サバの煮付けを早く美味く作るコツ
味噌煮でも味噌入れない場合でも、基本的な考え方は同じなんですが、あんまりブクブクいつまでもやり過ぎない、というのがコツのように思います。
理由としましては、いつまでも、ブクブクブクブクやっていますと、旨味が飛んでしまう、汁に溶けてしまう、ということがあります。
汁に溶ける分には汁ごと食べれば良いようにも一見思いますが、濃さにもよりますが、汁全部無いしは、殆どを平らげるのは、実際問題やり難いと言いますか、あまり食べ易い感じでは無いと思われます。
従って、あまりブクブクやらずに、旨味を残す。言い換えると出がらしにしない、というのが1つのポイントです。
では、実際の具体的なやり方を。
まずは、サバの鮮度にもよりますが、基本のキとして、サバは霜降りをしましょう。
今回の前提は、二枚下ろしか、3枚下ろしが前提ですが、それに熱湯をかける、ということです。
やり方は、まな板の上からでも、沸かした湯に潜らせるでも、ザルとボールに入れてでも構いません。まな板の場合、ひっくり返して、両面やった方が、効果的でしょう。
あとは、さっと水で洗えば完了です。氷水につけるやり方もあります。
自分は、先日は、まな板でやって、水でさっと洗いました。
あとは、使うもの。
- 醤油
- 酒
- みりん
- しょうが
- 水
- 砂糖
- 小さめのフライパン、か鍋
くらいですね。分量は、結構、適当で大丈夫ですが、自分はこの頃は、水100cc、あとは、みりん二周、醤油二周、酒一周くらいだったんですが、酒は多い方がいいと言う話もあって、水と酒1:1くらいでこの前はやりました。これは、もちろん魚の量にもよりますが。
砂糖も、暫く入れてなかったんですが、この前は小さじ1入れました。しょうがは、楽なんで、チューブのを少々、5、6センチくらいですかね。
で、それらを小さめのフライパンにぶっ込み、ブクブク3から5分ですね。基本火は強め。ずっと初めから終わりまで強め。あと、落とし蓋はします。
で、3から5分で、サバを引き上げます。
そのあと、さらに煮汁を煮詰めて行きます。自分は濃い目が好きなので、結構トロッとなるまでブクブクやります。
最後に、それをサバにかけて完成です。
3から5分しか魚には火を入れないので、魚の旨味が魚に残ります。これがポイント。しかし、煮汁は後から煮詰めるので、その辺の物足りなさも、残りません。
調理時間も短く済みますし、仕上がりも非常にいいので大変オススメです。
あと、魚を投入するタイミングは、沸騰後でも、初めからでも問題はないです。両方やっています。
あと、調味料なんですが、これも結構適当で大丈夫な感じです。
上記の中で、砂糖なしでも、みりん無しでも、酒無しでも、酒と砂糖無しでも大丈夫です。多少仕上がりが変わるだけで、そこは好みです。人によっては、醤油と砂糖と水と生姜だけ、という人もいるぐらい。その分、調味料の量の調整は必要かもですが。そこは、今回は、調味料の話よりも、魚を早めに引き上げて、タレを煮詰める、というのが肝ですので、必要に応じて、自分のやり方が無い人は、レシピ検索してみてください。
といわけで、早めに引き上げて、あとはタレを好きなぐらい煮詰めてください。
このコツは、他でも応用が利きますね。魚、肉、煮物。いろいろやってみてください。
では、最後に感想を。
実は、最近まで、12分くらいブクブクやってました。つまり、最後まで。なので、煮汁も魚も同時に完了という感じでした。多分、普通はそうなんですかね。で、それはそれなんですが、多少疑問みたいなのがあって、で、きっかけは、YouTube見てまして、たまたま。静岡の有名な前田さんという魚屋さんがいるんですが、その人が、動画で煮付けをやっていらっしゃったわけです。ホント海外からも勉強に来る人がいるぐらいの店、人のようですよ。凄いですね。
で、なるほどとなって、この前参考にして、自分なりにポイントを踏まえやってみたら、バッチリで、評判も良かったということです。奥が深いですね。
なんか感想というか、経緯になりましたが、ほんと、美味しく出来るんで、是非試してみてください。あと、時短になるのも手軽で楽しく出来るポイントかと。
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