火災保険は劣化などの自然の消耗(メンテナンス不足)は対象外
今般の大雪により、いくつか問い合わせがあり、その中で、火災保険では雨漏りはどうなんですか?という問い合わせがあった。雨漏りになった具体的な原因を聞くとよく判らないらしい。
雪の影響で雨漏りというケースには出会ったことがない
で、こういった質問ってたまにあるのだが、ほぼ、いずれの場合も年月とともに劣化しているというケースが大半。というか、雪や雨により、強烈に屋根などに負担がかかり、雨漏りするような状態になったというケースには未だ出会ったことがない。というか、長年の負担(劣化)ではなく、一度程度の雨や雪で、ところどころ雨漏りするような状態になるということは、性質的にまず無いだろう。あるとすれば、雪の重みで、屋根が沈む(家全体が潰れるような感じ)とかのケース。というか、それも今時はまず。。。
なので、カーポートとか、洗濯物を干すためなどに後付でつけたようなものは普通に雪の重みで壊れたりする。(こういうのは、通常対象。)今回の雪でも何件か連絡がきました。
対象となるのは偶然な事故
さて、そんなわけで、天災などの偶然な事故などではなく、自然に劣化したようなものは、基本的に対象になりません。一応聞いてみたいという気持ちは判るけれど、ちょっと考えて欲しいなぁと思う今日この頃。中には、「じゃあ、ほとんど出ないんですね?」みたいなこと言う人たまにいるけど。??? 特に悪気は無いのかもわからないが、劣化ででるようなら、古い家とかどうするんだ!?みたいなww ならば、みんな保険かけて壊れるまで待つようになるよね。。。
最後に
というわけで、その人には、とりあえず修理業者さんに見てもらい雨漏りの原因をハッキリさせ、それで、対象になりそうなときに再度連絡をくれるように助言しました。
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