新社会人が入るべき保険について考えてみた
えーとこの記事を書こうと思ったきっかけといたしましては、こんな記事を見かけまして、
新入社員は絶対に保険に入ってはいけない! | だから日本人は保険で損をする | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
あ、新社会人の時期なんだよな、と実感したのであります。
そこで本日は、タイトルに有るように、「新社会人が入るべき保険について」考えていきたいと思います。
まずは記事解説から
で、その前に折角なんで、冒頭のこの記事を書くきっかけとなった記事の簡単な解説から。
簡単に言いますと、ほぼタイトル通りです。まずは、この国の社会保障制度がどれだけ充実しているのかとか、そういう知識を身に付けろとかとかですね。
金は取り敢えず自己投資に使え!みたいなことが書いてありました。
情報大事ですからねやっぱり。
今も昔も情報戦。
情報弱者はカモられる。
それも無理はない、というか当然のことでしょう。だって物知らないんですから、判断のしようが有りません。なので、そういう人ほど、知識はそもそも無いし、判断するのに必要な情報を収集する(調べる)、という習慣もなく、面倒だから、相手の話を信用!?というよりも鵜呑みにして、物事決める、という風になり勝ち。
いや、それでも満足しているのならいいんですがね。
なので、◯◯詐欺とかにひっかかっちゃうんですよ。そういう人でなければ、あーですこうですと言われても、一々感情的にならず、必要な確認を取るので、そうはまずならない。弁護士でございます、役所でございますと言われたら、登録番号だとか、所属弁護士会はどこだとか、役所なら、所属とか役職とか聞いて、ネットとかで電話番号を調べてかけて聞いてみる。
あと、弁護士なら、登録番号で検索できるようになっていますね。つまり、一応裏を取るという習慣が有れば、そんなアホみたいなことにならんのですよ。
加えて、日々ニュースとか一定量読んでいれば、どんな事件が増えてるとかも判るしね、と。
なので、やや長くなったが、保険にしてもそうで、合理的にやるにしてもなんにしても、自分の本当に希望しているようにやるためには、一定程度の関連情報含めて
知識が必要
です。
じゃないと、判断基準がないので。なので、別に適当でいい、損得も関係ないし、考えるの面倒だしなんでもいい、みたいな人は知識不要ですけど。それこそ入るのが目的で内容は適当でいいみたいな場合なら。
ここまでで、千文字になってしまった……。
では、自分の意見を
もうちょい、上で書きたいことあったんですが、長くなったので、やめました。
で、「新社会人が入るべき保険」ですが、ザックリしすぎてて、コンパクトな答えは見つかりませんでしたwww
というか、
新社会人だから何?
という感じです。
よく
新社会人になったら!
とか
結婚したら!!
とか、単に商売上利用しているだけでしょうけど、◯◯になったら → △△、とか、いろいろ言われることがありますが、自分としては基本的に、
それは関係ありません
というスタンス。というか、そうでしょ絶対に。
いや、まったく関係ないとは言わないが、しかし、それよりも「目的」と「手段」をちゃんと明確にして、それが最良の手段だと判断した場合は、必要なぐらい利用すればいい話で、そういう風に考えるべきなんですよ。
自分が思い描いている、望んでいる前提だと、保険が必要ならそうすればいいだけです。あとは、予算の問題。
逆に言えば、検討の結果、保険に入らなくても、自分の希望しているような感じでいけるのならいらないわけですからね。
そういう意味では、
ちゃんといいアドバイスをくれる人と知り合う
ということがかなり重要でしょうな。まあ、みつけるのも楽ではないでしょうけど。
で、普通に考えて、特に必要性が薄いのが生命保険ね。
自分がもし、新社会人を理由に生命保険の加入の必要性をうったえられたら、
なぜ???
と、その根拠を詳しく具体的に聞くでしょう。
多分そうすると、もちろん人によるでしょうが、
みんな入っているから
とか
そういうもんだから
とか、意味不明な、回答になっていないようなことを言うでしょう……。
そういうことを平気で言ってくるようなやつらは、少なくとも、あなたの満足だとか幸せだとか、いい仕事して喜ばれたい、とかなんて全く思っていませんからね。金だとしか見えていない。
なので、逆に言うと、そういうアホがいたら、それは相手にしてはいけない人なんだという判断基準にすべきでしょうwww
なので、新社会人だということは忘れて、
解決したい問題がある場合に
、検討するようにしてください。
というわけで
というわけで、なんか、新社会人になったら、あの保険と、この保険をこのぐらいは、みたいなのを想像したかもしれませんが、実際はこういう感じになりました。
まあ、新社会人と一口に言っても大分状況により変わるのでね。大体は独身なんでしょうけど、もしかしたら、既婚かもしれないし、子供もいるかもしれない。
まあ、車に乗るなら、自動車保険は一般論として入っておいたほうが無難だろうけど、これだってしょっちゅう事故を起こすケースってほぼないわけだからね……。まあ、入っておくべきだとは思うよ。職業上、事故にしょっちゅう関わるので余計そう思うんだろうけど……。これって、医療関係者が、生保に入っておくべきと思うのと同じ話だろうね。
ただ、何度も書いているけど、自動車の場合は、相手への損害賠償とか示談交渉、というのがあるので、性質的に大分違います。自動車保険の機能は、もはや「保険」というよりも、
トラブル処理
、という部分がユーザーにとってメインになっているでしょう。
専門性もあるし、そんなの素人が仕事もある中でやっていられないものね。当事者同士喋ると感情的にもなるし。なので、機能的には弁護士の機能+金(保険金)というのが自動車保険。
なので、生命保険を検討する場合に、必要かどうか、考えるべきだね。我が国には
高額療養費制度、
健康保険
もあるし。死亡と言っても、60歳までに死ぬ確率なんて
宝くじ並。
したら、極論すると好みなんですよ。
この事情を理解した上でも、入っておきたいのかどうか。
なので、確率で言うと必要かどうかというよりも、宝くじを買うのかどうかみたいな……。本気で毎月宝くじに一定額を払うのかどうかというような話。あとは、もしも旦那が死んだ場合に望んでいる生活レベルがメチャクチャ高くて、そんな宝くじくらいの可能性でも、もしも、飛行機事故のごとくなったら、嫌だから、少しでも心配事を減らし、安心感を高めたいから、高くてもいいから保険料払って保障してもらいたい!という人とかですな。
そういう人は、何の乗り物にも乗らず、歩きもせず、外に出ないでずっと家にいることですなwww
あ、家の中で転んで死ぬかもしれないかwww
なので、一般論で言うと、確率的に普通は入らないのが正解だと思います。その上で、何か入っておきたいとかなら、何をどの程度入るか検討すればいいでしょう。
そういう意味では、入っておく必要がある、入っておかなければ大変、というような性質のものというよりは、プラスアルファの性質のものでしょう。上乗せ的な。基本的には無くても、そう困りはしない、困らずに終わるんだけど、少しでも安心感を高めておきたい人向けな。
普通は間に合うんだが、大盛りにしとくか、とか。余分に買っとくか的な……。
そういう意味では、確率に対する結果という点では、通常、もしもの準備をするにしても、強気でひたすら定期預金やインデックスファンドとかの換金性の高い資産なんかを買いまくるのが正解なんだろうな。保険は貯蓄に向きませんから。掛け捨てだともちろん掛け捨てですし。
というわけで、生命保険が手段としてピッタリ来るケースというのはかなり限定的なのです。
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