東京海上、20年ぶりのベースアップ要求へ 18年ぶりに実現か!?
こういうニュース珍しいので取り上げる。
このニュースは、大手損害保険会社(3メガ損保の1角)である東京海上内での話で、労働組合が今回しばらくぶりに、ベースアップを要求するというもの。
東京海上日動火災保険の労働組合が、今春闘で2%のベースアップ(ベア)を要求する方向で検討していることが23日、分かった。
この交渉がまとまれば、平成7年以来ということなので、20年ぶりということに。要求自体は18年ぶり(平成9年)ということ。
今回の流れとしては、損保各社の自動車保険の収支改善と海外事業が好調ということが理由のようなので、東京海上個社だけの話ではなく、業界全体としての流れのよう。
最後に
生保の方では、国内大手が昨年から賃上げのニュースが多数見られ、今回もニュースが流れ始めている。が、損害保険業界においては、そんなムードはなかった。
しかし、ここに来てこういったニュースが流れるというのは、状況が良くなってきたことの証左だろう。というか、前回の決算あたりから大分改善していたはずである。
うーん、しかし20年ぶりとかってすごいね。つまり、バブル崩壊後、いくらかしてからは、ずーーっと無かったということだね。たぶん、崩壊から時間差で少しタイムラグがあって、そこから来たということだろう。
個人的には、リーマンショック後から、相当業界としては冷え込んだ印象。その後政権交代も有り、しばらくそれが必要以上に続いたと・・・。まあ、日本国内としては必要な手続きだったんだろうけど・・・。
いずれにしても、我が損害保険業界もようやく持ち直して行きそうだ。(期待も込めて笑)
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