投稿

12月, 2013の投稿を表示しています

主婦だから保険が不要という発想は違う

はじめに 今回は、実際に割りとあるケースもご紹介しながら、生命保険に加入する際のポイントをご紹介します。   わたしは仕事をしていないので夫だけ加入しています 結構、割とあるんですが、専業主婦だったり、収入が少ししかないので、生命保険は、旦那さんだけしか加入されていないケースがあります。 しかし、実際は、奥さんもいろいろと家事をこなしているわけで、直接お金が入ってきていないので、そのように思うのでしょうけれど、実際は、単純に収入がないわけではありません。 普段やっている家事を業者に依頼したり、旦那さんが自分でやったりすれば、金銭的な負担や時間的体力的負担が当然増えるわけで、普段の家事労働を金銭に評価すればそれなりの稼ぎがあるのです。 従って、奥さんと旦那さんは、一つのチームとして、それぞれ役割分担をすることで、家計収入を稼ぎ出しているわけなので、奥さんは無収入ではありません。   収入の有無に関わらず必要となる保険 あくまでも、潤沢な資金があり保険が不要であるケースを除いた場合ですが、収入があろうが無かろうが、必ずと言っていいぐらいに誰でも必要な保険があります。   ・葬儀費用に備える保険 ・ケガや病気などの主に医療費に備える、生きるための保険 以上、大きく分けると上記2点は、収入云々に関係無く必要と言えます。 理由は、述べるまでもないでしょう。   最後に というわけで、主婦などであっても、金額は同額ではないにせよ、旦那さんと同様に万が一不幸にも亡くなってしまった場合などのための収入(生活費)に備える保険の検討が必要な場合があります。それから、上記で述べたように収入に関係なく必要となる保険もありますので、充分な資産が無い場合は、併せてよく検討し、必要に応じて準備しましょう。

極論すれば間に合うぐらいのお金があれば保険は必要ない

イメージ
はじめに このエントリーでは、実際のエピソードも紹介しながら、保険はあくまでも手段なのであることについて解説します。   実際に保険が不要となることは普通にある たまに特に目的がハッキリしていないにもかかわらず、〇〇に関する保険はありますかみたいな問合せを受けるときがあります。 しかし、具体的な目的についてお聞きすると、全くハッキリしていなかったりすることは、そんなに珍しいことでもありません。 我々としても、顧客が不必要に負担した保険料によって、手数料を得ても不本意であり、全く嬉しくないので、できるだけ顧客が損をしないようにアドバイスをすることを日々心がけています。 従って、そのような場合で、実際に不要となることは普通にあるわけです。   特に理由無く保険に入ることを前提に考えていた それから、以前我々の事務所に相談に訪れた方で、保険に入る必要がまずないぐらい資産をお持ちの方がいたが、その方もなんか保険に入っておかないといけないと思っていました。 当然のことながら、特別な事情が無ければ不要であることを説明したところ、その方は「そう言われてみれば、そうですね。なんか特に理由無く保険に入ろうとしていました・・・。」と仰っていました。そして、最終的に、その方自身も不要と判断され帰っていかれたのでした。   手段自体が目的化してしまっている このように、あくまでも保険はあるリスクに備えるための一手段でしかないのに、それが、いつの間にか、その手段自体が目的化してしまっていることは結構あります。 ですから、特別予め準備するほどのリスクが存在しなかったり、あるいは、リスクがあっても、この記事のタイトルにもなっていますが、間に合うぐらいのお金があれば保険は必要ないのです。   まとめ というわけで、保険を検討される際には、目的を良く考えたうえで、必要に応じて専門家のアドバイスを受けながら保険を検討するようにしましょう。

葬式代ぐらいは遺族へのマナー

はじめに 今回は、人が生涯を終えた後のことについて取り上げたいと思います。 この手のテーマは、人が積極的に考えようとすることでもなく、キチンと間に合うだけの公的保障があるわけでもなく、特に本人が望まなければ教育を受ける機会もありません。また、世間一般として、普通はこうだみたいなのがあるようにも感じませんので、そこを誰かが取り上げることで、世の中の問題が一つでも少なくなれば幸いだと思い、今回あえて取り上げてみることに至った次第です。   大変苦労してお葬式を挙げた 日本人は特に、お金の話を他人にしたがらない傾向にありますが、それでも親が亡くなったはいいが、お葬式を挙げるだけの現金などもろくに残っておらず、式を挙げるのに大変苦労した人の話をチョイチョイ聞くことがあります。中にはローンを組んだり、親戚から借りて、お金を集めてなんとかお葬式を挙げたという話も・・・。   残された人は普通に困る しかし、これは亡くなった人に対して厳しいようではありますが、普通に迷惑な話ですよね。一部のやむを得ないケースを除いたとしても、基本的な話しとして、繰り返しますが、本当に迷惑です。 余程の財産家の人で、そして、神様仏様のような人で、100万とか200万が一般の人の100円とか200円程度に感じる人でしたら、そこまで気にはならないでしょう。しかし、そんな人はまずいません・・・。 また、マナーという問題でいえば、気になるならないの問題ではないのです。   葬儀費用 これは大変個人差もあることですし、地域によっても違うので、一概に論じることは出来ませんが、我々の地域の感覚で言えば、香典として、入ってくる分もありますので、   ・お墓をお持ちでなくて、その費用も見る場合は、300万 ・お墓が既にありその分を見る必要が無い場合は、200万   ぐらいが、予め準備する場合の相場です。   最近は変わってきた 昔なら、上記で書いたぐらいの金額は必要だったでしょうけれど、今は大分事情が変わっていると葬儀業者の人から聞きます。 要するに、人との付き合い方や関わり方が変わり、昔のように大々的にやらずに家族葬とか、密葬的なやり方が増えているのだそうなのです。 従って、費用の相場は下がってきているようです。   お葬式の最低プラン 地元の葬儀業者から話しを聞く機会があったので聞いてみたところ、そこでは、一番シ

個人的に思う入る意味が解らない保険4選

あくまでもわたくし個人の状況・価値観・好みでの話ですが、特に入る必要性を感じない保険をご紹介しますのでご参考に。 細かい特約ベースで言えば他にもありますが、とりあえあず今のところ主なところでは、以下の感じです。   1.学資保険 以前、何年か前までは入っていたのですが、やめました。 当時、読んでいた本の中に何冊か資産運用系の本がありまして、それらを読んでいたら、改めて目的を明確化しまして、子供の将来資金の積立(運用)が主目的だったので、今時の学資保険は、大抵元本割れか、増えても本の少し(ほぼ+-0)なので、最悪じゃん!!みたいに思ったのが解約理由です。 解約したことで完全に元本割れも元本割れだったのですが、それでも計算すると、そうしてでも別な運用方法を選択した方が、完全にいいと判断しましたので、そうしたわけです。 なので、同様の目的の人は、他にいくらでも運用先はあるでしょう。 それと、保障面は、別途やっていましたので、そこも問題無しです。融通が利きますので分けて考えるのがオススメですよ。   2.傷害保険 はい、こちらですが、ケガしたときのための保険なので、医療保険(病気やケガで入院するとでるやつ)とカブルのですね。ですから、わたしは、少しですが、医療保険に入ってますから、特別必要無いですね。   3.国内旅行保険 こちらも上記2.と似たようなもので、通常旅行などに行く時に入る傷害保険です。なので、理由は2.と同じで不要です。   4.スポーツに関する保険 こちらは、ですね例えば、テニスとかゴルフとかスキー・スノボとかをやっている人が、第3者への賠償(ケガさせたり、物壊したり)、自分のケガ、自分のそのスポーツをやるための用品のための補償です。 ですから、自動車保険(任意保険)で考えると解り易いかも知れませんね。 1.相手への賠償(人・物) 2.自分の補償(ケガ・用品) わたしも一応冬になるとスノボやるので、全く無関係では無いのですが、「1.相手への賠償(人・物)」に関して言えば、個人賠償保険に自動車保険の特約で入っているのです。しかも、家族みんな対象ですし、無制限、示談交渉付。通常は、これで、スポーツもカバーされますので、4.が不要というか既に別途入っているので、改めては不要です。しかも割安の年間1,200円です。 それから「2.自分の補償(ケガ・用品)」についての

