火災保険金」を受け取っていたことから、警察は、保険金目的だったとみて調べているということ。 さいごに 今の段階では、有罪も確定していないし、起訴すらされていないわけなので、犯人である前提でコメントすることは避ける。 ちなみに、記事では、 木造平屋建ての空き家に放火し、隣接する倉庫を全焼させたとしている 、と。これ、隣接する倉庫も燃えちゃってるんだよね・・・。これ多分他人のでしょ・・・。書き方的に。 「故意」か「事故」かどちらかは間違いない話だが、誰も住んでいなくて燃えたわけだから、住人などの関係ってことはない。これから明らかになってくるだろうけど、10年前の事件とかって、ホント凄いわ。 もしも、この人達が犯人なら、なんとか逃げ切りたいだろうな・・・。あと、2週間ぐらいで当局は、起訴まで持ち込めるのだろうか。

「損害保険トータルプランナー 髙橋 則彦のちょっと使えそうな話 平成27年5月 号(44)」

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※ このエントリーは、主にわたしの顧客に対して毎月月刊で発行しているニュースレターのWEB版です。ですので、そもそもは、わたしの顧客に向けて書いているもの。ですが、ネット上に普通に公開してあるものですので、誰でも見ることが可能です。ご希望の方はお気軽に御覧ください。 今号のラインナップ 1 はじめに 2 飲み物がとっても美味しく飲める素晴らしいグッツ 3 花粉症に悪影響がある食べ物達 4 タダで電話をかける方法 5 20年近く前から最高だと多くの声を聞いていたアノ店がハンパなかった件 6 おわりに 1 はじめに どうも、こんにちは。髙橋則彦です。いやー本当、冗談かと思うぐらい熱いですね。まだ4月とか5月なんですけど、もう普通に30度超えたりしていますもんね・・・。こりゃーどこかで、一気にガタンと気温が下がること間違いなしですね。 というか、昨年あたりも、もう6月辺りから、スゴイ暑くなったりしてましたけど、一体どうなっていくんでしょうかね。 というわけで、暑いとやはり、ビールなどが捗る捗るなので、わたくしの家で昨年からブームとなっている、美味しく飲めるグッツに関する情報を次のコーナーでお届けしちゃいます。 2 飲み物がとっても美味しく飲める素晴らしいグッツ これは、結構店とかネットでは見かけるので、結構流行っているんだと思われます。 が、しかし、知人にプレゼントしたり、自宅を訪れた人なんかと話すと、知らない人は結構多いものです。 THERMOS 真空断熱タンブラー 400ml ステンレス JDA-400 S で、早速ですがこういうやつです。「タンブラー」。 これ要は、魔法瓶みたいな感じなんですよ。なので、例えば、冷たいビールを注ぐと、普通は、時間とともにヌルくなって行くわけですが、これだと、相当冷たいままの時間が続くんです。 実際に使ってみて感じたこと あと、実感値でお話しますと、普通のグラスで飲むよりも、優しい感じで、まろやかになります。実際にそう感じるわけです。いつも。感じ的にはですね、ビールで言うと、安いビールでもとても美味しい。加えて、感じ的には、お店のサーバーで入れたやつみたいな感じになります。 なので、もう直ぐに飲み干してしまうのです。笑 呑み過ぎ注意ですね。あと、ビール以外の飲み物もいいですね。酎ハイとか、ソフトドリンクとか何でも美味しく飲めます。繰り返

あの保険会社で契約者情報「76万件」紛失に

三井住友海上あいおい生命で、顧客情報が入ったCD―ROMを紛失したと伝えられている。 契約者情報76万件紛失…三井住友あいおい生命 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) 読売新聞によると、その「CD―ROM」というのは2枚で、合計で78万件近くの顧客情報が入っていた模様だ。もう少し具体的には、紛失したのはほとんど個人のもの(個人約70万人分。法人が約6万社分)。 そこには「契約者名、保険の種類、保険料など」の情報が。そして、「契約者の住所、電話番号、生年月日、口座情報、健康状態に関する情報」は「含まれていない」。それと、代理店の情報も約1万2600件ほど入っていたとされている。(代理店名、住所、口座番号の一部の数字、手数料の情報) 記事では一応今のところ、情報が悪用された事実は確認されていないということ。誤ってシュレッダーにかけた可能性が高いと見ているよう。 あと、そのCDは、「毎月変わるパスワード」が設定されていたり、「非売品の専用ソフトを搭載した機器」が必要らしいので、もし、流出しても第三者が見ることは「極めて困難」という話。 さいごに ここは、大手損害保険会社の三井住友海上のグループ生保ですな。もちろん、褒められた話ではないが、額面通り受取ると、対策はそれなりにやっていて、事実上顧客に迷惑をかけることにはまずならないよう。 それと、入っていた情報としても、名前などということで、住所などは入っていなかったということなので、もし仮に漏洩しても余程珍しい名前でもなければ、普通は誰の情報かは判別できないレベル。 つまり、本人にアクセスできるものではなく、悪用も出来るレベルではないようなので、悪い人に渡っても、市場価値は無いに等しいということになるだろう。 まあ、なので、顧客の感情としては、よろしいものではないだろうが、実害を及ぼすレベルではないようだ。

