保険は今より6割安くできる!、について考えてみた
スマホでニュースを見ていたら、保険に関する記事があって、その中に、保険は今より6割安くできる!、なんていう見出しがあった。
これは、何か本のタイトルのようで、詳しい中身は判らないのだけど、おそらく良く一般的にありがちな、保険の無駄というか、合理的にやるとそのぐらいは大体カットできる場合が大半だよ!という内容が書いてあるのではないかと思われる。
で、そこは今回の本質ではないので、実際の内容がどうであれ、このエントリーには関係ないわけだけど、とにかく、その保険は今より6割安くできる!っていう言葉を、そのまま素直に受け止めて、思うことがあったので、思った内容を書いてみる。
実際、6割もカットすることは平均的に可能なのか!?
これはねー、もちろん入る人が保険にどの程度頼りたいのか?期待したいのか?にもよるんだけど、特に生命保険の場合は、かなりの割合でありうることです。で、その根拠はデータ上の話。
これまでにも生命保険についてのエントリーを書いた時は、チョイチョイ触れてきたことなんだけど、日本で生命保険業をやっている生命保険会社には、いくつか分類というかタイプがあって、その中でもいわゆる国内生保と言われている外国資本とかで出来た会社でも、日本の元からある損害保険会社の資本で出来た会社でもなく、純粋に日本で誕生し、昔から生命保険事業をやっている生命保険会社がある。
例えば、日本生命とか明治安田とか、第一生命とかそういうとこね。自分のところも第一さんとは取引が少しだけあるけど、この国内生保は保険料(料金)がメチャクチャ高いのよ。とにかく。なので、批判というよりかは、事実なので、書いちゃうけど、本当にそういうこと。
この点について、キチント論理的に反論できる人は1人もいないはず。実際そうなんだから。なので、顧客には同等のものが他社にあるときは、当然安いので、そこを提案する。なので、第一さんを提案するときは、第一さんしかないような商品のとき。または、診査が緩いので、診査上の問題があるときには選択肢に入ってくる。
まあ、料金が高いってことは、運営費用の占める割合が多いということもあるけど、そういう保険金を支払う可能性が高いような人でも割りと引き受けているということもあるのだろうと普通に思われる。ただし、何せ昔からやっているので、既存の顧客はたくさんいるわけ。
ここ数年で、新契約高はボロボロになっているようだけど、それでもこれまでの蓄積があるから、依然として国内シェアは凄まじいのよ。で、実務感覚で言うと、実際にそういうところに入っている人の見直しを請負うと、奥さんも旦那さんも普通にモリモリ入ってたりするし、そもそもが高いので、キチント打ち合わせをして、見直すと半分以下の料金で済んじゃうということはこれまでも良くあった。というかほとんど。笑
なので、国内生保のシェアを考えれば、ほとんどのケースでそういった保険料カットが可能だろうと推測出来る。ちなみに、以前経営コンサルタント会社の人と話したところ、その辺歩いている人の8、9割がそういった人達であるとデータ上考えられるという話だった。
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