専門職などの賠償保険が話題に
専門職等の賠償保険についての記事が、出ていたので紹介してみよう。
賠償保険の代表格と言えば、やはり一般の人の場合だと、自動車保険だろう。いきなり自動車保険が賠償保険の代表格と言われてもピンと来ない人は多いかもしれない。
まあただそれも無理はない。自動車保険は所謂詰め合わせセットのようになっているので、賠償保険だけ契約しているという人は、ほとんどいないからだ。
だから、そういった認識が無いのも無理はないのである。ちなみにだが、自動車保険で言うと、「相手への」物やケガなどについての補償がそれにあたる。所謂、対人(賠償)○○○○万円や無制限とか、対物○○○○万円や無制限といった部分だ。
これの、教師用とか公務員用とか、いろいろあるのです。ちなみに保険代理店用もあります。
それから、昔からあるのは、
・医者
・建設業者
・飲食店
・テナントビルなどのオーナー向け
・美容師向け
あと、弁護士のもあるよね。それから、企業などの役員向け。あと、最近では管理職向け、とかもあります。
それから、医者なんかは正にそうですが、他の業種でも、その法人だけではなく、担当者など個人の責任も追求される可能性があるんです。
まあ、だからこういう保険が話題になると。
それだけ日本も変わってきたのでしょう。というわけなので、「自分は、関係ない」と思っている人でも、ただ思い込んでいるや気付いていない、知らない、というだけで、実際はそうでもないこともあります。
一般の人ですら、日常生活上で高額のトラブルに発展しているケースも少ないとはいえあるんですから。例えば、昨今相次いで高額の賠償判決が、自転車と人の事故で、出てますね。
なので、これも昔からですが、一般の人の日常生活用の賠償保険があるんですよ。
結構こういう情報を得やすい、そして、保険を検討する機会を得やすい人は、いいんです。情報が入りやすければそんなには心配はいらない。
しかし、自分が心配だと思うのは、こういう情報を「得辛い環境にある人」です。
ある日突然、普通に仕事をしていたら、食中毒だなんだとか。あるいは、部下がどうしたとか。それで、一巻の終わりとなることだって無い話しではありません。
もちろん、可能性は低いでしょう。しかし、それは当たり前なんです。普通は注意してやるわけですから、そんなに可能性が高かったら逆に大変です。
しかし、世の中に絶対はないのです。なので、もしもそうなった場合でも最悪な状況は避けられるように、予め検討しておくのが、当然のあり方なのです。
考えてみてください。最悪じゃないですか?しかし、そこから目をそらしてはいけません。現実は、自分の都合の良いようにだけなってはくれないからです。
損害保険は、通常生命保険とは違い、定額払いではなく、損害に対して補償しますので、保険料もそれなりです。ですので、大した保険料じゃない、という場合も少なくないです。
あ、あと、社会が変わってきたということも、よりこういったリスクについて、キチンとしておく必要性が増している原因でしょう。
社会自体がそういう感じになって来ていますから。ネットがあるので、誰でも情報が簡単に手に入りますし。
というわけで、この手のリスクについて、「ちゃんと」検討をしたことがない人は、これを機に一度良く考えてみてください。
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