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情報弱者はカモられるの典型が保険(特に生保)

これまでに結構いろいろな人にアドバイスをしてきましたが、結構みなさん入っちゃってますね。自分なんかホントちょっぴりしか入っていませんよ。そんなに必要ないですから。困りません。 でも、そういった人たちって、実に多いんですけど、そうしたくてしているわけでもないんですよね。どんぶり勘定で適当に入っていたり。あと、担当者にもっともらしいことを言われ、それに同意する形で入っていたり。 でも、自分のところに来て、自分から、アドバイスを受けると、考えがコロッと変ります。 要は、自分が本来納得する、一番いいと思えるような判断をするための情報がその人の中で足りていなくて、良い判断ができないケースが多いんですね。 担当者は担当者で、そうしないことには、自分の懐が温かくならない仕組みで仕事をしていますからね。 自分も短期的にはそうなのですが、まあ、そういう騙したようなやり方で、儲けようと思っていないので。別にそこまでして、儲けたくもないですし……。 あってもジャマにはならないので、あればあったでいいのですが、別にそこまでいらないというか、執着がないです。自分的には、そんなことして、儲けるのは、詐欺とか泥棒と似たようなものという認識なので。   というわけで、アドバイスを。 いい人に相談しましょう、と言いたいところですが、見分けるのが大変だと思うので、複数、タイプの違うところに相談をして、見積を作って貰いましょう! そして、提案理由(算定根拠)をちゃんと聞きましょう。 そうすれば、自分の知らない情報がある程度見えてきて、いい判断がしやすくなるでしょう。

保険料を払込票(コンビニや金融機関)で払う場合手数料はかかりません

これまた最近あったので記事にしておきます。 あんまり、こういう心配をした人は過去に例がないのですが、同じような心配をする人が全国には多少いるでしょうから。   生命保険も損害保険も保険料の支払い方法がいろいろ選べますけど、その中に「払込票払い」というのが、あります。 所謂「コンビニ払い」というやり方です。と言っても、もちろん金融機関でも普通払えますが。 で、その時に、 手数料はかかるのか 、という点ですが、契約者の人はかかりません。それは、我々とか保険会社とかが負担しているんですが。 そんなのかかるようなら嫌ですよね。中には、他のサービスによっては、やり方によってはそうならざるを得ないようなものもあるでしょうけど。例えば代引手数料とか。 しかし、今は必ずぐらい、かからないものが用意されているものです。というか、内訳的にそうなっているだけで、厳密に言えば客の払った金で、運営をしていることを考えれば、そのお金も含まれていることにもなるのだけど……。 というわけで、別に手数料とか普通はかからないので、安心して払ってください。 ていうか、初めて利用するサービスなら、一応サラッと「かからないよね」とその前提で確認するのはいいと思いますし、そんなに違和感もないです。 ただ、今回聞かれた時は、電話口でなんかモサモサした感じで、しかも「かかる前提で」かかりますよねっ!!的に、なんか変な感じで聞かれたんで、あれっ、と思ったんですけど……。

気持ちは解らなくないけど、事故って保険で対応するのに賠償額がいくらになる か、とか考えてもしょうがないという話

たまにですが、保険で支払うことになっているのに、相手への支払額について過剰に神経質な人がいます。なもんで、今回は、その辺について、気にしてもしょうがないということを、書いておきます。   まずはじめに言うと、事故の状況とか物損だとか、人損だとかいろいろ考えられますが、いくら払うかは、基本的には、払う人が考えることなんです。当たり前です。 ということは、保険でやる場合は、保険会社がその人です。まあ、訴訟とかなら裁判所が勝手に決めるので、あれですが、当事者による解決の場合は、そういうことです。 「払う額は払う人が考える」。もちろん相手との合意の問題もありますが。ここは、誰でも割と理解できるところだと思うんですよね。   それから、支払額によるユーザーの損得。これはですね、基本的に自動車保険についても何にしてもそうなんですけど、実際上の事故の有無ではなく「使ったか、使わなかったか」しかないんです。なので、契約の時に、前契約の「事故件数◯件」とかありますけど、本来は、「ご利用回数◯件」の方が実態にあっているし、解りやすいんですよね。 ということは、仮に、アホか?というぐらい相手に保険会社が賠償金を払ったとしても、ユーザーのお金の面での損得は変わらないんです。(全体の保険料アップには影響しますが。) なので、そういう意味でも、「払う額は払う人が考える」ということになります。もしも、損得に絡むのなら、権利の有無は契約内容によってくるとしても、口を出したくなる気持ちは解りますが。まあ、もっとも等級制になっているのは自動車保険ぐらいなので、引受けの審査の問題はあるにせよ、他の保険では通常「使ったから上がる」ということ自体が普通はないことですが。   それから、特に年輩の方の人に多い気がしますが、やたら感情的になっていたりする。繰り返しますが、気持ちは全く解らないわけではないですよ。しかしね、事故っちゃったんだからしょうがないんですよ。 事故ってから言ってみてもダメ。特に、自分の方が一方的な場合は特にwww あと、人によって価値観とか状況とか、考え方とか違うわけですから、だから、法律なんですよ。で、法律では、基本的に金で解決(金銭賠償)ということになっているわけですから、もう感情はできるだけ入れずに、さっさと払うもの払って終わらす、これしかない。以上でも以下でも。 感情的になってみた

引き落とし日の直前に連絡を貰っても、そもそも保険料の支払い義務の発生日が 違うので無理……という話

保険料の引き落とし日を目前にして、「お金がないので契約解除をお願いしたいんですけど……」というケースがあったので、その辺について書いておきます。   これまた珍しいケースでしたが……。 えーまずですね、保険料の支払い義務が発生するタイミングと、保険料の引き落とし(支払い)のタイミングについてです。 これらがもし同一のタイミングなのであれば、その前なら、保険料の支払いの問題は生じないでしょう。 まあ、あとはキャンセルに応じるのかどうかとか、それ以前にクーリングオフの対象かという問題になってくるでしょうが、普通は、始期前であれば、キャンセルに応じる方針をとっているのが普通と思われますので、基本的には実際そこは問題とはならないでしょう。 で、そのタイミングなんですけど、同じということは、普通無いです。 現金で即時に払うケースなら、契約日と保険始期日が一緒ならあり得るでしょうけど、その場合、金がなければ契約出来ないので、そもそも論として、こういった問題は生じない。 で、保険料は、保険始期。つまり、 補償がスタートすれば、保険料を支払わねばなりません。 どういうふうに払うかは、普通は月割だけど、それはその契約によるところです。 そして、口座振替の場合は、今は、翌月請求のところがほとんどと思われるので、 引き落とし日の直前に連絡を貰っても、保険料を払わなくて済むなんてことにはなりません。 むしろ、始期日によっては2ヶ月分は払う必要が。で、あと、この件については、例えば翌月請求ではなく、昔のように当月請求だったとしても基本的には同様。応当日が引き落とし日以降でなければ。 なので、普通引き落とし日は26日なので、確率的には低いが、可能性としてはあり得ることです。 まあ、でも今は自動車保険や火災保険なんかは後払いのものが多いから、普通はそう言うケースに該当する可能性はかなり低いと思われます。少なくとも自分のところでは、主なところは後払いですので。 そういう意味では、顧客利便性という点で見ると、引き落とし日と支払い義務の発生日が同じ方がいいのだろうな。まあ、ほぼ無いケースだけど……。 生命保険はちょっと違うけどね。