生命保険の保険料比較情報を見たら、一番上と下の差がものすごかった件

日経新聞に保険料の比較をした情報がでていたのでご紹介。 高かろう悪かろう 保険会社選びのシンプルな事実 :日本経済新聞 でていたのは、生命保険について。 比較条件 は、 ・30歳男性 ・契約期間:10年間 ・補償内容:死亡 ・保障額:3,000万円 という内容。 で、 各社の保険料 (料金)はというと、 ・明治安田生命:月額8,010円(総額961,200円) ・東京海上日動あんしん生命:5,970円(同716,400円) ・ライフネット生命:3,190円(同382,800円) ・チューリッヒ生命:2,580円(同309,600円)※ 定期保険プレミアムで、非喫煙者で同社所定の血圧の基準値を満たした人に適用される保険料ということ。 こういう感じ。 一番上と下で3倍以上に!! 率直にスゴイと言わざるを得ませんな・・・。ネット生保がある程度安いのは、その仕組やサービス内容上理解できるでしょう。それでも、中位のところと比較しても倍ぐらい・・・。せいぜい1.5倍ぐらいかと思っていたが・・・、結構違う。 ただし、これは、中途で解約した場合の「解約返戻金」がどうなっているのか判らないので、単純に同じものを比較しているとは限りません。 自分のところとも比較したら意外な結果が ちなみに、自分のところで取引のある生保で試しに上記の条件で、いくつか試算をしてみましたが、ライフネット生命とも充分勝負できるぐらいでした。 また、契約期間10年ではなく「30年、65歳まで、80歳まで」で比較をしたら、なんといい勝負どころか逆に「大分安いぐらいのケースも」かなりありました・・・。ちょっと驚き。笑 もう少し具体的に言うと、自分が試算したものは、たばこを吸う吸わないでも保険料が違うわけですが、さらにその中でも、計4パターン程あったわけです。従って、トータルでは、前述のように「30年、65歳まで、80歳まで」と3種類ですから、それぞれ4パターンで比較しますと、計12ラウンドの戦いがあったというわけです。 その結果言えることは、 ・80歳まで:自分とこの方が完全勝利 ・65歳まで:2勝2敗 ・30年:2勝2敗 ・トータル:自分とこの方が8勝4敗 となったのでした。月の保険料で「5,000円ぐらい」開いたケースにはかなり驚いたけど、他にも「1,000円ぐらい」以上開くケースが複数。というか、「80歳まで

併用住宅の人が火災保険を安く契約する方法

火災保険を契約する際には、所謂、建物の物件の分類として、「併用住宅」というものがあります。 要は、単に住居ではなく、商売をやっていたりして、住居兼事務所やお店であったり、テナントの貸ビルのオーナーが、そのビル内に住んでいたりなどというような、住宅ともう一つの用途が合わさった使い方をしている建物のことを指します。 で、火災保険は、通常、住宅用の商品(約款)と、一般物件(お店や事務所など)用の商品(約款)があります。そして、併用住宅の場合ですと、どちらでも契約することが可能なのです。 そして、その場合ですが、住宅用ではなく、「一般物件用の方が安い」のです。これまでにも幾つかの物件で確認済みですが、同等の条件で比較した場合、一般物件用の圧勝ですね。 細かいところでは、住宅用の方がメリットがあったりという点もあります。が、値段(保険料)的には結構違いが出ますので、一応顧客にも契約の時に確認をとると、みなさんやっぱり、一般物件用の方を選択されるのです。 そりゃーそうですよね、保険料に結構な開きがあれば、内容が少し違うぐらいで主な機能が違わなければ、それはもう。自分が客でもおそらくそうしますわ。 さいごに そういうわけですから、併用住宅にお住まいの人は、参考にしてみてください。

