生命保険を検討するときに、葬儀関連の費用は検討不要!?
※ このエントリーは、独身の人向けの内容です。
えーっと、先日のことになりますが、久々生命保険の相談を受けたんですね。で、ちょっと傾向が変わってきたかなーって思ったので、その辺について書いておきます。
通常のケース
生命保険のプラニングをする場合は、もちろん相談者の方の好みもありますが、扶養家族がいる人の場合だと、
1 葬式関連の費用
2 医療費
3 遺族の生活費
という大きく分けて3つに分けて検討をしていきます。で、あと、扶養家族がいない人とかだと、通常1と2だけという感じです。
医療費だけ検討することに
それが、なんと今回2だけになった。理由は簡単で、自分が近頃の葬儀費用事情を説明しました。本当にシンプルなプランだと、14、5万ぐらいから可能であると。で、その人は、
・扶養家族もいない
・お墓も有る
・借金も特別ない
ということで、1の葬儀に関する費用も特に保険では準備不要となったのでした。あと、他に、本人が亡くなると、銀行の口座が凍結となり、お金を引き出すことがストップしてしまうため、預金ではなく保険で持っておくことのメリットも伝えましたが、取り敢えず2のみだけ検討する方向に。
最後に
というわけで、入院とか、3大疾病とかガンの外来とかの関係をいろいろと組み込んだ医療に関する内容のみでやったのだった。
まあ、実際そうだよね。こういう状況で、葬式とか別に拘らない人なら、別に保険会社に保険料払って葬式代とか保障してもらう必要ってないものね。
近頃というか、数年前に葬儀事情を葬儀業者の人から聞いたときも、家族葬とか密葬みたいなある意味シンプルな葬式が結構増えていると聞いた。今後ますますそうなるだろう。なので、葬儀屋さんも薄利多売化してきているという話。それも今後ますます。
というか、自分的にはようやく普通になった感じが。別に日本の文化を否定まではしないが、これまでだと、地域にもよるが、自分の辺りだと、墓がある人は200万、ない人は300万ぐらいが、葬儀関連費を準備する場合の相場だった。
といことは、逆に保険であれ現金であれ何であれ、そのぐらいは準備が無ければ、残された人に迷惑がかかってしまうかもしれないということで。
なので、以前から、「生まれて来たこと自体が、自分の選択によるところではないのにもかかわらず、死んだ後の葬式代とかもそれなりの金額を事前に準備しておかなければならない(迷惑がかかってしまう)とかって、なんか重いなー」と思っていたのだった。
それが、シンプルな葬儀が前提なら、そういう心配はほとんど要らなくなったというのは、非常にいいことだろう。
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