粒子線がん治療、ついに保険適用へ 小児がんや骨軟部がん、「先進医療適用除 外」から一転
これまでに健康保険が効かなかったことで、民間保険の先進医療特約でカバーしていた、粒子線によるがん治療の一部が、4月から対象となる見通しになったそうです。
日経デジタルヘルスによると、2016年4月の診療報酬改定で、粒子線によるがん治療の一部症例に保険が適用される見通しとなったとしています。
対象となるのは、
・小児がんに対する陽子線治療
・手術非適応の骨軟部がんに対する重粒子線治療
ということ。
厚生労働省の先進医療会議で、検討した結果、先進医療適用を維持し、一部症例には保険を適用する方向へ転じたそうです。
これは、ちょっとニュースですね。これまでは、全額自己負担だったので、民間保険(先進医療特約)に入っていなければ、1回300万円ぐらいかかると言われてきた。それが今度は、対象のケースであれば通常通り、健康保険が効くということであれば、相当患者の負担は下がるし、選択肢も拡がる。
うーーーん、これでまた民間の医療保険に入るメリットが減ることになる……。生保会社としても、提供できるメリットが減るわけか……。
コメント
コメントを投稿