人は見た目が大事?

昨夜読んだ本の内容で、ズキュンと刺さったところがあった。その本は、自分の好きな本で、ちょくちょく良く開く本だ。


こちら。



現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書)

現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書)




 



論語と算盤。言わずと知れた、古典の、現代語訳。日本経済の父でしたっけ。今ある上場企業の多くを作ったと言われる、渋沢栄一さんの本ですね。


で、いいことが色々書いてあることは間違いないし、現代語訳なんで、非常に読みやすくてオススメなんですが、その中で、昨夜、刺さった言葉を紹介しましょう。



世間には、冷酷無情でまったく誠意がなく、行動も奇をてらって不真面目な人が、かえって社会から信用され、成功の栄冠に輝くことがある。これとは反対に、くそ真面目で誠意にあつく、良心的で思いやりに溢れた人が、かえって世間からのけ者にされ、落ちこぼれとなる場合も少なくない。 



 



人の心の善悪よりは、その「振舞い」の善悪に重点がおかれる。しかも、心の善悪よりも「振舞い」の善悪の方が、傍から判別しやすいため、どうしても「振舞い」にすぐれ、よく見える方が信用されやすくなるのだ。



 



だから「志」の善悪よりは、「振舞い」の善悪の方が人眼につきやすいのだ。こうして口がうまく、おべっかを使う人間が世間でもてはやされたりする。逆に、耳の痛い忠告をしたり、良心的で思いやりある人が足を引っ張られ、 「なぜお天道様は、こんな不正義を許すのか、お天道様は正しいのか、間違っているのか」 というなげきを漏らすことになる。これに引き換え、悪がしこい人や、表面をうまくとりつくろう人は、比較的成功し、信用される場合が出てきてしまうのだ。



これ、いずれも同じことについて言っている話なんですが、要するに、振舞い?見た目ですね。言葉とか、態度とか。そうしたものがいかに大事かについて書いてありました。言われると身に沁みますな。


だから、悪いやつでも、それなりに結果を残す、と。一方誤解されやすい人は、本当はいい人なんだけど、あまり、信用されなかったりとか・・・


なので、俺は、中身派だ!!って人も、こうした世の中の性質を踏まえ、ある程度丁寧にと言うか、その辺も大事にした方が、信用され、物事上手く行きやすいのだと思われます。


なぁんか、昨夜は刺さりましたな。自分もそんな爽やかな方でもないので、むしろその逆・・・


態度、言葉、見た目・・・ 


 



現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書)

現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書)




 



 


 


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