あの損害保険会社で今秋、自動車保険を11年ぶりに値下げへ

もう何年もなんだかんだで、値上がりし続けてきた自動車保険について、なんと値下げのニュースが入ってきた。 自動車保険料、11年半ぶり下げ 損保ジャパン日本興亜  :日本経済新聞  損害保険ジャパン日本興亜は自動車保険料を10月から平均で0.2%引き下げる方針を固めた。引き下げは約11年半ぶり。ここ数年の値上げ効果で自動車保険の収支が改善したのが大きい。若者の「車離れ」や割安なインターネット損保との競争もにらみ顧客のつなぎ留めをめざす。東京海上日動火災保険など他の大手損害保険会社も保険料を据え置く計画だ。 値下げすると伝えられているのは、「損保ジャパン日本興亜」。この10月から、平均で0.2%引き下げるらしい。値下げをするのは、11年ぶりということ。他所の大手は据え置く模様。 若者向けに、各社秋に安い自動車保険を出すとか出さないとかっていう、報道は以前あったけど、その関係なのだろうか。ここの会社は、自分のところで取引があるところなのだが、正式な連絡はまだである。 が、先日の連絡会では、保険料率を設定するにあたり、その参考とする基準である参考純率を、損害保険料率算出機構が引き上げたことで、自動車保険を含めた各種目が値上げになるような感じの話だったと記憶している。 その時は、あくまでも参考純率についての話だったので、同社としてどうするかは、具体的なところは随時連絡ということであった。つまり、なので、平均でとは言えど、11年ぶりに引き下げ(なので、均すとということは、当然ケースによっては上がるケースもあるだろう)というのは結構意外な展開である。 さいごに 完全に毎年値上げが行われてきたわけではないので、据え置きの年も実際あったわけだが、しかし、ほぼ、8、9割は毎年なんのかんので値上げになって来ていた。昨年は消費税の関係。(なので、来年辺りまた値上げかも) 正直な話として、毎年更新の度に、顧客に値上げになったことを説明するのは、それなりの理由があっても気不味いし、収入も増えていない人が多いと思われるので、なんか心苦しいものである。 なので、僅かでもたまに値下げになったと伝えることが出来るのは喜ばしい。

約一年後にはパートの人も社会保険加入で手取り大幅減になる|その対象要件と 保険料について

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約一年後のパートで働く人のお金の事情について出ていたので紹介してみます。 パートが社会保険に入ったら夫婦の手取りはどうなる? 平成28年10月からパートも社会保険加入に | マイナビニュース 具体的に変わるのは、来年(平成28年)の10月からです。で、何が変わるのかというと、前から言われている、社会保険の加入について。つまり、健康保険と厚生年金へ加入しなければならなくなると。 この来年の10月からの変更により、これまでよりもパートの人の社会保険の加入義務の対象となる人が、増えてくるわけです。具体的な要件を見て行きましょう。 平成28年10月以降のパートの社会保険の加入要件 1 週20時間以上働くこと。 2 給料が月8万8,000円以上であること。 3 501人以上の企業に勤めていること。 4 1年以上働くことが見込まれること。 ということなんです。「いずれか」とは書いていなかったので、これを全部満たす人って、ことでしょう。 具体的な社会保険料例 で、実際の社会保険料について。健康保険料は大手と中小でも違いますし、中小でもその自治体ごとにいくらか違いますのでザックリ。あと、収入によっても違います。 これは、中小企業に勤めている人が通常加入している。所謂「協会けんぽ」の保険料表の一部です。そして、福島県のやつ。小さくてちょっと見づらいので、詳しくは、 こちら を見てください。あと、他の都道府県のは こちら を。まあ、そうは違わないですけど・・・。 で、例えばなんですけど、月の収入が9万円の人は、赤枠のところになりますから、勤め先が中小で「協会けんぽ」の場合は、 ・健康保険料:4,364.8円もしくは、5,060円(40歳以上65歳未満の人は介護保険もなので) ・厚生年金保険料:8,562.26円 ・雇用保険:450円 ・合計:約13,400円か14,100円 ということに・・・。 「え~~~!!!」 みたいな声が聞こえてきそうな。これ、余裕が結構ある人は単に余裕が少し減るだけですが、あまりない人は、どうやってそこをカバーするか考える必要がでます。 そして、上記要件の中で一番関係しそうなのが収入の部分ですね。もちろん、社会保険に加入することでのメリットは有るでしょうが、いきなり、15%以上も手取り収入がダウンしてしまうというのは、困るという人は少なく無いんじゃないでしょう

