車の修理代は時価を超えた部分は請求できないが、払って貰える場合もある!?

事故で自動車の修理費用を請求する場合の請求額についてでていたので、ご紹介!

弁護士・牧瀬に学ぶ 法律Q&A~第6回 事故で壊れた車の修理費用~ | Felia! フェリア 南日本新聞

車にぶつけられた場合などの修理費用は、損害賠償のルールとして法制度上、時価額を限度に請求することができる。従って、逆に言えば、それを超える額の請求は、事実実際にかかるお金だとしても、請求する権利は持たないことになる。

従って、一方的に被害を受けた側だとしても、修理代が十分に支払われないなんてことも、普通にあり得ることなのである。以下、記事内容を引用。

Q  長年大事に乗っていた車が追突されました。ところが車の時価が低いので修理費用全額は払えないと言われ、納得できません。

この人は、長年大事に乗っていた車が追突された。特別な事情がなければ、追突は普通100%相手に賠償義務が生じます。

しかし、この人は、修理費の全額は払えないと言われたという、その心情を考えると、なんとも腹立たしい、悔しい話ですねぇ。理由は、引用文にもあるように、時価が修理費用を下回っていたから。

A  原則として修理費用を超える賠償は受けられません。ただし、加害者の任意保険から支払われる場合もあります。

で、それに対するアンサーは、上記の通りなんだが、賠償請求権は無いけど、払って貰える場合もあるよと。つまり、権利はないけど、任意に払って貰えることもという話。

これどういうことかというと、相手が、自分のサイフから、申し訳ないから自腹で出すって話ではなくて、相手の入っている自動車保険の内容によっては、特約から時価を超過した分が払われる可能性もあるということ。

なので、もちろん、相手がその特約にも入っていなければダメなんだけど。

最後に

この、時価超過分について、一定額まで補償される特約は、各社微妙に名称が違うが、大体、対物全損時修理差額費用特約とか、対物超過費用~~特約とか、そんな感じの名前になっていると思われる。大体、名称でどんなものか連想できるはずだけど。

簡単に言うと、対物賠償保険の上乗せ的なもの。普通は、時価超過分を50万円まで出るようになっている。料金は、最近上がったかもだけど、前は年間で数百円程度だった。今でも差ほど変わらないと思われる。

ちなみに、自分の顧客ベースで言えば、みんな入っている。おそらく入っていない人は、0.1%もいないかと。まあ、法的には、賠償保険だけちゃんと入っていれば、相手への賠償は問題ないのだが、

・料金的に大したこと無いこと

・道徳的なこと

・相手の気持ち

・スムーズな示談

など、もろもろを考えれば、取り敢えず入っとけば!!という感じ。みんな入っていれば、自分が被害にあったときも助かるし。古い車結構走ってるから、該当する可能性は結構あるよ。

それと、これは相手に対しての話だが、自分の車の補償の上乗せで、車両全損修理時特約、という似たような名前のやつがある。始まりが対物となっていないし、補償の中身は、全くの真逆が対象なので、ちゃんと確認をすれば判ることだが、くれぐれもご注意を!

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