女性の生保加入率が増加へ

イメージ
↑NHK NEWSWEBさんより   女性の生保加入率に関するニュースがありました。   生保加入率12ポイント増加 このニュースによると26年前の昭和62年と比べると、女性の生保加入率が12ポイント増加、男性の加入率は逆に2ポイント減少したのだそうです。 この理由は、働く女性が増えたことという見方のようですよ。 ということで、年代にもよりますが、生保加入率が8割~9割ということですから、10人いれば、8人~9人は何かしら生命保険に加入しているという状況であることが分かりますね。   生保加入率 女性は83%に 12月22日 6時3分 働く女性が増え、介護や老後への備えを自分で進めたいという女性が増えていることなどを背景に生命保険に加入している女性の割合がこの26年間で10ポイント以上増加し、83%に達したという調査結果がまとまりました。 この調査は公益財団法人の「生命保険文化センター」が行ったもので、ことしは無作為に選んだ全国の18歳から69歳までの男女4043人が回答しました。 それによりますと、一定の年齢になると受け取れる年金型の商品も含め、生命保険に加入している人の割合は男性が82.1%、女性が83.6%でした。 調査が始まった26年前の昭和62年と比べますと、男性の加入率は2ポイント余り減少しているのに対し、女性は12ポイント余り増加しています。 特に40代の女性の加入率は91%に達し、調査開始以降で最も高くなりました。 これについて調査を行った財団法人は、結婚や出産のあとも仕事を続ける女性や、介護や老後への備えを自分で進めたいという女性が増えていることが背景にあるのではないかとしています。NHK NEWSWEBさんより   女性の労働状況が変わった 考えてみれば、当時と今では、全く違いますよね。 あくまで、印象論ですが、ほとんどの夫婦が共稼ぎですし、ある程度の年齢になっていても独身女性が当時から見ると多いことは事実でしょう。それとシングルの人も当時よりも多いのではないかと。 そうなれば、生保への加入を検討するケースは自然に増えるでしょうね。   入ることが目的に う~ん、しかし実際のところどうでしょうか。 実務感覚で考えると、特に理由無く、何かには入っとかなきゃ!的な人が多いのも事実だと感じますね。 つまり、言いたいのは手段が目的化している人は多いのでは

火災保険に入るときに最も注意すべきこと

今回は、火災保険に入る時に注意すべき点について解説したいと思います。 この記事は、結構ボリューミーになりましたので、以下に目次を用意しました。どうぞご必要に応じてご利用ください。   目次 1.払われ方 2.時価 3.時価による契約の問題点 4.時価だと間に合うぐらいでないことも普通に 5.普通に半分しかでないことも 6.理由 7.古ければ古いほど間に合うぐらい出ない契約のしかた 8.新価(再調達価額) 9.満足度も高く解り易いのでお互いにいい 10.キチンと機能しなければ意味が無い 11.圧倒的に新価の方が総合力が高い 12.最後に   1.払われ方 この点は非常に重要です。 具体的に解説しますと、火災保険では、大きく分けると2通りの契約方法があります。 それは、 時価 による契約と 新価 (再調達価額)による契約の2つになります。   2.時価 その時点での価値を言いますが、契約時は通常所定の評価方法を用いて、保険始期時点での評価額が基準になります。また、保険金の支払いについては、通常の場合、事故日時点での時価額が基準になります。   3.時価による契約の問題点 それで、今回の大きなポイントになりますが、「時価による契約」ですと、大変大きな問題があります。結構年配の方から、ご質問を受けることがあるのですが、「入っていても、間に合うぐらい出ないのですか?」「火事で、家が燃えても柱が残るとダメなのですか?」というようなご質問をもう既に何人もの方から頂きお答えをしてきました。 長く書きますと解り辛くなりますので、出来るだけ短く書きます。 通常、一般論として言えば、繰り返しになりますが、保険金をお支払するような状況になった場合は、このやり方ですと、その時の価値で算定することになります。従って、御契約の建物などが、古ければ古いほど、通常、価値が少なくなっているわけです。   4.時価だと間に合うぐらいでないことも普通に そうしますと、例えば、火事で家が燃えてしまい、燃える前と同等な感じに修理する場合、修理代金が500万円かかるとします。で、その方は1,000万円契約していた場合でもまるまる500万円がでないことは、実は、普通にあります。 他にも理由は考えられますが、こういったことが実際にあり、話が広まって、上記のようなご質問を頂く運びになったのだろうと思います。   5.

自転車だからと言ってバカにできない、しっかりと保険を検討を

今回取り上げるのは自転車の事故についてです。 まずは、以下のニュースをご覧ください。   損保業界 自転車保険を強化 10月19日 14時49分 通勤やレジャーで自転車に乗る人が増える一方、深刻な事故も相次いでいることから、損害保険業界は補償額を増やしたり、保険料を値下げしたりして自転車向けの保険の販売を強化しています。 自転車の交通事故の補償を重視した傷害保険は、通勤やレジャーで自転車に乗る人が増えていることや、賠償額が数千万円に上る事故も起きていることなどから、関心が高まっています。 これを受けて、インターネットで保険を販売する「au損保」は自転車が関係する事故でけがをした場合、補償額をほかの交通事故の2倍にした傷害保険の販売を今月から始めました。 会社側が事故の示談に当たるサービスもついています。 「au損保」の柳保幸専務は「自転車の愛好者が増える一方、保険に入っている人はまだ少なく、需要の拡大が期待できる」と話しています。 また「三井住友海上」が自転車事故を補償する傷害保険の保険料を今月から値下げしたほか、大手損保各社も自転車事故に特化したプランを用意して自転車向けの保険の販売を強化しています。 損害保険業界は主力の自動車保険の採算が悪化しているだけに、自転車向けの保険の補償額を増やしたり、サービスを強化したりする動きはさらに広がりそうです。 損保業界 自転車保険を強化 NHKニュース   自転車だから大丈夫ということはない 自転車の事故で、9,500万円の損害賠償を命じる判決が今年の7月に出ています。これで、これまでの最高額が更新されたわけです。 ちなみにこれまでは、約5,000万が最高でした。 さて、このエントリーで指摘するのは、最高がいくらという話よりも、自転車だから、大ケガをすることもないし、させることもないということは、全くあたらないということです。 もし、そう思っている人がいるとすれば、それは全くの無い思い込みで、今直ぐ考えを改めるべきでしょう。   打ち所が悪いと高額に 実際に高額の損害賠償事件となっているケースもありますし、特に子どもやお年寄りとぶつかった場合は、大ケガに繋がる可能性は少なくないのです。それなりの重量のものがそれなりのスピードでぶつかる。それなりの衝撃があることは容易に想定できるでしょう。 また、衝撃云々以外では、打ち所という

安いタイプのあの車両保険でも、実は結構いろいろでる

自動車保険で、特に新規の契約のときに悩まれる方がいらっしゃるのが、いわゆる車両保険(自分などの車の補償)をやるかやらないかです。   なぜ悩まれるのか? 要するにですね、料金が大分変わるわけですよ! ちなみに、車両保険も一番カバー範囲が広いものをやった場合と、まったくやらなかった場合とで、比較しますと、大雑把な目安として、倍ぐらい違います。 なので、大抵の場合、半分は、車両保険の値段なわけです。   それだけ、事故による支払いがあるということ しかし、ボッタクってるわけではなく、保険は基本的に集まった保険料(入り)と支払った保険金(出)のバランスで、料金(保険料)が決定されますので、それだけ、事故による支払いがあるということなのです。むしろ、ここ数年間の損害保険各社は、自動車保険に関しては、どこも赤字経営をしてきたぐらいです。   現実はどの程度やるか はい、それで実際の選択はですね、やるかやらないかよりもどの程度やるかという方が現実的で、各社微妙に違いがありますが、車両保険でもカバー範囲を選べるわけです。 で、わたし自身もやっている「車対車+A」(しゃたいしゃぷらすえーやエコノミーなどと呼ばれています)というタイプの車両保険があります。 これですと、わたしが入っているものという前提にはなりますが、車同士の事故はもちろん、 いたずら 、台風等による 水害 、 飛び石 でボディーやガラスが割れるなどの事故も対象になるのです。いたずらや飛び石って結構あるんですよねぇ。 なので、自損事故やあて逃げは出ませんが、結構いろいろでるのでいいですよ。   まとめ というわけで、完璧にやろうとするとその分のコストもそれなりにかかりますので、そこまではという人には、「車対車+A」でしたら、間ぐらいになりますから、値段的にも補償という意味でもオススメです。

家財道具は広範囲、いろいろ対象になるので忘れずに請求を

昨日は、部屋の窓を開けておきましたら、急に強い雨が降ってきまして、涼しいなぁと思っていました。その時は・・・。   無キズでは済まなかった しばらくしてあまりに強いので、少し閉めようと思い、各部屋を回って行きましたら、わたくしの寝室がもうすごいことになっていました。 テレビから床からビショビショで、窓からかなりの雨が吹き込んでいたのでした。 ショックを受けている暇もなく大量のタオルで直ぐに対処したわけですが・・・、やはりテレビは無キズでは済まなかったのです。 電源を入れたら一瞬はついたのですが、直ぐに消えました。   何とか助かった Googleで調べたところ、メーカーのみで、詳しく機種を調べたわけではありませんが、コンセントを抜き5秒以上経ったら電源を入れ、それでもだめならメーカーに電話みたいなことが書いてありましたので、とりあえずそれを実行。 そしたら、少し画面が映るような雰囲気になりましたが、直ぐに消えました。2、3度やりましたが駄目でしたので、30分ぐらいでしたでしょうか、暫く放っておいてから電源を入れたら何とか映ったのでした。 修理だあなんだと面倒なことにならずに済んで良かったです。   火災保険で対象になる可能性あり ちなみに、テレビは通常家財にあたりますので、家財に火災保険を契約していれば今回のケースも対象となる可能性があります。 その際必要となるのは、通常、写真と修理見積です。   最後に 何も無ければ一番良いのですが、もしもそうなってしまった場合は、せっかく入っているのですから、是非請求してみてください!