病気に備える保険で「これはいい!」と思う保険

病気に備える保険と言うと、代表的なものが「医療保険」です。「入院一日いくら」、というやつですね。これは、病気・ケガを問いませんので、シンプルで解りやすい。ただしかし、入院しないとダメなんです。 せっかく、入院一日1万円とか1万五千円とか入っていたとしても、あくまで「日数計算」。あと、がん保険は通常、通院も選べますが、医療保険は普通は通院の保障は無いんです。自分のとこでは、昔はあったんですけどね。それでもそれなりの要件はあったな・・・。 で、今は、あんまり入院させると病院でも赤字になる時代。なので、病院でもあまり長くは入院をさせない。あと、医療技術も進歩していますし。なので、ドンドン入院日数は短くなってきていると。 だから、医療保険は低価格で保険会社が提供できるんですよ。「保険料が低い=保険金を支払う可能性もしくは、平均的な金額が低い」ということなのです。従って、現在は通院が主ですから、本来は「入院一日いくら」というタイプは、あまり理想的ではないんです。 じゃあ、何がいいんだよ!?という話ですよね。それで、自分が「これはいい!」と思うタイプは、ズバリ、 一時金で出るタイプ なんです。 これは、例えば、がん保険なら「がん診断給付金」とかがそうです。あと、三大疾病に対応するやつもありますね。 これだと、入院だとか、通院だとかは関係ないわけです。所定の要件に該当すれば、予め決められた金額が払われるのですから。まあ、医療保険みたいにケガ・病気を一通りというものはありませんが、一番多いようなものはカバーできますので病気のリスクに備える手段としてはかなり有効です。 ちなみにですが、自分は、3大疾病になったら、500万でるやつに取り敢えず入っています。金額の根拠は、「まあ、このぐらいあれば理想的」で、かなりかかるケースでも間に合うだろうと言われている金額だからです。 加入した年齢も若いので大した金額(保険料)ではありませんし。 さいごに というわけで、「一時金で出るタイプ」はとてもいいです。なんせ、そのお金は自由に使えるので、使い勝手がいいです。ですので、自分が生命保険について相談を受けた場合は、この辺のことは必ず説明します。そして、その上で判断をして貰うようにしているのです。

葬式代を準備するなら生命保険が最適な理由

葬式なんて楽しいものじゃないので、誰しも積極的に考えたいものではありませんが、この世に生まれたからには、いずれ全員が訪れるイベントです。ですので、ある程度の歳になれば、多少はみんな意識はあるでしょう。周りの状況も少しずつ変わっていきますしね。 さて、今回は葬式代の準備の仕方について書きます。 預金は凍結される 遺族に対するマナーとして、葬式代ぐらいは残しておくべきでしょう。で、その残し方なんですが、預金でという人も少なくないのではないかと。 ただ、預金の場合、銀行がその人が亡くなったことが判った段階で、口座が凍結されるんですよね。そうなると、相続が絡んでくるのです。なので、ケースにもよりますが、色々と準備するものや相続権者全員の合意が必要だったりと、凍結を解除するためには、まずはそういうとこからの話になるわけです。 なので、遺された人の立場で考えると結構面倒なので、決して良い準備手段とは言えません。 生命保険の場合 生命保険は、基本的に相続は関係ありません。加えて、普通は受取人も指定してありますので、その辺のことが予めクリアされているというわけです。あと、提出書類などもいくらか有りますが、銀行の預金口座からみたら、大抵は大分シンプルでしょう。 それと、保険金の支払い時期ですが、これも各社いくらか違うにしても、通常は、必要書類を提出後、数日で支払われるのが一般的。 さいごに というわけで、生命保険で準備した方が何かと面倒じゃないのです。しかも、死なない人はいないので、終身保険を活用すれば、必ず保険金が受け取れます。入り方によっては、確実に払った金額よりも多い金額を受け取れますし。 あと、年配の人など既にお金は間に合うぐらいあるという人は、一時払型の終身保険を活用するといいです。これなら、単に預金などから、生命保険に移転するだけなので。  

全国初の自転車保険の加入を義務付けたあの県で、同保険の加入が好調!!

さて、全国初となる自転車保険の加入義務付け条例(罰則無し)で、昨今から話題となっている兵庫県。このブログでも条例の成立前から散々取り上げてきました。 で、その件に絡んで、同県で作った自転車保険の制度がこの4月から、加入できるようになったわけですが、開始から一ヶ月でもう1万件ぐらいになったって話なんですよ。 けんみん自転車保険、1か月で加入1万件 同県でも「予想を上回る問い合わせがきている」って話なんで、たぶん勢い的にはスゴイんだと思います。ちなみに、条例として義務化がスタートするのは、10月から。 そして、条例の中身としては、どこの保険会社でも良くて、賠償(相手に対して)の機能があればいいということ。なので、この同県で用意した「ひょうごのけんみん自転車保険」に限定された話ではないわけだ。 それと、 最低の補償額 については、当初設定されるようなことが報道されていたけど、実際は、特に設けられなかったようだ。いろいろと見てみたが、そこに言及されているものは見かけなかった。まあ、そもそも罰則無しなわけだからね・・・。 で、「ひょうごのけんみん自転車保険」では、「相手方と家族全員が補償される3000円のプランが約6割を占めており、高齢者からの問い合わせも多い」という話。あと、「同保険の問い合わせ先は、自転車安全対策協議会兵庫支部(078・391・8816、平日午前9時~午後5時)」となっている。 さいごに この条例の件や高額判決のせいか、テレビでも結構やっているので、結構地味に顧客から質問を受けることが増えた。あと、このグログにも兵庫県の自転車保険について問い合わせがあった。 罰則無しの条例だけど、加入者が増えているというのは結果としていいことだね。というか、条例というよりはPRイベントに近いような気がする。こういう系のことって、楽しくない系なので、あまり人から興味を持たれにくい。 が、「全国初」だとか、「条例」とかってなると、マスコミもある程度注目するだろうし、話題にもなり易い。なので、結果的に重要性が認識される機会ができるってわけだな。 初めから、条例を活用した知事のPR戦略だったのだろうか・・・。

