『損保26社、9年ぶり赤字に』また値上げの可能性ありだな・・・
損害保険会社が赤字になったと日経新聞にでていたので、紹介しておきましょう。
日本損害保険協会が15日発表した加盟26社の2015年4~9月期決算は、本業のもうけを示す保険引受損益が816億円の赤字(前年同期は1669億円の黒字)だった。赤字は9年ぶり。今夏に発生した大型台風の被害が大きく、保険金の支払いが膨らんだ。
加盟26社(普通みんな入っている(たしか国内で営業しているところは全部だったはず。いずれにしてもそのぐらいの感じ))の今年の4~9月ですから、6ヶ月間についてですね。
本業が赤字だったと。それがなんと9年ぶりだそうで。
理由は、主なところでは夏の台風による、保険金の支払いということです。
正味収入保険料は6.5%増の4兆3080億円。各社が期間10年を超える火災保険の取り扱いを10月からやめるのを前に、割安感のある長期契約に切り替える顧客が増えた。
一方で、顧客が支払った保険料。入の方ですね。これは、6.5%増えたということです。
なので、入りは増えたんだけど、赤字ということは、それだけ支払いが多かったということになります。逆に、この火災保険の引受期間の改定が無かったら、もっと赤字が拡大していたことでしょう。
これは、全社のトータルなので、その保険会社によってもいくらか違うはずですけど、こういうことだと、また値上げの可能性が出てくるね。
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