今年も各種保険の控除証明書の季節がやってきたので対象などその辺りについて

今年もやって来ましたね。各社発送になり、ユーザーの手元に届き始めているころでしょう。自分のところにもチラホラとその手の問合せが来始めています。 さて、そんなわけで、ある意味毎年恒例のことですが、色々と誤解をされているケースがあるので、記事にしておきます。   では、まず 現在対象となっているもの ですが、 ・生命保険 ・地震保険 今はこの2つだけです。厳密に言うと、例外的なものや生命保険の控除もいくつか種類があるんですけど、大きく分けるとこれだけ。 なので、例年で言えば、 ・自動車保険はならないんですか? ・火災保険は? とか、あるんですけど、それらは原則対象になりません。ただ例外的に、 長期損害保険契約等に係る損害保険料 平成18年の税制改正で、平成19年分から損害保険料控除が廃止されました。 しかし、経過措置として以下の要件を満たす一定の長期損害保険契約等に係る損害保険料については、地震保険料控除の対象とすることができます。 (1) 平成18年12月31日までに締結した契約(保険期間又は共済期間の始期が平成19年1月1日以後のものは除く) (2)満期返戻金等のあるもので保険期間又は共済期間が10年以上の契約 (3)平成19年1月1日以後にその損害保険契約等の変更をしていないもの 出典: https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1140.htm こういうのがあるので、要件を満たせば、上記に挙げた以外でも対象となるものがあります。ですから、火災保険も積立型のもので、尚且つ他の要件を満たす場合はOKです。 ていうか、証明書が届いたらそれを使えばいいだけなんだけど、届くはずのものが届いていないかもしれないから、そしたら、損をするからと思うから、連絡が来るんだろうな。解る。 あと、 年金 ですけど、生命保険会社のやつは、普通は対象です。が、損害保険会社のやつは、普通対象外です。あ、でも上の経過措置の要件に当てはまる奴はあれですけど……。 なんかゴチャゴチャしてますよね。積立部分は別にしても、補償部分は全部何でもかんでも対象になればいいのに、という感じ。 なもんで、上記除いては、損害保険は、今は地震保険だけです。 あ、でもね、所謂保険には 第三分野 という分類のものがあります。生命保険でも損害保険でもなく、中間みたいなやつ。それだと、

保険代理店の契約時の説明義務はどこまでか?

たまに、都合が悪くなると「聞いていない」とか平気で言いたがる人がいるので、我々の説明義務について書いておきます。 保険の契約の手続きをするときに我々には、主に保険業法という法律で、いろいろとルールが設定されています。それによると、契約を締結するにあたって、重要な事項を原則として説明しなければならないことになっています。 で、その重要事項の定義なんですけど、「特に法律では定義されていません」。が、一番有力な説としては、 “顧客が保険の契約をするにあたり、合理的判断をするために影響を及ぼす事項” というのが有力です。 要は、買い物をするにあたって、買うか買わないか、買うのならどういった内容で買うのかを選択をするために必要な情報ですね。 ですから、実際は大した義務は負っていないのですよ。 なので、 ・料金はいくらなのか ・どういった時に対象となるのか ・保険金はどういう払われ方で、最高でいくら出るのか ・補償期間 と言った辺りがメインになります。 というか、普通はそんなもんだけ判ればユーザーの目線で考えても充分でしょう。そんなマニアックな話を延々と聞いても時間が勿体無いだけ。あとは、自己責任で、想定外の展開になっても諦めると。そうなったら、その経験を次回に活かす以外にないです。 ただね、そんな変な内容は設定されていませんよ普通。保険は認可が必要ですから、おそらく、そんな変なある種の詐欺的な、騙し的な非難を受けざるを得ないような内容なら、認可されないので。 加えて、仮にそうであっても各種の法整備が整っていますから、その辺のルールでどうにかなります。 あと、保険会社って商売でやっているんですよ。しかも、テキ屋のように、その場限りではありません。そしたら、信用が落ちるようなことは、普通は避けますから。なので、あそこはヤバイ……、みたいなこと基本的にするわけないんです。   というわけで、契約は基本的に自己責任なので、後悔しないために必要なことは積極的に質問をするようにしましょう。 それと、説明をする側としても、ある程度良心的にやろうという気はあるわけですが、相手の脳みその中は見えません。なので、ある程度主な所を説明したら、あとは質問をしてもらう以外無いのです。一通り説明をして質問はありますか?と聞いて、何もなければ完了と考えるしかありません。 というか、約款や取扱規定を全て説明

「わたしのオススメの学資保険」って何ですか?という質問についての回答

つい最近なんですけど、たまたま知人とこういう話になりました。 流れとしては、初めは保険と関係ない話をしていたんですけど、その内偶然仕事の話になりまして、話していくうちに「学資保険でオススメのやつって何?」ということを聞かれたんです。 まあ、自分は、10何社とか乗り合っているわけではないので、こういう質問について答えるのは限界があるんですけど、以前に調べてみたことがあったので、その時の内容を踏まえて答えました。今は、戻りがいいところだと、MAXでこのぐらいらしいと。 参考: https://takahasinorihiko.com/post-5967/ で、最終的に自分のした回答は、オススメのやつは特に無い。そもそも学資保険という仕組み自体がオススメではない、という回答をしました。自分は、学資保険はオススメじゃない論者なので。 そのときにもその人に説明したんですけど、学資保険と言うのは、保険会社が運用をして、いくらか儲けて、当然保険会社がまず儲けを取る。で、その残りが自分の方へ来るような仕組みなわけです。普通、学資保険は、契約時点で金額が確定をしますし。 いいですか、それで、そんなに多くなって貰えると思いますか?という話なんです。学資保険の目的は第一に積立ですよね。子供のかかる費用のための。ていうか、補償というのは、第二ではなくほぼついでではないでしょうか。 まあ、補償もどこまで付けるかによりますが。 なので、話を戻しますが、せいぜい、よくても20年とか払い続けて、せいぜい、払い込んだ金額の1割増しぐらいなんです。少し前なら元本割れというのも珍しくなかった。 それで、百歩譲って、1割増でも、いいと思ったとしましょう。 しかしね、それはあくまで、20年とか無事に払い切ることが出来た場合なんです。途中で解約をすると、通常「払い込んだよりも少なくなります」。 なんか、長期の住宅ローンの議論じゃないけど、これだってそうで、今時、20年とか払いきる可能性ってどのぐらいだろうね……。 昔の、終身雇用、年功序列、右肩上がりの経済成長、なんて時代は、20年とか30年とか前にとっくに終わっています。大きな会社だって、買収だ、合併だと、日々頻繁に世間を騒がせています。そしたら、リストラとかも極普通にあり得るわけで、来年再来年すら読めない時代。 日本経済も成熟期に入っていますし。人口も増え

ニッセイとdocomoの提携について思うこと

昨今あちこちで、保険代理業に乗り出す傾向にあります。昨日も ニュース でdocomoと日生が提携とやっていました。 これはドコモショップでやる作戦みたいですね。あと、日生以外の保険会社の保険も取り扱う予定みたいです。 というか、どこもかしこも本業が伸びないもんだから、何屋なのか判らないような感じになってきています。これは。家電量販店なんかもそう。各社、家電以外にもおもちゃとかゲームとかも売っているのは今や当たり前になりました。 ヤマダ電機に至っては、お菓子や生活雑貨も。フライパンとかまで売っていますからね。あと、ベルトとかもあったような……。以前だとブランド品とかもあったけど、流石にそれはやめたようだ。単純にに売れなかったんでしょうね。 あとは、ハウスメーカーも買収(たしか)しているので、そのせいか店舗によっては、ハウスメーカーコーナーみたいなのもあるところも。それも結構なスペースが。 エコキュートとか少しは、各社有るイメージですが、ヤマダ程ではない。 でも、おもちゃとかに関しては、もう大分普通にあるイメージになっているので、docomo ショップなんかも、長期に取り組めば、何年間か後には、普通に、docomo ショップで保険に入れる、という頭にユーザーはなっているのではないかと。もちろん、一定のクオリティーは必要でしょうが。 昨今で言えば、ニトリなんかも店舗で保険を始めましたね。まだ、一部みたいですけど、上手く行けば、全国的にやるのでしょう。 という具合に、その内家電屋、あとどこかありますかね、本屋とか?とにかく人が集まる所には、保険コーナーが儲けられるのが当たり前になる日もそう遠い話ではないかも。 やっぱり、思うんだけど、情報が取りやすいこの時代。そしたら、新たに入る人は、行きやすいところに行って、入るという人が多いんじゃないかなぁ。事実、保険の窓口とか大成功しているわけでしょ。 うーん、確かに、自分が、普通のユーザーなら、取り敢えず行きやすいところに行って感触を掴んでから考えるかも。まあ、あとネットね。 最初は、そんなに客は来ないんだよね。そういうイメージというか、頭の中がそうなっていないから。それが、1年経ち2年経ち。実際どのぐらいかは判らないけど、5年とか10年とか経つと普通に、そういう頭になっていて、違和感なく、保険の相談に行くようになる人は多いんじゃな