保険の加入は、出来るだけ最小限にすべき理由

こんなタイトルの記事を見かけたので、ちょっと思うことを書いてみる。 保険は、胴元が絶対稼げる「不幸の宝くじ」だ イスラム教が保険を禁じているワケ | だから日本人は保険で損をする – 東洋経済オンライン 大体予想は、つくので、ほとんど内容は見ていなくて、さらーっと見てみた程度。 そもそものスタートは、ギャンブルから で、タイトルの一部である「保険は、胴元が絶対稼げる「不幸の宝くじ」だ」についてなんだけど、正にそう。そもそものスタートは、ギャンブルからスタートしているわけ。これは、かなり有名な話で、保険業界の人じゃなくても割と知っている人は多い。逆に業界人の方が知らない人が結構いたりして・・・的な・・・。 じゃあ、そんなものは全く現実的には役に立たないので、入る意味は全く無いのかというと、そんなこともない。これは、自分がこの世界に入ってから何度も考えてきたことでもある。 実際にかなり役に立っているケースはあるのだ。まあ、損害保険と生命保険では質的に違う面があるが。中でも最も社会貢献度が高いのは、賠償保険だろう。これは、相手に対しての責任を代わりに保険会社(保険制度)がとってくれる保険。 加えて、自動車保険や個人賠償保険では、通常、示談交渉も保険会社がやってくれるサービスが契約の中に入っている。これ、もしもだけど、無かったら大変なことだよ。今日、ここまで車が普及したのは、自動車保険のおかげもあるはずである。 そもそも、そういう類のものではない それでだ、保険について、「胴元が一番儲かる賭け事」的な性質については全く持ってそうなんだけど、それって基本みんなそうなんだよね。客が付けば。 それはそうだよね、ビジネスでやってんだから。逆に程度にもよるけど、儲かっていなければ、保険金だって、払えなくなる恐れがあるのだから。 飲食店にしたって、自動車メーカーにしたって、価格設定をする時点で、儲けを乗せるわけだからさ。あとは、客さえ付けば、ドンドン儲けが出るわけなの。普通に当たり前。 なので、そもそも保険をそういう風に捉えること自体がナンセンスな話。ていうか、儲けようとして保険に入る人っているの?いたとしてもそうはいないでしょ。そういうためのものではないんだから。 昔から、バカとハサミは使いようとかって言葉があります。それは、正に保険もそうなんです。当たり前です。世の中万能なものなん

合意ができなければ、いくらまともなことを主張しているとしても事故は終わら ない

保険の中でも、とりわけ自動車保険は、他の保険とは違う性質が有ります。自動車保険のメイン機能として、事故の相手への損害賠償という機能があるからです。 これは、他の賠償保険でもそうですが、最も一般的なのは自動車保険でしょう。損害賠償というと、少し大げさに聞こえるかもしれませんが、例えば、車で少しこすった程度で、相手の修理代は3万円だったとしましょう。 金額は、ビックリするような額ではありませんが、これも立派な(?)損害賠償なのです。というか、損害賠償に大きい小さいの区別はありません。 さて、それで今回は所謂事故時の示談交渉について。たまに、裁判と示談交渉をゴッチャにしてしまっている人がいるので、その辺のことについて書きます。 第三者が勝手に決める制度 所謂、裁判っていうのは、両者の言い分を聞いて、裁判所が一方的に決めます。ある種勝手に。ですので、裁判所が決めたものについてはどうすることも出来ません。一応、3ラウンドはありますが、最長で3ラウンド。 いずれにしても、判決が確定すれば、以後その件については、覆すことはできないと。裁判とはそういうやつなんです。 当事者で話し合い、合意を目指す解決方法 そして、示談交渉。これは、裁判所などの第3者が決めるわけではなく、代理人を立てるにせよ、本人が喋るにせよ、当事者での話し合いによる解決の仕方です。従って、今回のタイトルにも有りますように、基本的には、合意出来るかどうかということがポイントになってくるのです。 これは、一見当たり前のようですが、全く解っていないような人は割りといます。ですから、一方がいくらまともなことを言おうが、相手が「ウン」と言わなければ、合意できません。 が、極端なことを言えば、逆に「法的」に妥当性をかなり欠いたような提案でも、相手が了解してくれれば、合意できるわけですから、示談交渉はまとまるわけです。 合意できて初めて解決となる つまりですね、保険会社は裁判所ではないので、相手が「ウン」と言わないのに勝手に一方的に決定することは出来ないのです。何を言いたいのかというと、余程、両社の主張がかけ離れている場合は、別にしても、ほとんど差がない、僅かな差で、なかなか合意できないケースがたまにあるんですね。 で、そういう人は大体感情論。人間は感情の生き物なのでそれも解るのですが、それでは何もいいことはない。できることと

