保険活用も情報収集が重要
このエントリーでは、保険も他のものと例外ではなく、情報収集が凄く重要であることについて書きました。具体的にどうすれば良いのか興味がある人はご覧ください。
まずは、以下の記事をご覧ください。
『保険会社が知られたくない生保の話』後田亨氏マネー著者行間を語る
2013/10/27 7:0010月上旬に発売した「保険会社が知られたくない生保の話」は、日本経済新聞電子版に2011年7月から連載しているコラムから9つのテーマを選び、主な記事を大幅に加筆修正・再構成した本です。一言でいうと、私自身が生命保険について「もっと早く知りたかった。もっと早く気づけばよかった」と感じることを書き連ねています。
「保険会社が知られたくない生保の話」(日本経済新聞出版社)
例えば医療保険。一般には人気が高い商品ですが、保険業界で働き保険をよく知る人たちはこの保障を重視していません。貯蓄型の商品にしても、利率が下がる前に保険会社の人たちが「駆け込み加入」していたのは1990年代後半までのことです。
では、こうした「保険のプロ」たちが入っているのはどんな保険なのか。実は世帯主の万が一に一定期間備える程度の、安価な団体保険だったりするのです。私が保険の仕事を始める前にこんな事実を知っていたら、保険に使うお金と時間はずいぶん違ったものになっていただろう、と感じます。
思えば、転職した保険会社で最初に教えられたのは、「保険は、加入者から集まったお金で不幸があった家庭などを助ける『相互扶助』の仕組みである」ということでした。それなら、保険に関する知見は保険会社の人たちと消費者との間で相互に共有されるべきだと思います。
日本経済新聞WEBサイトより
1.保険に限ったことではありません
つまり、一般の消費者と保険のプロとでは保険の入り方が違うと書いてあるわけです。
言い換えれば、情報量の少ない人と多い人では、違うと言えます。
・・・・・・・。
これって、世の中なんでもそうなんですよね。
別に保険に限ったことではないのです。
スーパーで買い物をするときも家電を買うときも情報が豊富な人の方が、安くていいものを買えるでしょうし、ビジネスでも情報量が多い方がビジネスチャンスが豊富になり、成功できる確率も高まる。
なんでも同じなんですよね。
2.セカンドオピニオンと誰に意見を求めるか
ですから、この記事にも「・・・・・・を知っていたら、保険に使うお金と時間はずいぶん違ったものになっていただろう、と感じます。」と書いてありましたけれど、情報収集はとても重要なのです。
オススメは、セカンドオピニオン的に、現在加入中のプランについてや見直し案について何人かの専門家に意見を聞いてみるのがいいでしょう。
そうすることで、自分の情報量も増えますし、誰の言っていることが、より自分の求めているものに近いかも判るはずです。従って、保険を合理的に活用するための、いわゆる合理度が高まるのです。
ですから、そうなってくると重要なのは、誰に意見を求めるかです。
これは、人を見る目ということもあります。しかし、選び放題というわけでもないですから、実際は、どんな感じのところと、どんな感じのところにみたいに考えるようになりますね。
3.意見を求める先
ここで生命保険について考える場合、実際に意見を求める先は、どんなところがあるのかを示します。
1.いわゆる国内生保に所属する外務員さん(レディーさんとも言われます)
2.ソニー生命や外資系生保に所属する生保マン(ソニーではライフプランナーと言っています)
3.大手のフランチャイズ展開をしている保険代理店(保険の〇〇とか〇〇の保険プラザとかそういうとこ)
4.地元に張り付いてやっている保険代理店
まあ、こんなところですね。
4.実際のところどこに意見を聞くべきか
その中でも1とか3については、何人か聞いてもあまり意味がないでしょう。
1についてはいい評判を聞いたことがありません。
3については、先日の報道でも明らかになった通り、顧客のリクエストよりも手数料の高い保険商品を優先して提案する方針だそうなので・・・。それと同じようなところに何箇所か聞いたところで同じような意見しか来ないでしょう。
あと、4は人によって結構違う意見があるかもしれませんから、何人か聞くのもいいでしょう。
ただ、そうは言っても何人も聞くのは大変でしょうから、現実的には全部で2~3人ぐらいがいいとこですよね。
そうなると、1はないとして(笑)、3は試しに聞いてみるのは面白そうですが、現実的には、2と4とか、2と2とか4と4とか、それ+もう一箇所とかがいいですね。
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