自動車保険の弁護士費用特約は必ず必要か?

この特約は、主に自動車保険(任意保険)でおなじみの特約ですが、今回は、この特約の活用方法を解説してみたいと思います。 弁護士費用特約 この特約は、通常、被害事故にあった場合に、弁護士等へ相談料や実際に仕事を依頼した場合の報酬(料金)を賄うための特約です。 料金的には、通常、 年間で1,600円 ぐらいです。 ※ 追記(2016年4月8日):今は、2,900円になりました。 メリット 事故があり相手との交渉が決裂した場合に、一定金額までは特約からでるわけですので、ある程度までは費用の心配がいらない分、法的措置をとるかどうか判断し易くなります。なので選択の幅が拡がります。 要は、泣き寝入り対策ですね。 結果が約束されるわけではない しかし、あくまでも増すというだけの話ですので、100%満足のいく形になるというわけでは全くありません。弁護士さんも魔法使いやドラえもんではありませんので、頼んだからといって、結果が約束されるわけではないことは、予めおさえておく必要があるでしょう。 ただし、先程も触れましたように、入っていれば、解決のための選択肢は確実に増えますから、料金面も含めて、使い勝手はあるでしょう。 車両保険がある場合 車両保険は、契約している車両が、対象となる事故で壊れた場合に、修理代金等がでるものですが、これは、主に自分が悪い場合(何割か悪い場合も含む)について使われているのがほとんどです。 なぜなら、ご承知のように、自分が悪くない場合は、相手に払う責任が生じるため、多くのケースで、相手(相手が契約している保険会社も含む。)が支払っているからです。 ただし、多くの場合と表現しましたように、通常一般論として、こういった場合でも自分の入っている車両保険で修理することはできるわけです。 従って、実務的に言えば、いつまでも話がつかないが修理が完了し、整備工場に迷惑がかかる場合や相手に賠償資力(支払能力)が無い場合など、やむを得ない場合が主なケースです。 なので、今回のテーマであります「弁護士費用特約」が生きてくるようなケースでも車両保険があれば、自分の保険を使うようにはなりますが、法的措置とか検討するまでも無く、自分の保険から修理代はでるわけです。 ちなみに、日本では、無い人からはとれないことになっています。 相当なストレスがかかってくることは間違いない 法的措置をとる場合

自動車保険、制度改定で保険料が倍になるケースも

さて、昨年の10月始期の契約から業界一斉に自動車保険の等級制度の改定が行われまして一年が過ぎました。   ある程度解っていてもギャップを感じずにはいられない 制度の改定後に契約されたものの中で、契約期間一年の契約は続々と契約更新を迎えておりますが、中には更新後の保険料が倍ぐらいになるケースも実際に幾つか発生していまして、事前にある程度解っていたことではあるものの実際に自分の目で目の当たりにすると、さすがにこれまでとの相当なギャップを感じずにはいられません。 実際に更新を迎える前から、改定後に通常、保険を使った場合は、だいたいのケースで更新後の保険料が1.5倍程度になることは予め理解していました。しかし、それはあくまで、だいたいの話で、全てのケースではないことは当然なわけですが、実際に倍の保険料となるケースは結構驚きがあるものです。 まあ、いずれ慣れるのだと思いますが・・・。   事前に良く検討することの重要性を強く指摘 それでですね、各社それなりに保険を使った場合のシミュレーションとかこれまで以上に丁寧にやっているとは思いますが、事故の担当者によって個人差があることも事実でしょうから、このエントリーでは、その辺のことについて、保険を使ったことで後々後悔することが無いように、事前に良く検討することの重要性を強く指摘していきたいと思います。   今回からかなり上がっているはず それでは、改めまして、昨年の10月以降始期の自動車保険で1年契約のものは今月満期を迎えます。 もう12月ですから、既に契約更新を済ませている方も結構いらっしゃるでしょうけれど、更新前契約で保険を使った人は、今回からかなり上がっているはずです・・・。   問題は、理解していなかった人 で、これはある程度承知をしていた人は、ある意味予定通りなのでいいでしょう。仕方の無いことですし。 問題はなのは、 「えっ!!」 「知らなかった。」 「そんなに上がっちゃうの?」 という人ですね。 これは、できるだけ避けたいことですよね。 ある程度の心の準備があるのと無いのとでは大違いです! 知らずにある日突然知ったときの精神的ショックは相当なものでしょう。 ハッキリ言って苦痛で、ストレスなはずです。 それと実際のお金のこともあるでしょう。   事故があったときに抑えておきたいたいポイント なので、そうならないためには、

更新型の生命保険で実際にあった気の毒な話

他社に契約中の保険について意見を求められた 某日、それは、わたしが火災保険の依頼を受け、その依頼主の方に会い、相談からプラン作成、契約手続きと一通り終えた後のことでした。 割とあることではありますが、その時も他社に契約中の生命保険と自動車保険について、合理的な内容に設計されているかどうか、見て意見を言って欲しいと言われました。 で、結論から言いますと、どちらの保険もまず初めにそれぞれの保険証券や加入時の設計書などをみて、現在の内容について、大まかに確認をしたわけですが、どちらの内容とも、依頼主の方から、見直しを依頼されたのでした。   納得できるはずは無い!保険料いずれ月々10万円超えも つまり、契約当時はどうかわかりませんが、少なくともその時について言えば契約内容に納得できないところがあったわけです。 で、それぞれにご自身が希望しないような特約がついていたりしたわけですが、中でも一番ショックを受けられたようだったのが、その方は、当時50代半ばぐらいだったのですが、まもなく、更新時期を向かえ更新時には、月の保険料が2万円ぐらいから、5万円ぐらいになるということで、さらには、そこからさらに10年経つと月々10万円を超えるということでした。 それで、わたしは意見を求められましたので、現状の内容と考えられるリスクを説明し、それに納得(満足)しているのなら、基本的にはそのままでいいと思うと伝えましたが、当然そんなはずはなく、どうにかして欲しいと依頼されたのでした。   診査も無事通り、めでたしめでたし で、依頼されたのは、保障額や範囲、保険料が変わらない様にして欲しいことや、保障期間も医療保障や死亡時の葬儀関連の費用などは、一生涯(終身)続くようにして欲しいということでした。 現在の他社に加入中のものですと、死亡保障も医療保障もともに終身ではありませんし、保障額や範囲をキープすると更新時にありえないような値段になります。逆に保険料をキープする前提で考えますと、保障が小さくなります。加えて、医療保障は、一定時期に満期までの分(たしか、80歳か90歳までのぶんでしたので20年分とかだったと思います。)を一括で払わなければ医療保障は終了するような内容になっていましたので、現状のものでどうにかできるような感じではありませんでした。 というわけで、わたしの方で、プラン作成をし、ご本人

火災保険の類焼損害補償は必要か?

今回は類焼(火が燃え移って焼けること)について考えてみたいと思います。   類焼損害特約 火災保険の特約で、類焼に対して、備える特約になります。 従って、相手に対して支払われるものです。   適用できるケース 一般論ですが、基本的に、その建物・家財等にかかっている火災保険を優先適用することになるため、十分に保険がかかっていない場合や全くかかっていない場合など、足りない場合に適用できることとなります。 従って、十分に保険がかかっている場合は、入っていても全く使えないことになります。 それと繰り返しますが、その建物・家財等にかかっている火災保険を優先適用することになるわけですから、火災保険がかかっているけれど、その人に申し訳ないので、類焼損害特約を優先的に適用して欲しいと思ってもできないのです。   法律上の責任 このケースについては、比較的ご存知の方も多いように感じますが、故意の場合や重過失と言って、余程のこと(わざとやったに等しいような場合等。)でなければ、法律上の損害賠償責任は、生じないことになっています。 従って、この特約は、法律上の責任を果たすためのものではなく、道義的責任やご近所付き合いのためなどのものと言うことができるかと思います。   結 論 上記で述べたように、基本的には、法律上の責任が発生しないということ、入っていたとしても相手の保険加入状況により、使えるかどうか左右されるということ、法律なので、お互い様的な面が実際存在することなどに鑑みれば、最終的には、それぞれの想いや好みの問題というような部分が強いでしょう。 従って、必ず入っておいた方がいいとまでは思いません。

