【火災保険】制度改定前に見直す場合の注意点
我々の世界って、本当に駆け込み需要みたいなものが皆無な世界なんですが、今回は珍しく何件か、そんな感じの動きを感じている今日このごろです。
というのは、この10月から各社火災保険の改定をするわけです。で、概ね全体では数%の値上げとなるでしょう。あと、契約期間が最長でも10年と、これまでは36年とか大丈夫だったものが、各社グッと短くなると思われます。
なので、「改定前に、36年で契約しちまえ!!」的な動きや「値上げ前に、見直そう」という動きが出てきているんです。
ただしかし、実際は注意が必要。
いずれの場合でも結論を言うと、試算した結果、そのケースではお得ではありませんでした。そのケースに関して言えば、改定後の方が安かったのです。
単純に考えれば、10年契約よりも36年契約のほうが年辺りの保険料が安くなるはずなんですが、そうじゃなかったんです。もちろん、今後値上がりが続けば、状況は変わる可能性はありますが、そこはその時にならないと判らないことなので。
それと、普通に見直すケースでも、そのケースでは改定後の方が安かったので、そのように助言をしました。
ケースによる、ということは逆に言えば、改定前に見直した方が、特になるケースも確かに存在はするのですが、構造や地域なんかでも違うので、見直しを検討する際には、「改定の前と後両方で保険料を計算」してもらうようにしましょう。
コメント
コメントを投稿