書籍・雑誌の販売額、過去最大の落ち込みに
前年比5.3%減だそうです。
読売新聞によると、昨年の本(書籍・雑誌)の推定販売額(電子出版を除く)が、前年比で5.3%減ったそうです。(1兆5220億円)
ちなみに、過去最大ということ。そして、減少は11年連続だそうです。
ただこれは、あくまで「電子書籍は除く」ですから、なんで除くんだろうという感じです。どうせなら、両方出して欲しいですね。
ていうか、過去最大で5%ぐらいなんですね。そんなもんか……ちょっと意外。
ほんで、雑誌だけだともう少し大きくて8.4%の減ということです。
もっと細かくだと、
・月刊誌:7.2%減
・週刊誌:13.6%減
です。週刊誌ひど……。
スマートデバイスの普及とともに減っているんだろうな。いくらでもタダで見れるから……。
で、書籍。1.7%減だそうです。そんなでもないですね。あの「火花」の影響で他も売れたようで、このぐらいの減少で済んだようです。
一方、電子出版は、
除外か、と思っていたら笑、ありました。
電子版は大幅増だそうです。31.3%増(驚)で1,502億円、と。
ということは……ちょっと面倒臭いけど、計算できるな。
1,502はトータルだから1,502÷1.313=1,144(約)358億増えたんだ。
一方、電子除いたのは、5.3%減で1兆5220億円となっているので、15220÷0.947=16072(約)
いくら減ったのかと言うと、差額は、852億。
なので、単純に見ると全体では852-358=494億の減、ということに。だから、電子も合わせてみると減少は3%ぐらいですね。
うーーーん、みんながみんな紙→電子書籍に行くわけじゃないし、有料メルマガ辺りに行くことも考えられるし。紙の本よりも安かったりもする。古本で買っていることも考えられる。(多分そっちはカウントに入っていないでしょ)
まあ、いずれにしても、こういうことです。↑
ただ自分の感想としては、
「だろうな。」
という感じです。今後の本(紙)についてはまず、あの定価販売スタイルを止める必要があるでしょ。これまでに腐るほど読んできたけど、どれも同じような値段って変だよね、率直に。大した内容じゃない本は多いし。
ネットで色々無料で見れる時代になったわけだから、本も安くならざるをえない。じゃないと、高くなった印象になる。すると売れない。
あと、電子版はもっと読みやすい工夫が欲しい。具体的には、横にめくるのではなく縦にスライド。横書き。当然途中で保存可能に。
あるいは、ニュースアプリのような表示もいいな。なんせ読み易くして欲しいわ。
コメント
コメントを投稿