将来の準備、35年も先のことはどうせ判らないから大雑把に考えよう

イメージ
年金保険、35年も先の「おいしい話」に湧く疑問 日本経済新聞-2013/12/17 ある記事で「プロ絶賛」と紹介されている個人年金保険がありました。受け取れる年金額が、払い込んだ保険料を23.6%も上回るそうです。私は低金利下で目を見張るような貯蓄型商品は登場しないと考えていますが、予想は良い意味で裏切ら …   12月17日の日経新聞の記事で、年金保険について語られている記事がありました。   「どうせ途中でやめる」みたいなのは、あまり意味の無い指摘 この中の指摘で、何年以内の解約・失効率みたいなのにも触れられていましたが、この点は要するに、「どうせ途中でやめるんだから」みたいなことを言いたかったのかも知れませんが、それは人の勝手というか、本人としては、将来のために積み立てていこう思って普通は、年金への加入を検討するわけですから、あまり意味の無い指摘のように感じますね。 どうせ、3年とか5年以内に倒産させるんだから、起業とかやめとけとか、あとダイエットとかも、なんせあらゆるケースで言えるでしょう。 もし仮にそうなったとしても、当然自己責任ですし、それは結果としてそうなったのであって、当初からその予定で加入しているわけではないはずですから、そんなことは考えても仕方ない部分でしょう。 むしろ、そんなことばかり考えたら、何も出来ないですね。   一流の経済の専門家でも2、3年先すら判らない さて、そんなわけで、この記事で指摘されていた点で、わたしも同様に考える点ですが、物価の変動の点です。 これも実際程々に考えないと、将来の準備が出来ないことになりますが、35年とかかなり先の物価は分からないということです。ちなみに、一流の経済の専門家でも2、3年先ですら判らないと言われています・・・。 つまり、支払いが完了し、年金を受取る段階になったときに、その受取れる年金の額が、当初予定したぐらいの価値のある金額なのか、それ以上にかなり役立つ感じなのか、もしくは、大した役に立たないぐらいなのかは、将来、世の中の物価がどのようになっているかなので、そのときになってみないと判らないということです。 まあ、毎月積立てていくうちに気付くチャンスはあるでしょうけれど・・・。   使い勝手はある いずれにしても、実質(実際の価値)でどうなるかは判らないにしても、名目(数字・金額)では、払ったのよ

日常生活でのトラブルのためのあの保険が来年7月から国外も対象に

一昨日のことになりますが、我々の取引をしている損保会社が来年の9月に合併するということで、それに伴う商品改定などなどの説明会に行って参りました。 そこで本日は、商品改定となるものの一部で、補償の対象範囲が変わるものがありましたので、その一部をご紹介したいと思います。   保険種類 以前も書いています 、個人賠償保険についてです。 この保険は、日常トラブルについてカバーする保険です。   【例】 ・飼い犬が他人に噛みついて、ケガをさせてしまった場合 ・自転車を運転し、他人や自動車などにぶつかり、ケガをさせてしまったり、壊してしまった場合 ・買い物に行ったお店で、商品を棚から落としてしまい壊した ・スキーやスノボ、その他のスポーツなどで、第三者にケガをさせてしまった場合 ・その他もろもろの日常トラブルで、人にケガなどや物を壊してしまった場合など   変更となる点 この個人賠償保険については、 以前のエントリー で、オススメの入り方も含めてご紹介しましたが、で、そのオススメの入り方ですと、その保険会社の、その保険約款によっては今現在は国内の事故だけしかカバーされない場合があります。( この入り方 をする場合、我々の取り扱っているものは国内だけです。) しかしですね・・・、 あくまでも我々の取り扱っているものについて ですが、来年の改定で、 国外も対象に変わる ことになりました。 ただ、 国内の場合 ですと、 最高補償額 :無制限 示談交渉サービス :あり なのに対して、 国外の場合 は、 最高補償額 :1億円 示談交渉サービス :なし ということです。 なので、国内での事故なのか、国外での事故なのかによって、補償限度額や示談交渉サービスが違います。   改定時期 改定時期は、合併より先に来年7月からになります。   最後に というわけで、しょっちゅう海外に行く人でなければ、影響はほぼ無いでしょうけれど、今現在より補償範囲が広くなりますので、ユーザーの方にとっては良い改定ですね。値段については今のところハッキリしていませんが、もし、変わるとしても、内容的に考えれば、ほとんど変わらないでしょう。 それでは今回はこの辺で。

生命保険に入らなくても困らない人は普通にいる

20代男性の生保加入減少/経済/デイリースポーツ 2013年12月18日 生命保険文化センターが18日発表した2013年度の「生活保障に関する調査」によると、20代男性の生命保険加入率は減少傾向が続き、13年は52・4%となったことが分かった。 調査開始(1987年)以来のピークだった89年(72・1%)と比べると19・7ポイントも低くなった。 専門家は、非正規雇用の増加による収入減や、晩婚化で生命保険に入る年齢が上昇したことが 原因 とみている。 20代女性の加入率は93年の67・5%がピーク。その後はやはり減少傾向となり、13年は56・8%だった。   昨日のニュースで、上記のようなニュースがありました。 原因は 、非正規雇用の増加による収入減や、晩婚化で生命保険に入る年齢が上昇したこと、とみているようですが・・・、そりゃあそうですよね。 ある意味まとも。 扶養家族がいて、それなりに収入が無ければ困るわけでもなければ、必要ないですからね。 もちろん、ガンなどの治療にお金がかかる病気になったりすることを想定すれば、間に合うぐらいの資産が無い人は、最低限、ガン保険とか、万が一の葬儀費用とかぐらいの保険は入るべきでしょうけれど・・・。   全く生命保険に入るという発想はなかった しかし・・・、わたしも独身時代が当然ありましたから、分かりますけれど、一人なら、まあ、生命保険に入ろうとか思わないですよ。普通に。 ある程度は、考えて何かしらの方法で準備しておくのは、ある程度マナーの範囲かもしれませんが、実際、しかも若けりゃ、「死ぬときゃ一人で勝手に、死ぬわっ!!!」みたいには正直思いますよね。 なので、全く万が一を想定して生命保険に入るという発想はありませんでした。   きっかけは結婚だった なのできっかけは、結婚して少しして先方の親御さんに、入っているの?だか、入らなくちゃね!みたいなことを言われたことでした。ちなみにそのときは、保険とは全く無関係の仕事をしておりました。 まったくおせっかいですね。 人様のことを・・・。 でなければ、せめてもう少し押し付けがましくなく言うべきでしょう。 まあ、わたしの個人的なことはこのぐらいにしますが、冒頭のニュースは、極めて正常な内容ですよ。 そして、不況でまわり見ても、結婚して幸せそうにしている人があまりいなければ、そうなってきますよ

銀行での保険加入でトラブル続出!(らしい)契約の際は良く確認を

今日は、以下の記事なんかにも書いてありますが、銀行で保険に加入した場合のトラブルに発展している話を以前からチョイチョイ耳にしますので、そのことについて書いてみたいと思います。 保険商品の銀行窓販、高齢者への強引勧誘でトラブル続出~虚偽説明、多額損失 | ビジネスジャーナル 念のためですが、別に銀行さんに恨みがあるわけではありません。ただ、銀行さんや車のディーラーさんは、新たな顧客との出会いや本業にからんで、保険などの他のビジネスチャンスがあると思うので、その辺は、率直に羨ましいなぁ・・・とは常々思っていますが・・・。 まあ、よその畑は良く見えるみたいに言いますし、外から思っているほど都合良く行っているかは別ですけどね。 さて、そんなわけで、注意喚起の意味でどんなトラブルに発展しているのかご紹介して行きたいと思いまーーーす。   一回に払うタイプの保険 生命保険には、一時払い終身保険というタイプのものがあります。 特徴は、生命保険なんで、亡くなったら(高度障害も)、所定の金額が貰えるといものなんですが、毎年とか毎月とか保険料を払っていくわけではなく、文字通り、一回に払うのが特徴です。 ですから、一回に払って、いくらか寝かせてから解約すると、いくらか増えるとか、亡くなったりした場合も、通常払ったよりも多く貰えるのがメリットです。 なので、使い勝手はあります。 お葬式代を予めその保険に入れておけば、亡くなったときの、本人口座凍結による、各種費用捻出対策とか、あと既に書きましたように、払ったよりは結構多めに保険金として支払われますから、そういった意味でもいいですよね。 それから、ある程度まとまったお金の運用先に考える人もいますね。普通に持っている人やサラリーマンとかの退職金とか・・・。 ただしですよ、ここからが、実際のトラブルの内容です。   普通預金と勘違い 主に高齢者の人に多いらしいですが、契約して一年程度で、解約すれば当然払ったのより少なくなります(元本割れ)。しかし、本人は預金のつもりだったりするので、 「話が違う!!!」 「だまされた!!!!!」 となってしまう模様です。 残念。お気の毒に。 えっ誰が???   契約は自己責任 普通に適正に手続きが取られているのでしたら、契約は自己責任ですから、自業自得ですね。 そうでなければ、事件の可能性あり。民事なら弁護士さん

