教育資金の一番良い貯め方は何なのか?
教育資金は「学資保険」で貯めるのが正解? | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉:日経BPオールジャンルまとめ読みサイト
前野:こんにちは。ファイナンシャルプランナーの前野彩です。
編集部:ズバリお聞きしますが、教育費を貯めるときの一番良い貯め方は何ですか?
前野:実は… 誰にとっても「良い」貯め方というのはありません。例えば、元本保証はないけれど増える可能性がある投資信託を「良い」と思う人もいれば、大きく増えなくてもいいから元本保証の預貯金が「良い」と思う人もいますよね。だから「良い商品」というのは、「自分の性格や希望に合った商品」ということなんです。
編集部:なるほど~。でも、教育費というと学資保険のイメージが強いですし、わたしたちの親世代も「学資保険に入ったの?」と気にしていることが多く、孫の教育費は学資保険で考えているようです。
前野:親世代が学資保険について考えていた時代では、支払う保険料の合計よりも受け取る保険金の合計額の方が多かったので、どの学資保険でも大差なかったのですが、今は支払った保険料総額よりも少ないお金しか受け取れないものもあります。商品性を理解したうえで納得して加入していれば問題ないのですが、ご相談者の中には実際に元本割れしていることに気付いていなくて、相談時に驚く方も多いのです。
ちょっと面白いやりとりがでていたのでご紹介。
この記事、タイトルである程度お判りのように、子供の教育資金を貯める方法について書かれた記事なんですね。
で、編集部の方の、
編集部:ズバリお聞きしますが、教育費を貯めるときの一番良い貯め方は何ですか?
という質問に対して、この前野さんという人は、
前野:実は… 誰にとっても「良い」貯め方というのはありません。例えば、元本保証はないけれど増える可能性がある投資信託を「良い」と思う人もいれば、大きく増えなくてもいいから元本保証の預貯金が「良い」と思う人もいますよね。だから「良い商品」というのは、「自分の性格や希望に合った商品」ということなんです。
という風に答えています。
わたしも保険の活用の仕方についてアドバイスをしたり、プランを考えたりするわけですが、あまりに可笑しかったもんで、記事にしてみました。ww
基本何も答えていない
全文を読むためには、会員登録が必要だったので、あくまで全文は見ていないのですが、公開されている内容を見た限りでは、この人普通にアホですね。www
この答え方の時点でその人のレベルが分かります。
基本的なこととして、人によって、価値観や好み、理解力、判断力など物事を判断するにあたり影響する部分に差があるのはまったく当たり前の話で、知識など情報量については、専門家のアドバイスを受けるにしても、その上でも好みという点だけでなく判断に差がでることは普通にあるわけです。
ですから、
誰にとっても「良い」貯め方というのはありません。
「良い商品」というのは、「自分の性格や希望に合った商品」ということなんです。
などとコメントするのは、何も答えていないの一緒です。www
この人に直接的な恨みはないが、聞いていてアホらしくなる。
先方は何が知りたかったのか?
当然のこととして、この質問者の人の心の中身は判りませんから、あくまで一般的な話としてですが、こういった場合、いろいろと詳しい人間として、ある目的、この場合ですと、教育資金を合理的に貯める方法としてですね。何が一番合理的な方法だとあなたは考えますか?という質問なんですね。
ですから、相手は、この人の意見を聞きたかったはずなので、この人は、目的に対する自分のベストと思う方法を、自分の意見として答えれば良かったのです。
それから、好みによって違うみたいな話は、それぞれ個別の結果(選択)としてそうなるだけの話です。ですから、目的達成に対する手段の合理性という意味とは違う話だったりもするのです。
わたしの意見
教育費の場合かなり長期になる
というわけで、これまでにも教育費の貯め方については書いていますが、普通、学資保険などを使う場合、その積立期間は20年ぐらいになります。
従って、かなり長期になります。
通常、資産運用などの投資は最低でも5年~10年で考えるべきだと言われていますが、教育費の場合は、そんな話ではなく、その倍以上の期間が普通なのです。
ですから、当然多少のリスクを取っていくのが合理的なやり方でしょう。
そんなに大げさな話ではない
こういったことに対する知識や経験がほとんどない人の場合、リスクと聞いただけでも、丸裸になるのではないかと考える人がいます。そして、一切リスクを取らないように考えます。実際は、本人がそのつもりでもリスク0%などという方法は存在しないのですが・・・。
しかし、まったくそんな生きるか死ぬかみたいな大げさな話ではなく、長期投資の場合は、ちゃんと分散投資をやれば、株式や債権などで運用してもそんな大げさな話ではありません。
結論
というわけで、一部の投資が得意な人を除いて、一般の人には、わたしは投資信託をオススメします。
投資信託は、専門家が代わりに運用してくれます。
以下の本では長期投資の場合、投資信託がいかに合理的な方法なのかデータでも示されていますので、良かったら見てみてください。
長期なのに預金だとか、保険だとかで積み立てるなど考えられません。
それとこちらの本も何かと参考になるでしょう。
それでは今回はこの辺で。
コメント
コメントを投稿