保険証券がない場合はどうなるのか|保険金が請求できなくなる!?
こんなタイトルの記事がAll Aboutにでていたので実務上の観点からコメントしておこう。
水害で保険証券が流失!保険金を請求できる? – [火災保険の選び方] – All About
保険証券について
保険証券っていうのは、簡単に言うと、その保険に入っている(契約している)ということの根拠(証拠)となるもの。なので、約款なんかを見ると、保険金を請求するにあたっての規定として「保険会社から求められたら、出さなければならないもの」や「請求に必要な書類」の一つとして通常明記されていたりします。
証券がない場合の保険金の請求について
大昔なら、問題があったでしょうが、今時は特に問題はありません。そもそもとして、保険の種類やケースによっては、証券の提出を求めないものもあります。必要な場合でも、ない場合の手続きの仕方がありますし。あと、普通に再発行もできますので。
ですので、それだけキチント管理されているというわけです。昔ならそうは行かなかったでしょうが。それこそ大昔は・・・。
さいごに
なので、変な話捨てちゃっても、どこに入っているかさえ判っていれば、通常は保険金の請求はできるんですよね。というか、どこに入っているのかすら判らなくても、ケースによっては業界団体に照会を出せる制度もありますし。
ただ、それもケースが限定されています。なので、どこに何を入っているかぐらいはやはり、判るようにしておくべきです。
それと、保険会社がキチント管理しているとは言っても世の中「絶対はありません」ので、出来る限り保険証券はキチンとしておくようにしましょう。
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