大手生保社の人と話してて思った生命保険の必要性について

今日(ていうかさっき……)某大手生保社の人と一時間ぐらい喋ってたんだけど、ちょっと思うことがあったので、少々書いておく。何かの参考になれば幸いです。

 

さて、新商品の説明を聞きました。そしたら、ウンウンウンウンとあんまり余計な事は言わずに聞いていたんだけど、聞いてると、そういう気になって来るもんですね。なんか、入っといた方がいいかなみたいな気持ちに少しずつなって行くんですねwww

あ、保険に入るために喋っていたのではないですからね笑

で、彼らは通常、確率の大小はあまり前提に入れないで喋るのが特徴です。むしろ、大病する前提位な感じで喋ってきます。そういう感じなので、ウンウン聞いてると、入っといたほうが良いんじゃね?みたいな気になってくるんだよなぁ……。

実は、あまり自分は、こういう風に丁寧に説明をうけた経験がほとんど有りません。保険以外の様々なジャンルでそうです。なもんで、なんか新鮮だったのです。

で、そういう気になってきたんだけど、ちゃんと論理的に考えますので、

いやいや大事な点が抜け落ちているぞ

と、なったわけです。まあ、その人の話もそんな詐欺的な感じの内容では無いわけですが、キチンと数字とかで考えないと判断がつきません。だから、なんとなーく入ってしまう人が多いのでしょうね。それも結構な額に……。まあ、調べたりしてちゃんと考えるの面倒なのでそうしてしまう気も判らなくもないんですが……。

患者申出療養制度

で、今回の話題は、この4月から始まる、「患者申出療養制度」でした。新しい制度が始まるけど、

金が無いと良い治療があってもできない

というのが話題に。

「死んでも家族は今時はそうは困らない。が、ガンとかそういう病気で長期間の治療を余儀なくされた場合、どうすんだ!?」、というのがロジックでした。

まあ、たしかにね……。しかも、保険料的にはそんなでもないし。もちろん色々入ればそれなりにはなるが……。

 

で、頭のなかで情報を整理しました。

要するに、かなり低めの確率と思われるが、もしも、そういう状態になった時に、高額療養費制度が使える範囲での治療でいいのか、嫌なのか?ということなんですよね。

60までにがんになる確率というのは、そんな大したことがないし、なったとしても、大半が大した額はかかっていないが、

『がんが心配。どんながん保険に入ればいいですか?』確率、金額、公的制度、等々を考えると絶対ではないな

近頃の「がんになる確率」や「かかる治療費」について

それでも入っておきたいのか、おきたくないのか、ということ。

さらにもう一つ言えば、例えば、月に100万の治療費がかかるなんて極端なケースであれば、生命保険に入っていても三大疾病になっときに、100万とか200万みたいなのでは、そもそも間に合わないし。500万とかでもそうですな。

まあ、もちろん無いよりは選択肢は拡がると思うわけでありますが、まあ100万ぐらいだったら、安い車ぐらいなので、もちろん状況にもよるけどローンとか組んだりしてもいい。(診査通る前提ではあるが………)

というわけで

というような辺りを考えますと、やっぱり好みの世界だなぁ、と。ただし、気をつけなくちゃならないのは、保険という仕組みは、保険会社の儲けが保険料に組み込まれていて、つまり、食い物屋で言えば、材料買って、自分で作れば400円で食えるけど、店だと1,000円払わなくちゃみたいな、風になっているわけです。

「この例」で言うと、保険金を払うための部分は400円のところだけ。で、更に言うと、

保険金を受け取る確率は、そうは多くない損な賭け

、という仕組み。じゃなければ、保険料メチャクチャ高額になりますんで……。

そうした中で、保険会社の世話になる可能性が高いみたいな前提で、判断をしてしまいそうになるみなさんは注意ですよ。そうじゃない正しい前提での判断なら、それは良いでしょうけど。

まあなので、僅かな可能性で、そして、そうなっときには、普通の治療ではなく、少しでもいい治療を受けたいとかなり強く思っている人向きのケースが多いんだろうと思われます。

なんどもなんども書いてきましたが、保険は、保険金という純粋なところで見れば、「高額のリスク」という場合以外は、好みですよ。宝くじとか買う感覚で入るのならあれですが……。

あと、生きることにどれだけ執着があるのかも関係しますが。結局、生保の場合、示談交渉も損害の評価とかも関係ないですからね。そして、ポイントは、

高額療養費制度

これがある限り、好みの要素が強くなってしまうのです……。

「確率が低いとは言え、ゼロではない。もしも、万が一のことがあったら、少しでも家族に良い暮らしを提供したい。治療も超最高のものを。」

というような人向きなんだろうな……。ただ、この場合も金ならいくらでもある、という人は、趣味とか道楽の世界に近い話なので、勝手(というか、そういう人ならそもそも不要)ですが、そんなに余裕が無いような人が、色々我慢して切り詰めてまで、入る、というのは全然現実的じゃないです。

万が一もいいけど、そんな小さな小さな可能性なら、しかも全く治療できないわけではなく、高額療養費制度の枠内では治療出来るわけだから、そこまでしなくていいんじゃないでしょうか、という感じ。実際にこういう系の人いますからね。

ならば、その辺りを諦めて(どうせ可能性は僅かだし)楽しく暮らしたほうが絶対にいいでしょ。

 

それから、もしも代々病弱だからとか、体が弱くてとかそういう場合は、一般的な話とはズレ、事情がやや変わります。それなら、確率は通常よりも上がるかもしれないですね。

しかしながら、最終的には結果的な話なので、やってみないと判明しませんが……。なので、「賭け」という面は変わりません。そして、もちろん診査もありますし。

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