9割以上が介護について不安に思っているそうな
将来の介護について不安に思っている人が多いようだ。
保険の窓口インズウェブ、介護について調査を実施・90%以上が不安
保険比較サイト「保険の窓口インズウェブ」で、介護および高齢化社会における介護問題について、同サイト利用者に対しアンケート調査を行ったところ、以下の様なことが判ったそうだ。
調査期間:2014年4月11日~4月18日
有効回答数:4,391人
調査方法:インターネットによる任意回答
どんな事に対して不安を感じているのか
・時間に困った事がある65.3%
・お金に困った事がある26.1%
具体的には、
仕事との両立や自分の時間がなくなるという意見が多い結果に。また、介護保険で賄われないようなお金がかかる事や、介護のため仕事を辞めざるをえなく、費用に困るという意見も。
介護についての備えができているか
備えができていない人(全くできていない、不十分、まだまだ不十分)が77.1%
と、ほとんどの人が。
具体的にどのような備えをしていきたいか
家族での話し合いが28.9%
民間の介護保険の加入が23.9%
介護施設の調査が20.0%
介護に備えた金融資産を増額が19.5%
となり、介護の準備で特に家族での話し合いをしていきたいが多いことが判明。とはいえ、圧倒的に多かったわけではないが・・・。
医療・介護サービスを見直す法律が成立
2014年6月18日、医療・介護サービスを見直す医療・介護総合推進法が国会で成立。施行は、2015年8月からの模様。それにより、
・介護保険の自己負担が年収によっては現在の1割から2割負担に引き上げへ
・預貯金額によっては、介護サービスの一部については補助が受けられなくなる
など、金銭面で負担増になる場合が。
同法の成立により、増え続ける介護費用の合理化が進む反面、今後、保険料や自己負担額が増加していきそうだ。
最後に
先ののことは予測不可能
リスクについての対策の助言・提案を専門にしている(飯を食っている)人間としてコメントするとすれば、その人の年齢にもよるけれど、あんまり遠い将来について考えてもしょうが無いよっということ。どうせ考えてもその通りにならないから、大概。
昔みたく、一度入れば、余程の悪さをしない限り定年まで勤めることができて、給料も少しずつ上がっていくような世の中なら、計画の立てようもあるだろうけど、今時は特に、判らない。直ぐにいろいろ変わっちゃうからさっ。
良くも悪くも明日のことは解らないのだから、会社が潰れたり、そうならならなくても合併や買収とか普通にあるだろう。そうなれば、大量にリストラが行われ、事実上潰れたときと同じようになることも珍しくはない。
できるだけ身軽に
だから、どんな風にしたいみたいなのがあるのなら、できるだけそう出来るようにその時その時でベストと思う判断をしていけばいいし、行動していけばいいのだけど(それでも結果としてそうなるかは別だけど)、基本的には、出来るだけ身軽にしておいて、変化に適応し易い生活設計をしておくことがポイント。
要は、最低限必要な生活費を出来るだけ低くくしておけば、対応し易いが、高ければ高いほど、状況に適応し辛くなる。これは、会社も同じ。だから、できるだけ負債を少なく身の丈にあった暮らしをする。で、どうしてもローンを組みたいのなら、できるだけ短く。せいぜい1年とか以内にするべきだろうな。基本は、ローンは組まない。
そうしておけば、家族の介護も含めて、収入減に対応し易くなる。固定費が低ければ気持ちも軽くなるし。
介護保険について
あと、保険については、少しぼんやりした言い方だけど、今のところ、公的介護保険がそれなりに良く機能しているみたいだから、確率論で言えば、それだけで通常問題ないだろうね。あと、運が悪ければどうとかはもちろんあるけど、そこまで考えているとキリがないし、生活保護とかもあるんだから、あとは、その人の状況や好みの問題。
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