福島で違法な公権力行使、警察が誤って交通違反を取り締まる あまりの多さに ビックリする
これちょっとオモシロ(ヒドイ)すぎるので取り上げてみる。
このニュースの中身は、福島県で、過去に間違って、駐車違反などで反則金を課していたと言う話。お金は、当然返還するらしいけど。
福島県警は24日、2005年9月から今年2月まで、駐車規制区域ではない市道で誤って駐車違反などを取り締まったケースが52件あったと発表した。手続き上のミスで、反則金などの納付者に謝罪した上で、還付する方針。
これさー、ホントやるもんだよね。もちろん、人間なんで間違いはどうしたって起こるわけだし、その度に人も組織(人が運営しているわけだし)も成長して良くなっていくわけだけど。普通は。
ただ、程度の問題ということはあるよねー。そういう意味ではこれはちょっとね。。。ちなみに記事によると、
・いわき中央署が7件
・喜多方署45件
間違ったということで、理由は、なんか、取り締まる場所の規制変更をする際に、申請漏れがあったみたいだ。だから、申請漏れが無ければ、今回の件も誤りにはなってなかったということなのだろう。無ければの話はしてもしょうがないけど。でも、厳し目の言い方をすれば、こんなのただの言い訳にしか感じないね。
組織は大きくなると連携が上手くいかないとかはあるだろうけど、基本一つの組織として、その規制の申請も交通違反の取り締まりもやっているわけだから、同じところがやっているわけだ。ならば、単に間違ったと言う話で、それってレベル的には、保険会社が案内漏れたり、顧客も請求しなかったりして、保険金払えるものがあったけど払っていなかったというのよりヒドイね。
新社会人が、取引先とかになんか変なことやるレベル。あっ!?そうか、間違って、存在しない取引(架空)の請求書を送りつけ、そして、実際にお金を支払わせるようなものか。でも、そういったものなら通常払う側もチェックしたりするだろうけど。
そういう意味では、警察が、
「法令違反なので、取り締まります。」
ということで、罰金(反則金)をいつまで払ってくださいみたいなのは、大分上述の感じとは差がある。国家権力が法を根拠に強制的に課すわけだからね。民事じゃないから。そして・・・、もちろん免許証にも傷が。これはもちろん、無効なのでなかったことになるのだろうが。
それとなんだか知らないけど、いわきの7件でもたくさんだと思うけど、そんな話じゃないところが、喜多方。いわきの6~7倍で、45件。ホントスゲーわ。
最後に
余談だけど、どういうシステムになっているのか知らないけど、警察内部での役割分担。これ、取り締まる係の人と申請の管理とかしている係の人違うんだろーね多分。したら、取り締まった人メチャクチャ頭に来ているだろーなーっとw
実際頭にとか来てもダメなんだけど、もう、こうなっちゃったんだから。頭にくるなら、取り締まる前に気付いて、
「おい!?お前んとこちゃんと申請してねーじゃねーか!!!」
「俺、今から危なく取り締まっちゃうとこだったぞ!!!」
「そして、新聞に載るとこだったな!!!!!」
みたいにしないとwww そして、申請の方は、メチャクチャ上から怒られたはずであることは、言うまでもなく。このレベルだと、その責任者は更迭のレベルかもね。それと、この場合取り締まった人の責任は、あまり無いのかもだけど。ただ、後味は悪いだろなーと。。。
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