元保険代理店職員が詐欺罪で起訴されるも、判決は無罪に

保険金詐欺を働いたとして、詐欺罪で起訴されていた元保険代理店勤務の男性に無罪が言い渡されました。 保険金詐欺で無罪判決…有罪5人と「共謀ない」 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) この事件は、けがをしたと偽り、保険金をだまし取ったというもので、複数名が起訴されていたもの。虚偽の請求書類(診断書や請求書など)を作成し、保険会社から保険金を騙しとったということだ。 男性は、保険会社社員や柔道整復師ら5人と共謀して2013年2~5月、うち1人が駅の階段で足を捻挫したとの虚偽の保険金請求書を作成するなどし、保険会社から保険金35万円を詐取したとして起訴された。男性以外の5人は有罪判決が確定している。 上記引用文にあるように、男性以外の5人は既に有罪が確定。が、この男性に関しては、無罪となったと。ちなみに、検察は控訴はしない考えのようなので、これで、無罪が確定するのだろう。 一度は認めていた この男性は、逮捕された(14年4月)当初は、否認するも取り調べで犯行を認めていたということだ。しかし、裁判では一転し、「不正請求と知らなかった」と犯行を否認。 検察は、主犯格の男の供述から不正の認識があったと主張。が、裁判所の判断は、当事者の供述や事実関係に矛盾があるとして、「男性と男らの共謀は認められない」と判断。また、取り調べ時の供述調書についても信用性を否定している。 さいごに むむむむむ。なんだか、保険代理店がらみの事件のニュースが増えたように思う。あと、保険金詐欺もね。この男性も弱みでも握られていたのだろうか。 で、実際のところは判らないね。本人達しかこれは分からないこと。警察にしても検察にしても、初めにストーリーを決めて、そこに無理やり当てはめていく傾向があると聞く。なので、この取り調べ時には認めていたというのも、実際の事実はなんだか判らないものだろう。 しかし、毎回のことだが、この手の保険金詐欺は金額がとても低い。35万でご苦労なことである。まあ、コンビニとか牛丼屋とか、タクシーとかを強盗する人もいるぐらいだからね。純粋に金目当てにやっているとすれば、本当に微妙な話である・・・。  

今後地方自治体も税務署や国税局並になっていくかもしれないと思った件

少し前のニュースですが、川口市で「特別債権回収室」が新設されました。 市税滞納、許さない! 川口市が特別債権回収室 – 産経ニュース 市税などの収納率が低迷する川口市は16日、累積する公債権を差し押さえなどで厳しく回収する「特別債権回収室」を新設したと発表した。滞納整理の強化のため、課相当の部署を設置したのは同市では初めて。 要するに、同市ではかなり収納率が悪いようですね。具体的には、良くはなっては来ているものの「県内63市町村では59番目」ということ。ほ、ほとんどビリの方ですな。上の方との差がどれぐらいかにもよるけど・・・。 あと、国民健康保険の方では、25年度現年分で81.32%となり、県内最下位になってしまったんだとか。2割ぐらい払っていないということか・・・。 というわけで、課相当のチーム(部署)を設置したと言うわけだ。メンバー的には、 ・納税課を中心にした職員ら7人 ・国税OBの税務専門員の計8人 という態勢で発足。 今後は、払わない人には、差し押さえしまくる所存らしい。で、担当するのは、 ・市税 ・国民健康保険税 ・介護保険料 ・後期高齢者医療保険料 ・保育料 の債権の中で、高額で徴収が困難なものということだ。 で、思ったのは、税務署(国)とかってそれなりに恐れられているんだけど、市だとか県だとかの地方自治体ってそこまでのイメージでもないんだよね。あと、年金事務所とかも。これは、もちろんその時その時の政治の方の方針もあるんだと思うけど、やっぱり、払うものは払って貰わないとダメだよね。いろいろな意味で。 本当に払えないような人は、それなりの制度になっているわけだし。 で、この国税OBとかを入れてきていることが本気度を伺わせる点だ。というか、みんなノウハウ無いようなとこは、税務署に出向とかで勉強に行くシステムにすればいいのではないだろうか。 だって、例えば年金の話になった時に、「厚労省によると、健康年齢は平均でだいたい70歳だから、70までは働くようにして、そこから年金を貰うようにするらしい。」みたいな話をすると、「じゃあ、払う意味ってないのかな?」的なね、任意のように思っている人もいるぐらいだからね。笑 だから、もちろん性質的には税金のようなものだから、払わない自由はないんだよ・・・、と説明したけど・・・。 これって、無知もあるだろうけど、それだけヤンワリ

