保険会社は同じってことだったんで通常の慣習とは違うけど合理的な方でやった という話
えー昨日のことですが、お客さんから電話がありまして、友人が保険代理店を始まったんでそっちに移動しようと思っているんですが、ということ。たまにあることですねぇ。
で、どうすればいいですか?ってことだったんで、解約して、そっちで契約の手続きが必要ですって話したら、
「保険会社は同じみたいなんですけど…」
という話。
なので、それでも解約して、再契約なんですか?という意味も含まれていると判断し、そのうえで、通常は、そうなりますと伝えたわけですが、しかし、良くよく考えたら、なんて不合理な話なんだ、と思ったわけです。その瞬間に。
で、さらに言えば、その人ってもともと、他所からうちに移ってきたときも、通常のやり方ではなく、保険会社そのままで代理店の変更だけした経緯がありました。
ただ、標準的なメニューではないんですけどね。
でも、実際問題として、保険会社同じなら、わざわざ解約して、再契約って、誰得なんだ???みたいに思うわけです。保険会社が、契約事務を外部委託しているから、なんか最もらしく見える点が有るだけで、外部委託していなければ、保険会社の社員がやる事務ですからね。
つまりは、判りやすく言うと、このケースでは保険会社の担当者を変えるだけなのに、一々、解約からの再契約が必要ってことなんですよ。
普通、「は」ってなりますよね。
つまり、内部の問題でしかない。
しかしながら、我々業界では、そういう不思議な事が長年行われてきて、今現在でもそのままが普通のやり方です。
なので、自分的には、実際わざわざ解約の手続きをするのは面倒だし、お客さんも面倒。お客さんはさらに、再契約までしなければならない。加えて、等級進行の妨げにもなり、その分損になるってこともあります。
誰も、いいことは無いんです。それも複数契約だし、と。
これ、他の保険会社にってことなら話はわかりますよ。しかし、同じって前提ですからね。お客さんというのは、保険会社と契約しているわけですから。代理店は、損害保険会社の代理人に過ぎません。
というわけで、普通はこの場合でも、一旦解約が必要ですが、今回は、それをやらずに担当の代理店の変更と言うかたちで、やったのでした。要は、担当者変更ですからね。担当の法人変更ね。個人事業者なら個人ですが。実際考えてみれば、何ていうことはないシンプルな話。
しかし、こういう不思議な事が結構ある業界なんです。まだまだだな……。
なので、同様のケースの場合は、代理店変更で検討してみるといいかもしれません。合理的ですから。まあ、ただ、どこの保険会社でも応じるとは限りませんけどね……。
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