走行距離に応じて後から支払う新しい自動車保険が発売へ
あいおいニッセイ同和で、走行距離に応じて後から保険料を支払うタイプの自動車保険を発売するとYOMIURI ONLINEで報じている。
あいおいニッセイ同和損害保険は5日、契約者が車で走った距離に応じた保険料を後から請求する新保険「つながる自動車保険」を4月に発売すると発表した。
一般に、走行距離が少ない方が事故が起きる可能性が低い。このため、月の走行距離が1000キロ前後より少ない場合、従来の保険よりも保険料が割安になるという。
トヨタ自動車の車載情報サービス「T―Connect(ティーコネクト)」の搭載車が対象。インターネットに接続されたティーコネクトから、毎月、自動的に月間走行距離などのデータを取得する。翌々月に、定額の基本保険料に走行分の保険料を加えた額を請求する。年間の走行距離が2万キロを超えた分については、走行分の保険料は徴収しない。
引用元:走った分だけ保険料請求…新型自動車保険発売へ : 経済 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
この保険の特徴を記事からまとめると、
・保険会社:あいおいニッセイ同和損害保険
・保険種類:自動車保険(商品名:つながる自動車保険)
・発売:2015年4月
・保険料の支払い:後から
・保険料:契約者が車で走った距離に応じて
・保険料2:月の走行距離が1000キロ前後より少ない場合、従来の保険よりも保険料が割安になる
・対象となる車:トヨタ自動車の車載情報サービス「T―Connect(ティーコネクト)」の搭載車
・仕組みについて:インターネットに接続されたティーコネクトから、毎月、自動的に月間走行距離などのデータを取得する。翌々月に、定額の基本保険料に走行分の保険料を加えた額を請求する
・保険料3:年間の走行距離が2万キロを超えた分については、走行分の保険料は徴収しない
という感じ。
最後に
この自動車保険の対象となる車というのは、上述のように、トヨタでしかもティーコネクトが搭載してある車ということ。で、そのティーコネクト搭載車がどのぐらいあるのかについて、ちょいと調べてみた。
そしたら、それについての発表が2014.6、つまり、昨年だった。なので、対象となる車の数はまだそうは多くはないだろうことが判った。
しかし、1,000キロ前後よりも少ない場合は従来のものよりも安くなるって話だけど、一日平均で33キロぐらい。平日は通勤ぐらいで、休みの日はたまに遠くへ、ぐらいの使い方だと、1,000キロまで行かない人なんて沢山いそうだ。都会の普段は電車がメインの人もそう。
このシステムを搭載するのに、ちょいと見た感じでは、2、30万かかるようだったけど、今後どれほどの人が付けるのだろうか。そして、どのぐらい保険料が割安になるのか。推測だが、間違っても通常の半分とかにはならないだろう。
加えて、1,000キロ行かない人が沢山いそう=現状の保険料は、それを反映しているとも理解できる。従って、僅かの話ではないかと。
まあ、ティーコネクトの機能自体を気に入って付けて、結果ついでに、この保険が対象になる。→ そして、保険料もいくらか安くなる、という感じなら、ユーザーにとって、大いに結構なことだが。
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