イジっている車の自動車保険に入る時の注意点
車両保険(自分の方の車の補償)の引き受けの関係で、保険会社の人と喋ってたら、
「な、人いるのか??」
とか、思ったんだけど、少し考えたら、いないこともないだろうな……と思ったんで、記事にしておく。
何かというと、改造車。と言ってもそんなに激しいのばかりの話ではなく、可能性としてはいろいろ考えられる。
つまり、どういう心配があるのかというと、主に2点。ちなみに、以下は実際の業務にも使用したもの。折角書いたんで、一部修正して使うwww 以下のような問題が起きる可能性があるというわけ。実際に、たまにあるという話でした。自分のとこでは起きたことないけど。
1 社外品のため事故時の損害額の評価の結果、思ったような金額が出るとは、必ずしも限らない可能性について
事故があった場合、損害額の評価を行うわけだが、その評価にあたって、どうしても純正ではない部品の場合は、評価自体が困難な場合がでてくる。
例えば、大きい会社などのものであれば、そう問題は起き難いが、いわゆる小さい会社などや、やめってしまっている等の場合、その部品の価格等が確認できないケースが実際にある。
その場合純正部品などを基準に評価せざるを得なくなることで、ユーザーが受け取れる(修理に使える)保険金というところで、ユーザーが本来欲しい額との開きがでてしまう可能性が考えられる。もちろん、逆のケースも考えられるが。
もちろん、通常、出来るだけ良心的な目線では評価が行われるわけだが、実際問題として有るケース。
2 「事故前の状態に戻すための費用のみ」が支払われる制度
損害保険の契約の根本的な点になるが、事故があった場合は、原状に戻すための金額が支払われる制度、となっている。つまり、事故が起きる前の状態に戻すためのお金が出るのが原則、と。
しかしながら、あくまでもそれは、出るのはお金、となるので、部品が出るわけではなく、例えば、特に社外品の場合は、全く同じ部品が修理時点で、もう売っていないなど存在していない等の可能性が考えられる。
従って、ユーザーは、他の部品を通常検討するわけだが、その場合、デザインが他の部分と変わってしまい、見栄えが悪くなるなどのことが考えられる。なので、他の部分も一式交換をしたいと考えるケースが実際にある。
その場合も、契約上、あくまでも「壊れた箇所を元に戻すための費用のみ」が対象なのだ。つまり、損害の評価額のみ、と。
一応書いておくと、保険会社は、損害に応じて保険金を支払うまで、が契約です。従って、出たお金に対して、どう使うかは、ユーザーの勝手(自由)。なので、極端なことを言えば、そのお金で、パチンコ屋に行ってもいいし、すき家で牛丼を食べても良い。
あるいは、なんだろ、なんでもいいんだけど、Amazonで、本とかカメラとか買ってもいいし、Appleオンラインストアで、iPhone買っても何しても原則自由です。もちろん、出るのは1回だけで、何かに使ったら、当然もう1回とかはでないけど。
なので、この例で言うと、部品が有ろうがなかろうが、あとは、ユーザーの選択、ということです。だから、部品がない場合はどうにか考えるしかない。けれど、壊れてないとこまで全部取っ替えるお金までは出ないよ、と。主に、エアロとかそういうやつね。
あと、払う金額も、どこの部品かもわからないと、評価のしようがなくて、純正とかのを基準に大体でやるようになって、好きな部品を付けられないかもしれない(可能性がある)、という話。余るぐらいなら問題は起きないんだろうけど……。
つまり、こういうことで、保険金の額とかで、もっと出して欲しいとか無理を言われることが有るという話でした。出るわけないけど。
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