このところの高齢者ユーザーについて思うこと
特に自動車保険についてではあるんですけど、昨今の実際の経験に照らして思うことを書いてみます。
で、冒頭に自動車保険が特にというのは、事故の示談交渉の関係があるからです。示談交渉が発生しない種のケースでは単に保険金を請求する手続きを取るだけなので、若干用意してもらう書類等は発生する場合はありますが、少し示談交渉のあるケースとは事情が変ります。
はじめに結論を言えば、
やっぱり、80ぐらいまでかな~
という感じ。
みんな、微妙になってくるのはそのぐらいの人なんですね。
微妙って何かって言うと、
・記憶が無い
・説明できない
・怒りっぽい(しかも理不尽)
・メチャクチャ耳が遠い
・話を理解できない
・話を聞かない
・会話にならない
・やたら一方的
とか、そういうですね、基本的な最低限の行為が厳しくなってくるんですね。もちろん、契約時に思う所があれば、「契約者はお子さんなど若い人でなければ引受けられない」と、条件を伝えますが。なので、それが難しい人は当然、お断りしています。
やっぱりね、記憶が無いって困りますよ。かなり当たり前ですが……。
ついこの頃の割と新し目の事例でもね、もう全っ然記憶ないんだから。事故りましたと、連絡をお子さん(と言ってもいい歳です)から受けて、本人に事故状況を聴取すると、全っ然ハッキリしない。聞くたんびに違う。日が変わるとまた違う。
相手ケガしてるんですよ……。
で、なんか相手との話とも食い違うし、ハッキリしないからってんで、自分と保険会社の人間とで、その人んち言って、確認することになった。まずはじめに、これまでに確認済みの詳細を自分から丁寧に説明したわけです。事故が起きるまでのストーリーを。
したら、開口一番真っ向から否定するわけです笑 なので、言いました。
「いや、◯◯さんが言っていた事実なんだよ……」
と。
そしたら、
「えっ!?」
みたいな。
何が起こったのか一瞬判らなかったんでしょうね、本人。
まあ、その件はみんなで現場行ったりしてなんとか調べて、解決まで持って行ったんですけど、まあ、そんな感じなんですよ、高齢者の人って。
ちなみに、この人は、家族が説得して、車をやめたので、契約も解消となりました。じゃなくても、満期までで、あとは引受けない予定でしたが。
他のでもね、事故りましたと、夕方事務所に来るやいなや、全く説明できないし、話は聞かないし、会話にならないし、記憶もあんまりない、おまけに態度も……、みたいなお爺さんもいましたしね。(満期(昨年末)をもって終了(断った))
あと、先日も、事故の示談内容が決まって、あとは、お互いに決定した内容で払って終わりだなぁ、と思っていたのがあったんですが、それも色々ありました。ハッキリ言って、相手と合意まで持って行って示談内容が決まれば、あとは、それに沿っての作業だけですから。やることは決まっているので、自分の役目は終わりなんです。
したら、なんか変なことになっていて、紹介した整備工場が約束した時期にいくら電話しても連絡取れないとかって、保険会社経由で協力要請みたいの来てて、「え、自分でも同じだけど」とか思いながら、連絡したら、やっぱり同じで電話に出ない。
で、ようやく事務所に着信見てかかってきたと思えば、出れるってことで出先から折り返したら、またダメ。事務所からでもダメ。その後何回かかけたら、ようやく出て、で事情を話す。
記憶ぶっ飛んでんですよね。整備工場の件も、以前に何度も丁寧に説明している保険からいくら出て、自分の負担はどのぐらいでとかいうのも。事故ったことすら忘れているのでは、というぐらいに。
しかも、やたら大柄な態度に出てくるんですよ。あと、キレはじめる、と。もちろん筋は1ミリも通っていません。笑
記憶ないんですよ。
事故当初から、言動も態度も変でしたからね。もう断ることにします。
で、この人も80。みんな80ぐらいです。他に予備軍的な人もそれなりにいます。
できれば、こうなる前に手を打ちたいんで、今後引き受け方法を更に考えてやっていきたいと思います。
ていうか、こういう人たちが普通に車という「ある種の殺人マシーン」を運転しているんですよ。うちで断っても、どこかで引き受ける可能性はありますし。保険に入らなくても運転できないわけじゃありませんし……。普通に怖いですね。一市民としても。
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