話し合いによる解決とはどういうものなのか?

なんか勘違いしているような人が立て続けに続いた感じだったので、ちょっと書いておきます。

 

「話し合いによる解決とはどういうものなのか?」

文字通り、話し合いによる解決です。立て続けにあったというのは、車の事故です。

まあ、事故は日常的にあるわけですが、それらのケースだと、

・当事者による話し合い、と

・裁判あたり

をごちゃ混ぜにして考えている感じがありまして、更に言うと、なんか物凄く単純に、計算式かなんかで、お互いの責任の割合が決まってくるかのうような感じで喋っていたりします。

なので、今回は、その辺りについて。

 

まずは、当事者による話し合い、と裁判なんかの違いについて。

全然違います。

文字通りなんでありますが、話し合いによる解決の場合は、途中に保険会社や弁護士が挟まっていようがいまいが、当事者による話し合いなんです。なので、決めるのは、当事者で決めると。(予め一任の場合は別)

対して、裁判。これはぜんぜん違う。他人(裁判官)が勝手に決めるわけですから、一方的に。それぞれの言い分を聞いて。なので、ある程度話したいことを言い尽くせば、いずれ、「じゃあ、これで」という風に、自動的(?)というか、裁判官は決めるわけですよ。良くも悪くも。なので、いずれ何らかの形で決着は付くと。

が、当事者でやる場合だと、合意ができるまで、永遠と終わらない。

こういう違いがあるんです。全く違いますよね。

 

なので、なんでこうなるんですか?みたいな人がいますが、それは、スタートは、法的な基準で検討をするわけですが、最終的な、決着の付き方は必ずしも、その基準通りになるとは限りません。そうなるのならそんなに苦労は有りませんし、時間も然程かからないでしょう。

あくまでも話し合いの場合は、相手あることですから、お互いが「うん」と言わなければ、解決とはならない。ゆえに、双方の想いや考えで、早く解決したい方が、譲る様な形になってくるわけです。ですから、本来妥当なラインよりも結構ずれたりもするわけなんです。

だから、この前、全部終わった後に、暫く経ってから、なんで俺は2割も悪いんですか?みたいな人いましたけど、その件では、本来は、4割ぐらいが妥当でした笑 相手が、あんまり長引くもんだから、譲歩譲歩で、そうなっただけなんです。

あと、繰り返しますが自動的に、決まるものではないので、最終的には、なぜって、「それで合意となったから」ということでしかありません。話し合った結果「そうしましょう」という話にお互いなった、ということなわけですから。

なので、またまた繰り返し気味になりますが、法的妥当性と、最終的な結果、合意内容というのは、必ずしも = ではないんですよ、ということで。

 

あと、

「なんか物凄く単純に、計算式かなんかで、お互いの責任の割合が決まってくるかのうような感じで喋っていたり」

する人がいる件については、そう単純では有りません。

交通事故は多種多様。そして、様々な要素が絡まり合います。あと、そんな綺麗に映像とかが残っていないのが通常です。そしたら、ある程度、お互いの記憶の中で話すようになることも普通に。

道路に何の跡も残らないこともあるわけで。

どんなふうに走っていたとか、いないとか。止まっていたとかいないとか。

そういう細かいのが色々あるわけですよ。

道路も全て同じじゃない。形とか。

なので、大体このケースに近いな、というのでやるようになったりもするし、だから、大体の感じでやるようにはなるんですよ。そして、相手と話し合って、合意を目指す、という風に普通はなるので、そんな、計算システムみたいなので、何個かポチポチ選んで、「結果」みたいにでて、それで相手と合意できるなんて類のものではないんです。

そんなだったら、ね、裁判所とかいらないでしょ。笑

 

何度も言いますが、相手あることですから。

大体、保険会社同士の考えは一致をするということは、普通にあることですよ。事実関係の認識が同じであれば。

しかし、保険会社が事故を起こして、かつ、被保険者なわけではないので、勝手に決めることはできない。お任せなら別ですが。

そうすると、保険会社が、ユーザーへあるいは、保険会社 → 保険代理店 → ユーザーへ、「こんな感じが妥当なところと考えますが、どうお考えですか?」みたいに喋る。

これで、どっちも、「じゃあ、それで」となるケースばかりなら簡単でいいです。あとは、小さな主張のズレぐらいなら、間取るとか、修正はそう難しくありません。

 

が、そんなのばかりなワケはなく、それぞれ、感情論だったり、保険を使わない気なら、出来るだけ、自分の負担を少なくしたい。使うにしても、自分の修理はカバーされない内容だったり、ということだと、やはり、負担を少なくしたい。

とか、いろいろなるわけですよ。だから、そんな計算システムみたいな、自動判決システムみたいには、合意を勝手に確定できるようなものではありません。

 

それと、まあ、やたら騒ぎまくる(あんまり、ヒドイような人は断りますが…)ような類の人の場合は、ほぼ感情論ですがね笑

なんでなんで???

と子供みたいに、持論を展開しまくる。そして、いくら、理由を論理的に説明しても、受け付けない。最終的に、言うことなくなると、「そんなの知らん」みたいなね、感じで来ますからね笑

要は、はじめから自分を肯定してもらいたくて、自分の聞きたい答えしか受け付けないんですよね。

良くある、

「はじめから、答えは決まっている」

というやつね。

なので、まあ、話しても仕方がないような面はそういうケースの場合はありますな。なので、淡々と論理的に質問に回答して終わりますけど、回答を。くり返し同じようなら、もう同じことを何度も繰り返し丁寧に説明しましたので、これ以上はお話できることは……と終わりにします。

これが、交通事故ですよwww

なので、タイトルに戻ると、やや脱線気味ですが、こういう感じです。

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