雪が積もって隣の家に落ちたらどうなりますか?
今回は冬なんで雪についてやります。
これしかも、たまに質問をもらうんですよね。 しかももう何年も前になりますが、実際に大雪が降っていろんな被害が出た時がありました。
で、この問題は実際に相手に損害を与えてしまった場合と特にない場合があるかと思います。
まず第一に、特に損害がない場合は、 特に、払うものは法律上はありません。従って、ご近所付き合いもあるでしょうし、挨拶ぐらいはしてもいいかもしれませんが、法的な支払い義務は特に無いので、もしも、要求されてもそれはおかしいことです。場合によっては恐喝、ということにもなって参るでしょう。ただ、普通は実損害がなければそうした要求はないのだろう、ないのが普通だろう、というふうには思いますが。
次に実損害があった場合。建物であったり、車庫、とめてあった車。等々あるでしょう。
で、この場合も必ずしも単純な話ではなくて、一体どのぐらい雪が積もったのか。例年で言えば当たり前と言うか普通にいつも降ってるぐらいなのか。あるいは、なかなか無い、これまでに降ったことが無い程度とか。何年もにいっぺんだとか。それによって、 変わってくる話です。
大まかな話として、経験も踏まえて言えば、例年通りではなく、ものすごく降った場合。これは、基本的には、法的な責任はないというのが原則的な考え方であり、実際にそのように考えるのが妥当な考え方、判断でしょう。従って、その場合は、あくまで法的な話ですが、これも、支払うべき責任、支払うべきものは、無い、というのが原則的な話です。
あとは大まかな話ではなく、細かな話になるので、それは個別に精査、検討する必要があります。建物の管理において、 何か考えられる落ち度があるとか、無いとか。その点で言えば、例年通りであっても、同様の話にはなりますが。
そして、賠償の責任が実際にあるだろうとなった場合に備えて、どういったものが有るか、という点で言えば、これも既に調べたことがあるわけですが、個人賠償責任保険というものが、住居の管理に関する損害賠償。というものに対応しているので、個人の住宅等であれば、 これでいいでしょう。 法人等であれば、 調べたことは無いですが、施設賠償責任保険というのがあるので、おそらくそれでカバーされるのではないかと思われます。調べてはおりません。
ですから、気になる人は、そういう保険を検討されるといいでしょう。ただ、個人賠償保険に関して言えば、ある意味無意識に既に入っている人も少なくないでしょう。
日常生活もカバーされるので、カバー範囲が広いものですから、例えば、自転車、スポーツ。その辺に出掛けたとき。子どもが何かトラブルを起したとき、等々色々あるので、それぞれ加入目的は違うかもしれませんが、そうしたことで、 既に加入をされていれば、もう入る必要が無いかもしれません。その場合に、詳しくは、加入の保険の担当者に確認された方がよろしいでしょう。
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