猪瀬直樹さんの昭和23年冬の暗号の中で印象的だったところ
猪瀬直樹さんの昭和23年冬の暗号を読み終わりました。以下に特に印象的だったものを書いておきます。
第二次世界大戦のあと、A級戦犯が起訴されたのは、昭和天皇の誕生日で、
東京裁判がスタートしたのが、新憲法、つまり今の憲法が施行された日。
そして、A級戦犯が処刑されたのが、平成天皇の誕生日、
ということ。
こうやって、GHQは、日本人へインパクトを与え続ける作戦だったんだろうなぁ。毎年思い出すように。2度と戦争の方向へ行かないように、各日に設定したのだろう。封じ込め的な。
こういうことは結構外交の世界では行われるらしいことを先日YouTubeで聞いた。この前も台湾の関係で中国に対し、アメリカや日本でワクチンの提供の絡みかなんかだったと思うが、飛行機の日を中国にとって特別な過去の事件の日に合わせたらしいことを聞いた。
そうやって、密かにメッセージ性を持たせたようだ。関係者であれば当然に気付くことなのだろう。
コメント
コメントを投稿