傷害保険の定期的な面倒な手続きから開放される方法

結構マニアックな話なんですが、傷害保険という保険があります。 医療保険と違うのは、病気は対象外で、「ケガ」のみ対象という点です。 あと、入院だけでなく通院も普通に対象にできます。医療保険は、普通入院だけですからね、。がん保険はありますけど。 さて、今回は、傷害保険を楽に入る方法を紹介します。   毎年の更新ご苦労さまです、っていうぐらい年に一度手続きをするのって面倒じゃないですか?せいぜい、3年とか5年に一度が、忙しい現代人にとっては丁度いいところではないでしょうか。 しかし、傷害保険は普通1年契約しかできない。まあ、電話でも普通は更新できるので、そこまで負担じゃないという人もいるでしょうが。 で、今回紹介するのは、「自動継続特約」です。 これは、文字通り、放ったらかしにしておくと、自動で更新されていくというもの。なので、普通と逆。普通は、更新するためには、手続きが必要。ですが、これを付けている契約の場合、更新しない場合に手続きが必要なんです。 で、全社一緒とは限りませんが、これを付けている場合、10年間は勝手に継続になります。あるいは、70歳になるか。 ただ、これはあくまで10年契約とかではないないので、あくまで1年契約の自動更新なので、その間改定が有れば、内容とか料金(保険料)とかは、更新の都度変わっていきます。   でも、便利じゃないですかこういう仕組みって。自分はいいと思うなぁ。自動車保険とか火災保険も基本こうだといいと思うんだけど。もちろん、あくまで、ユーザーの立場としてですよ。 だって、車にしても何にしてもどうせ入り続けるものなら、ねぇ、改定と言ったって、基本的な構造は変わらないワケだから、余程大きく変わるとかでなければ、勝手に更新になっておいてって思いますけど……。公共料金みたく……。 なので、逆に説明して欲しい人だけ連絡をする仕組みでいいような。 でも、もしもそうなったら、ホント今より人手が不要になるなwww というわけで、傷害保険で、自動更新にしたい人は、たぶんどこの保険会社でも出来ると思うので、言ってみてください。

【自動車保険】示談交渉中に解約すると、保険は使えなくなり自腹になる?

少し前にも似たような記事を書いたような気もしますが、またまた問合せを受けたので、書いておきます。 どんなケースか 事故を起こして現在示談交渉中。しかし、もう齢なので免許を返して、車をやめようかと考えている。その場合に、加入中の自動車保険を解約してしまうと、解約後に示談となった分については、保険は使えず、自腹で支払わなければならないのか? という心配をされていたんですね。 髙橋 則彦の回答 いやいや、そんな心配には及びません。解約をしてもしなくてもちゃんと自分の方も相手の方も保険で賄うことができますので、安心してください。 どういうことかというと、保険金請求権は、事故時に有効だったかどうかが問題になるので、その後に解約をしたからといって、それが無くなるわけではないからです。 というか(というかとは言いませんでしたがwww)、もしも、解約すると損なら、当然自分からそのような助言をしています。 最後に 結構この手の質問は有ります。確かにユーザーにとってはかなり重要な点ですからね。まあ、逆に言えばこういった確認をすることは、トラブルにならないようにするためにはユーザーとして重要なことになるわけですが。 まあ、ただ自分の場合は、そういうような恐れのある点については当然、助言なり確認なりをしてから、解約の手続きに着手するので、心配はいらないのですが。ただ、双方そういった姿勢というのは重要で、間違いを起こさないためには必要なことですね。 そういう意味では、よくぞ聞いてくれましたとも言えますwww

今更ですが地震保険は今のところ単独では契約できません

最近あったケースに基いて地震保険について書きます。 震災以降、テレビとかでも随分やったので、知っている人も多いと思いますが、地震保険って単独では入れないんですよ。 なので、例えば、火災保険はA社で。地震保険はB社でという入り方は選択できない。 例えば、家財はA社で、建物はB社とかはできますよ。あと、請求するときとか契約するときも面倒になるので、オススメはしませんが、建物や家財などを2社とか3社に分けて入るということは出来ないことは有りません。 あくまで、火災保険とセットなので、それぞれに火災+地震、で入るようにはなりますが。 火災保険は単独で入れるんですけどね。今後改正するという話も聞いたことがありますが。 あと、地震保険は最長5年までしか入れないんです。 なもんで、火災の方はそれよりも入っている場合は、5年に1回とか、毎年とか払うようになるんです。そして、それによりますが、少なくとも5年毎に払う場合だと、5年毎の自動更新、ということになるので、その間に何か改定があれば、更新になった時にその改定後の内容に変ります。 従って、保険料が変更になっていれば、地震保険の保険料は変わるわけです。 というわけで、あくまで火災保険とセットの契約なので、別々の契約のようにその都度更新の手続きをとったりということはできません。あくまで自動更新。不要なら、解約とか、更新せず終了ということは手続きをすれば可能ですが。 だから、イメージ的には、地震保険も火災保険と同じ期間を契約しているようなものなんです。

交通事故は、早く解決したい側が我慢する必要がある?

先日、交通事故の解決についての途中経過について、顧客と話しをしていたんだけど、その時に話したことが、事故で悩んでいるみなさんに参考になると思ったので、記事にしておきます。 その人の件というのは、結構こじれていまして、事故の発生から、随分時間が経ってしまっています。大体半年ですね、もう。 特にケガはお互いに無いので、物損事故だけなんですが、主張が真っ向から対立してしまい、現在は、相手の弁護士とこちらの保険会社で喋っている状況。 一応、相手としては、早期の解決を望んでいるということで、妥協案のようなものも若干微妙に提案が来ている感じではありますが、そもそもほとんど双方の主張が正反対なこともあり、妥協と言ってもほとんど、その距離は縮まっていません……。 というわけで、今後どこまで双方歩み寄れるのかがポイントとなってくるわけですが、そもそも向こうは特に根拠なく、「俺は悪くねぇ」論者なので、厳しさは漂います。 一方、早く解決したい=訴訟はできるだけ避けたいと思っていると思うので、もう少し交渉の余地はあるかなぁ、なんて考えているところです。 で、今後の進め方について、顧客と話しましたら、かなり柔軟な感じでした。本来は、不本意なわけですが、最悪は大幅に歩み寄ってもしょうがないと。 まあ、相手には保険会社が払うわけで、車両保険無いですけど、顧客の方は、車の査定が9万円(全損)ということもあり、相手の過失の割合が例えば、何割か変わったとしても、実際そんなに騒ぎ立てるほど違いはでないんですね。 例えば、ですが、5割違ってもその差は、45,000円程度。それで、訴訟だ何だと、半年とか場合によってはもっとかけるということに何の意味があるのかという話でして、既に半年が経っていますので、そんな話をしていましたら、最悪、しょうがない、と大幅な妥協もやむ無しという姿勢を打ち出されたのでありました。 賢い選択ですね。もう、どうせその人と遭うことは無いわけですし、根拠なくひたすら頑固一徹みたいな人と話していても、向こう500年とかあるいはもっとそれ以上かかっても無理なわけですから。 そもそも人種的に無理なのでしょう。そういう意味では、最近の安保の話にもなりましたが、日本の周辺の国々にも凄いところがありますが、話し合いでは無理、ということは交通事故のしかも国内の場合もそうなんです。(ケースも有る) 数学

