更新型の生命保険で気を付けたいこと
今日は、国内大手の生命保険会社の人が事務所に来て喋ったので、その時に喋ったことを書いてみます。
まあ、保険会社の人なので、自社の魅力について語る人が多いわけですが、自分がその人に言ったことは、
「更新型の商品が主ですよね」
「住宅ローンと同じで、あんまり途中で急激に高くなったりというのを好まない人が多いのですよ」
ということ。
そんで、その人は案の定、
「若いとそんなに上がらないんです」
と、こう来るわけですが、そこに本日のお題が絡んできます。
例えば、その前提で、つまり、若いうちだけ、更新型で入って、あと、歳取ってきたら、他社含めて、見直しをする作戦で契約をするとしましょう。
そうすると、このやり方だと、途中で健康状態が必ずしも良好ではなくなる可能性を秘めいていまして、その場合は、診査の関係で、他社への見直しという道が閉ざされてしまうかもしれないのです。
従って、そのまま入り続けるしかなくなることも。減額などの取扱は出来るでしょうが・・・、更新型だとドンドン高くなっていきます。なので、ずっと生涯にわたって入り続けるのには向いていないんですよね。普通は。
あと、やや専門的になりますが、国内大手の場合だと、転換というのは出来ますが、変換というのはできません。これだけだと、何のことだか分りませんよね。要するに、あまり融通が利かないのが国内大手と言っておきましょう。
変換だと、無診査で保険種類を変えたり出来るんですよ。例えば、更新型の医療保険を、途中で無審査で、終身医療保険に変えたり。
死亡保険で言えば、定期型を終身型に変えたり。
なので、その場合取り敢えず、更新型の医療保険に入って、途中で終身に変換するというのもアリかと。なんせ無診査で出来ますから。これは、もちろん同じ保険会社内でということにはなりますが。他社だと普通に診査が必要ですから。
で、これって普通の国内大手とかだと出来ないんですよ。大手で出来る転換ってやつは、要はそれを頭金に、新しく、当然診査を受けて入り直すだけなので。なので、下取り、下取りって言うんですよね。
診査があるのかないのかは大きいでしょう。
というわけで、やや脱線しましたが、「若いとそんなに上がらないんです」という論理で、後から見直す前提で更新型に入ると、診査の絡みなんかで痛い目を見る可能性もあるという点を押さえておきましょう。
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