【自動車保険】障害者の男性、事故で追加の障害負うも認められず提訴|裁判所 は主張を認め賠償を命じる

今回ご紹介するのは、前回に引き続きまたまた自賠法がらみのニュースです。 障害者の事故を救済 さいたま地裁、自賠法の賠償命じる 大まかな概要 どういった内容ものだったのかザックリとまとめますと、 要するにですね。元々障害を持った人が、事故でさらに障害を負ったんだけど、場所が同じという理由で、賠償してもらえなかったという話。つまり、元々なっていたので、新たになったものではないという判断のようです。 で、被害者は納得行かず、訴訟を提起するわけです。その結果、男性の主張が認められ約414万円の賠償を命じたと。ちなみに、男性が求めた額は約460万円。保険会社側は控訴したので、判決は確定しません。 というもの。 もっと具体的な詳細 もう少し具体的に言うと、 ・さいたま市の男性(50代)が2001年10月に同市の交差点で車にはねられた ・その時は車いすで横断していた ・その男性はそれにより後遺障害を負った ・が、しかし保険会社側は、その件で生じた障害は、事故前に既に負っていた障害の部位と同じと判断 ・従って賠償は拒否 ・12年10月、男性は、相手(女性)と保険会社を提訴 ・治療費など約460万円の損害賠償を求める ・男性は事故ではねられた結果、日常生活(車いすの乗り降りなど)に支障を来すようになった ・仕事は休職に追い込まれ、趣味のスポーツも楽しめなくなり精神的苦痛を被った ・判決(3/20付)で女性に約414万円(うち75万円は保険会社と連帯)の支払いを命じた ・事故で男性が被った障害は、既存のものとは異なる神経と判断 ・保険会社側は3月30日付で控訴 という感じ。 さいごに 客観的に見ると、実際どうなのか解らないんですよねこういうケースは。医学的な専門的な部分でもありますし。白黒が判りにくい。男性の主張を額面通り受けとれば、もちろん気の毒です。これにより、生活が壊されたわけですから。人生がと言ってしまっても言い過ぎではないでしょう。 ただ、一方の相手側も何でもかんでもジャンジャン払ってしまえと言う風にはいろいろな意味で出来ないわけで、そこは慎重に判断することとなるので、実際それにより泣かなければいけない人もどうしても出てくると。 なんでもそうですが、難しいところですね。  

【自動車保険】センターラインオーバーでぶつけられた被害者が相手に対し約 4,000万円の賠償命令、について考えてみた5/5

※  4/5 からの続きです。 さいごに:実際の影響はないでしょう それと、今回の判決は、最終的には、別なものに変わる可能性が高いと思いますが、ですが、仮に、最高裁でこの内容で、確定されたとしましょう。そして、今後、交通事故の賠償実務に大きな影響が出たとしましょう。 でも、その場合でも賛否両論あるとは思いますが、それで助かる人がいるのも事実なんです。ですので、ものごとには必ずメリットとデメリットがあるというわけです。 それと、保険からの支払いが増えれば、自賠責にしても任意保険にしても、保険料が上がる要因となる可能性はありますが、しかしながら、このように自分の方の自賠責も任意保険も使えないような、完全に自分の方からの補償が無いケースは少ないでしょう。 従って、通常ですと、こういうケースでは、はみ出した方は相手に請求しようという発想には、普通はなりませんから、自分の方の人身傷害保険や運転者との間柄などによっては、同じく自分の方の対人賠償保険(自分の方の自賠責も含めて)から補償を受けるという風にするのが一般的です。 ですので、いずれの場合でも保険金は支払われることとなるので、値上がりや詐欺を心配する声も見られましたが、ほとんど心配には及ばないでしょう。まあ、今回のケースですと、むしろ過失が多い分少なめになるので、自分の人身傷害などで、補償を受ける場合よりも低額にはなっているはずです。 ですので、任意保険と自賠責は、運営しているところも含めて、別個のものではありますので、自賠責は値上がり要因でも、任意としては、値下がり要因となるでしょう。任意もそれぞれの補償ごとに別ではありますが、全体で見ればそうなるかと。(ケースによってはどちらも値下がり要因に) まあ、少ないケースでしょうし、このままの判決のまま行くとも思えませんので「例えば」の話ではありますが。というか、対象にらない人に運転させるのやめましょうって話ですね。 ※ このエントリーの 「1/5」 は こちら から読めます。