契約がスタートすれば当然料金(保険料)がかかります笑笑笑

あんまりバカバカしいんで、笑笑笑を付けてみたんですが、どうでしょうかwww 先日なんですけど、この点についてわざとかなんだか知らないけど、質問をされてしまったので、一応同じような人に向けて書いておきます。 常識の範囲だと思うんですけどね。まあ、いろいろな人がいますよ世の中は。   何かといいますと、自動車保険の契約を解約したいと言われました。なぜか知らないけど、保険料かからないと思っていたんでしょうね。 で、自分はいつ付でやりますか?と聞いたわけですよ。そしてさらに、今日付けでやっても今月末(応当日)でやっても、かかる料金は同じです。つまり、一月単位でかかってきますから、一月分はかかります。と、伝えたら、「え、なんで」みたいなことを言われたんですね。 なので、普通は料金同じなら、この場合で言えば月末でやるんですけど。 ちなみにですが、その人の場合は、月末が一区切りだっただけで、みんな同じでは有りません。契約のスタートした日が区切りとなるので、例えば、◯月10日が始期日の場合は、毎月10日が一区切り(応当日)となるのです。 なので、そう伝えたわけですがなんでとなったのです。 なんでってね、そういう契約としかいいようがありませんけど……。契約で決まっているからそうなんです。 というか、普通、サービスを利用したら料金を支払わなければならないのは当たり前なんですけど。こんなの小学生でも理解できそうですが……。 保険だと事故があって保険金を受け取るなどしないと、何もサービスを利用している気にならないのかもしれませんね。それは、気持ちが解らなくはありませんが、大きな勘違いです。 今は、一月単位(月割)というのが多いですが、以前だと他に短期率と言って、所定の数字で計算するものもありました。これだと、途中でやめると、戻りが悪かったんです。月払いなら関係ありませんでしたが。 あと、一部例外的に日割りのものもあります。 しかし……タダ(爆笑)のものはないですね……。なんでとか言われてもね……。 しかも自己都合でやめるわけなのに。 こういう人は平気で、飲食店とか行っても、腹一杯で全部食えなかったから、まけろとかいうのかねwww あるいは、携帯の電話代とかも解約するときとか、解約月の分は、「え、なんで」みたいな。 挙句、「説明受けたっけか?」の話ですからね。ウケ狙ってるのかと思ったよ……。

【生命保険】「なんとなく」でよく、そんな月何千円とか何万円とか払いますね ぇ、という話

よく基本的に入らなくても困らないような人が、せっせとやたら積極的に生命保険に加入しちゃっているケースが見受けられます。 別に人の勝手なので、放っとけの話なのですが、折角なので、記事にして誰かの役に立ってみようと思います。   さて、そういう人の特徴として言えることですが、「誰かに言われた」とか、「入っておかないと心配だから」とか、そんな感じでザックリとした感じで、なんとなく入っちゃうんです。 繰り返しますが人の勝手なんですけど。 ですが、「なんとなく」でよく、そんな月何千円とか何万円とか払いますねぇ、という話。一応納得して入っているんでしょうが、でも、そういう人でも、自分辺りから、こういう話を聞くと、普通に「そう言われてみるとそうですね」となるもんですよ。 中には、過去の自分の判断を否定するみたいなことが嫌で、無理やり自分を納得させているような意味の解らない人もいますが……。そんなことしてなんか良いこと有るんですかね。あっても、デメリットの方が圧倒的に多いでしょうが……。 そういう人がなぜ、そういう誤った判断をしてしまうのか。言ったら変な壺とか買うのと一緒ですよ。自分の頭で考える力とか習慣がないんですね。加えて、もちろんですが必要な知識および情報集能力も微妙と。 そしたら、普通に変な方向に行きますって。まあ、でもそしたらそしたで早めに気づけば経験になるので、そんなに悪くもないですが。 というか、ちょっと戻りますが、知識だとか情報収集だとか以前に、鋭い人だと、勘みたいなものが違うんです。「なんか変だな」「違和感を感じる的な」所謂直感というやつですね。 うーん、なので根本的な問題かもしれませんね。 日本には、公的制度も充実していますし、そんなに収入が無くても暮らしていけるような人は、そもそもさらに保険に入らなくても困らないのです。 特に独身の人とか。確率的には、そうなる可能性は低いわけですから。ちなみに、厚労省の発表だと、日本人の今の健康年齢の平均は70歳。ということは、そのあたりまではなんともないのが普通ということ。 ガンなんかも60歳までは、かなり掛かる確率が低いです。もちろん、日本全国見ればそれなりにいますが、分母に対する割合では、とても少ない。 この国は生活保護もあるんですよ。確率の低いものにそんなに神経質になっていたらキリも限りもありませんし、楽しむためのお金

【最近の事例紹介】子供を預けた施設でガラスを割ってしまった場合誰の責任 か?

ちょっと、珍しいケースが最近あったので、記事にしておきます。 そのケースは、所謂、小学生の子供なんかを預かる“学童”でのケース。 なんでも、その人が預けていた学童で、子供さんがガラスを割ってしまったというのです。 というわけで、問合せが来ました。 金額的にはそんな大げさな額でもないんですが、もし対象になるのでしたら……、と。 この場合は、昨今自転車事故なんかでもお馴染みの「個人賠償責任保険(特約も含む)」で対応します。 この保険は日常生活が対象なんですが、こういった施設とか学校内なんかでも基本OKです。というか、この場合は、小さい子供なので、責任は子供ではなく、「親」の問題になるんです。 なので、親の監督に問題があったかどうかがポイントとなります。 逆に言えば、こういった施設に預けているケースでは、一般論として余程の極端なケースでなければ、施設側が管理監督者にあたりますから、普通は親は関係ないんです。 つまり、施設の人がしっかりその子を見ていなかったから、ガラスが割れる事態に発展したと。あなたの責任なんですよ、という話なんです。ですから、今回のような場合基本的にはそうなので、施設が弁償してくれというのは、“違う話”なんですよ。実は……。 が、実際問題として、お世話になっている、これからもお世話になり続けるところに対して、そうも言い難いものです。ですので、保険会社としても実際の運用としては、もう少し柔軟に、緩やかに対応しているのが現状です。他所は知りませんが多分そんなには違わないのではないかと……。 じゃないとね、結局仕方なく、責任がないという前提のもと自腹で払うことにもなりかねませんからね。 良かった良かった。正直、最初はそういう展開もやむを得ないかと考えていたんです。だって、そもそも責任があった場合に、その責任に対して、保険会社が代わりに責任を取る。(払う)という契約ですから、言ったらしょうがないわけですよ。 しかも、個人賠償なんて、そうそう事故有ることじゃないし……。これまでに数えるほどしか経験なしです。 だもんで、事前に調べたら、「ある程度柔軟には実際運用しております」という確認が取れたので、「ああそうか……」みたいな……。これは、多少保険会社によって温度差ありそうですね。 というわけで、保険(個人賠償)で対応出来ました。

「損害保険トータルプランナー 髙橋 則彦のちょっと使えそうな話 平成27年 10月号(49)」

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※ このエントリーは、主にわたしの顧客に対して毎月月刊で発行しているニュースレターのWEB版です。ですので、そもそもは、わたしの顧客に向けて書いているものですが、ネット上に普通に公開してあるわけですので、誰でもお気軽に御覧ください。 今号のラインナップ 1 近況について 2 書評コーナー 3 美味かった店コーナー 4 わたしのオススメサービス 5 効果的な運動法を知りました 6 おわりに 1 近況について みなさんどうもこんにちは、髙橋則彦です。近況についてお話します。 なんと言っても近頃で一番衝撃的だったのは、我が家の冷蔵庫が壊れたことでしょう。冷蔵庫って壊れるんですね。壊れることは理論上は理解できるんですが、壊れるまで使ったのが初めてでしたし、結構長く使えるというイメージなので、今一、「いきなり!?」という印象が強すぎでした……。 とは言え、11年ほどは使いましたので、まあそんなに短命でもなく、長生きでもなく、それなりに使えた方だったんだと思います。本当いきなりでした。人も物も別れが訪れるのは突然です。 しかも、周りでも冷蔵庫が壊れたという人が、2人程いまして、家電量販店でも冷蔵庫の配送が、一杯で最低でも一週間待ちの状態。決算セールをやっていること。ちょうど新しい型に切り替わる時期のため、旧モデルがお買い得の時期であったこともあるでしょうが、「やっぱり、夏の暑い時期に猛烈に働いてきて、負担が大きかったので、壊れちゃうケースが多い時期なのかなぁ」という感じがしました。 で、自分の家に最終的に新しいのが届いたのが、壊れたのに気付いてから約一週間後でした。厳密には、8日程。(当初は、2週間以上掛かりそうだった。)ちなみに、引取はコジマが安かったので、コジマに頼みました。 その間、ほぼ冷蔵庫および冷凍庫の機能は失われていました。最初の方だけは、ある程度冷えてはいましたが、割りと直ぐにだめになり、ただの箱状態……。 みなさんは、冷蔵庫のない暮らしをされたことがありますか?便利なものには直ぐに慣れてしまいます。今回改めて、冷蔵庫を発明してくれた人に感謝をした次第です(笑) 本当に、便利ですよねアレ。 冷たい麦茶が美味いこと美味いこと。本当にありがたい。酒を呑む時の氷もしかり。 冷蔵庫が届いてからはあっと言う間に元の生活に馴染みましたが。 あ、それと今回なんですけど、量販店と

