若者の保険離れについて思うことを書いてみる
若者の保険離れについて思うことを書いてみる。
ことの発端は、この記事。
若者の“保険離れ”実情は…:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京
内容としては、生命保険について、若者の加入率が20年で大きく減ったとかって話で、あとはショップのことが書いてあったので、PR記事な感じですが。
で、今回は、率直に「若者の生保加入率の低下」について思うことを書くと、実際の細かいことは判りませんが、大いに結構だと思いますね。
20年前と今。
20年前と言えばバブル崩壊から数年経った辺り。
対して今はというと、ようやく安倍政権になって、経済も活性化してきたように感じるが、これまではずっとデフレ不況でした。
そしたら、金銭感覚とか違うのは当然だよね。
要は不況世代なわけだから。物価も違うし。
しかも、これまでの人たちの入り方と言ったら、半ば強制的に入らない奴はとんでもないみたいな雰囲気で、生保会社が資本提携とかしている、製造系の企業とかが従業員を丸っと入れるような感じのことも随分あったようだ。実際に経験者数名からのコメントでも、そんなような話を聞いたことがある。
あと、保険料もバカ高い。
金の使い方が勿体なさすぎ。
学資保険に一人一万(月)ずつ、2人分とか3人分とか入って、夫婦でも、一人2万とか一万五千円とかの生保に入る。あるいはもっと入ってとか当たり前の時代だったわけでしょう。
だから、生保だけで月5万とかザラなわけ……。
で、日本人はかつて加入率が、9割何分とかほぼ100%近いぐらい入っていたと。内容は別としても。
ハッキリ言って、その方が異常だったって話で、しかも、ネットも今みたいには普及していないから、情報も取りづらかった。今だと、自分みたいなのとかが、「保険の仕組みは損な賭け」とか「出来るだけ入らないようにせよ!!」とかこういうブログとかにガンガン書いちゃうからね。そしたら、収入の関係もあるとしても、どうしたって入らない方向にはなるよ。入るにしても少し。
繰り返しになるけど、今までが異常すぎたんだよ。国民のリテラシーが高くなればなるほど、情報が取りやすくなればなるほど、気づいちゃうからね。
やっぱり、人って生きてきた環境で大分違うわね。太平洋の魚と日本海の魚のように。なんつっても不況世代はしっかりしてるもの。逆にバブル世代はあれだし。戦争世代もしっかりしているね。なので、やっぱり、環境は大きい。
最後に、これまでに何度も言及してきたけど、日本には、充実した社会保障制度が既にあります。オギャーっと生まれた時から。医療技術も日々進歩している。みんな長生き。
なので、生保に入っていなくて困る人ってあんまりいないですよ。なので、入るにしても少しで間に合う人が大半。なので、最終的には好みの部分が大。
健康保険や高額療養費制度、遺族年金とか無かったら、大分状況変わりますがね。
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