相続時に借金がたくさんある場合の生命保険金だけ受取る方法

相続税の控除が今後少なくなる予定であるため、相続税の対象となるケースが増えるというニュースを結構見かけますので、本日は「生命保険と相続」に関することを書いてみたいと思います。   相続財産は都合のいいものばかりではない 相続のイメージは、財産を継承するというイメージですよね。 ですから、現金や株式、債券などの有価証券、不動産というように想像する人が多いかと思います。しかし、相続財産は、借金なども含めた、一通りの権利義務なので、ありがたくないものも場合によってはあるのです。 割とあるのが、借金、連帯保証債務(本人が借金の連帯保証人になっていたためにその義務を相続するケース)とかですね。 従って、この義務の部分が厄介だったりするわけです。 なので、ケースごとに、相続放棄を検討する必要があるのです。   相続放棄時の生命保険の取扱について さて、そこで今回は、相続放棄をした場合の生命保険金の受け取りについてご紹介しちゃいます。 【例】 Aさんは、生前、親友Bさんに頼まれ、事業に使うためのお金の融資の連帯保証人になっていました。 その場合、既に説明したように、遺族(相続人)は、普通に全て相続する場合は、その連帯保証人の立場(義務)も相続することとなります。   で、そんなの嫌だ!勘弁してくれ!!!っという場合。 生命保険金は、相続が発生した時点で「受取人の固有の財産」となります。なので、実際は相続放棄をすることで、借金などは相続せずに生命保険の保険金は受け取るというメニュー(選択肢)があるのです。 ただ、その場合は、生命保険の非課税枠は使えませんが・・・。 ですから、内容を精査する必要がありますね。その結果相続放棄がベストという結論ならそうすればいいですね。   残念ながらケースバイケース そういうわけなので、こうすれば良いみたいに言って差し上げられれば、一番いいのでしょうけれど、残念ながらケースバイケースなので答えはその都度検討するしかないです。 ただ、銀行などお金を貸した側(債権者)からすると、冗談じゃない!と思うでしょう。しかし、法律上、保険金だけ受け取ることができるルールがあるわけですから、ケースによっては確実に使い勝手はあるでしょう。   最後に というわけで、相続放棄をしても生命保険金は受け取れますので、相続放棄を検討中の方や、相続について、事前にいろいろ検討し

何でもかんでも値上値上、地震保険も上るので、その前に入るのがオススメ

イメージ
電気代から、消費税から、自動車保険料から、卵から、まーーーず値上値上で、早くみなさん(自分を含む)の収入が増えることを強く願っているところですが、今回は、来年の7月に既に値上が決定されております地震保険についてご紹介します。   住宅じゃないと入れない この保険は、制度の設計から何から、ほとんど国でやっているわけですが、先般の震災にともない値上されるということです。 で、対象となるのは、建物のなかでも住宅(併用住宅含む)と家財道具のみです。 そして、建物および家財にかける火災保険のそれぞれの半分までしかかけられないルールとなっています。 加えて、建物は、5,000万円まで、家財は1,000万円までが契約限度額になりますので、例えば、建物の火災保険が3億円かかっていたとしても、5,000万しか契約できないこととなります。 まあ、あまりそういった人はいないでしょうけれど・・・。 ただ実際に当社であるのが、貸しビルの所有者で、一部に住居があるケースなんですが、これは併用住宅ですから、対象なわけですよ。 で、ハッキリ憶えてませんが、結構大きなビルですから、何億か火災保険をかけていらっしゃるわけです。ですが、限度は5,000万ですから、5,000万しか契約できません。これも住居が無ければ、地震保険に入ることすら出来ないわけですが・・・。 それから、地震保険は現在単独で入ることはできず、必ず火災保険とセットでなければ加入することができません。   値上げ前に入ってしまうのがお得 さて、そんなわけで2014年の7月に値上されますので、その前にサクッと5年とかで入ってしまうのがオススメですよ。 それ以上だと、途中から値上後の値段になりますので、通常5年が限度です。 それと、期間5年でも月払いや年払いの場合は、その保険会社の約款によっては、期間中確定にならず、値上前に契約しても2年度目以降、値上後の料金になるものと、期間中は、値上前の値段でいけるものとありますので、その点はご注意ください。 5年一括でしたら、通常どこの保険会社でも値上げ前に契約すれば、値上げ前の値段でいけるはずですよ。経済的に許すのなら、このやり方が一番解り易く、そして、割安なので大変オススメです。   最後に はいっ、ということで、また近くなりましたらアナウンスしたいと思いますが、段々迫ってきますので、ある程度先の

「認定保険代理士 髙橋 則彦のちょっと使えそうな話 平成25年12月号 (27)」

イメージ
非常にオシャレなカフェのような雰囲気、正に渾身の一杯といった感じだった 今回は、 「福島市岡島字砂入19」 にあります、 「らーめん HOME」 さんをご紹介しちゃいます。 ここはですね、本当にヤバイ(とても美味い)んですよ!これまで、自分で言うのもなんですが、散々あちこち食べましたが、福島市内の中では、ここはトップクラスです。店内は、非常に オシャレなカフェ のような雰囲気で、 いい感じのマスター がいます。一見ラーメン店とは思わないような感じですね。 ラーメン自体は、冒頭ご紹介のように、店内の雰囲気を裏切らないなんとも丁寧な一杯です。麺は細面で、スープはサッパリとしていて、いい仕事してますねー、という感じの 丁寧な味 。 正に渾身の一杯 といった感じでした。 わたしは、みそ・しお・しょうゆ、それぞれ食べたことがあります。どれもいいのですが、中でも、 「しょうゆ」か「しお」が特にオススメ ですね。 ラーメンお好きな方は是非一度。わたしも近頃行ってないので、近いうち行ってみまーす。 らーめん HOME 住 所 :福島市岡島字砂入19 TEL :024-529-7802 子供からお年寄りまで読める内容 ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく 今回ご紹介する本は、ライブドア元社長で、先日まで受刑者という立場だった、堀江貴文さんの「ゼロ」という本。これまでも堀江さんの本は、何冊も読んでいますが、これまでとは違った作風でした。 堀江さん曰く、これまでのは理解できる人だけ読んでくれればいいと思って書いていたそうなんですけど、今回の作品は、出来るだけたくさんの人に読んで貰いたいと思って書いたのだそうです。世の中の底上げをしたいということでした。 内容的には、ツイッターとか見ててもそうなんですが、人にやる気を出させたり、パワーを与えるような内容ですので、元々元気な人も、もちろん読んでいい内容ですけれど、特にパワーを貰いたい人は読むといろいろ気付きも含めて元気を貰える内容です。是非読んでみてくださーい。ちなみに、キンドル版がお買い得ですよ。 さて、ここでわたしがこの作品のなかで今回特に印象に残った言葉をご紹介します。 仕事でも勉強でも、あるいは趣味の分野でも、人が物事を好きになっていくプロセスはいつも同じだ。人はなにかに「没頭」することができたとき、その対象を好きになることが

中長期的に信頼を得ようと思えば顧客の喜ぶ仕事をする必要がある

なんか日々ニュースを見ていたりすると思うことなんですが、特に生命保険の営業職員に対しての書かれ方がしょうも無い感じで書かれていたりします。特に国内社のレディーと呼ばれる人たち・・・。   喜ばれないようなことをやり続けてきた証拠 やはり、昔から火の無いところになんとかかんとかと言いますし、わたしとしても全てとは言わないまでも、ある程度はそういう傾向はあると思うので、具体的な期間は分かりませんけれど、市場からの信用を失うような、逆に言うと喜ばれないような、良くないことをやり続けてきた証拠だろうなぁと思うところです。   表面と内容が違うから問題になる 割とつい最近のことでも、某大手保険ショップで、儲かるから初年度手数料100何パーセントとかの商品を中心に提案していたとか・・・。ちなみにその商品の保険会社は、以前話題になったアメリカの保険会社の関係だったとこです。3文字の・・・。 まあ、そこだって会社として経済活動をやっているのだから、神様仏様ではないわけですけれど、いかにもいい人そうな態度で、そうでもないことするから問題なんでしょうね。ならばはじめから、そういう態度で仕事すればさほど驚きも無いのではないかと。 詐欺師や暴力団が、事件になっても差ほど驚きが無いようなものですね。   中長期的に信頼を得ようと思えば顧客の喜ぶ仕事をする必要がある まあ、割と保険業界にはそういう裏表の人が多い気もしますが・・・。 ただし、中長期的に世間からの信頼を得ようと思えば、当然いかにして顧客の喜ぶ仕事をして、気持ち良く、お金(保険料)を支払ってもらうか、ということにエネルギーを使い、それを実際に実行し続ける必要があることは言うまでもありません。 自分で言うのもなんですが、わたしどものところは当然そこにエネルギーを使っています。ですから、我々の収益になることでも顧客の利益にならないことには、ハッキリと、オススメできないことを申し上げたうえで判断をしてもらいます。   最後に 長年かけてそういった歴史を作ってきたのなら、信頼を回復するのにも時間がかかることでしょう。 ちなみにこんな記事がありましたが、 生命保険のプランで「松・竹・梅」と3つプランを用意する保険営業マンの狙いとは こんな安っぽいことは弊社では当然やっていませんし、保険の相談を受け、プランの作成・提案をする立場の人間をセールス