これからもドンドン保険料は上がっていく可能性は普通にあります

保険料は上がらないのが普通と思い込んでいる人を見かけることがあります。 なので、この記事はそういった人に向けて書きます。 ハッキリ言って全くの勘違いです。保険料だって野菜とか株価とかと同じで、いつどうなるのかなんて誰もわからないんですよ。 全てそうですね。 なんでしょう、デフレが長かったから、そう思うのかもしれませんが、実は、保険料って、特に自動車保険とかは、ほぼ毎年ぐらい何らかの理由で上がってるんですよ。 ていうか、更新の時に比較しますよね。そしたら、解っているはずなんですが……。 加えて、政府の方で、インフレ政策をとっているので、逆に言えば上がっていくのが普通です。あと、消費税増税もやっているので、損害保険は特に、損害額の増加の要因になりますから、上がります。来年もありますね。 保険金は非課税なので……とか知った気して言っているお利口さんがたまにいますが、全く解っていない証拠です。 保険金自体は非課税ですよそりゃ。でもそれ自体にはなんの意味もありません。それ自体が損害保険金の算定根拠に影響を与えるわけじゃないからです。 解りやすく言いましょう。例えば、あなたが誰かに車をぶつけられました。そしたら、向こうに直して貰うとして、その修理代って、当然消費税乗って来るんですよ。整備工場にとっては、それがどういう性質のものとか関係なく、修理を請け負って、それに対して、請求するわけですから。 なので、保険金だとか何だとかは関係ないの。で、それを保険会社が払うとしたらどうなんですか、というお話。 だから、消費税が上がると損害保険金も増えるんです。上がるというか、増える。 話題を戻します。 今までが、ちょっとアレだったんでしょうね。本来は、こうやってある程度なんでも値動きがあるもの。じゃなかったら経済が活性化しませんよ。 待っていたほうが得だと思ったら、みんなそうしますから。今買っとかないと高くなるかもしれない……というプレッシャーがあって初めて、買っとくかという判断がでてくるわけですから。(特に直ぐ必要とか、欲しいという場合は別ですが……) というわけで、保険料も今後ますますジャンジャンと上がっちゃうかもしれないし、一方で、自動ブレーキとか、最終的には自動運転車の普及で、ガッツリ安くなるかもしれなし。でも自然災害、高齢化社会、とかいろいろなことが考えられるし、他にも思ってもない

【自動車保険】一方的な被害事故に遭ったが、相手がキチント対応してくれない 場合に有効な方法

車を運転していたら、完全に被害事故に遭いました。が、待てど暮らせど、相手の保険会社からも相手からもどこからも連絡が来ない。 仕方なく、自分で相手から聞いていた保険会社に電話をするも、相手からはまだ事故の連絡は入っておらず、話が通じない。連絡を取るよう依頼したが、その後掛けても連絡は取れていない……。 相手に直接かけるも、連絡取れず……。 修理に出そうと思って、整備工場に持って行ったら、保険会社から連絡を貰うように言ってください、とか言われるし、どーしよー、みたいな。 頭来ますよねー。 まあでも、たまには、こんなケースもあります。 この場合の解決方法を一つご紹介しましょう。 普通は、いずれ連絡が取れるのだと思いますが、待ってもいられないし、こっちから何度も電話とかするのも面倒。 そういう場合に有効な方法があります。 あなたが車両保険に入っている場合になりますが、その場合は、自分の保険会社に立て替えて払ってもらいましょう。そして、あとは、相手(相手保険会社含む)からの回収は、保険会社にしてもらうのです。 知らない人にとっては、そんなこと可能なの?と思うかもですが、可能なんです。 加えて、もしも相手が保険に入っていなくて、支払い能力が厳しいとか。入っているが、キチント責任をとってくれない、なんて場合には、あくまで一方的な事故に限りますが、自分の保険で修理をしても、等級が下がらない(つまり、事故がなかったこととして取扱う)規定があります。 これは、他所は判りませんけど、自分の方だとあるので、まあ、大体今時はみんな有るんじゃないでしょうかね。 なので、そういった場合は、面倒なので、自分の保険でやって、あとは保険会社に投げるのがいいでしょう。「等級が下がらなくて済む」ためには保険会社が、一方的な事故と認定することが必要にはなりますが、使い勝手はあるでしょう。

生命保険に入る際に最低限考慮したい2項目

生命保険の見直しの相談を受けると、必ずぐらい思う傾向があります。 「随分また大盛りで入っているな~」 ということ。大盛りどころか、「特盛とかメガ盛」みたいな場合も……。 まあ、無理は無いんです。必要な情報を基に判断を下していなければ。そして、そういうケースは多いです。(というか、ほとんど……。)まあ、保険なんてそもそも娯楽的なものではないので、積極的に情報収集したくなるような類のものではないですからね。 しかし、高い保険料を何十年にも渡って払い続けるというのは、人の勝手ですが、勿体無い話ですので。そして、実際の現実といいますか、キチントと必要な情報を基に判断をしたならば、本来不本意な判断をしていたと思う人が大半でしょうから。 というわけで、今回細かいところは除いても最低限考慮に入れたい点について、紹介します。 もしも、夫が不幸にも死んでしまったら……。ということで、暮らしていくのに困るなどの理由で、生命保険に入るケースが多いでしょう。 で、その時にいくらぐらいの額に入ったら、と悩むと思いますが、以下のことがあることを忘れずにその分差し引いて保障額を決定しましょう。 他にも細かい点を挙げればいろいろありますが、 1 遺族年金 2 家族が減ることによる生活費減 1は、その人の状況とか、年金の種類でも違うのですが、会社員の場合ですと通常、少なくても月10万程度は貰えるんです。普通はね。そう考えると、それだけでも初めからそのぐらいは有ることに。 あと、人が亡くなればその分の生活費やら何やらが不要に。地方など夫婦で車をそれぞれ所有している場合は、1台減らせます。 で、ザックリというと、普通は「2~3割程度」と言われています。もちろん、個人差は有るでしょうが。一度自分のも試算したら、大体そんなもんでした。 ということは、例えばですが、毎月30万円ぐらいで暮らしているとしたら、21万円~24万円もあれば、同じレベルの暮らしが出来ることになります。 さらに、遺族年金の分も考慮。そうすると、遺族年金分少なめに見て10万円としても、他に11万円~14万円ぐらいあればいいことに。 大分初めの30万円から見ると少なくなってきましたねwww あと、そもそもの前提として、「確率的には相当低い宝くじぐらいの話」ですから、控えめに検討しましょう。なので、亡くなった分の生活費は3割ということで。(実

