熊本の地震、保険金支払額が過去2番めの規模に!?
今回の熊本の地震がいかに凄まじいものだったかが出ていました。
損保支払い「阪神」超えも 熊本地震、地震保険普及で :日本経済新聞
阪神大震災を超えて「過去2番め」の規模となる模様です。記事では「なるとの見通しが強まってきた」というなんとも微妙な表現にはなっていますが。
熊本地方などを中心とした地震による家屋損壊を巡り、損害保険会社が支払う損失額が1995年1月の阪神大震災を超えて過去2番目の大きさになるとの見通しが強まってきた。地震保険への加入率が20年あまりで大きく上昇し、支払額が膨らむ。
日本損害保険協会が25日発表した21日現在の事故受付件数は、6万8913件。阪神大震災で保険金支払いに至った件数は6万5427件、支払額は783億円だった。
まあただこう言っちゃなんですけど、2番めと言っても一番目が凄すぎるので、順番的にはそうでも大分差が出そうではありますがね……。
具体的にはこちらに出ていました。
【熊本地震】地震保険の事故受付は6万9千件に さらに拡大の見通し – 産経ニュース
損害保険料率算出機構によると、1月現在の保有契約件数は約1682万件(速報値)。23年の東日本大震災では約1兆3061億円、7年の阪神淡路大震災では約783億円の地震保険金が支払われた。
となっているので、熊本のはまだハッキリしませんが、現時点で、
3.11:約1兆3,100億円
阪神大震災:約800億円
なので、全く額的には比較にならないんですね。
津波被害もあったので、かなり広域でしたからね。
というわけで、少なくとも今回800億は超えるんだと思われます。
公共事業もバンバンやるんだろうな。
ただ、財政出動しても、建設業者は限り有りますから、ドンドン職人の手間などは上がって行くでしょう。建設業者にとっては、良いでしょうけどね。ハウスメーカーとかもか。今のうちに、ゼネコンとかハウスメーカーの株買っといたほうが良いかなww
・東北の復興
・東京五輪
・熊本などの復興
確実にインフレになると思うんですけど。
ずーーーと25年ぐらいデフレで、ようやく重い腰を上げて政府でどうにかしようと取り組見始めたと思ったら、いろいろ重なって、今度は、ずっとインフレになったりして……。
もちろん、緩やかなインフレ(マイルドインフレ)ならいいわけですが、そう都合よく行かないのが世の中。
そうなると、今度、金融緩和 → 引き締めになるんでしょうね。
・利上げ
・増税
・公共事業を減らす
など。
あんまり極端なのは困りますが、ある程度は、そう遠くないうちになると思われます。
そのつもりで行動するべし!
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