誰かのせいにしてみても始まらないので手段と目的を明確にし、良く確認して契 約を

こどもの学資保険についての記事があったので、ちょいと意見を述べてみたいと思います。 1.その記事 東京新聞:「子ども保険」内容吟味を  保障が厚いと元本割れも:暮らし    生命保険の普及啓発に取り組む公益財団法人 「生命保険文化センター」 (東京都千代田区)は 「そもそも受取額が支払額を下回るのは元本割れではない」 と説明する。 保険会社によって異なるが、子ども保険には、いざという時に備えてさまざまな保障がある。親が死んだ場合に毎年保険金が受け取れたり、子どもが入院した場合に入院給付がされたりする仕組みだ。契約者が支払う保険料には、これらの保障に回る部分がある。センターは「保障にはコストがかかり、保険会社もリスクを背負っている」と指摘する。   2.「下回るのは元本割れではない」は極端過ぎ まずは、この「生命保険文化センター」さんの「そもそも受取額が支払額を下回るのは元本割れではない」という主張ですが、この記事を見ると全てが元本割れではないみたいに聞こえますね。 もしそうだとすれば、それはいくらなんでも極端ですね。いろんな特約ベタベタつければ、保障料に回る部分もそれなりにあるというロジックは解りますが、じゃあ、そうでもない場合は?ということは確実に言えます。   3.目的を明確にして予め理解を ですから、あんまりイジメてもしょがないので、この辺にしますが、要するにユーザーサイドも目的を明確にしておくべきなんですよね。 そうすれば、積立が目的なら自然と、いくら払って、いくらリターンがあり差額は、どうなのかを考えるようになり、こういった問題は起きなくなるでしょう。 こういったことは専門家でなくても普通に判ることです。 それと、元本保証の無い変動型のものは、そもそも変動型なわけですので、特約ベタベタつけていれば、よりマイナスになり易いにしても、いずれの場合も将来どうなるのかは全くわからないということは、はじめからハッキリしているわけです。しかも、20年とか先の話ですし……。しかし、固定型のものは、将来どうなるか普通に掛け算と引き算をすれば判るわけですよ。   4.目的ごとに分けて考えよう それからですね、特約ベタベタという話をしましたけれど、なので、保障と積立は分けて考えましょうということなのです。解りにくくなる原因ですから。 もう、目的が積立なら、特約ベタベタしない!

暴排条項によるリスクは人や車だけではない!自宅など建物も

これまでに幾つかのエントリーで暴力団排除に伴い自己防衛の重要性が増してきたことについて書いてきた。 ・暴排条項の導入でますます自己防衛が重要に、予め準備しておきたいこと ・結局ヒドイ目見るのは被害者、現実は自己防衛しかない 自動車の事故は、建物も無関係ではない 自動車による事故というとどうしても、自動車同士や、歩行中などに目が行きがちだが、自宅などの建物についても無関係ではない。 流石に、自動車同士などからみれば、少ないだろうけれど、確実にそのリスクは存在する。   実際にあったケース 実際に当社の顧客でも、相手は暴力団ではないが所有している建物に車が衝突し、損害を被ったことがある。そのときは、火災保険をかけていたので、特に心配は無かったが、これが、お互いに無保険だった場合は、かなり問題が深刻になる可能性があるだろう。 また、逆のケースもあり、自動車でコンビニにつっこんでしまったケースもあった。こういうケースは、たまにニュースになったりしますね。   まとめ というわけで上記のようなケースでも、相手が暴力団だったならば、以前のエントリーで書いているようなケースと同様にかなり回収が困難になるかもしれない。 そういう意味では、いずれも同じ問題なのである。 違うとすれば、確率の大小。 しかし、この手のことは、リスクがある以上、「もしも」という前提で考えることが重要だ。 これを機会に是非一度火災保険を見直してみて欲しい。

結局ヒドイ目見るのは被害者、現実は自己防衛しかない

昨日の現代ビジネスに以下の記事がありました。 ヤクザが損害保険に入れなくなる じゃあ、もしマル暴のクルマにはねられたらどうなるの!? 行き過ぎた「暴力団排除」困るのは誰? 中身は、出勤時、歩行中に車にはねられケガをしたが、相手が無保険(任意保険)の車だったので、自賠責のみで、ケガなので限度額の 120万円のみ しか不幸にも支払われなかったという人の話などが載っていました。加えて、相手は暴力団だったという。 暴力団は、昨今の暴排条例、暴排条項の関係で、任意保険に加入できなくなったことなども書いてあります。 その辺については、以前、以下のエントリーでも書いています。 暴排条項の導入でますます自己防衛が重要に、予め準備しておきたいこと   自己防衛するしかない あの~、もうですね、 自己防衛 しかないんですよ! 結局それをやっておかないとヒドイ目見るのは被害者の方ですから。 「被害者なのになぜ???」 という気持ちは痛いほど解りますが、現実は、不満を持っている方が積極的にならないと、問題が解決しないようになっているわけですから、ここは、一つ大人になって、自分のために キチント事前の準備をしておくべき なのです。   具体策 具体的には、今回のようなケースなら、自動車保険(任意保険)の 人身傷害保険にキチント 入っておきましょう。 無制限がオススメ。車外危険もカバーされるようにしておけば 、今回のように歩行中に車にはねられても しっかり補償 されます。 ※.各社多少の違いはあるでしょうけれど、だいたい同じような感じだと思います。詳しくは、確認を。 それから、 車両保険もキチント 入りましょう。こちらも相手が、ちゃんと払ってくれないようなケースでも 安心 です。   まとめ というわけで、 ・ケガなどへの準備は、人身傷害。 ・車への準備は、車両保険です。   う~ん、今時はもはや相手に責任をとってもらうという前提だけでは、万全ではないケースが増えていくでしょう。 ますます、自己防衛が重要になりますね。 それでは今回はこの辺で。

やはり予想通り、消費税増税で1000億円超の収益悪化、各社値上検討へ

本日見たニュースで、日付は2013/12/9 23:30とありましたが、損保各社の消費税増税の影響に関するニュースがありました。 このことについては、以下のエントリーでも書いていますが、1,000億とはハンパじゃありませんね。 ・消費税増税の影響で、間違いなく保険料が上がる ・保険料には消費税がかからないので、増税の影響をうけないというのは甘い!   損保大手3グループ、消費税10%なら減益1000億円超 2013/12/9 23:30日本経済新聞 電子版 大手損害保険3グループは、消費税が現在の5%から10%に上がると計1000億円超の収益悪化要因になるとの試算をまとめた。保険料に消費税はかからないが、保険会社が支払う 自動車の修理代など が増税で上がるため。来年4月の消費増税後、各社は 自動車保険料など を引き上げるかどうかの検討に入る。   しかもこの記事には、 自動車の修理代 など と書いてあり、そして、 自動車保険料 など を引き上げるかどうかの検討と書いてあるので、具体的に書かれているのは 自動車保険 だけで、あとは など という表現になっているのでハッキリしませんが、実際は、他の大抵の物に関する保険で同じように影響があるでしょう。それと、直接影響がないものはありますが、保険会社の支出する経費には消費税がかかりますから、その影響は全体的に受けるはずです。 そして、値上げになることは、ほとんど確定しているようなものでしょうけれど、あとはどの程度やるのかですね。 我々の手数料率も変な話、順調に下がってきていますのでね、これ以上は下げると仕事をやる人がいなくなってくる問題がでてくるでしょうから、限界があるでしょう。(苦笑)   年金額は、少なめに増える というか、上げ幅は、いろいろですが、もう実際毎年ぐらい値上げ値上げになっていますのでね、特に年金暮しで収入が増えない人に対しては、特に心苦しいのですよ。 インフレになれば、一応増えることにはなっているようですが、今の仕組みでは、年金額は、少なめに増えるようになっているということなんですね。 ですから、物価が、全体的に1割ぐらい増えたら、年金もそのぐらい増えれば、実質的に同じぐらいの収入ということになり、基本的な生活には支障がでないはずなんですが、繰り返しますが、今の仕組みでは、そうではなく、物価の上がり具合と=

火災保険事故件数ランキング、圧倒的に多いのはあの種類だった!