【自動車保険】事故時に高齢化社会だから特に気をつけたいこと

近頃あったことです。そして、その体験者は自分です。と、言っても事故まで起きたわけではないんですけど。しかし、用心せねばと思ったので、記事にしてみなさんと共有したいと思います。   さて、何があったのか。つい先日、というか昨日なんですけど、道路を車で走っていました。その道路は、決して広いとは言えませんが、すれ違うことは普通に出来る幅はある道路でした。 ご存知のように日本は、左側走行です。が、現実はそう甘いものではなかった……。 有ろうことか、右側を走ってきた車が遭ったのです……。それも対向車に……。つまり、いきなり、正面衝突されそうになったのです。 えっ!?と思い、減速をしました。そしたら、実際にはその対向車はよけていったので、事故にはなりませんでした。 が、印象的だったのは、そのよけて行った対向車とすれ違う瞬間に、その車を運転していた人が、 「なんだよ!!あぶねーじゃねーかよ」 と言わんばかりの形相。 流石にビックリしますね。なぜなら、自分が間違っているという認識がないような感じなわけですから……。なので、尚更ヒドイわけです。向こうからするとこちらが悪いというような認識なのでしょう……。 で、その人は明らかに高齢者。今回の件は、完全に高齢の影響だと思われます。 で、今後なんですけど、ますますこういうケースが増えてきて、一定程度事故に至るケースも一定割合あるでしょう。 いやほんとに厄介。どちらが悪いのかは、基本的に明白なのですが、問題がいくつかあります。 ・悪いとかなんとか以前の問題として、大ケガさせられるかもしれない ・事故に遭っている時点で、何かと面倒 ・必ずしもスムーズに責任をとって貰えるとは限らない ということです。特にこの頃実感するのは3番目。 もしも、こちらが右側を走ってきたと言い張られたら……。生憎事実を立証することが困難だと、非常に面倒かつ腹立たしい展開も普通にありえるでしょう。先日などは、記憶が無いなんてケースも……。あるいは思い込んだり……とか……。 それから、一番目については、避けると言っても限界があるので、戦車みたいな丈夫な車に乗るとかぐらいしか、対策が思いつきません……。微妙。   で、今回は、3番めの対策について書きます。 要は、立証できればいいわけです。それさえ出来れば基本的には、主張できますから。 というわけで、事故ったら速攻でスマホな

ゴルファー保険に入ることについて考えてみた

所謂ゴルファー保険っていうのがあります。文字通りゴルフをやる人が入る保険です。 わたしはゴルフは、“wii”で家族とテレビの前でやるぐらいで(しばらくやっていませんが)、本物はやったことがありません。ですが、仕事上少しは知っています。 どうやら、ゴルフをやる人って、“ホールインワン”とかすると、“した人”が、他のみなさんに、ご馳走しなければならない慣習があるみたいです。知らない人間の立場からすると、逆じゃないか?と思いがちですが、そういうことなんですね。 なので、ゴルファー保険の機能というのは、好みで色々選べますけど、多くの人は、その“ホールインワン”のときの費用を賄うために入っている感じの人が多いように感じます。 補償額の上限は20万円~30万円ぐらいで入っているケースが多いですね。ちなみに、少し前のプロゴルファーとか他のゴルファーの保険金詐欺なんかもこのホールインワン絡みですから。 なので、ゴルフやる人にとっては、常識的なことなんでしょうな。   さて、今回ゴルファー保険について。そして、この“ホールインワン”のための補償について考えてみました。 もちろん、ゴルフをやる頻度にもよりますが、そんなに有ることなんでしょうかね。もしも、そんなに頻繁だとしたら、保険の仕組みから言って、うんと高い保険料になるはずなんです。 が、そうでもないことを考えると、多くのほとんどたまにしか行かないゴルファーの方々に支えられている制度ということなのでしょうか。 ただ、いずれにしても確実に言えることは、回数行かない人にとっては、損ですね。ゴルフの腕にもよるでしょうが、確実に、確率下がりますもの。 たぶんですけどね~、保険料を保険会社に払わないで、自分の口座に払って(入れて)おいた方が得ですよ、ほとんどのケースで。確率的に。だって、保険って、そういう仕組ですから。ちなみに、そういうの自家保険と言います。(どうでもいいですが…) だから、自分の経済力でどうにか出来る範囲なら、利用しない方が得な手段なんですよ。道具(手段)は使いようです。 というか、何人で、どのぐらい豪遊するイメージなのか知らないですけど、メンバーと協定して、10万円とか5万円以内とかにして、やればいいんじゃないかと。そうすれば、尚更保険いらないですし。より自力でやりやすくなる。 保険は当然、いくらかは儲けものっているわけな

【自動車保険】車を買い替える場合の手続きについて

結構問合せを頂いたりするので、記事にしておきますね。 自動車保険では、車を買い替えた場合、「変更の手続き」が必要になります。 所謂、「車両入替」と言いますが、その場合に必要なものは、ユーザーが用意するものとしては、“新しい車の車検証”です。 で、実際に提出が必要なのは「コピー」ですから、「FAXや画像など」でも、OKなんですよ。ですから、実際に一般的に行われているパターンとしては、予め車を買うところの担当の人に、ユーザーが「車検証が出来次第、担当の代理店にFAX」をするよう頼んでおく、というやり方です。 車検証のFAXが届いたら、代理店からユーザーへ電話。補償内容や保険料を決定すれば、その電話だけで、手続き完了です。 なので、決して手間ヒマかかるものでも有りません。かかるとすれば、代理店の方で多少あります。 もしくは、上述のように段取りせず、既に手元にある場合だと、今時だと「スマホ」が便利です。 同じくFAXでも可能ですが、車検証をスマホなんかでパシャッと「写真」を取って、それを担当の代理店へ、「メールとかLINEとか」で送信。これでも大丈夫です。 あと、追加保険料など発生する場合でも、今時は普通「翌月請求」になっていますから、この点も特に面倒はないです。(普通は) というわけで、納車と同時にスムーズに入れ替えの手続きを済ませておくには、やはり「事前に、代理店への車検証のFAXを、自動車屋さんに頼んでおく」というのがポイントです。

【生命保険】契約を見直すときに診査に通らない場合に有効な方法|まだ諦める のは早い

結構前に契約したものなので、契約内容が古い。つまり、何日も入院しないと対象にならないとか。 あるいは、更新型のタイプで契約しているので、段々高くなっていくから、ずっと同じ値段でいけるやつに見直しを検討したい。加えて、終身型ではないので、いずれ契約が終了となってしまう点も微妙。 とか、まあなんか見直したいと思うタイミングって、しょっちゅうではありませんが、あるでしょう。 が、しかし……、健康上の理由で、診査に通らないかもしれないなど、思い当たるところが……。 あるいは、通っても以前病気をしたものは、対象外という条件付きになったりとか……。 じゃあ、見直しは諦めるか……、と思っているあなた、ちょっと待って下さい。 加入している保険会社によっては、「無診査」で見直しが出来る可能性があるんです。 これは、主には昔から日本で生命保険業をやっている保険会社では無い制度なんですが、「変換」という制度が使えるケースがあるんです。 簡単に言いますと、新規で契約するのと変わらないんですが、「診査無し」でできるというものです。ただし、「既契約の補償内容の範囲内」でとはなりますが。 ですが、例えば、「更新型 → 終身型」ですとか。「古い医療保険を最新の医療保険」に、とかできるので、かなり使い勝手はあります。 先日なんかだと、病気で入院した人がいたんですけど、この人の入っている医療保険は、更新型でした。で、退院後に終身型へ変換したわけです。ちなみに、この人って保険会社の人で、自分のところの顧客ではないんですけど。 笑ったのが、仕事復帰して一番初めにやったのが、自分の生命保険の変換ってこと。まあ、でも便利な制度ですよね。それじゃなければ、多分普通のやつは入れなかったでしょうね彼は。 この他にも、病気持ちの人が変換で見直すケースは割りとあります。ですので、診査に不安があっても諦めるのは早いですよ。

保険会社はそのままで担当の保険代理店だけ変更することは可能か?

