銀行での保険加入でトラブル続出!(らしい)契約の際は良く確認を
今日は、以下の記事なんかにも書いてありますが、銀行で保険に加入した場合のトラブルに発展している話を以前からチョイチョイ耳にしますので、そのことについて書いてみたいと思います。
保険商品の銀行窓販、高齢者への強引勧誘でトラブル続出~虚偽説明、多額損失 | ビジネスジャーナル
念のためですが、別に銀行さんに恨みがあるわけではありません。ただ、銀行さんや車のディーラーさんは、新たな顧客との出会いや本業にからんで、保険などの他のビジネスチャンスがあると思うので、その辺は、率直に羨ましいなぁ・・・とは常々思っていますが・・・。
まあ、よその畑は良く見えるみたいに言いますし、外から思っているほど都合良く行っているかは別ですけどね。
さて、そんなわけで、注意喚起の意味でどんなトラブルに発展しているのかご紹介して行きたいと思いまーーーす。
一回に払うタイプの保険
生命保険には、一時払い終身保険というタイプのものがあります。
特徴は、生命保険なんで、亡くなったら(高度障害も)、所定の金額が貰えるといものなんですが、毎年とか毎月とか保険料を払っていくわけではなく、文字通り、一回に払うのが特徴です。
ですから、一回に払って、いくらか寝かせてから解約すると、いくらか増えるとか、亡くなったりした場合も、通常払ったよりも多く貰えるのがメリットです。
なので、使い勝手はあります。
お葬式代を予めその保険に入れておけば、亡くなったときの、本人口座凍結による、各種費用捻出対策とか、あと既に書きましたように、払ったよりは結構多めに保険金として支払われますから、そういった意味でもいいですよね。
それから、ある程度まとまったお金の運用先に考える人もいますね。普通に持っている人やサラリーマンとかの退職金とか・・・。
ただしですよ、ここからが、実際のトラブルの内容です。
普通預金と勘違い
主に高齢者の人に多いらしいですが、契約して一年程度で、解約すれば当然払ったのより少なくなります(元本割れ)。しかし、本人は預金のつもりだったりするので、
「話が違う!!!」
「だまされた!!!!!」
となってしまう模様です。
残念。お気の毒に。
えっ誰が???
契約は自己責任
普通に適正に手続きが取られているのでしたら、契約は自己責任ですから、自業自得ですね。
そうでなければ、事件の可能性あり。民事なら弁護士さんに、刑事なら警察に行ってください!
あともう一つ言えば、ちゃんと説明したとしても誤解が生じたのなら、供給側としては何らかの対策が必要ですね。
顧客側は、騒いでも解決するとは限らないので、予めそうならないようにしっかり、ポイントを抑えた上で契約する必要がありますね。
真相は分らないので、誰がほとんど悪いみたいなことを言うのは差し控えますが、いろいろ話題になるぐらいなので、やり方に問題はあるのでしょう。
たぶんですけど、
顧客に対して説明するときに、特にお年寄りに、
あくまで、預金ではなく保険なので、〇〇年以内に解約すると損(少なくなる)しますからね!
とか、冒頭の記事の例でも、おそらくモロにデメリットについて丁寧な確認はしていないのではないかと思ってしまうところです。
預金しておくより、率がいいですよ~、とか言ってやってんじゃないですかね。そうでなければ、普通そんなにトラブルにならないでしょう・・・。それでもなるなら、はじめから契約に必要な最低限の理解力が間に合うだけ無いのでしょう。ならば、契約にあたっての審査(保険会社が行う診査ではなく、手続きをする人間やその会社の判断)がしっかり出来てないことになりますね。
なので、書類にサイン貰って説明書渡して終わり。みたいな・・・。
後日・・・。
顧客:「お金必要になったから解約したいんですが・・・」
行員:「〇,〇〇〇,〇〇〇円」になります。
顧客:「はっ?いやいやいや少なくなってるじゃん!!!」
行員:「契約のときにご説明しましたように・・・。」
顧客:「いやいや、聞いてないし。ていうかふざけんなよ!預金だっていうから入ったんだぞ」
みたいな。
最後に
いかがだったでしょうか。保険の場合は、普通預金と違い解約時期により元本割れの可能性があります。また、変額タイプだと、株式や債券のように変動するわけですから、そもそもとして、将来どうなるのかわからず、契約にあたり、そこは最低限抑えておかなければならないポイントです。
やはり、相手の説明だけではなく、自分から良く確認する必要がありますね。
それと相手を良く選びましょう!
それでは今回はこの辺で。
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