ひまわり生命とマネーフォワードが業務提携、ライフプラン・シミュレーション アプリを来春提供へ:について思うこと
(23) ひまわり生命とマネーフォワードが業務提携、ライフプラン・シミュレーションアプリを来春提供へ
需要も大したないとは思う以前に、こういう手のシミュレーションって、実際ほとんど役に立たないと思う。
なぜかと言えば、ちゃんとやろうと思ったら、その人の考えや価値観を良く聞かないといけないから。なので、前提により大分変わってしまうもの。あと、どうせ予定通り行かないし。
が、しかし、大抵この手のものは、一方的な前提で決論が出てくるもの。家族構成とか、年収その他を入れて、はい、貴方は、こうです!!みたいなね。
生保の提案なんかもそういう場合が少なくないだろうが。
前に参加した研修会なんかも、そういう一方的な感じだった。
要はね、生保会社は、生保で商売をしているわけで、かなり良心的な、誠実な感じの方針をとっている場合は別だが、そんなところは無いんだよ。どこだって、生保を売るために生保を売ろうとしているのだから。
なので、どの程度かは別にしても、ある程度商売になるような基準が前提として設定されていて、シミュレーションされるようになっていると思われる。
だって、マジで合理的にやろうとしたら、そもそもシミュレーションする意味はない。そんな先のことは誰も判らないので笑 変化が激しい時代だし。
そしたら、自分が助言するとしたら、何が起きても対応しやすいように、出来るだけ身軽にしておきなはれ、となる。
からの、社会保障を説明し、実は、オギャーっと生まれた段階で、かなり、いろいろ既に持っていることを伝える。
あと、身軽に、生活を設計していれば、余計に、民間の生保で上乗せする必要性がなくなる。
というか、出来るだけ、生保に入らずに済むような生活設計にすることが一番合理的と助言する。だって、そうだもの笑
あと、ガンとか死亡とか心配という場合は、データ見せて、60歳までは大したことはないことを説明。死亡に関しては、平均余命表とかで、計算できるし。いずれにしても大したことはないし、社会保障もバッチリある。
という話を合理的にやる場合は、することになるので、生保会社はそんな方向で考えるわけはなく、つまり、そういうことなのです。
だから、需要はそもそも少なそうだが、やりたい場合でも、そんなのは暇つぶし程度に、「一つの前提で考えた場合」は、そういう考え方もある、ぐらいに捉えておくべき程度のもの。
もう、生保の時代は終わったと思うんだけけど……。というか、昔から?笑
だから、相談とかするなら、そういう社会保障とかちゃんと理解していない人に相談してもダメだよ。というか、この前、某保険会社の人と話した時に、そういうことを言ったら、「社会保障をちゃんと理解しているかについては、自分たちも怪しいところですね……」とか言っていた。
ウケるね。こういう辺りが、プロかアマか。1流か、5流かを分けるところなんだろうな。
まあ、彼らは、顧客に実際に助言をするタイミングは殆ど無いだろうけど、役回り的に。
間違っても相談相手は、保険を売るために保険を売っている人にはしないほうが良い。
まあ、そもそもシミュレーションにしても、相談にしても、今言った話は、合理的にやりたいわけではなく、只々、何か入りたいとか、ドッカンドッカン入っときたいみたいな人には関係のない話だが……。
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