保険代理店というのは、普通は、それぞれが事業を営んでいます。ですので、そういうこともあってか、普通はコロコロ気軽に変更できるような仕組みはありません。 ですが、絶対に出来ないのかというと、必ずしもそうでもありません。 ここからは、経験ベースでお話しましょう。 他所のことは知りませんが、「損害保険」で、自分の所で取引をしている保険会社に関して言えば、これまでにいくつもそういった実績があります。 こちらを経由していて、他に変えたケース。あるいは、他からこちらに変えたケース。 これは、一方が廃業など、その保険会社と取引関係を解消(契約解消)した場合ではなく、普通に変更をしたのです。 その場合は、その時に担当している保険代理店の同意と、その後に担当を務める保険代理店が決まればOKです。もちろん、保険会社の了解は当然必要ですが、普通は、担当の代理店が同意すれば、保険会社は反対しませんから、そこは実際、問題ではないのです。 ということなので、契約は一旦解約などをせずに、単に契約はそのままで、担当の代理店だけを変更するということは、可能なのです。自動車保険の場合は、途中で解約をして再契約をするとユーザーは損ですからねぇ。 ただし、標準的に用意されている仕組みではありませんので、保険会社としても“いつでもウェルカム”な感じではないです。 ユーザー目線で考えれば、例えばドコモショップなどのように、どこのショップでも手続きできる仕組みのほうが便利なんですけど、今のところ、そういう感じではないのが現状です。 まあ、しかし、ドコモショップ的な仕組みとは違いますが、上述のように担当変更は、可能は可能ですので、もしも、希望があれば検討してみるのも一つでしょう。 あとは、最悪、担当代理店の同意が取れない場合は、自動車保険なんかだと、ややデメリットも考えられますが解約して再契約をすれば、同意に関係なく代理店を変えることができます。 なので、普通はダメなら解約してでも変更をする考えであることを言えば、同意するんじゃないでしょうか。結局同じことですからね。むしろ、そこの代理店としても、解約の手続きの手間がかかる分マイナスですから。 というわけで、「損保ジャパン日本興亜」に入っている人で、わたしの方に担当を頼みたいという人は、お気軽にご相談くださいwww それと生命保険に関しては、一方が廃業などのケース

わたしが自動車保険の“不要と考える特約”について

まあ、自動車保険に限らず「なんだこれ」と思う特約って、チョイチョイあるのだが、今回は、“自動車保険の”ということで書いてみます。 たぶんどこの保険会社も似たり寄ったりなので、同じような傾向なんだと思うけど、必ずぐらい、「え」と思う特約が存在するんですよね。 うーーーん…… みたいに、思わず唸りたくなってしまうような、およそ意味が無い、金の無駄、と思えるものです。 保険会社としては、差別化とかの意味で作っているようなんだけど(建前上は)、自分には全然理解が出来ない。これは、単に好みの問題でもなく、大半の人は、“合理性”という点で考えれば、殆どの人が同じ結論だろう。 なんかね、保険会社の人って喋ると、みんな“該当する確率が高い”みたいな前提で喋って来るわけねwww 自分は逆だから。(というか、実態として) 基本的には該当する可能性はいずれも低くて、しかし、入っておかないと、もしも不幸にもそうなった場合に“自分の経済力では到底どうにもならない”ようなリスクに対してだけ、利用価値があるサービス。なので、そうじゃない場合は、ただ勿体無いだけの仕組み。 という認識だから、全然彼らの口から出てくる言葉に説得力を感じないわけです。 もちろん、商売なのも解るけど、それでも、実際の現実と違うことを言っていても説得力はないし、ユーザーの役には立たない。なので、信頼もされない。と残念な流れになるので、やっぱり、商売でも(むしろ、だからこそ)実態に合った論理・考え方でやる。つまり、まともなことを言っていく(やっていく)というのは当然のことである。 さて、前置が長くなりましたので、この辺でもう少し具体的な辺りを。 上述のように、基本的に保険という仕組みは、該当する確率が低いものに対して、保険会社は料金を貰って、補償する仕組みです。ですから、当然、その前提で助言をしています。 その上で言うと、例えば、“なんとかサポート特約”とか、“なんとかアシスト特約”とか、良う判らんものがありますwww これだけだと、なんのことか判らないかもしれませんね。要は、余計に入院費が出ますよとか。同介護費用が出ますよなど、“余計に◯◯費用”がこれだけ出ます、という類のものです。 昨今もなんか出ていましたが(正確にはリニューアルだか、バージョンアップみたいな感じだったか)、全く興味ありません。もちろん、個人的な好みでは

皮肉にも同じ保険料でも実際は大分サービス内容が違うのが保険の常識

保険業界の常識は、”世間の非常識”というぐらいに変わったところがあるのが、我々の業界。 普通は、料金を支払う代わりに、サービスを利用できる、というのが普通です。もちろん、その業種などによっても差はあるものの、客が支払う料金というのは、サービスや物に対するものです。 ところが保険の場合ですと、そうでもない。 ハッキリしていることは、顧客が払う保険料というのは、間違いなく、いざという時に保険金が支払われるためのもの。なので、その他のものというのは、基本的には全て標準のサービスではないんです。 例えば、 ・極めてレベルの高いアドバイス ・親身になって相談に乗ってくれる、とか ・保険金を請求する場合にも、いろいろ積極的に手伝ってくれる ・スピーデイーに対応してくれる ・できるだけ、要望を聞いてくれて、保険会社との調整役を積極的にやってくれる ・つまり、意向を聞いて、それができるだけ叶うよう話してくれる というようなことをやってくれるところもあれば、ほとんど何もしてくれない。保険会社とは直接喋ってください、みたいなところも実際少なく無いだろう。 そもそもとして、”保険代理店を専門にやっているところ”というのは、数から言ったらかなり割合的に少なく、その他はみんなついでにやっているようなところ。なので、もし仮に気持ちはあっても、そんなにレベル的なものは期待できないだろう。 よく考えてみて欲しい。どんな業界でも「専門店」と「何でも屋」や「いくつかやっている所」と別れるもので、例えば、食い物屋なんかでも、何でも屋とまでは行かなくても、いろいろやっているところにそこまでのレベルを期待する人というのはいないもの。 保険も結局は同じ。まあ、それといろいろやってくれるかは方針の問題もあるので、別な話でもあるのだが……。 しかし、他とは違う点がある。普通は、専門店だと美味しい代わりに値段が高かったりするもの。料理屋なんかはその典型で、本格的な寿司屋と、そうでもないところでは、全く違う話。なので、そこでバランスが取れてくる面もあるわけだ。 しかし、保険は違うのである。むしろ、生保なんかで言うと、高かろう悪かろうみたいなものも普通に存在する。存在できていること自体が「おいおい」と思うのだが……。 ただ、そういった例を除けば保険の場合は、補償料としての保険料なので、似たような内容なら、通常はどこも保

地震保険の今後の”値上げに対する対策”について(その2+注意点)

” その1 ”に今度上がる地震保険料の対策を書きましたが、もう一つ。   これは、一時的な対策になりますが、直前に契約をし直せば、”最長5年”は値上げ前の値段でできます。 その場合、一括払いではもちろん5年間確定ですが、”月払いや年払い”の場合は注意をする必要があります。 何かと言うと、その商品によって、地震保険の保険料が”5年確定”となるものと、”毎年、自動更新”となるため、”随時変わっていく”ものの2種類があるからです。 従って、前者ならいいですが、後者を前者と思って契約した場合……予定通りいきません。呉れ呉れも注意しましょう。   直前に契約をし直して、 「これで5年間は、同じ保険料でいけるね!!」 「あとは、その先のことは、5年後に考えましょ」 とか夫婦で話していたら、随時契約後に値上げの影響を受けたりみたいな……。なんとも寒い話になりかねません。契約し直しの手続きをした効果はあまりなく、「あの手続きはなんだったんだ……」みたいな……。 なんせ、 ・2017年1月 ・2019年 ・2021年 というスケジュールで上げていくらしいので、不覚にも1年自動更新でやってしまっていた場合、ポンポンと値上げの影響を受けてしまいます。 高額な保険料の場合は特に注意が必要です。 ご注意ください。 「地震保険の今後の”値上げスケジュール”について」はこちら。

