プール飛び込み全面禁止は「もやしっ子」 スポーツ庁長官・鈴木大地氏の発言 に批判相次ぐ
プール飛び込み全面禁止は「もやしっ子」 スポーツ庁長官・鈴木大地氏の発言に批判相次ぐ
原発の問題にして何にしてもそうなんだが、なんか直ぐに極端な方向に行きたがる人がいる。エラーが起きると、直ぐ全面禁止みたいなのでは、何もできなくなる。
しかもだ、エラーが起きることで、更に質を上げることができる、というのが本質なのに、エラーが起きたものから、片っ端から、禁止にしてしまったら、そのエラーを活かすことが出来ない。
エラーというのは、レベルアップするための手続き、あるいは機会なのだよ。
飛行機だって船だって、事故る度に安全になっていく。人だって、エラーの度に、経験に学んで、レベルアップしていく。
なので、徹底的にエラーを避けようとする人というのは、レベルアップを避けようとしていることに他ならない。
そんなんで、齢だけとってって、いい齢になったときに、全く社会で使いものにならなくて、一番惨めな思いをするのは本人なのに。
そういう、考えというか理解がない人が実に多い。
なにか勘違いと言うか、解ってなさすぎと思う。
実際、人間なんて、経験からしか学べないでしょ。良く、賢い人は他人から、とかも言うけど、それだって、参考にはできても、実際に経験したことに比べれば、実感や見えてくるものの量は全然違う。あと、ガッツリひどい目にあったほうが記憶に残りやすいこともポイントだろう。
正直、自分などで考えれば、酷い目にあった経験しか役に立たないと言ってしまっても言い過ぎではないぐらいに思う。そうじゃないのは、忘れちゃうから。ある種のトラウマなんだろうな。
だから、いい歳して、今更?と思うようなリアクションを取っている人を見ると驚くことがある。そんなの小学生あたりで経験済みだよ、的な……。
だから、ゲームなんかで考えると分りやすくて、ドンドンレベルが上がると、強い敵とも戦えるし、入ってくる金も多くなる。だから、逆に言うと、齢だけくっても、レベルが低いままでは、それなりでしかない。つまり、場合によっては、あまり低いと人生がやりづらくなる。楽しめない、ということにも繋がるわけだ。
たまに、子供をペットの室内犬のように育てているような人を見かけるが、マジで子供が不運だと思う。おそらく、例外的に天才的な場合とかを除いて、そのまま行けば、子供のまま歳だけ取っていくことになるだろう。
全く使いものにならず、社会不適合者となる。
気の毒に。なので、子供はドンドン鍛える、トレーニングさせる、という視点が重要で、そこには失敗はセットなのだよ。結果的なものではあるが。しかし、一定割合で、失敗したり上手く行ったりするものなので、いろいろエラーを気にせずやっていくと、どちらもそれなりに経験することとなるだろう。
むしろ、そういうものに慣れさせることが重要だよな、と。
まあ、でもそうは言っても親がそれを理解していなければ無理だろうけどね。
なので、このプールの話もやるかやらないかよりも、やるならどういう感じでやるか、体制も含め検討すべきだろう。
なので、以前に子供の学校に変な教師がいる、と聞いたときに、逆に面白いと思ったもの。逆に世の中ってどんなものか体験できるチャンスだと。そんな普通の人ばっかではレベルアップには役立たない。そういう変な教師が何故変なのか。どう付き合っていけば良いのか。どう乗り切っていくか。どんな創意工夫ができるか。それが生きるってことなのだよ。
その教師についてギャアギャア騒いでいた人がいたが、社会に出て周辺に変な人がいたときにギャアギャア騒いでも解決とはならない。なればいいだろうけど、普通はならないね。必ず、工夫が必要だったりするもの。なので、それが出来ない人は、そのレベルが低い人は、環境に対応していけないので、社会不適合者となって、家にこもっていなければならなくなるのだよ。親の収入をあてにしてね。
子供をそんな風にしたくなければ、親は育て方を考えたほうがいい。
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