イメージ
はじめに 本日は、火災保険の事故の中で、どの種類のものが多いのかご紹介しちゃいます。 火災保険の契約の際の参考にしてみてください。   1.平成24年度ランキング さて、早速ですが、以下のデータは、損保ジャパンのホームページから引用しています。 そして、画像右上に表示がありますように、 同社の平成24年度 、それも 同社の商品である個人用火災総合保険に関する実績 ということになります。 それから、画像の一番下の※のところにありますように、このランキングには、地震保険は含まれていません。     2.第一位の「水災・風災・雪災など」が圧倒的 はいっ、ということでですね、これを見る限り、件数では、 第一位の「水災・風災・雪災など(21,025件)」 が圧倒的に多く、それ以下のものとの差は相当あることが判ります。 1番上と下では、 約22.7倍 。 2番目と1番上では、 約5.2倍 です。 確かに、実務感覚で考えた場合でも、風災は多いですね。車庫の屋根が破けたとか、塀が倒れたとか。金額的には、何百万何千万とい事故ではありませんが、結構ありますね。ただ、120万ぐらいの事故は以前あったことがありましたね。 それとですね、確認していないので、おそらくということになりますが、先般の台風とかの強風や豪雨の影響は相当あるでしょう。この頃各地で多いですからね。   3.最後に というわけで、ランキングのデータから見る、事故の種類は、大半が、「水災・風災・雪災など」であるということでした。ちなみに約6割(21,025/34,984)が「水災・風災・雪災など」で占めます。 それから、件数ではなく金額ベースで見ますと、第一位がやはり「火災」で、件数ランキング第一位の「水災・風災・雪災など」は第三位ということでした。 それでは今回はこの辺で。

地震保険を安く契約する方法

今日は、地震保険を安く契約するための割引をご紹介しちゃいます。 地震保険は、来年の7月には値上げが決定されています。こういった割引制度は保険料コストをダウンするための手段として有効ですので、合理的に保険活用をするための参考にしてみてください。   1.割引の名称 建築年割引(けんちくねんわりびき)と言います。   2.割引の要件 対象となる建物の建築年月( 新築 時)が 昭和56年の6月1日以降 である場合に対象となります。 従って、例えば新築そっくりさん的に大々的にやった場合で、その時点が、 昭和56年の6月1日以降 であった場合でも、それが新築にあたらない場合は、あくまでも純粋な新築時点が対象になるかどうかの判断基準になります。なので、その時点が 昭和56年の6月1日以降 でなければ対象外となります。   3.割引率 割引率は、地震保険料の 10 パーセントです。   ※.地震保険は、現行制度上は、単独で加入することはできず、火災保険とセットでしか契約できないこととなっています。 従って、契約時の保険料というのは、それらの合計になりますので、この割引が適用となるのは、あくまでも 地震保険料の部分 に対してです。   4.割引に必要なもの(確認資料) その建物の建築年月(新築)を含めた詳細が判る 公的書類の写し が必要になります。 例) ※.いずれか1通。 ・登記事項証明書(発行日の定めは特にありません。) ・登記簿謄本(発行日の定めは特にありません。) ・権利書 ・建築確認通知書 ・検査済証 ・その他   5.手続き方法 地震保険および火災保険を契約するときに、4の確認資料を担当の保険代理店に提出すればOKです。   6.最後に:出すのは一回でOKなので是非割引を はい、というわけでですね、割引率は1割ですから、地震保険料が2万円の場合は、2,000円が、その倍なら、4,000円が割引になります。ですから、長期に渡って考えれば決してバカになりません。加えて、確認資料の提出は一度でOKですので、契約更新の都度出す必要はないわけです。 なので、コストもコストと言うほどかかりませんので、是非申請しておくべきでしょう。

保険のプランを決めるときに良く検討したいポイントまとめ

日々仕事で、保険の契約内容について、顧客と打合せをしていますと、内容はある程度やりたいけれど、予算的に厳しいなんて場合があります。 あちらを立てるとこちらが立たないみたいな話ですねぇ。 まあ、世の中ってそういうもんですけれど・・・。 ただし、保険のプランを決めるときについては幾つかの ポイントを踏まえる必要が あります。それらを踏まえればある程度予算を抑えた上でも結構納得したプランを作ることが出来るケースも多々あるでしょう。 それでは、以下にそのポイントをまとめてみます。   1.プラン決定時に良く検討したいポイント 1.補償額を設定するにあたり、本当に 妥当な金額はいくらぐらいなのか? 2.掛け捨ての保険は特に(積立型でも補償料の部分については同じ)無事に事故が無ければ、 保険料は払いっ放し で終わりである点 3.事故の発生確率はそう多くない(制度の仕組み上当然ではありますが・・・。) 4.事故の際に保険金でその損失を全額賄わなければならないという決まりは無い(つまり、 必ずしも全額保険で賄う設定で考える必要はない のです。)   2.保険で準備しなければならないという決まりはない さて、というわけで、主に4点がポイントになります。 そもそも、 必要額の評価が間違えば、過剰にやろうとしていたり、また、少なかったりということになりかねません ので、注意が必要ですね。 それから、4ですけれど、ある程度お金があって、保険の世話になる可能性が低そうなものは、保険で準備する必要は、必ずしもないのです。 従って、その辺も踏まえ、あるリスクについて予め保険で準備するべきか、どうなのか考える。あるいは、保険で準備するにしても全部やるのか、半分なのか、8割程度なのか、といろいろ検討の余地があります。 それによって、負担する保険料が変わりますからね。2で上げたように、 多くの場合払いっ放しで終わる のですから。   3.最後に:どの程度保険で準備するか?という観点は欠かせない そういうわけで、もちろんケースバイケースなんですけど、全額保険で準備したいと思って検討しても、予算的に厳しい場合なんかは、 大部分は保険で準備する前提のプランにするにしても、何割かは、自己資金や、火災保険などでしたら、いくらかローンで何とかするという前提でプランを設計するのもあり でしょう。そうすることで、まと

自動車保険を通常よりも安く契約できる方法

今日は、自動車保険を通常よりも少し安く契約する方法についてご紹介しちゃいます。 しかし、この方法はですね、その保険会社により、やや違いますので、あくまで我々のところでの内容ということで、各社、いくらか違うということを予めご理解ください。   1.複数台の契約 さて、早速ですが、その方法は、俗に、セミフリートとか、ペアフリートとかって呼ばれています。 これは調べたわけではありませんが、自動車が10台以上の明細での契約のことをフリートと呼んでいますので、そこまではいかないけれど、複数台のものを、セミとかペアとかって読んでいるのだと思います。(たぶん。)   2.具体的な要件 簡単に言いますと、契約者およびその家族の自動車が2台以上の場合に、1契約にまとめることができます。そうすることで、通常よりも割引になります。これは、台数が多いほど割引も多くなります。 それから、通常、保険料は、1年契約で一括で払うよりも、1年契約で月払いする場合の方が5%高くなっています。それがなんと、このやり方なら一括の場合と同額になるのです。割り増し無し。 なので、一回でも12回でも総額が同じですので、選択の幅が拡がります。   3.気をつけたいこと ただし、払い込みは一箇所になります。例えば、親子とかで、財布が別なので、別々の口座から支払いたいという希望があるかもしれませんが、それはできませんという話です。あくまで、一箇所なのです。 それと、もう一つ、そこまで頻繁には無いようなことですが、車を買い替えたり、内容を変更したいような場合。追加料金が発生する場合になりますが、その料金を直ちに支払ってもらわないと変更手続きが完了できないことがあります。これは、12回払いの場合ですね。 例えば、翌月以上先の日付で変更するのなら問題は生じないのですが、そんなに前もってというケースはまずありませんので、12回払いのケースで期間の途中に内容の変更をする場合は、結構不便ですね。 あと、自動車保険は3年契約がオススメなんですが、このやり方ですと1年しか選べません。 ☆ 長期自動車保険については、コチラのエントリーが参考になります。   4.最後に:使い勝手はある ということで、昨年の制度変更で、 事故があり保険を利用した場合 、ますます3年契約の方が有利になるわけですが、このやり方をした場合の割引メリットは、確実

自動車保険の特約の要・不要

今回のエントリーは、先日あった以下の自動車保険に関する質問とその回答をご紹介します。みなさんの自動車保険の参考に。   1.質問) 自動車保険に入っていますが、なんかやたら特約がついているような気がするんですが、どう思いますか?   2.回答) 2-1.納得の上での契約という前提での回答 う~ん、契約なんで、ご自分の選択の結果のはずなんですけどね・・・。 もしも、選択の結果で無いとすれば、大変な問題が生じますよ・・・。 もちろんあなたではなく、向こうが。 で、その辺のことは今回、あくまで納得の上契約をしてきたと言う前提で、お話ししたいと思います。   2-2.自動付帯のものと、任意付帯のものがある まずですね、一般論として、自動車保険の特約は、自動付帯のものと、任意付帯のものがあります。従って、自動付帯のものは、希望するとしないと関係なく付帯されますから、そこは実際考える余地はありません。 で、問題は、任意付帯の特約ですね。これは、文字通り任意のものなので、選択の自由があるわけです。 なので、不要と判断できるものは、やめればいいでしょう。その分保険料の負担が減りますし。 ちなみに今時は、自動車保険の特約削除なら、普通は、電話一本で手続きが出来ちゃいます。   2-3.何が不要かは、その人の状況や好みにより違う 何が必要で、何が不要かは、ハッキリ言って、その人の状況や好みにより違います。ですので、わたしが勝手に決め付けることは出来ないのですが、その判断をするにあたり、判断しやすくするためのアドバイスとして、 1.その保険にどこまで求めるのか? 2.いったい何のためのものなのか? 3.どうなら納得できて、どうなら納得できないのか? というような観点で考えてみると判断しやすいでしょう。 また、一般の方だとどうしても、見えない、気付き辛いリスクがあるので、専門家に相談し、意見を聞きながら決めましょう。   2-4.事故が無ければ、保険料を払いっぱなしで終わり それとですね、掛け捨ての保険は事故が無ければ、保険料を払いっぱなしで終わりなので、事故の発生確率を考えても、多めにやっても勿体無いだけですから、上記3あたりを良く検討するといいですよ。 あと、目的にあっているのならいいのですが、特に自動車の事故とは関係の無い特約や無くても影響が無いような特約もありますので、その辺もご確

