地震保険を安く契約する方法
今日は、地震保険を安く契約するための割引をご紹介しちゃいます。
地震保険は、来年の7月には値上げが決定されています。こういった割引制度は保険料コストをダウンするための手段として有効ですので、合理的に保険活用をするための参考にしてみてください。
1.割引の名称
建築年割引(けんちくねんわりびき)と言います。
2.割引の要件
対象となる建物の建築年月(新築時)が昭和56年の6月1日以降である場合に対象となります。
従って、例えば新築そっくりさん的に大々的にやった場合で、その時点が、昭和56年の6月1日以降であった場合でも、それが新築にあたらない場合は、あくまでも純粋な新築時点が対象になるかどうかの判断基準になります。なので、その時点が昭和56年の6月1日以降でなければ対象外となります。
3.割引率
割引率は、地震保険料の10パーセントです。
※.地震保険は、現行制度上は、単独で加入することはできず、火災保険とセットでしか契約できないこととなっています。
従って、契約時の保険料というのは、それらの合計になりますので、この割引が適用となるのは、あくまでも地震保険料の部分に対してです。
4.割引に必要なもの(確認資料)
その建物の建築年月(新築)を含めた詳細が判る公的書類の写しが必要になります。
例)※.いずれか1通。
・登記事項証明書(発行日の定めは特にありません。)
・登記簿謄本(発行日の定めは特にありません。)
・権利書
・建築確認通知書
・検査済証
・その他
5.手続き方法
地震保険および火災保険を契約するときに、4の確認資料を担当の保険代理店に提出すればOKです。
6.最後に:出すのは一回でOKなので是非割引を
はい、というわけでですね、割引率は1割ですから、地震保険料が2万円の場合は、2,000円が、その倍なら、4,000円が割引になります。ですから、長期に渡って考えれば決してバカになりません。加えて、確認資料の提出は一度でOKですので、契約更新の都度出す必要はないわけです。
なので、コストもコストと言うほどかかりませんので、是非申請しておくべきでしょう。
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