地震保険の今後の”値上げに対する対策”について(その1)

前回 値上げの詳細について、書きました。 で、今回はその対策について。   うーん、ただ言えることは、これは%の話なので、実学でいくら上がりますという話ではない。当たり前だけど……。 ということは、何が言いたいのかというと、元々大した額を払っていない場合は、そんな大した話ではないということ。 例えばですが、我々の地域で、鉄骨とかの場合。地震保険の料率は、前は”0.5”でした。それが昨年、3割上がって”0.65”に。 地震保険は、火災保険(基本部分)の半分までしか入れませんから、火災保険が1,000万円の人は、500万円がMAX。 年間:2,500円→3,250円に。 で、今度の改定で、5割とか言っているので、”0.975”になるでしょうから、その場合、4,875円。十円単位なので、実際は4,880円。 やっぱり、大体以前の倍なんですけど、うーん、ですがそこまで大騒ぎするほどではないですよね。元々が元々ですから。もちろん、嬉しくはないですけど……。月にすると、200円ぐらい増えるイメージ。 で、当然ですが、補償額が倍ぐらいの人は、”倍”になります。なので、たくさん入っている人はもちろんタップリと影響を。入っていればいるほど……。   さて、このブログは、ユーザーに役立つ、ことを書くブログなので、そういった辺りについて書くと、「保険料上がるの嫌だったら、見直すしかないですよ」。ハッキリ言って。 補償範囲、補償額などなど。各種割引の適用を漏れなくするとかも。 で、割引とか、保険料の払い方とか、契約期間とか、「補償のレベルを下げずに保険料を抑えることができるような類のもの」は、当然検討するとしても、当然ですが、補償額を下げることができれば、単純に保険料下がるし、値上げは割合で来るので、一律いくらではないから、その意味でも、補償を下げられれば、値上げの影響を抑えることができます。 日々実際に仕事をしていると、アドバイスをしてあげながら、よく検討をすると”結構圧縮できるケースって多い”んですよね。なので、世の中そういう感じなんだと思います。つまり、ある程度、充分と納得の上で下げることが出来るケースは多いだろうと。 というわけで、上がるのが嫌なら、そういう方向を検討してみましょう。

保険はいざというときに、自分(顧客)の立場で保険会社と喋ってくれる人に依頼 しよう

日頃から、保険に関する相談なんかを受けていますと、結構ヒドイ目に遭っちゃっている人に出会います。 なので、そういうケースは他社と契約をしている人が主です。自分の顧客なら、自分が対応するので、少なくともそういう人達のような、保険会社と請求の手続きがスムーズにいかないみたいなことにはなりませんので。 で、そういう人たちの担当の代理店ってどうなのか。 話を聞いていますと、あまり、というかほとんど機能していませんね。 まあ、しつこく行けば、ある程度機能するのかもですがwww……そこまで、しようって人はいないのが現実。まあ、そうでしょうね面倒ですものね……。まあ、自分ならキッチリやってもらうべく働きかけますが……。 なので、直接保険会社とやりとりをするハメに。というか、その方がマシってことなんでしょうね。(あるいは、それでいい、とか)じゃなかったら、そうならないですものね。 そうすると、どうなるのかというと、もちろん上手く行っているケースもそれなりにあるわけですが、上手く行かないケースだと、顧客は、自分で保険会社に説明をしたり、疑問があれば質問をしたり、とかしなければならなくなります。 つまり、1対1の構図になるんです。 そこに、例えば我々みたいなのがいると、顧客の立場で保険会社と話をしてくれる。それから、請求の手続きモロモロとか、何かと世話を焼いてくれるわけです。 ただしかし、これって、任意のサービスなんですね。もしもあなたが、事前に確認をしているのでしたら、必ずしもそうではないですが、ですが、口約束では弱いですけどね。まあまあ、そこは信頼関係ということで、いずれにしても、そういうところに保険を頼んだ方が、保険金の請求の時なんかは特に、楽だし、心強いでしょう。 まあ、一番は楽、という精神的な面がかなり強い気がしますが。 というわけで、楽にストレス無くやりたい人は、そういう人に保険は頼むようにしましょう。

地震保険の今後の”値上げスケジュール”について

ここ数日、ニュースをチェックしていると、地震保険の値上げ云々についての見出しを良く見るので、そろそろこのブログでも取り上げてみることにします。 あくまで、報道ベースですが、ほとんどこんな感じでいくのでしょう。 地震保険料:4県で計50%値上げ 東京都は39% – 毎日新聞 まず、毎日から。 値上げについて、”契約件数の多い鉄筋コンクリートなど非木造住宅の場合、値上げは36都県”としている。なので、通常の木造については、出ていないので記事からは読み取れない。 そして、”東京都は39%値上がり”だそう。なので、例えば補償額1000万円の場合、現在年間20,200円払っているケースだと、28,000円ぐらいになるとしている。まあ、1.39掛けるとそのぐらいになるね。 それと、”値下げ”の地域も有った。あまり、詳しくは出ていなかったけど、”北海道や愛知など11道府県は値下げ”と出ていた。それから 他の記事 で”大阪”もとなっていた。さらには、”三重、和歌山”も下がると 出ているもの も見つかった。 なので、整理すると、 ・北海道 ・愛知 ・大阪 ・三重 ・和歌山 は、下がる模様。しかも下がり方は、”10〜40%”程度とでている……。 地震保険料、値上げへ…3回で50%上がる県も 続いて読売。 記事によると、値上げ幅は、全国平均で”5・1%” 時期は、2017年1月始期契約から。 ちなみに、今後の値上げ予定は、 ・2017年1月 ・2019年 ・2021年 の3回を予定されている。(その後も状況により、当然変わる可能性あり) トータルでは、”最終的に全国平均で19%の値上げになる見通し”としている。 理由としては、”首都直下地震などの発生確率が引き上げられたためだ”としているが、地震保険は都道府県別なので、それでもって、全体的に影響があるというのは、自分的には定かではない。 それから地域によっては、トータル5割値上げになる見通しのところもある。 ・福島 ・茨城 ・埼玉 ・徳島 ・高知 の5県だ。(木造の場合となっている) つまり、福島に関して言えば、昨年も3割やっているので、その前と比較するとなんだかんだで、倍近くになるというわけだ。要するに、上げ方が足りないから、もっと上げなければ……、ということだろう。   最後に、”地域差”について。これは、物価やリスクの高さなどが違う

保険金請求が完了する前に契約が終了してしまうとどうなるのか

たまにですが、こういうケースがありまして、その都度説明をする時があるので、今回はこの点について記事にしておきます。   保険金請求の手続きが、 ・途中だったり ・請求の手続きをする前だったり とか、あるいは、 ・出すものは出して、保険会社の回答待ちとか まあ、いろいろ考えられますが、その時に、いずれの場合でも、保険金が手元(というか、口座)に来る前に契約が満期になる。とか、または解約をすることで、保険金の請求権ってどうなるのかという話。 手元と書きましたが、自動車保険などであれば、”相手”。あるいは、自分および相手の方の修理工場に直に払う場合など、手元ではなく直接支払う場合ももちろん同様です。 あくまで、それらは直接のほうがムダがないからそうしているだけで、本来は同じことなのですから。   もういきなりですが、結論を言いましょう。引っ張ってもしょうがないので。 結論は、 請求できます 。 基本的な話として、請求権は、あくまで”事故時”に契約が有効だったかどうか、になりますので、その後に解約をしたり、満期が来たからといって、”事故時の請求権”まで無くなるわけではありません。 逆に言えば、例えば、出すものは出したが、保険会社の回答待ちとなっていて、満期までに回答が出ずに、保険金を受け取れなくなる。なんてことがもし起こったら大変な問題ですから……。そんなだったら、わざと遅らせて……みたいなことも出来てしまうことに……。 あるいは、どんなタイミングで出したのかにもよりますが、 「こっちはやることやったんだから、お前んとこの問題だろうが(怒)」 となるケースは少なく無いでしょう。   まあ、100%大丈夫という確信がないと心配になる気持ちも解らなく無いですが……。