車庫や塀も普通に火災保険の対象になる可能性が

完全に冬になりましたね。あと少しで、クリスマス。それが終わると、1週間ぐらいで年越し、お正月となり、また新たな一年が始まりますね。 昨年の今頃は、衆議院選挙の最中で、年内に再度政権交代が行われ、あっという間に、円高が是正され、株価もドンドン回復しましたね。 本当、変わるときは、一瞬で風向きが変わる。 来年も良い意味で変わることを期待したいと思います。 さて、わたくしは、本日、早めに年末調整の事務を済ませ、各役所に必要な書類を出し終えました。税務署は、ネットで済ませましたが、市役所は、窓口に行きました。年に一度なのでやり方とか忘れてしまうんですよね。(笑)実際は、大した内容ではないのですが・・・。 慣れないことをやると、妙に神経も使うので、疲れますし、ストレスにもなるので、次回は、何か良いサービスがあれば、利用してみたいと思います。 はいっそれでは、前置きはこのぐらいにして、保険の話を少々していきます。   1.意外とある強風による事故 寒い季節や春先と言いますと、強風による事故の連絡が来るイメージがあります。 で、具体的にどんな事故なのか? 1.車庫の屋根が風で破けた。 2.塀が風で倒れた。   2.建物の火災保険で対象になる? これ、住宅の場合は、建物に火災保険をかけていて、特別除外にしていなければ、いずれも通常、対象となる事故なんですね。 で、住宅じゃない建物の場合は、約款上「保険証券に明記されていない場合は、保険の対象に含まれません。」とか書いてあったりするので、対象とならないのが原則で、明記すれば対象となるということになります。 ただ、以前その辺のことを確認したところ、我々の取引をしている保険会社については、ちょっと変なロジックだったんですが、「保険証券には対象にならないと明記してないので、対象になる」とか変なことを言っていました。 約款には「保険証券に明記されていない場合は、保険の対象に含まれません。」とか書いてあるわけですから、実際に、保険証券に、建物の補償範囲として、車庫や塀も含まれると書いてある場合には、それらも建物の範囲として対象になる、と解釈するのが自然なわけですが・・・。 まあ、顧客有利になるので、問題ないということなのでしょうけれど。おそらく、現物見たことないですが、証券には基本的に明記されてくるのでしょう。 ならば、変な論理で無理やりやるん

事故が多いと自動車保険に入れなくなる?

なーんかこの頃の傾向として、これまでに全く事故が無かったのに、一度事故ると、立て続けに事故を起こしてしまう人が割りと増えているように感じます。   1.人間の習性:結構楽勝じゃん!!! たぶんなんですけど、当然のことながら、保険料を納めているので、保険を使うことができるのですが、事故っても、「なーんだ、保険を使えば簡単に修理して元通りになってくるんじゃん!!」「結構楽勝じゃん!!!」みたいに、本能的に思ってしまうのではないだろうかと思います。 一応ですが、別に嫌味を言っているわけではなく、人間の習性と言いますか、傾向と言いますか、事実を事実として客観的に見た感想を言っているだけですので・・・。   2.どこかでそういった甘さみたいなものが、あったかも 実はわたしも、数年前に立て続けにロードサービスを使ったことがありました。(自動車保険についているJAFのようなサービス) もちろん、意識的に「トラブっても楽勝じゃん!!!」とかは思っていませんでしたが、今思うと無意識のうちに、どこかでそういった甘さみたいなものが、あったかもしれないと率直に思うところです。   3.対処は出来るが良いことは無い さて、それでですね、事故っても保険で対処できると言っても、特別なケース以外では、基本的に保険は使えば、保険料が上がります(これからますます)し、修理に入れたり、場合によっては、ケガをしたりと良いことはありませんのでね、是非気をつけたいところですね。   4.損害保険会社にも契約を引き受けるかどうかの自由が それと今回一番書きたかったことなんですが、もちろん事故はわざとじゃありませんし、気をつけていても、起きるときは起きてしまうものなのですけど、ただしかし、損害保険会社も公共性は高くても民間の株式会社です。 つまり、みなさんが契約を申し込むかどうかの自由があるように、損害保険会社も契約を引き受けるかどうかの自由があるのです。加えて、平均的な人よりも事故が多く、保険金の支払いが多い人がいれば、それは、制度的に全体の保険料の引き上げを行わなければならなくなる原因となります。   5.一部の人が原因で、保険料を値上げすることに 繰り返しますが、わざとではないのは、充分承知をしています。しかし、わざとでなくても、結果として、平均的な人よりも多いとなれば、それは即ち、みんなで出し合ったお金を

自動車保険は、やはり車両保険付きで?

今日ご紹介するのは、先日受けた自動車保険に関するQ&Aです。 自動車保険のプラン選択の参考にしてください。 Q. 自動車保険の見直しを検討中です。正直、どうしていいのかわからないのですが、そういう人向けのプランってありますか? A. あのですね、最終的には、好みや目的により違うのですが、一応、特定の自動車を運転した場合のための保険ということを基本として考えて、特に余計なものはやらない場合には、わたしは、以下の3パターンを基本補償として提案しています。 【パターン1】 相手(人・物) :無制限 搭乗者(人身傷害(搭乗中のみ)) :無制限 自車(車両保険) :一般条件 その他特約 :なし 【パターン2】 相手(人・物) :無制限 搭乗者(人身傷害(搭乗中のみ)) :無制限 自車(車両保険) :車対車+A その他特約 :なし 【パターン3】 相手(人・物) :無制限 搭乗者(人身傷害(搭乗中のみ)) :無制限 自車(車両保険) :なし その他特約 :弁護士費用特約 それぞれの提案理由 1.相手(人・物)について まず、相手(人・物)については、可能性は低いせよ、高額なケースになると、2、3億円いくことがありますし、多少補償を下げてもあまり料金的に差が無いので、無制限を提案。ここは、みなさんほとんどの人が、そうされていますし、異論はないでしょう。 2.搭乗者(人身傷害(搭乗中のみ))について 搭乗者(人身傷害(搭乗中のみ))についても、重度後遺障害など高額なケースでは、1億6,000万円などというケースもありますので、無制限を提案します。また、相手と同様に、5,000万ぐらいにしても、人身傷害が搭乗中のみの補償なら、差ほど料金が変わりませんのでということです。 3.自車(車両保険)について 自車(車両保険)はですね、自己防衛の意味や、事故時の保険に対する満足という意味でも【パターン1】か【パターン2】が望ましいと考えますので、本来は、その2つを提案したいところです。そして、暴力団排除条項や無保険車などの関係で今後ますます自己防衛という意味で車両保険の重要性が高まるでしょう。 しかし・・・、やはり人には、それぞれ予算や考え方があります。また、買ったばかりの車もあれば、そうでない車もあります。そう考えると、やはり車両保険はそれなりの値段がしますので、【パターン3】もご用意してい

生命保険は三角に!四角い保険はムダがいっぱい

イメージ
今日は、生命保険のムダについてご紹介しちゃいます。 1.大半の人が何気なく3,000万 生命保険と言いますと、統計では、何気なく3,000万円の死亡保険に入っている人がとても多いという結果がでています。 そして、イメージとしても亡くなったら、いくら、入院したら、いくらというイメージが強いですよね。 しかし、実際は、もう何年も前から、様々なタイプのものが出ており、ユーザーの選択肢の幅は非常に広くなっています。   2.従来の保険は四角   さて、それでですね、従来のイメージの生命保険。何年も前からいろいろあると言っても、そのイメージがまだまだ強いのが現状だと思います。 そして、従来のイメージですと、四角い保険なんですよ。 四角です。 つまりですね、生命保険の契約が成立し、保障が開始してから、その契約が終了するまで、いつ亡くなっても、3,000万円なら3,000万円、5,000万円なら5,000万円貰えるというタイプです。   3.シンプルだけどムダ生じる このタイプは、非常にシンプルで解り易いという点はいいのですが、加入する目的よっては、ムダが生じるのですよ。 例えば、加入目的が、残された家族(主に奥さんと子供さん)への責任的な、自分が元気で生きていれば、 本来毎月提供し続けたであろう生活費を 一定の料金を払っていくことで、 自分に何かあったときには保険会社にその生活費を払って貰おう的に ですね、考えているとすれば、明らかに無駄が出てきます。 例えば、 30歳で、生命保険に加入し、65歳まで仕事をし、収入を得て暮らし、その後は年金で暮らしていくという設定 で考えた場合。 毎月の生活費が25万円なら、ご本人の生活費などを除いた場合、残された家族が同等の生活をしていく場合は、ザックリと単純にですが、20万円は必要でしょう。 それから、ご本人の職業にもよりますが、会社員と考えて遺族年金は10万円と考えた場合は、月10万円が不足することになります。 従って、その分を生命保険で手当てするようにする場合は、従来型の四角い保険ですと、 月10万円 × 12ヶ月 × 35年(65歳までの分。その後は普通に年金で生活という設定。) = 4,200万円の保障が必要と言う結論になります。   4.本当に必要な保障 しかし、これって本当に必要なのでしょうか? この設定で考えた場合たしかに必要