自動車保険は長期がお得
はじめに
このエントリーでは、先日、長期自動車保険だったがために、計算すると保険を使っても使わなくても更新後の保険料や等級が同じだったエピソードを例に挙げながら、長期自動車保険がお得である点について書いたものです。合理的な自動車保険活用の参考にしてください。
1:顧客が事故で一番興味があること
え~、先日のことになりますが、ある顧客から、車を運転中に飛び石事故にあったので、保険に請求する場合についての問合せがきました。
で、その人は、車両保険の契約がありましたので、対象になることも含め一通り説明をしたわけです。
それで、顧客が保険に請求をかけるかどうか判断するにあたり一番興味があるのは、保険を使った場合に更新後どの程度負担が増えるのか?従って、どのぐらいの修理代金だと保険で修理した方が良いとか損とかそういうことです。
2:1等級ダウン事故
それで、その事故は通常の事故と違う事故でしたので、いわゆる1等級ダウン事故にあたるわけです。ですから、1年契約の場合は、現在の等級から1等級下がり、さらに1年間事故有等級となるので、それなりに保険料が上がる計算になるのです。しかし、今回の顧客の契約は、3年契約ですので、所定の計算式で計算することになります。当然今時は、手計算ではやりませんが・・・。
3:更新後の保険料も等級も同じという結果が
計算するとですね、その人は最高の20等級なわけですが、保険を使った場合でも、計算上、同じ20等級のままというシミュレーション結果がでました。
つまりですね、満期まで保険を使うようなことが他に無い前提で考えますと、今回保険を使っても使わなくて更新後の保険料も等級も同じという結果がでたのでした。
そして、そのことを説明すると、保険を使う方向で進めることになるのだろうなぁと思っていたら、じゃあ、ちょっと考えますみたいな感じだったのには、やや驚きでした・・・。本当に、世の中いろいろな人がいるものですね。(笑)で、最終的には、保険で修理することになりました。
最後に:合理的にやりたければ長期で!
さて、それで今回ですね、何を伝えたかったのかと言いますと、自動車保険は長期がお得ということです。いつまでこのメニューが用意されているのかは判りませんけれど、あるうちはこのやり方がオススメです。
毎年検討する必要もありませんし、途中で制度変更があっても料金も中身も当然満期までは変わらない点もいいでしょう。結構チョクチョク変わっていきますからね。その度に頭の中を入れ替えるのは結構ストレスという人も少なくないはずです。
※.長期自動車保険については以下のエントリーも参考になります。
コメント
コメントを投稿