住宅の工事単価 浜通り2割超上昇 被災者の生活再建に影響
https://www.minpo.jp/news/detail/2015122027534
福島県内の建築費が増加しまくっているそうです。
まずは、取り敢えずグラフを見てもらいましょう。
出典:同上
赤いのが浜の方ですね。うーーん、多少落ち着きつつも有りそうですが、数字を見ると増加の一途を辿っているよう。まあ、確かにあそこ、特にいわきの方とかは、人口が急に増えて、いろいろ変わったとは聞いています。
で、青い方が、中通りと会津の方。こちらも増えては行ったようですが、今年は落ち着いたと言うか少し下がったぐらい。
というわけで、浜の方は、5年前と比べると、25%近く増加。
中通り、会津で、11%強増加。
県全体の平均では、11.6%増。
という、結果になっているようです。
で、この理由なんですけどね、ところどころ記事を引用しますと、
東日本大震災や東京電力福島第一原発事故の復興事業増加に伴う人件費や資材価格の高騰が背景にあり、被災者の住宅再建への影響などが懸念される。
まあ、ここは大概の人が解っているというか思っている通りなんですけどね、3.11の影響と。
■公共事業が増加
県や協議会によると、復興事業や全国的な公共事業の増加によって、コンクリートなど住宅の基礎部分に使う資材が不足し、材料費が跳ね上がっている。型枠や鉄筋工などの作業員も不足し、人件費の高騰につながっているという。
復興はもちろんですが、「全国的な」公共事業の増加、ということなんですね。
宮城、岩手の両県も上昇傾向にあるが、県内に比べてそれぞれ3万円程度低い。
あとは、これは宮城、岩手でも、やはり同様の傾向がみられるんだそうです。
今後は消費税率引き上げ前の駆け込み需要が予想される。東京五輪・パラリンピック関連の工事も加わり、工事単価がさらに高くなる可能性がある。
で、今後なんですけど、消費増税による駆け込み。あと、オリンピックがありますね。なので、まだまだ上がっていきそうということです。
家を検討中の人はご参考に。
しかし、この上がり方はスゴイね。自分が作ったのは、丁度7年前。今だったら、当時の値段では作れないってことなんだよね、消費税も上がったし。金額大きい物はよく検討したほうがいいよ。
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