【自動車保険】センターラインオーバーでぶつけられた被害者が相手に対し約 4,000万円の賠償命令、について考えてみた3/5

※  2/5 からの続きです。 「自賠責から払うってことか。保険会社は大変だな。」 自賠責は国の制度です。保険会社はあくまでも窓口になっているに過ぎないのです。(立て替えることはしますが)なので、払うのは国です。 「車検切れで自賠責も入っていなければ自腹」 そういう場合は、政府の保障事業というのがあります。内容は自賠責と同様だったはず。全く一緒かは定かではないですが、もし、違っていても大体同じような感じだったはずです。 ただ、その場合も、国が後から本人に求償(請求)するはずです。が、額が大きければ、ない人からはとりようがありませんし、裁判所に破産の申立などとなる可能性も少なくありません。ですので、額が大きい場合は、実際は、回収は難しい場合も多いでしょうが。   などと、まあ、いろいろなコメントが有りました。全く意味不明な解っていないんだなぁ、と思うものも沢山。それはそれはもう、ありましたが。 交通事故の過失の基準は「えっ!?」と思うようなものが結構あるもの ただし、この件は、かなり異例で、相当極端な事例です。しかも、まだ一審。なので、本当に記事では読みとれない特別な事情でもなければ、2審で、アッサリ覆ることでしょう。まあ、裁判官も人間ですので、いろいろな人がいます。ですから、たまには変わったことも起きるんですよ。 でも、交通事故って一般の常識感覚からすると「えっ!?」と思うような過失の認定基準があるのも事実なんです。 例えばですけど、普通に車で道路直進してて、 ・道路沿いのコンビニあたりから別な車が「いきなり」出てきて、ポッコリぶつけられた場合とか ・「いきなり車線変更」してきてぶつけられた場合 なんかも1、2割ぐらいは、責任を負うことになるんですよ。もちろん、状況によっては、そこからの修正ということはあるものの、全く責任なしって話には「法的には」ならないのが今の国内での考え方です。なので、対向車ではないですけれど、これもなかなかの「は!?」と言った感じではないでしょうか。 なので、こんな何千万とかいう話ではなく、それこそ10万ぐらいですが、「ふざけんな」みたいになって、訴訟になることはあるんですよね。 自分も初めて知った時には、シビレました。最近では、交通事故というのはなかなか、0:10みたいにはならないということは、みなさん承知しておられる方が多いので、ある意味

【自動車保険】センターラインオーバーでぶつけられた被害者が相手に対し約 4,000万円の賠償命令、について考えてみた4/5

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※  3/5 からの続きです。 過失の認定は誰がどうやって判断するのか で、これって誰が勝手に決めちゃっているの?という話になると思います。これは日本は法治国家ですから、最終的には裁判所です。 憲法 にもそう書いてありますね。法律など公のルールに基づいて裁判所が判断をする。 で、その蓄積に基づいて、東京地裁の民事何部だったか忘れましたが、要するに交通事故を専門に扱う部署(?)みたいなところで、裁判官が作った本があります。 判例タイムズ社の出している、こちら。 別冊 判例タイムズ 38号 民事交通訴訟における過失相殺率の認定基準[全訂5版] 本当は、もっと安いみたいですが、なんか値が釣り上がっているようです。 で、「10年ぶりに全面改訂!」ということなんですけど、基本的には、ここにいろいろなケースについて◯:◯という風にでているんです。これは、損保会社でも弁護士でも裁判官でも、基本的には、みんなこれを使う。 実際に、判決を出すにあたってもここが基準になり、あと、状況によって修正をするんです。それと、普通は判例というのは、実際にあった裁判の判決のことを指すわけですが、この本に出ているのは、判例そのものではありません。判例などを基に作られたものですので、一応。 つまり、この本は裁判所の基本的な考え方そのものなわけです。 ということで、やや周辺部分の説明が長くなりましたが、この件についてコメントするためには、実際対向車に突っ込まれた側の運転者が、「一切過失が無いことを証明できない」から、自賠法に基いて賠償の責任を負う、って話ですけど、肝心なのは、 ・じゃあ、一体裁判所は、何割の過失を認定したのか? ・総損害額はいくらと認定されたのか? という2点が必要です。じゃないと、コメントするにしても詳細がちゃんと見えてこないんですよね。仮に5%程度の場合ですと、自賠責では、5割減額となるので、通常の死亡の上限である3,000万円の半分にあたる、1,500万円が前述の通り上限となります。 それと、この亡くなられた男性の詳細がわからないのでなんともですが、記事では、 対向車側に4000万円余りの損害賠償を命じた。 と、なっていました。で、この対向車というのは、紛らわしいのですが、はみ出したほうではなく、車線の中を直進していた方のこと。つまり、亡くなったのは、はみ出した側ですので、はみ出し