「認定保険代理士 髙橋 則彦のちょっと使えそうな話 平成24年2月号(5)」
価値と価格
現在日本は、20 年以上も経済成長をしていません。その間ずっと、ほとんどの物価が下がってしまいました。いわゆるデフレですね。
しかし、このような状況でも、それぞれの業界で価値に対する価格のバランスの良いものは良く売れており、業績も良いことから「日本経済の姿は極めて正常なのであって、「景気が悪い」との指摘は当たらない。」加えて、「毎年、40 万人ずつ働く人が減っている状況でGDP(国内総生産)が上がっていったら、それこそ奇跡だ。」と指摘する専門家もいるほどです。
景気が良いとは言えないけれど、安くて良い物であればちゃんと売れると言うことのようですね。
と、同時に昔よりも消費者の選択肢が増えたぶん競争が激化していて、弱肉強食化が鮮明になっているともいえますね。
※ GDPとは、経済を総合的に把握する統計である国民経済計算の中の一指標で、GDP の伸び率が経済成長率に値する。
増税
東日本大震災から間もなく1 年が経とうとしていますが、今の話題は、やはり消費税の増税についてと言ったところでしょうか。
増税に熱心な勢力と増税に反対の勢力のぶつかり合いが展開されているわけですが、裏で主導しているのは財務省であると一般に言われています。ここでやや不思議に思うのは、官僚と言えば、天下り、裏金、無駄遣いというイメージで、場合によっては、官僚というだけで犯罪者のような目で見られるなどという話も聞いたことがあります。
ただ一方では、悪い人は、本の一部でまじめな人がほとんどだとも聞くことがあります。
いずれにしても何故国民から感謝・信頼されるような行動にでようとしないのか不思議でなりません。
おかしな目で見られて嫌じゃないのか。
自分さえ気持ちよければ良いのかと聞いてみたいものです。
自分さえよければということでしたら凶悪な犯罪者や暴力団あたりと何ら変わらないと思います。
話は変わりますが、某有名経営者の方で、一切の税金、社会保険料を辞めて全額消費税で賄うようにしてはどうだろうと言っている方がいました。かなり思い切った発想のような気もしますが、なかなか面白い感じもします。これをやれば確定申告も不要になりますし、税務署、社会保険関係の職員も少なくて済む。そして、なんと言っても分かり易い。これが一番のメリットだと思います。
2 歳
うちの犬も昨年の11 月25 日を持ちまして2 歳になり、人間で言えば20歳位(成犬)と言うことになります。
しかし、我が家に来たときよりもずいぶん犬らしさが向上してきて、逆にうるさくなった気がします。
病気することも無く元気で頼もしい限りなのですが、やはり何でも程よい加減はあると思います。
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