地震保険の調査結果、実際はほとんど参考にならないものだった。というか、や りようでしょ!!
内閣府が10日に発表した平成25年の「防災に関する世論調査」によると、地震保険に加入していない人に、非加入の理由をたずねたところ、最多の29.0%の人が「保険料が高いから」と回答し、保険料の金額が加入のネックになっていることなどが明らかになった。
う~ん。どうなんだろう。
大地震に備える対策として、「地震保険に加入している」をあげなかった人(1908人)に対して、地震保険に加入しない理由を聞いたところ、
最も多いのは「保険料が高いから」(29.0%)で、
以下「地震保険だけでは、家を再建できないと思うから」(15.0%)、
「地震保険の内容がよく分からないから」(14.0%)
などとなっている。
あくまでも、加入しているをあげなかった人の約3割
具体的に見ていくと、これは、【「地震保険に加入している」をあげなかった人(1908人)】の約3割という話。
なので、そもそも加入している人も合わせた全体での数字ではないので、そんなに注目すべき数字とも思わない。
またこの調査は、
この世論調査は2013年(平成25年)12月に、全国5000人の20歳以上の男女を対象に行なわれたもので、前回は東日本大震災前の2009年(平成21年)に実施されている。
ということだけれど、本当に値段を検討したのだろうか・・・。地震保険は都道府県ごとに料率(値段)が違うのだけれど、地域によってやその人の所有しているもの、経済事情によっては、高いと感じることはあっても、料率自体は、火災保険の部分からみるとかなり低め。
最終的には、価値観や好みなんかの問題だろうけど・・・。
わたしの地域(福島)の場合
あと半年ぐらいすると上がる予定だけど、わたしの地域(福島)だと、
料率は木造だと1.0なので、1,000万円だと、今なら年間で1万円とか。(改定後は、13,000円)
鉄骨とかだとその半分の0.5なので、1,000万円だと、今なら年間で5,000円とか。(改定後は6,500円)
たしかに東京とかだと、大分違うけど・・・。
ただ、入り方の問題もあるので、物価も違うだろうし。
火災は入るけど、地震は入らないというとバランスが悪くなるので、予算の許す範囲で全体に下げたりしてバランスをとって入るのも一つだな。
家財の場合しれたものだったりもする
あと建物なら、それなりの金額入る必要性がある場合も少なくないだろうけど、家財なら必ずしもそうではない。そしたら、例えば、家財に300万とか500万火災を契約する場合は、半分の150万とか250万が契約できるMAXだから、保険料的にも、
福島だと、木造で年間3,000円とか、5,000円。
鉄骨とかで、1,500円とか2,500円。
東京とかだと、現状で、3~4倍なので、
木造なら、9,000円ぐらいとか15,000円ぐらい(年間)。
鉄骨は、5,000円ぐらいとか8,450円(年間)。
わたしに関して言えば
ちなみに、わたしなんて建物はある程度かけてますが、家財は本当に少しなので、その家財の年間の地震保険料金なんて、本当にしれたもの。まあ、建物にしても問題にするほどの額でも無いけど・・・。
それでも、それなりの補償額はあるわけだから、やはり、やりようということはかなりある。
おそらく、契約の時に、こういう説明をしてもらえていない人が大半なのだと思うところ。具体的に、考え方とか、値段とか、あと選択肢を示してもらえれば、そのぐらいなら、やりたいという人は多いはず。といのが実務での印象。
ただしかし、今回のような人達が、全体の何割を占めるのかが不明なので、コメントするにも限界がある。例えば、わたしは、統計の専門家ではないので、単純に今回の数字だけで、考えて問題ないのかは判らないが、仮に(1,908×29%/5,000)その場合でも、1割程度。
おそらくその人達にもしっかりコンサルをすれば、もっと数字は下がると思うので、いずれにしてもそんなに大きな数字にはならないだろう。
なので、この記事の数字は本当に、極小数の人を見つけてきて、「こうでしたー!!」みたいなことを言っている可能性も少なくない。
最後に
というわけで、今回の調査の数字は、何かを判断する材料としては、ほとんどなりえませんので、そういう風に思っている人も幾らかはいるんだとお考えください。
それから、上の方のわたしの地域(福島)の場合のところで、ちょいと触れましたが、今年(2014年)の7月から地震保険上がりますので、その前に長めに契約しておくとお得ですよ!契約はお早めにww
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