育休を理由に給料の昇給を見送るのは違法、大阪高裁
大阪高裁で育休を理由に給料の昇給を見送るのは違法という判断が出ている。
3カ月の育児休業を理由に昇給させないのは違法などとして、京都市の看護師三尾雅信さん(44)が、勤務していた病院側を相手に、給与などの未支払い分を求めた訴訟の控訴審で、大阪高裁(小松一雄裁判長)は18日、育児・介護休業法に違反するとして、15万円の賠償を命じた一審京都地裁判決を変更し、約24万円の賠償を命じる判決を言い渡した。
う~ん、記事によると病院側は、就業規則に基づいて昇給をしなかったのか、就業規則に基づいた場合昇給をしなければならなかったのに、それを無視してしなかったのか、どちらなのか良く判らないが、いずれにしてもまだ、高裁レベルではあるが違法という判断が出て、賠償命令も出た。
ただ、日本の裁判は三審制だが、三ラウンド目(最高裁)は、基本的に専ら、憲法違反があるかどうかの審査や判例変更をするときにいろいろ検討されるところらしいので、基本は、高裁の判決のままいくのだろう。
というかこうやって、個人で、企業などを提訴する時代にドンドン入ってきているのだなーと日々実感。企業もズルいところがあるので、このように個人で行動することは企業側にもプレッシャーを与えることに繋がるのでいいことである。
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