【書評】「東野圭吾・新参者」色々な店が出てくるスタイルが面白かった
これは、何年か前にドラマで一度見ています。今は全くと言って良いほどテレビは見ていませんが、その頃は見ていたんですね……。ちょい余談。
確か阿部寛さんが主演でしたね。なので、どんな話か知っている人は多いかもしれません。
警察が殺人事件の捜査をしていて、最終的に犯人を捕まえるわけですが、その過程で、いろいろなお店が出てくるんです。
記憶にあるだけでもかなり。
・時計屋
・煎餅屋
・玩具屋(?)
・税理士事務所
・お菓子屋
あとなんかあったっけ……。他にまだまだあったように思いますが、それを一軒一軒章になっていて、話が展開されていくわけです。
主人公である刑事が切れ者で、「あ、なるほね」と思うような、言われてみると当然でも、一見なかなか気付きづらいようなところに、着眼していて、そういうのが面白いんですよね。
あ、あと板前の話もあったんで、日本料理屋もあったかな。人形焼の中に女将さんがたしかワサビを仕込んだんですよね。その辺のエピソードも心象的でした。
最終的なところで言えば、犯人が横領をやっていて、それがバレそうになって殺しちゃうんですけど。
それなりに結構なボリュームではありましたが、気持よーく、サクサクと読めちゃいました。
ま、面白かったんで、良かったら取り敢えず読んでみてくださいよ。
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