お金がない人ほど保険に入る必要がある説について考えてみる
この前某保険会社の人と話した時に、こういう話が出てきた。
要は、この考え方は、金がなければ、もしものときに払えないので、保険会社に補償して貰う必要が、という考え方。概ね。
で、実際のところどうなのだろうか。
少し考えてみる。
やはり、保険と言ってもいろいろあるので、それによって結構程度は違う。
しかし、収入が少ない、ということは、少ないなりに暮らしているのが通常なので、必ずしもそうでもないものも少なくないだろう。
あと、もしものときにどの程度対処できるようにしたいかにもよるが。
なので、拘らなくて、それなりに暮らしていく前提なら、日本には充実した社会保障があるので、生保系はあんまり考えなくても問題無いと思う。最悪、生活保護もあるし。遺族年金もある。それで、それなりに暮らしていけばいい。遺族年金で足りなければ、働けばいいし。
なので、その枠内でという前提なら、生保は不要かと。病気への治療も予算に応じてと考えれば、そちらの問題も。というか、60歳までは、そんなに心配いらないからね。普通。
じゃあ、あとなんだろ。傷害保険も生保と同じような話だし。
火災保険か。不動産を所有している場合ね。ただ、これも確率は相当低い。そんなにないからね。ただ、全く入らないってのも極端と思う場合は、ある程度入ればいいが、それだって、そんなみっちり入らずとも、確率が低い前提で、最低限入れば、入りようによっては、ほんと少ない保険料で済む。自分などは、木造で、保険料は高めの構造だが、それでも保険料は大したことはない。タダみたいなものとか言うと、語弊があるが、ほんと大した額ではなく済んでいる。
なので、まともに保険料を払う必要があるとすれば、自動車保険ぐらいかな。
自動車保険の場合、示談交渉機能や損害評価機能という面もあるので、純粋な保険という機能とは別次元の面もあるが。
というわけで、極論すれば、しかも前提によっては、そうなんだけど、前提によっては、必ずしもそうでもない、という結論になりました。
まあ、ただこの場合も理解が必要なんだけどね。社会保障とか。やりようによって安く出来るとか。なので、自力では結構大変だと思うので、誰かに助言をしてもらうことは必要だろうなぁ……。その相談相手選びが微妙だと微妙になってしまうが……。
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