ぶつけられたのになぜ悪いことになるのか?

やたらめったら、「なんでなんで???」となったケースが最近複数ありまして、折角そのなんでなんでに答えまくったので記事化しておきます。

結果的に、基礎的な知識から必要になったので、学校の授業か?というぐらい丁寧にやることとなってしまいましたが(苦笑)

 

そのケース事故ちゃったんですけど、物凄く我が強い(?)、というのかなんなのか、自分目線だし、良く解っていない。知識があればそんなにもならないんだろうけど……。

以下に、そのケースからあった「なんでなんで」について答えたものをまとめます。

なんでなんでwww みたいな。全然おもしろくないですけど笑笑笑

あ、そう言えば、もちろん全然別々の事故だったんですけど、似てますね、事故のケース。偶然ですが、とても。ああいうケースに有りがちなのだろうか。

では。

1 ぶつけられたのになぜ、自分も悪いことに?

交差点の事故でした。信号なし。道路幅同じ。

通過中に脇からぶつけられたわけです。

で、蓋開けたら、どっちもどっちみたいに言われる。ユーザーは驚く。なぜだと。結果的にいずれも、ゴネまくったことで、長引く。相手は譲歩譲歩で、通常の妥当な割合よりも、2歩も3歩もこちらユーザー有利に示談とあいなりました。

が、ユーザーは納得しない。終わってからもなお、モヤモヤしている模様。

で、基本的には、このケースでは、大まかな話としては、どっちもどっちなんです。どっちが優先でもない。なので、ぶつけられたと言っても、進行を妨害しているような格好にもなるし、もう一方では、どちらが優先でもないので、ぶつけた、という風な感じでもある。

なので、どっちもどっちということになっているのです。

2 何が基準化か?

これまでにこのブログで何度か書いていますが、上記の説明だけでは、到底納得の名の字もありませんでした。そもそも法治国家を理解していないようです。かなりいい歳なんですが、関係ないか。

ザックリ言うと、解決の基準は、法治国家なので、法律や裁判所の関係です。もっと言えば、裁判官が、これまでの判例などをもとに、作った基準であります。

なので、このケースでは、そもそもユーザーの個人的常識と、この法的な基準が一致をしていないわけでして、つまりは、このユーザー達が思っているような責任を相手は「国から」負わされていないと。逆に、自分たちは、自分たちが思っているよりも、「国から」責任を追わなければならないことになっている、ということです。

なので、言ってしまえばそれだけの話。難しい話ではなく、そう決まっている的な。

3 しかし、納得しないwww

(ちょっと疲れてきました笑)

なんで国なんだよ、と。お互いの問題じゃないか、と。当事者と言いたかったのでしょう。あと、なんか勘違いしている人がいますが、保険会社が勝手に決めているみたいに思っている人がいますね。それと、保険としてそうなっているとか。契約とか制度とか……。

違います。

まずは、なんで国なんだよ?から。

まさか、ここからか。断ろうかと思いました笑 勝手にネットででも調べろよ、と。

民主主義国家を知らないのでしょうか……。なので、日本の仕組みを説明しました。

選挙、国会、司法(裁判所)などなど。問題が起きたら、基本的に、法律というルールが基準になること。それらは、そのユーザーなんかも含めて、選挙で選んだ、国民の代表である、国会議員(政治家)が話し合って、最終的に多数決で決めることになっていること、とか。あと、憲法の話も少し。(マジか……)

なので、根本的なところで言えば、なんでと言われても、選挙でみんなで決める人を選んだから、としか言いようが。そして、その人達が決めたから、と。

 

それから、保険がどうこうという人がいますが、賠償保険。対人賠償、とか対物賠償保険とかありますよね。

あれらは、基本的に、法律上の賠償責任を補償する、ようになっています。従って、補償のしかたは法律が基本となります。興味があれば、約款なりパンフレットなりを見てみてください。

なので、基準は、法律とかそういう法的なところが基準です。

それと、この場合、相手にとっては、保険会社から出た金でも、本人から出た金でも、賠償金です。保険金というのは、賠償をしなければならない本人にとっての話です。保険会社が直接払ったとしても、本人が直接払ってもそれは、本人として払っているものです。要は、手間を省いているだけですね。

止まっていれば、責任は無いものと勝手に思い込んでいる人がいた

あと、ついでに書いておくと、自分も18歳頃免許を取ったばかりで、事故を起こした時に、かつてそう思っていました。

が、止まっていれば=責任なし(過失0)というわけではないんですね。どこで、止まっていたのかで全く違います。

例えば、実際にあったところで言えば、大きな道路に細い路地から、進入し、途中(道路の真ん中)で止まっていて、来た車にぶつけられる。止まっていたその車は、通り抜けようとしたのですが、横断歩道を歩いていた人がいたんですね。

なので、結果的に、速やかに通過することができず、道路のど真ん中で、進行を妨害する格好となってしまったのです。

そういうの実はたまにあります。歩行者じゃなく、車ということも。前に車がいて、行けない。途中(道路の真ん中)で止まる → 事故。

警察にメチャクチャ言われていたケースがありました。まあ、危ないですからね……。あそこまで言う必要や立場にあるのか?というところは疑問ですが……。

 

しかし、いずれのケースでも当時のドライバー達は、当初、「止まっていた、→悪くない」と考えていたようです。

交差点で止まっていたケースもありましたな。交差点では基本止まっちゃダメなんですよね。速やかに通過しないと。なので、余計悪いでしょう……。

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