第2ラウンドだそうです。大組織って大変ね

保険手数料開示は序章にすぎず 金融庁VS銀行の第2ラウンドへ  :日本経済新聞

なかなか刺激的な見出しだと思い目を通してみた。

したら、2点について書いてあった。

金融庁VS銀行界の水面下での戦いは金融庁の完勝。しかし、これで終わりではない。ある金融庁幹部は「保険の手数料開示はキックオフにすぎない」と話す。視線の先にあるのは(1)投資商品全般の説明方法(2)開発から販売に至る金融機関の系列関係に伴う利益相反の問題だ。

詳しくは、元記事を見てもらえればと思うが、構造が複雑な金融商品について、判りやすい充分な説明がなされているのか疑っている、と。

それと、提案する商品が、グループ会社の商品を優先的に提案している可能性について。要は、そうした方が、グループ全体として見た時に美味しいという話。

なので、そういう辺りについて、今後着手していく方向らしい。

なので、多分説明義務の強化とか、具体的提案理由の書面作成義務化とか、そういう銀行員としてウンザリする方向に行くのではないかと。

ちなみに、保険については一定の要件を満たす、保険代理店(銀行やショップ含む)は、そういう面倒くさい仕組みが既に導入されたように記憶している。なにせ、自分のとこは、それに該当しないもので。

しかし、大組織って大変だなぁ。。別に同情まではしないけど、今まで儲けていたやつが、ダメになったんで、他をみつける。すると、そこがまたダメに。で次を見つける。で、またダメに、みたいな感じだよね。

普通、商売やってれば、みんなそうなんだろうが、しかし、銀行の場合は国の規制とかでそうなって来るわけだからね。マイナス金利は政策の関係だけど。客がそのサービスをあきたり、景気の関係で、というわけではないんだよな……。

 

だいたい、複雑な構造の金融商品をキチンと理解するよう説明するって、限界有るでしょ。だから、最終的には、相手にOKか聞いて、あと、サインしてもらう、というやり方を取らざるをえない。

なので、書類の枚数や文言が変わるだけなんだろうな。銀行員は面倒な仕事だわ。サラリーマンで、自由も少ないだろうし。小説なんか読んでるとかなりウザそうだ。

なので、実態として、役所が考えているぐらいの理解度ってのは、実際無理なんじゃないかな。そんななら、銀行でその商品買おうとしないでしょ。

自分が銀行員なら、シンプルなやつだけ売りたいと思うだろう。というか、面倒くさくて辞めるだろうな、と。

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