事故った場合、早く解決したい方が我慢するしかありません

 これはなんでもそうなんだけど、世の中、一方が常に偉くて他方が、下、みたいなのは、決まっていません。

買う方が、偉くて売る方は下とか、給料払う方が偉いとか、もらう方は偉く無いとか。

ようは、どちらが積極的か、に尽きます。

なので、売り買いでも、売りたい人が、是非売りたい、出来るだけ早くに売ってしまいたいと思えば、値段は、下げて行くことになるでしょう。

逆に買い手が積極的なら、高めにならざるを得ない。相手に下げる理由が無い。

で、車の事故も基本は同じです。

車の事故は、現代では、ある程度の額以上になれば、保険から支払うのが普通なので、保険の場合、使うか使わないかで、金額の多寡は関係ない。少なくても多くても、次回の保険料は同じになります。

なので、気になるのは過失割合ですね。これも保険でやる場合で、車両保険があれば、負担の面では関係無いので、多くの場合、車両保険が無い場合や、保険を使わない場合に気になるものでしょう。

で、その過失割合の交渉が、交通事故の場合、冒頭の早く解決したい方が我慢する傾向になるのです。

ですから、少しでも有利に話を進めたいのなら、時間的余裕を持っておく必要があります。時間的余裕があるなら、早く結論を出す必要は無い。対して、その逆なら、いつまでも時間を掛けてはいられませんから、じゃあ、そっちの意見というか希望、主張でいいわ、とならざるを得ない。じゃ無いと、時間がドンドンかかって行く。いつまで経っても合意出来ない、となるわけです。

ようは、話し合いで解決するということは、協議なわけです。ですから、商取引や相続や離婚の協議などと同様の性質なのです。いくら、面白くなくても、納得が行かなくても、相手あることは、それが実態であり、本質です。

ということを、予め理解しておくと、事故った時も、比較的冷静に、場合によってはスムーズに、ストレス無く対処できるでしょう。

そういえばつい先日も、事故がありましたが、高齢者同士ということもあり、事故状況自体が双方不一致で、そうなると当然過失割合も主張に距離が生まれました。

ですが、お客さんには、既に書いたように、話し合いでやる場合は、早く解決したい方が我慢するしか無いんですよ、と説明したら、特に急がないとなったので、そういう風に相手へ伝えました。それこそ半年でも一年でも2年でも、と。

そしたら、初めはかなり強硬姿勢で、かなり、主張に差がありましたが、こちらの案を丸呑みの形で、割と直ぐ合意となりました。急いでいたんでしょうね。

こうしたことは、生きる上で多々該当するので、多少の余裕は生きる上で必要でしょう。

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