国内生保は普通に高い
ビジネスジャーナルで、保険活用について、まともな感じの記事がありましたので、ご紹介してみます。
プロが選ぶ“入ってはいけない”ワースト1の保険とは?確実に積立が減り、負担がアップしていく 2013.11.21
保険は不測の事態に備えて加入するものだが、あれもこれもと特約をつけていくと月々の保険料がけっこうかさむものである。そのせいか、「掛け捨てはもったいない」と考える人は少なくないようだ。
これは、保障してもらうための保障料を支払うとか、保障を買うという感覚が少ない特に年配の層の人にあることですね。なので、若い層の人は掛け捨て派の方が多いように日々仕事をしていて感じます。不況に伴うリターンの悪さも関係してるでしょうけれど・・・。あと料金については、元々、割高な保険会社に加入すればそれは・・・という面はかなりあるのと、やたらめったら過剰な感じでやればそれなりの値段になることも間違いないです。
確かに掛け捨ての場合、平穏無事に過ごせれば戻ってくるものはない。そのため、積立型のほうが魅力的に見えるのだろうが、よくよく理解して入らないと痛い目を見ることになる。とりわけ注意が必要なのが「アカウント型保険」だ。
このアカウント型の商品には、「ライフアカウントL.A.」(明治安田生命)、「ライブワン」(住友生命)などがある。
アカウント型保険は、保障と積立(アカウント部分)の2段構造になっている。毎月の保険料が、それぞれに振り分けられる仕組みだ。アカウント部分に積み立てられたお金は、保障の見直しに充ててもいいが、引き出して旅行や養育費など好きなように使えるのが特徴である。
保障がありお金も貯まる、自由に引き出して使える、ということで、アカウント型保険はいいことづくめに思えるかもしれない。ところが、専門家が常にワースト1に挙げるほど、とんでもないシロモノなのだ。
●積立が、ほとんど増えていかない仕組み
アカウント型保険は、正式には「利率変動型積立終身保険」という。この名称は一見すると終身保険のようだが、実は終身保険ではない。更新型の定期保険と積立を組み合わせたもので、保険料払込期間が終わったあとに終身保険を購入する権利があるというだけである。
では、アカウント型保険の実態とは、どういうものなのだろうか。主契約はアカウント部分で、医療保障や死亡保障など、保障に関する部分はすべて特約。期限が来れば更新しなければならず、そのたびに保険料は上がっていく。値上がりした分をアカウント部分から充てることも可能なので、実際にはそれほど負担が大きくはならないことも多い。だが、確実に積立は減っていくのである。
しかも、この積立がクセモノだ。仮に1万5000円の保険料を払ったとしても大半が保障部分に回ってしまい、積立はせいぜい1000円余りといった具合なのだ。将来のために貯蓄をと思っても、とてもアテにはできないことがわかるだろう。
保険料の払い込みが終了すれば、その時点で一切の保障もなくなる。医師の診査がなくても終身保険に加入できる権利だけは持っているとはいえ、新たに購入しなければならない。この時、積立金を利用することはできるのだが、実際に貯まっているお金は微々たるもの。さらに高額な保険料を支払わなくては、終身保険には加入できないのだ。
オイシイ部分ばかりに気を取られてしまうが、素人が手を出すには複雑すぎるのがアカウント型保険。どんなに誘われても加入しないほうが賢明だ。必要最低限の保険に掛け捨てで入り、残りを自分で貯蓄したり運用したほうが、ずっとメリットは大きいといえるだろう。
(文=長尾義弘/フィナンシャル・プランナー)
1.国内生保は普通に割高なんですよ
これって要するに国内生保(N生命とかM生命とか)の話なんですよね。
国内生保の保険料はただでさえ割高なのに、ごちゃごちゃいろいろ組み合わせると良く解らなくなり易いんですよ。
2.シンプルが一番
ですから、他のエントリーでも「出来るだけシンプルに」と書いていますが、わかりやすさという点では、ごちゃごちゃいろいろやらなければいいという面はあるものの、やはりシンプルに単独でそれぞれの保障を契約するタイプがいいですよ。いろいろ状況が変わったときも見直しもし易いですし。融通が利くんですよね、何かと。
まあ、今時というか大分前から、国内生保以外の生保はみんなそんな感じなんですけどね・・・。
3.やはり情報収集は重要
ただ、中には、生命保険ってそういうものだと勘違いしちゃっていて、他に合理的な選択肢があることを知らない人もいるんですよね・・・。
なので、やはり情報収集は重要です。
4.違法ではないけれど不当に搾取しているような感じはある
でも変な話、国内生保も合法的に営業しているんですけど、何かやたら高いし顧客に解り辛い商品を提供し続けていることに鑑みると、すれすれのラインで不当に搾取しているようにも見えてしまうですよね。
5.顧客を喜ばせることができなければいずれ消滅する
しかし、それはそのサービスを買う客がいるから成り立っている話であることは間違いないので、一方ばかり攻めることはできないわけです。
というか、昨今、国内生保は、他の生保に客取られまくって、勢いは大分落ちてることを考えれば、要するに支持されなくなってきているわけですが・・・。
6.結論:一度検討を
そういうわけなんで、生保契約するときや現在、そういう感じの契約をしちゃっている人は、一度考えた方がいいですよ。
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